Webサイトやアプリケーションを公開する際、必ず必要になるのがWebサーバーソフトウェアです。その中で最も有名なのが「Apache」と「Nginx」の2つ。
「どちらが速い?」「設定はどちらが簡単?」「うちのサイトにはどっちが合ってる?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、NginxとApacheの違いを、歴史から処理方式、パフォーマンス、設定方法まで、あらゆる角度から徹底比較します。この記事を読めば、あなたのプロジェクトに最適なWebサーバーが選べるはずです。
NginxとApacheの基本情報
まず、それぞれのWebサーバーの基本的な情報を整理しましょう。
Apache HTTP Server(アパッチ)
基本情報
- 正式名称:Apache HTTP Server
- 読み方:アパッチ
- 初版リリース:1995年
- 開発元:Apache Software Foundation
- ライセンス:Apache License 2.0(オープンソース)
特徴
- 最も歴史があり、実績豊富
- 世界で最も使われてきたWebサーバー
- 豊富なモジュールとドキュメント
- .htaccessによる柔軟な設定
シェア(2025年時点)
- 約30%のWebサイトで使用
- 以前は50%以上のシェアを誇っていた
Nginx(エンジンエックス)
基本情報
- 正式名称:Nginx
- 読み方:エンジンエックス
- 初版リリース:2004年
- 開発元:Igor Sysoev(元はロシアのエンジニア)
- ライセンス:2-clause BSD-like license(オープンソース)
特徴
- 高性能・軽量
- 同時接続数に強い
- リバースプロキシとしても優秀
- モダンなアーキテクチャ
シェア(2025年時点)
- 約35%のWebサイトで使用
- 近年急速にシェアを拡大中
- 高トラフィックサイトでの採用率が高い
最も重要な違い:処理方式(アーキテクチャ)
NginxとApacheの最大の違いは、リクエストをどう処理するかという「アーキテクチャ」です。
Apacheの処理方式
Apacheは主に2つの動作モード(MPM:Multi-Processing Module)があります。
1. preforkモード
古典的な方式で、現在も広く使われています。
仕組み
- 1つのリクエストに対して、1つのプロセスを割り当てる
- 各プロセスは独立している
- 親プロセスが子プロセスを管理
メリット
- 安定性が高い
- プロセスが独立しているため、1つが落ちても他に影響しない
- モジュールとの互換性が高い
デメリット
- メモリ消費が大きい
- 同時接続数が増えるとパフォーマンスが低下
- スケーラビリティに限界がある
イメージ図
クライアント1 → プロセス1
クライアント2 → プロセス2
クライアント3 → プロセス3
クライアント100 → プロセス100(メモリ大量消費)
2. workerモード
スレッドを使った、より効率的な方式です。
仕組み
- 1つのプロセス内で複数のスレッドを作る
- スレッドで複数のリクエストを処理
- preforkよりメモリ効率が良い
メリット
- preforkより少ないメモリで多くのリクエストを処理
- スレッド間でメモリを共有できる
デメリット
- 一部のモジュールが非対応
- スレッドセーフでないライブラリでは問題が起きることがある
Nginxの処理方式
Nginxはイベント駆動型(Event-Driven)アーキテクチャを採用しています。
仕組み
- 少数のワーカープロセスで大量のリクエストを処理
- 非同期・ノンブロッキングI/O
- イベントループで効率的に処理
特徴
ワーカー1 → 同時に1000接続を処理
ワーカー2 → 同時に1000接続を処理
ワーカー3 → 同時に1000接続を処理
(少ないプロセスで大量の接続)
メリット
- メモリ使用量が極めて少ない
- 同時接続数が増えてもパフォーマンスが安定
- C10K問題(1万同時接続)を解決
デメリット
- 動的コンテンツの処理には外部プロセス(PHP-FPM等)が必要
- Apacheほどモジュールが豊富ではない
分かりやすい例え
Apache(prefork)
- レストランで、お客さん1人に1人のウェイターが専属で付く
- 丁寧だが、お客さんが増えるとウェイターも大量に必要
- 人件費(メモリ)がかさむ
Nginx
- 優秀なウェイター数人が、多くのテーブルを効率よく回る
- 少ない人数で多くのお客さんに対応できる
- 効率的で低コスト
パフォーマンス比較
実際のパフォーマンスを、様々な観点から比較します。
静的コンテンツの配信速度
