[ギリシャ神話]ゼウスがレダに恋する物語

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

ギリシャ神話で、ゼウスがレダに恋する物語を紹介します。

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白鳥に変身するぜウス

ある日、ゼウスは、人間の女「レダ」に恋をします。

恋をしたゼウスは、白鳥に変身し、鷹に追われているふりをして、彼女の気を引こうとします。

(ゼウスが変身した)白鳥を不憫に思ったレダは、白鳥を抱きます。

その後、レダはゼウスに犯されます。

レダは、スパルタのテュンダレオス王の妻です。

夫テュンダレオスと夫婦の営みをしていたレダは、ゼウスとテュンダレオスとの子供を同時に身ごもります。

2つの卵

レダは、ゼウスとテュンダレオス、それぞれとの間にできた2つの卵を産みます。

両方の卵からそれぞれ双子が誕生し、「ヘレネ」「ポリュデウケス」「カストル」「クリュタイムネストラ」の4人が生まれました。

「ヘレネ」「ポリュデウケス」はゼウスとレダの子で半神で、他2人はテュンダレオスとレダの子で人間です。

ゼウスとレダの間に生まれた「ヘレネ」はとても美しく、彼女が原因でトロイア戦争が起きます。

「ヘレネ」「ポリュデウケス」「カストル」「クリュタイムネストラ」の親については、諸説あります。

例えば、ゼウスと交わったのは、レダではなくネメシスという説があります。

他にも、4人の親が誰であるかが曖昧で、カストルの親がゼウスで、カストルも半神であるという説などがあります。

まとめ

以下は、ゼウスがレダに恋する物語の流れをまとめたものです。

  1. ゼウスがレダに恋する
  2. ゼウスが白鳥に変身し、レダの同情を誘う
  3. レダが白鳥に同情し、白鳥を抱く
  4. ゼウスがレダを犯す
  5. レダは、夫とゼウスの両方との子を同時に身籠る
  6. レダが2つの卵を産む
  7. 卵から「ヘレネ」「ポリュデウケス」「カストル」「クリュタイムネストラ」の4人が生まれる

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