[ギリシャ神話]ムーサ(ミューズ)とは?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

ギリシャ神話に登場するムーサ(ミューズ)とは何なのでしょうか。

この記事では、ムーサ(ミューズ)について解説します。

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ムーサとは?

ムーサ(ミューズ)は、詩や芸術などの人間の知的活動を司る9人の女神です。

ムーサ(ミューズ)は、詩と芸術を司っていることから人間に芸術や学芸の才能を授けるとされています。

元々、ムーサ(ミューズ)は、詩を司る9人の女神でした。

時代が進むにつれ、学芸の発達し、9人の女神がそれぞれ別々の学問を司るようになります。

女神の名前専門の芸術
カリオペ叙事詩(歴史的な事件、英雄、神話などの詩)
クレイオ歴史
エウテルペー抒情詩(個人の感情や思想を表現する詩)
タレイア喜劇
メルポメネー悲劇
テルプシコラー合唱と踊り
エラトー独吟抒情詩(独唱歌)
ポリュヒュムニアー(ポリュムニアー)讃歌
ウーラニアー天文

誕生

ゼウスとムネモシュネが9晩愛し合い、9人の女神が生まれます。

この9人の女神が「ムーサ(ミューズ)」です。

ムーサ(ミューズ)の誕生には、様々な説があります。

例えば、親はウラノスとガイアという説があります。

他にも、生まれたのは9人ではなく、3人もしくは7人である説などがあります。
(人数に関しては、9人が正規と考えられている)

ムーサ(ミューズ)の母「ムネモシュネ」は、記憶を司り、メモリーの語源となっている女神です。

エピソード

ムーサ(ミューズ)のエピソードは、知名度に対して少ないです。

エピソードには、タミュリスと音楽で競という話やセイレンたちと歌の勝負をした話があります。

また、一説では、アポロンとマルシュアスでの争いの審判をしたとされています

まとめ

ムーサ(ミューズ)は、詩や芸術などの人間の知的活動を司る9人の女神です。

彼女たちは、ゼウスとムネモシュネが9晩交わったことで生まれました。

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