「WordPressでブログやホームページを作りたいけど、インストールって難しそう…」
そんな風に思っていませんか?
実は、WordPressのインストールは思っているよりもずっと簡単です。特に最近のレンタルサーバーには「簡単インストール機能」が付いているので、初心者でもたった数分で完了できるんです。
この記事では、WordPressをインストールする3つの方法を、初心者向けに分かりやすく解説していきます。
WordPressをインストールする前に知っておきたいこと

まず、WordPressをインストールする方法を確認する前に、基本的なことを理解しておきましょう。
WordPressとは?
WordPressは、世界中で最も人気のあるブログ・ホームページ作成システム(CMS:コンテンツ管理システム)です。
無料で使えて、誰でも簡単にプロフェッショナルなWebサイトを作ることができます。世界中のWebサイトの約40%以上がWordPressで作られているんですよ。
インストールに必要なもの
WordPressをインストールするには、以下の3つが必要です:
- レンタルサーバー Webサイトのデータを保存する場所です。月額500円〜1,500円程度で借りることができます。 おすすめのレンタルサーバー:
- エックスサーバー(月額990円〜)
- ロリポップ(月額550円〜)
- ConoHa WING(月額1,452円〜)
- さくらインターネット(月額515円〜)
- 独自ドメイン あなたのWebサイトの住所のようなもの(例:example.com)です。年額1,000円〜3,000円程度です。 多くのレンタルサーバーでは、初回契約時にドメインを無料でプレゼントしてくれます。
- データベース(MySQL) WordPressのデータを保存するための場所です。 ただし、これはレンタルサーバーに含まれていることがほとんどなので、特別に用意する必要はありません。
重要なポイント:
レンタルサーバーを選ぶときは、「PHPとMySQLに対応しているか」を確認してください。WordPress公式が推奨する環境は以下の通りです:
- PHP 7.4以上
- MySQL 5.7以上 または MariaDB 10.4以上
現在の主要なレンタルサーバーは、ほぼすべてこの条件を満たしているので、あまり心配する必要はありませんよ。
WordPressは本当に無料なの?
WordPress本体のソフトウェアは完全無料です。誰でも自由にダウンロードして使えます。
ただし、Webサイトを公開するには、レンタルサーバーとドメインの費用が必要になります。
月額の目安:
- レンタルサーバー代:月額500円〜1,500円
- ドメイン代:年額1,000円〜3,000円(月換算で約100円〜250円)
- 合計:月額600円〜1,750円程度
個人ブログなら、月額1,000円以下で十分に運営できます。
WordPressのインストール方法は3種類ある
WordPressをインストールする方法は、大きく分けて3つあります。
【方法1】簡単インストール機能を使う(初心者におすすめ!)
レンタルサーバーの管理画面から、ボタンを数回クリックするだけでインストールできる方法です。
こんな人におすすめ:
- WordPressを初めて使う人
- 専門知識がない人
- とにかく簡単に始めたい人
メリット:
- たった5〜10分で完了する
- 専門知識が不要
- FTPソフトなどのツールが不要
- 失敗するリスクが低い
デメリット:
- WordPressの仕組みが理解しにくい
- レンタルサーバーに簡単インストール機能がないと使えない(ただし、ほとんどのサーバーに搭載されています)
【方法2】手動でインストールする(上級者向け)
WordPress公式サイトからファイルをダウンロードし、FTPソフトを使ってサーバーにアップロードする方法です。
こんな人におすすめ:
- WordPressの仕組みを深く理解したい人
- 簡単インストール機能がないサーバーを使っている人
- サーバーを細かくカスタマイズしたい人
メリット:
- WordPressの構造を理解できる
- 高度なカスタマイズが可能
- どんなサーバーでもインストールできる
デメリット:
- 手順が多くて時間がかかる(30分〜1時間程度)
- FTPソフトの使い方を覚える必要がある
- データベースの設定など専門知識が必要
- 初心者には難しい
【方法3】ローカル環境にインストールする(練習・開発用)
自分のパソコンにWordPressをインストールして、インターネットに公開せずに練習する方法です。
こんな人におすすめ:
- お金をかけずにWordPressを試してみたい人
- 本番環境に影響を与えずにテストしたい人
- テーマやプラグインの開発をする人
メリット:
- 無料で試せる
- 本番サイトに影響を与えない
- 好きなだけ実験できる
デメリット:
- インターネット上には公開されない
- 別途ツール(Local、XAMPPなど)のインストールが必要
- パソコンの容量を消費する
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう!
