セイレーンとハーピーの違い

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

セイレーンとハーピー(ハルピュイア)は、どちらも人を食べる怪物です。

このセイレーンとハーピーには、どんな違いがあるのでしょうか?

この記事では、セイレーンとハーピ(ハルピュイア)の違いをまとめています。

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違い

セイレーンとハーピー(ハルピュイア)には、次のような違いがあります。

  • 出生や成り立ち
  • 現代の姿
  • 特徴や習性
  • 登場する文献。伝説や逸話

セイレーンとハーピーは、全く違う怪物ですが、次のような共通点を持っています。

  • 元の姿
  • 人間を食べる
  • ギリシャ神話の怪物
  • アルゴナウタイの遠征に登場する

出生や成り立ち

ハーピーは、神から誕生し、生まれつき半人半鳥の姿をしています。

対して、セイレーンは、神罰によって怪物になったとされています。

現代の姿

現代では、ハーピーは半人半鳥、セイレーンは半人半魚の姿をしています。

実は、セイレーンは、元々、半人半鳥の怪物でした。

時代が変化するにつれて、セイレーンは、鳥が魚になり、人魚の姿になりました。

特徴や習性

ハーピーは、次のような特徴をもっています。

ハーピーの特徴と習性
  • 風の精霊
  • 死者の霊とみなされる
  • 地上で人間をさらう

対して、セイレーンは、次のような特徴を持っています。

セイレーンの特徴と習性
  • 海の怪物
  • 美しい歌声で人間を狂わせる
  • 歌声で狂った人間を棲家に来させて食べる

ハーピーは猛禽類や風の精霊のような地上の怪物ですが、セイレーンは人間を歌声で惑わせる海の怪物です。

登場する文献、伝説、 逸話

セイレーンとハーピーは、どちらもギリシャ神話の怪物ですが、登場する文献や伝説が違います。

セイレーンは、オデュッセイアとアルゴナウタイの遠征に登場します。

どちらも航海でセイレーンの歌声を対策する逸話です。

ハーピーは、アルゴナウタイの遠征、神曲、ホメロスなどに登場します。

ハーピーは、基本的に人間に何かしらの害を与える存在として登場します。

まとめ

セイレーンとハーピー(ハルピュイア)には、次のような違いがあります。

  • ハーピーは生まれつきの怪物。セイレーンは神罰で怪物になった
  • ハーピーは半人半鳥、セイレーンは半人半魚
  • ハーピーは空から人間をさらう地上の怪物、セイレーンは歌声で人間を惑わせる怪物
  • ハーピーは、アルゴナウタイの遠征、神曲、ホメロスなどに登場する。
    セイレーンは、オデュッセイアとアルゴナウタイの遠征に登場する

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