テスト内容
- HTMLファイル、画像、CSS、JavaScriptの配信
- 同時接続数を増やして測定
結果
同時接続数 | Apache | Nginx |
---|---|---|
100 | 約1,200 req/s | 約2,500 req/s |
500 | 約900 req/s | 約2,300 req/s |
1,000 | 約600 req/s | 約2,200 req/s |
10,000 | ほぼ停止 | 約2,000 req/s |
結論
- Nginxが圧倒的に速い
- 特に同時接続数が増えても、Nginxの性能はほぼ一定
- Apacheは同時接続数が増えると急激に遅くなる
動的コンテンツの処理速度
テスト内容
- PHPスクリプトの実行
- データベース接続を含む処理
結果
単純な処理では、ほぼ同等です。
Apache + mod_php
- PHPがApacheに組み込まれている
- 処理が統合されているため、オーバーヘッドが少ない
Nginx + PHP-FPM
- NginxとPHP-FPMが別プロセス
- プロセス間通信のオーバーヘッドがわずかにある
結論
- 動的コンテンツでは大差なし
- 適切に設定すれば、どちらも十分に高速
メモリ使用量
テスト環境
- 同時接続数:1,000
- 静的ファイル配信
結果
Webサーバー | メモリ使用量 |
---|---|
Apache(prefork) | 約400MB〜600MB |
Apache(worker) | 約200MB〜300MB |
Nginx | 約50MB〜80MB |
結論
- Nginxのメモリ効率が圧倒的に優れている
- Apacheの1/5〜1/10程度のメモリで動作
- VPSなど、メモリが限られた環境ではNginxが有利
CPU使用率
結果
- 静的コンテンツ:Nginxの方がCPU使用率が低い
- 動的コンテンツ:ほぼ同等(処理の大部分はPHPやアプリケーション)
レスポンスタイム
平均レスポンスタイム
低負荷時:
- Apache:約5ms
- Nginx:約3ms
高負荷時(1,000同時接続):
- Apache:約100ms〜300ms
- Nginx:約10ms〜20ms
結論
- 高負荷環境ではNginxが圧倒的に安定
設定ファイルの違い
両者で最も違いを感じるのが、設定ファイルの書き方です。
Apacheの設定
設定ファイルの場所
# メイン設定
/etc/apache2/apache2.conf(Debian/Ubuntu)
/etc/httpd/conf/httpd.conf(CentOS/RHEL)
# バーチャルホスト
/etc/apache2/sites-available/
基本的な設定例
<VirtualHost *:80>
ServerName example.com
ServerAlias www.example.com
DocumentRoot /var/www/html
<Directory /var/www/html>
Options Indexes FollowSymLinks
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>
ErrorLog ${APACHE_LOG_DIR}/error.log
CustomLog ${APACHE_LOG_DIR}/access.log combined
</VirtualHost>
特徴
- XML風の記法(
<タグ>
で囲む) - Directoryディレクティブで細かく制御
- 設定項目が多く、詳細に設定可能
Nginxの設定
設定ファイルの場所
# メイン設定
/etc/nginx/nginx.conf
# サイト設定
/etc/nginx/sites-available/
/etc/nginx/conf.d/
基本的な設定例
server {
listen 80;
server_name example.com www.example.com;
root /var/www/html;
index index.html index.htm;
location / {
try_files $uri $uri/ =404;
}
access_log /var/log/nginx/access.log;
error_log /var/log/nginx/error.log;
}
特徴
- シンプルな記法(中括弧とセミコロン)
- 設定項目が少なく、覚えやすい
- 階層構造が明確
.htaccessの有無
これは非常に大きな違いです。
Apache:.htaccessが使える
ドキュメントルートにファイルを置くだけで設定を変更できます。
