[ギリシャ神話]星座「オリオン」の物語

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

ギリシャ神話に登場するオリオンは、星座になります。

この記事では、ギリシャ神話で「オリオン」が星座になる物語を紹介します。

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物語

女神「アルテミス」は、ポセイドンの息子「オリオン」に恋をします。

アルテミスとオリオンは、2人とも狩りが得意だったこともあり、すぐに仲良くなります。

しかし、アルテミスの弟「アポロン」は、2人の関係を快く思いませんでした。

ある日、アポロンは、オリオンにサソリを送り込みます。

サソリに気づいたオリオンは、サソリから逃げ、海の果てまで行きます。

オリオンが海の果てまで逃げた時、アポロンは、アルテミスに海に浮かぶ点に向けて、弓を射るようにけしかけます。

アルテミスが打った矢は、海に浮かぶ点に見事命中します。

その後、オリオンの死体が海に浮かび、アルテミスは、自分の矢がオリオンの頭を射抜いたことを知りました。

アルテミスは、ゼウスに死んでしまったオリオンを蘇らせて欲しいと頼みますが、蘇生は断られます。

ゼウスは、蘇生の代わりに、オリオンを天にあげ、彼を星座にします。

アポロンがアルテミスとアポロンとの関係を快く思わなかった主な理由は、アルテミスが処女神だったからです。

オリオンが殺された話には、さまざまな説があります。

上記の物語以外にも、次のような説があります。

  • 女神を犯そうとしたからサソリを送り込まれ殺された
    (送り込まれたサソリは、大地の女神ガイアが送りこんだ)
  • アルテミスに円盤投げを挑み、殺された

星座では、オリオン座がサソリ座に追われる形になっています。

これは星座になった後も、オリオンがサソリから逃げていると言われています。

まとめ

物語の流れをまとめると、次のようになります。

  1. アルテミスがオリオンに恋をする
  2. アポロンが姉の恋を快く思わない
  3. アポロンが策を巡らせ、アルテミスがアポロンを殺すように誘導する
  4. アルテミスが死んだオリオンを蘇らせようとするが失敗
  5. オリオンは、蘇生の代わりに天に上げられ、星座になる

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