[JavaScript]Object(オブジェクト)のキーの存在チェックをする(check if key exists)には？

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

Object(オブジェクト)にキー(key)が存在するかどうか確認する方法を紹介します。

方法
まとめ

方法

Object(オブジェクト)のキー(key)の存在チェックをする方法は、３つあります。

hasOwnProperty()

ひとつめは、hasOwnPropertyを使う方法です。

まず、ObjectからhasOwnProperty()を呼び出します。

そして、hasOwnProperty()の引数に、存在を確認するキー(key)を指定します。

//objにkey(キー)が存在するか
obj.hasOwnProperty(key)

上記のhasOwnProperty()は、呼び出したObject(オブジェクト)に引数のキー(key)が存在すれば「true」、存在しなければ「false」を返します。

使用例

const nums = { 
    "one": 1, 
    "two": 2,
    "three": 3,
    "four": 4,
    "five": 5,
}

console.log(nums.hasOwnProperty("one"))
console.log(nums.hasOwnProperty("six"))
console.log(nums.hasOwnProperty("four"))

出力：
true
false
true

in

ふたつめは、「in」演算子を使う方法です。

具体的な方法としては、「in」演算子の左辺にキー(key)、右辺にObjectを指定します。

//objにkeyが存在するか
key in obj

上記の「in」演算子は、右辺のObjectに左辺のキーが存在すれば「true」、存在しなければ「false」を返します。

使用例

const nums = { 
    "one": 1, 
    "two": 2,
    "three": 3,
    "four": 4,
    "five": 5,
}

console.log("one" in nums)
console.log("ten" in nums)
console.log("four" in nums)

出力：
true
false
true

undefined

みっつめは、undefinedを使う方法です。

まず、Objectの存在チェックするキーにアクセスします。

そして、アクセスした結果が「undefined」かどうか「===」もしくは「!==」で調べます。

//objにkeyが存在するか
obj[key] === undefined //存在しない場合にtrue, 存在する場合にfalse

obj[key] !== undefined //存在する場合にtrue, 存在しない場合にfalse

Objectのキー(key)にアクセスした結果が「undefined」と等しいならば、キーは存在しません。

Objectのキー(key)にアクセスした結果が「undefined」でなければ、キーは存在します。

使用例

const nums = { 
    "one": 1, 
    "two": 2,
    "three": 3,
    "four": 4,
    "five": 5,
}

console.log(nums["one"] === undefined)
console.log(nums["seven"] === undefined)
console.log(nums["three"] === undefined)