Pythonのmatplotlibのsubplotとaxesについて解説します。
subplotとは
subplotとは、簡単に言うと分割して図を表示するための関数です。
イメージとしては、紙に複数書くことがあったときに、範囲を決めるために線を書いて分けるような感じです。
subplotの書式は次のようになっています。
subplot(rows, cols, index, ** kwargs)
引数には、rowsに何行分割にするか、colsに何列分割にするかをまず指定します。
そして、分割された際にそれぞれ区画に左上から1,2,3…と数字が割り振られていきます。
どの区画を指すのかを表わすのがindexになります。
kwargsは、オプションンのキーワードを指定するのですがrows,cols,indexがあれば基本的には十分なのでここでは触れません。
使用例としては、subplot(2,3,5)やコンマを省略して、subplot(235)と使用することが出来ます。

axes
axesは図を扱っているクラスです。
axesの書式は次のようになっています。
Axes(fig、rect、facecolor = None、frameon = True、sharex = None、sharey = None、label = ''、xscale = None、yscale = None、box_aspect = None、** kwargs)
axesのメソッドを用いることによって、図の作成、追加、描画を行うことが出来ます。
また、axesクラス内には図内の要素(凡例、軸など)の情報を取得、設定するメソッドも存在します。
参考URL・文献
axesクラス
https://matplotlib.org/3.3.3/api/axes_api.html#matplotlib.axes.Axes
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