【方法1】簡単インストール機能を使ってWordPressをインストールする
最も簡単で、初心者に最もおすすめの方法です。ここでは、人気のあるレンタルサーバー「エックスサーバー」を例に説明します。
エックスサーバーでのインストール手順
ステップ1:エックスサーバーにログインする
エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインします。
契約時に届いたメールに、ログイン情報(サーバーID、パスワード)が記載されています。
ステップ2:「WordPress簡単インストール」を開く
サーバーパネルのメニューから「WordPress簡単インストール」をクリックします。
通常、「WordPress」というカテゴリーの中にあります。
ステップ3:インストール先のドメインを選ぶ
WordPressをインストールしたいドメインを選択します。
複数のドメインを登録している場合は、間違えないように注意してください。
ステップ4:WordPressの情報を入力する
以下の情報を入力します:
- サイトURL:通常はそのままでOK(ドメインのルートにインストールされます)
- ブログ名:あなたのサイトの名前(後で変更可能)
- ユーザー名:管理画面にログインするための名前(セキュリティ上、「admin」は避けましょう)
- パスワード:管理画面にログインするためのパスワード(強力なものを設定しましょう)
- メールアドレス:通知を受け取るメールアドレス
- データベース:通常は「自動でデータベースを生成する」を選択
重要:
ユーザー名とパスワードは、必ずメモしておいてください。これがないとWordPressの管理画面にログインできなくなります。
ステップ5:「確認画面へ進む」をクリック
入力内容を確認して、「インストールする」をクリックします。
ステップ6:インストール完了!
数秒〜数十秒で完了します。
完了画面に表示される以下の情報をメモしておきましょう:
- サイトURL
- 管理画面URL(通常は「あなたのドメイン/wp-admin/」)
- ユーザー名
- パスワード
ステップ7:WordPressにログインする
管理画面URL(例:https://example.com/wp-admin/)にアクセスします。
ユーザー名とパスワードを入力してログインすれば、すぐにWordPressを使い始められます!
他のレンタルサーバーでも同じように簡単!
エックスサーバー以外のレンタルサーバーでも、基本的な流れは同じです。
ConoHa WINGの場合:
「WordPressかんたんセットアップ」という機能があり、サーバー契約と同時にWordPressをインストールできます。
ロリポップの場合:
「WordPress簡単インストール」機能を使います。ユーザー専用ページから「サイト作成ツール」→「WordPress簡単インストール」を選択します。
さくらインターネットの場合:
「クイックインストール」機能があります。サーバーコントロールパネルから「クイックインストール」→「ブログ」→「WordPress」を選択します。
どのサーバーでも、画面の指示に従って進めるだけで簡単にインストールできますよ。
【方法2】手動でWordPressをインストールする

「簡単インストール機能がないサーバーを使っている」「WordPressの仕組みを深く理解したい」という方向けの方法です。
手順は少し複雑ですが、一つずつ丁寧に進めていけば初心者でも大丈夫です。
事前準備
手動インストールには、以下のツールが必要です:
- FTPソフト(FTPクライアント) サーバーにファイルをアップロードするためのソフトです。 おすすめのFTPソフト:
- FileZilla(無料、Windows/Mac/Linux対応)
- Cyberduck(無料、Windows/Mac対応)
- WinSCP(無料、Windows専用)
- テキストエディタ 設定ファイルを編集するために使います。 おすすめ:
- Notepad++(Windows)
- CotEditor(Mac)
- VS Code(Windows/Mac/Linux)
手動インストールの手順
ステップ1:データベースを作成する
レンタルサーバーの管理画面(コントロールパネル)にログインします。
- 「データベース」または「MySQL」のメニューを探します
- 「データベースの新規作成」をクリックします
- 以下の情報を入力します:
- データベース名:例「wordpress_db」(英数字で分かりやすい名前)
- 文字コード:「UTF-8」を選択
