[ケルト神話]スカサハとは？

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

この記事では、ケルト神話のスカサハを紹介します。

スカサハとは

スカサハは、『エメルへの求婚』に登場する女武芸者で、クー・フーリンの師匠です。

クー・フーリンの修行

クー・フーリンは、修行するために影の国へ向かいました。

影の国の道中には、さまざまな難所がありました。

クー・フーリンは、道中の難所をなんとか乗り越えていき、影の国のスカサハの元に辿り着きました。

スカサハは、クー・フーリンの勇気と大胆さに驚き、彼を弟子にしました。

クー・フーリンは、スカサハの元で修行し、彼女から武芸の秘術と魔術を覚えました。

クー・フーリンは、明許皆伝の奥義（極意）を得た後、影の国を出て、再び求婚するためにエメルの元へ向かいました。

スカサハは、クー・フーリンと別れる際、彼にゲイ・ボルグという槍を授けました。

名前の意味と住む場所

スカサハ（Scáthach, スカアハ, スカタハ）の名前の意味は、「影の者」です。

スカサハの住む場所は、名前に関連して、「影の国」です。

影の国は、アルバ（スコットランド）にあるとされています。

一説では、スコットランドのスカイ島にスカサハの住居があると考えられています。

オイフェとの関係

コンラの母オイフェ（Aife）は、スカサハの姉妹です。

オイフェは、姉妹のスカサハと同じ女武芸者です。

『エウェルへの求婚』で、英雄クー・フーリンは、エウェルと結婚するためにスカサハの下で修業します。

この時、スカサハは、姉妹のオイフェと領土争いをしています。

姉妹の領土争いは、スカサハの弟子クー・フーリンが参戦し、彼がオイフェとの一騎打ちで勝利したことで終了します。

クー・フーリンは、オイフェに命を救う代わりとして、姉妹のスカサハに逆らわないことを約束させます。

娘

スカサハ（Scáthach, スカアハ, スカタハ）には、「ウアタハ（Uathach）」という娘がいます。

スカサハには、3人の子がおり、そのひとりが「ウアタハ」です。

クー・フーリンは、影の国に修行へ行き、スカサハの城砦を訪れます。

この際、ウアタハは、クー・フーリンをもてなし、彼と褥を共にします。

まとめ

スカサハは、『エメルへの求婚』に登場する女武芸者で、クー・フーリンの師匠です。

スカサハは、影の国を訪れたクー・フーリンに武術の極意と魔術を教えます。