[ギリシャ神話]ヘスペリデスとは?どんな女神?

神話・歴史・伝承

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

へスペリデス(ヘスペリス)は、ギリシャ神話の女神です。

このヘスペリデスはどんな女神なのでしょうか?

この記事では、ヘスペリデスをざっくり解説します。

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へスペリデス(ヘスペリス)とは

へスペリデス(ヘスペリス)は、アトラスの7人の娘たちの名称です。

名前の意味

ヘスペリデスの名前の意味は、「夕べの娘(たち)」です。

ヘスペリス(ヘスペリデス)は、元々、二ュクスの娘だとされています。

二ュクスは、ギリシャ神話の夜の女神です。

夜の女神の娘なので、「夕べの娘たち」という意味はピッタリだと感じます。

へスペリデスは、複数形の名詞です。

ヘスペリデスは、単数形でヘスペリスと呼ばれます、

住む場所

へスペリデスの住む場所は、へスペリデスの園と呼ばれています。

へスペリデスの園は、元々、世界の西の果て、オケアノス(海)の近くにありました。

そこから、時代が進むにつれて、アトラス山脈(父アトラスの名残)の近くに変化します。

黄金のリンゴ

ゼウスとヘラが結婚する際、黄金のリンゴがへスペリデスの園にに植えられます。

へスペリデスは、そこで黄金のリンゴを世話しているとされています。

ヘラクレスの神話

ヘスペリデスの園は、ヘラクレスの12の試練に登場します。

エウリュステウスは、ヘラクレスにへスペリデスの園から黄金のリンゴをとってくる試練を課した。

へスペリデスの園に人間が立ち入ることを禁じられており、ヘラクレスが黄金のリンゴをとってくることは困難でした。

そこでヘラクレスは、ヘスペリデスの父であり、天を支え続けるアトラスの元に行った。

ヘラクレスは、黄金のリンゴを欲しいとアトラスに相談した。

アトラスは、リンゴを取ってくるので、自分の代わりに天を支えることをヘラクレスに頼んだ。

そして、ヘラクレスはアトラスの代わりに天空を支えることになり、アトラスは、ヘラクレスの力に驚きながらヘスペリデスの園から黄金のリンゴを持ってきた。

アトラスは、リンゴを渡す際、ヘラクレスに天を支える罰を肩代わりさせようとした。

しかし、ヘラクレスは、とっさに機転を利かせて、アトラスを騙し、彼に再び天を支えさせた。

その後、ヘラクレスは、黄金のリンゴをエウリュステウスに届け、無事試練を乗り越えた。

まとめ

ヘスペリデスは、アトラスの7人の娘たちの名称です。

ヘスペリデスは、ヘスペリデスの園に住み、黄金のリンゴを世話しています。

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