- ユーザー名:データベースにアクセスするための名前
- パスワード:強力なパスワードを設定
- 「作成」をクリック
重要:
以下の情報を必ずメモしておいてください。後で使います。
- データベース名
- ユーザー名
- パスワード
- データベースホスト名(通常は「localhost」)
ステップ2:WordPressをダウンロードする
WordPress公式サイト(https://ja.wordpress.org/download/)にアクセスします。
「WordPressをダウンロード」ボタンをクリックして、最新版のWordPressをダウンロードします。
ZIPファイルがダウンロードされるので、解凍(展開)します。
解凍すると「wordpress」というフォルダができます。
ステップ3:FTPソフトでサーバーに接続する
FTPソフト(例:FileZilla)を開きます。
サーバーに接続するために、以下の情報を入力します:
- ホスト:サーバーのアドレス(例:example.com または ftp.example.com)
- ユーザー名:FTPユーザー名
- パスワード:FTPパスワード
- ポート:通常は「21」(SFTP接続の場合は「22」)
これらの情報は、レンタルサーバーから届いたメールに記載されています。
「接続」または「クイック接続」をクリックします。
セキュリティに関する注意:
可能であれば、FTP接続ではなくSFTP接続(セキュアなFTP)を使いましょう。SFTPは通信が暗号化されるため、より安全です。
ステップ4:WordPressファイルをサーバーにアップロードする
FTPソフトで接続すると、画面が左右に分かれます:
- 左側:あなたのパソコン
- 右側:サーバー
サーバー側(右側)で、「public_html」フォルダを開きます。
※レンタルサーバーによっては、「www」「httpdocs」などの名前の場合もあります。
パソコン側(左側)で、先ほど解凍した「wordpress」フォルダを開きます。
重要:
「wordpress」フォルダそのものではなく、フォルダの中身をすべて選択してください。
すべてのファイルとフォルダを選択したら、サーバー側の「public_html」フォルダにドラッグ&ドロップします。
アップロードには数分かかります。コーヒーでも飲みながら気長に待ちましょう。
ヒント:
- ルートディレクトリ(public_html直下)にインストールする場合:「https://example.com/」でアクセスできます
- サブディレクトリにインストールする場合:例えば「blog」フォルダを作ってそこにアップロードすれば、「https://example.com/blog/」でアクセスできます
ステップ5:WordPressのインストール画面を開く
ブラウザで、あなたのドメインにアクセスします(例:https://example.com/)。
WordPressのインストール画面が自動的に表示されます。
言語選択画面が表示されたら、「日本語」を選択して「続ける」をクリックします。
ステップ6:データベース情報を入力する
「さあ、始めましょう!」という画面が表示されたら、「さあ、始めましょう!」ボタンをクリックします。
次の画面で、ステップ1でメモしたデータベース情報を入力します:
- データベース名:作成したデータベースの名前
- ユーザー名:データベースのユーザー名
- パスワード:データベースのパスワード
- データベースのホスト名:通常は「localhost」のまま
- テーブル接頭辞:通常は「wp_」のまま(複数のWordPressを同じデータベースにインストールする場合は変更します)
入力したら「送信」をクリックします。
接続に成功すると、「インストール実行」ボタンが表示されます。
「インストール実行」をクリックしましょう。
ステップ7:サイト情報を入力する
以下の情報を入力します:
- サイトのタイトル:あなたのサイトの名前(後で変更可能)
- ユーザー名:管理画面にログインするための名前(セキュリティ上、「admin」は避けましょう)
- パスワード:強力なパスワードを設定します(WordPressが自動生成してくれます)
- メールアドレス:通知を受け取るメールアドレス
- 検索エンジンでの表示:テスト中は「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェック(公開する準備ができたらチェックを外します)
入力したら「WordPressをインストール」をクリックします。
ステップ8:インストール完了!
「成功しました!」という画面が表示されたら、インストール完了です。
「ログイン」ボタンをクリックして、先ほど設定したユーザー名とパスワードでログインしましょう。
お疲れさまでした!これでWordPressを使い始められます。
【方法3】ローカル環境にWordPressをインストールする
「お金をかけずにWordPressを試してみたい」「本番環境に影響を与えずにテストしたい」という方におすすめの方法です。
ローカル環境とは、自分のパソコンの中にWebサーバーの環境を作ることです。
おすすめのツール
ローカル環境を構築するには、専用のツールを使うのが簡単です。
1. Local(旧:Local by Flywheel)- 初心者におすすめ!
WordPressに特化した無料ツールです。インストールも使い方もとても簡単で、初心者に最適です。
公式サイト:https://localwp.com/
特徴:
- WordPressのインストールがワンクリック
- 複数のWordPressサイトを管理できる
- Mac、Windows、Linux対応
- 日本語には対応していない(英語のみ)
2. XAMPP – 本格的な開発環境
Apache、MySQL、PHPなどをまとめてインストールできるツールです。WordPressだけでなく、他のWeb開発にも使えます。
公式サイト:https://www.apachefriends.org/jp/index.html
特徴:
- 本格的なWeb開発環境
- 無料で使える
- Mac、Windows、Linux対応
- 設定がやや複雑
Localを使ったインストール手順
初心者におすすめの「Local」を使った方法を紹介します。
ステップ1:Localをダウンロード&インストール
Local公式サイト(https://localwp.com/)にアクセスします。
「DOWNLOAD」ボタンをクリックします。
お使いのOS(Windows、Mac、Linux)を選択してダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行して、画面の指示に従ってインストールします。
ステップ2:Localを起動する
インストールが完了したら、Localを起動します。
初回起動時は、いくつか質問が表示されますが、基本的には「Continue」や「Skip」で進めて大丈夫です。
ステップ3:新しいサイトを作成する
メイン画面で「+ Create a new site」ボタンをクリックします。
サイト名を入力:
「What’s your site’s name?」と聞かれるので、好きな名前を入力します(例:my-test-site)。
「Continue」をクリックします。
環境を選択:
「Preferred」(推奨環境)を選択します。これが最も簡単です。
「Continue」をクリックします。
WordPressの設定:
以下を入力します:
- WordPress Username:管理画面のユーザー名
- WordPress Password:管理画面のパスワード
- WordPress Email:メールアドレス
入力したら「Add Site」をクリックします。
ステップ4:インストール完了!
数分待つと、WordPressのインストールが完了します。
「WP Admin」ボタンをクリックすると、WordPressの管理画面が開きます。
「Open Site」ボタンをクリックすると、サイトがブラウザで開きます。
これで、自分のパソコン内でWordPressを自由に試せます!
注意点:
ローカル環境で作ったサイトは、インターネット上には公開されません。あなたのパソコンでしか見ることができません。
本番環境(実際のレンタルサーバー)に移行する場合は、別途データの移行作業が必要です。
インストール後にやるべき初期設定
WordPressのインストールが完了したら、次は初期設定を行いましょう。
1. サイトの基本情報を設定する
管理画面にログインしたら、左側のメニューから「設定」→「一般」をクリックします。
以下の項目を確認・変更します:
- サイトのタイトル:サイトの名前
- キャッチフレーズ:サイトの簡単な説明(SEOにも影響します)
- WordPressアドレス(URL):通常はそのままでOK
- サイトアドレス(URL):通常はそのままでOK
- 管理者メールアドレス:通知を受け取るメールアドレス
- タイムゾーン:「東京」を選択
- 日付形式:お好みで選択
- 時刻形式:お好みで選択
- サイトの言語:「日本語」
変更したら、画面下部の「変更を保存」をクリックします。
2. パーマリンク設定を変更する
パーマリンクとは、各ページのURLの形式のことです。
「設定」→「パーマリンク」をクリックします。
おすすめの設定は「投稿名」です。これを選択すると、記事のタイトルがURLに含まれるので、SEO的にも有利です。
「変更を保存」をクリックします。
重要:
パーマリンク設定は、記事を公開する前に必ず設定してください。後から変更すると、既存の記事のURLが変わってしまい、検索エンジンからの評価が下がる可能性があります。
3. テーマを選ぶ
テーマとは、サイトのデザインテンプレートのことです。
「外観」→「テーマ」をクリックします。
デフォルトでいくつかのテーマがインストールされていますが、「新規追加」をクリックすると、数千種類のテーマから選べます。
初心者におすすめの無料テーマ:
- Cocoon:日本製で高機能、初心者にも使いやすい
- Lightning:シンプルで使いやすい
- Luxeritas:高速で軽量
気に入ったテーマを見つけたら、「インストール」→「有効化」をクリックします。
4. 必須プラグインをインストールする
プラグインとは、WordPressに機能を追加するための拡張機能です。
「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
最低限入れておきたいプラグイン:
- セキュリティ対策
- SiteGuard WP Plugin(日本製、日本語対応)
- Wordfence Security
- バックアップ
- UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
- BackWPup
- SEO対策
- Yoast SEO
- All in One SEO
- スパム対策
- Akismet Anti-Spam(デフォルトでインストール済み)
プラグインを検索したら、「今すぐインストール」→「有効化」をクリックします。
注意:
プラグインを入れすぎると、サイトが重くなったり、不具合が起きたりすることがあります。本当に必要なものだけをインストールしましょう。
5. SSL設定を有効にする
SSL(https://)は、サイトの通信を暗号化してセキュリティを高める技術です。
現在は、ほとんどのレンタルサーバーが無料でSSLを提供しています。
設定方法:
- レンタルサーバーの管理画面で「SSL設定」を探す
- 「無料SSL」または「Let’s Encrypt」を有効にする
- WordPressの「設定」→「一般」で、URLを「http://」から「https://」に変更する
- 「変更を保存」をクリック
これで、サイトが「https://」でアクセスできるようになります。
よくある質問と回答

Q1:インストールにどれくらい時間がかかりますか?
A: 方法によって異なります。
- 簡単インストール機能:5〜10分
- 手動インストール:30分〜1時間
- ローカル環境(Local使用):10〜15分
初心者の方は、簡単インストール機能を使うのが最速です。
Q2:無料でWordPressを始められますか?
A: WordPress本体は無料ですが、Webサイトを公開するには有料のレンタルサーバーとドメインが必要です。
ローカル環境なら完全無料で試せますが、インターネット上には公開されません。
最安で月額500円程度から始められます。
Q3:複数のWordPressサイトを作れますか?
A: はい、可能です。
レンタルサーバーのプランによりますが、多くのサーバーでは1つの契約で複数のWordPressサイトを運営できます。
- ドメインごとに別のサイトを作る
- サブディレクトリに別のサイトを作る(例:example.com/blog/)
- サブドメインに別のサイトを作る(例:blog.example.com)
Q4:「データベース接続エラー」が出たらどうすればいい?
A: データベースの接続情報が間違っている可能性があります。
確認すること:
- データベース名が正しいか
- ユーザー名が正しいか
- パスワードが正しいか(スペースや記号の入力ミスに注意)
- データベースホスト名が正しいか(通常は「localhost」)
それでも解決しない場合は、レンタルサーバーのサポートに問い合わせましょう。
Q5:インストール後、最初に何をすればいいですか?
A: 以下の順番で進めるのがおすすめです。
- 基本設定(サイトタイトル、パーマリンクなど)
- SSL設定
- テーマの選択
- 必須プラグインのインストール
- 不要なデフォルトコンテンツの削除
- プロフィールの設定
- 最初の記事を書く
Q6:インストールに失敗したらどうすればいい?
A: 落ち着いて、以下を試してみましょう。
- エラーメッセージを確認する
- 入力した情報(データベース名、パスワードなど)を再確認
- ブラウザのキャッシュをクリアして再度試す
- 別のブラウザで試す
- レンタルサーバーのサポートに問い合わせる
簡単インストール機能を使っていれば、失敗してもやり直しが簡単です。
Q7:「wp-config.php」って何ですか?
A: WordPressの設定ファイルです。
データベースの接続情報など、重要な設定が書かれています。
簡単インストールを使えば自動的に作成されるので、初心者は特に気にする必要はありません。
手動インストールの場合は、「wp-config-sample.php」というファイルをコピーして「wp-config.php」にリネームし、データベース情報を書き込みます。
まとめ:まずは簡単インストールから始めよう
WordPressのインストール方法を3つ紹介しました。
初心者の方には、レンタルサーバーの簡単インストール機能を強くおすすめします。
理由は:
- たった5〜10分で完了する
- 専門知識が不要
- 失敗するリスクが低い
- すぐにWordPressを使い始められる
手動インストールは、WordPressに慣れてから挑戦しても遅くありません。
インストールの流れをおさらい:
- レンタルサーバーとドメインを用意する
- 簡単インストール機能を使ってWordPressをインストールする(5〜10分)
- 初期設定を行う(30分〜1時間)
- テーマとプラグインを設定する(30分〜1時間)
- 最初の記事を書く
合計で2〜3時間あれば、自分のWordPressサイトを持つことができます。
インストールが完了したら、いよいよあなたのアイデアを形にする時間です。楽しいWordPressライフを送ってくださいね!

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