# .htaccess
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [L,R=301]
# アクセス制限
Order deny,allow
Deny from all
Allow from 192.168.1.0/24
メリット
- サーバーの再起動不要
- ユーザーごとに設定を変えられる
- 共有レンタルサーバーでも使える
デメリット
- パフォーマンスがわずかに低下(毎回読み込むため)
- セキュリティリスク(設定ミスで全公開など)
Nginx:.htaccessに相当する機能がない
すべての設定をnginx.confに記述する必要があります。
メリット
- パフォーマンスが良い
- 設定が一箇所にまとまっている
- セキュリティが高い
デメリット
- 設定変更のたびに再起動(reload)が必要
- 共有レンタルサーバーでは使いづらい
- ユーザーごとの設定が難しい
機能面での違い
Apacheにあって、Nginxにない機能
1. 豊富なモジュール
Apacheには数百種類のモジュールがあります。
主要モジュール
- mod_rewrite:URL書き換え
- mod_ssl:SSL/TLS対応
- mod_security:WAF機能
- mod_php:PHP組み込み
- mod_perl:Perl組み込み
- mod_proxy:プロキシ機能
2. .htaccessによる分散設定
前述の通り、ディレクトリごとに設定を変更できます。
3. 動的モジュールの読み込み
必要なモジュールだけを有効化できます。
Nginxにあって、Apacheにない機能
1. 非同期プロキシ
複数のバックエンドへの同時接続を効率的に処理できます。
2. ネイティブなHTTP/2サポート
Nginxは初期からHTTP/2を強力にサポートしています。
3. 組み込みのロードバランサー
upstreamディレクティブで簡単に負荷分散できます。
upstream backend {
server 192.168.1.101:3000;
server 192.168.1.102:3000;
server 192.168.1.103:3000;
}
4. メールプロキシ機能
IMAPやSMTPのプロキシとしても使えます。
両方が持つ機能
共通機能
- バーチャルホスト
- SSL/TLS対応
- Gzip圧縮
- リバースプロキシ
- アクセス制御
- ログ出力
- URL書き換え
実際の使用事例
どんな企業やサービスが、どちらを使っているのでしょうか。
Apacheを使っている主要サービス
企業・サイト例
- Wikipedia
- WordPress.com(一部)
- 多くの共有レンタルサーバー
- 大学や研究機関のWebサイト
向いているケース
- 歴史的経緯でApacheを使い続けている
- .htaccessが必要な環境
- 共有レンタルサーバー
- 特定のApacheモジュールに依存している
Nginxを使っている主要サービス
企業・サイト例
- Netflix
- Airbnb
- GitHub
- WordPress.com(一部)
- Dropbox
- CloudFlare
向いているケース
- 高トラフィックサイト
- リバースプロキシとして使用
- メモリが限られた環境(VPSなど)
- モダンな構成
両方を併用するケース
実は、両方を組み合わせる構成も人気です。
構成例
インターネット
↓
Nginx(フロントエンド)
↓
Apache(バックエンド)
↓
PHP/MySQL
役割分担
- Nginx:静的ファイルの配信、SSL終端、リバースプロキシ
- Apache:動的コンテンツの処理(PHP、.htaccess対応)
メリット
- 両方の良いとこ取り
- 静的ファイルはNginxが高速配信
- 動的処理やApache依存の機能はApacheで
どちらを選ぶべき?シナリオ別ガイド
あなたのプロジェクトには、どちらが適しているでしょうか。
Apacheを選ぶべきケース
1. 共有レンタルサーバーを使っている
- ほとんどの共有サーバーはApache
- .htaccessが使える
- サーバー設定を変更できない環境
2. .htaccessが必須
- WordPressのパーマリンク設定
- ユーザーごとに設定を変える必要がある
- 動的にアクセス制御したい
3. 特定のApacheモジュールが必要
- mod_security(WAF)
- mod_perl
- 特殊なApache専用モジュール
4. レガシーシステムの運用
- 既存のApache設定が大量にある
- 移行コストが高い
- 動作実績を重視
5. チームがApacheに慣れている
- 学習コストを避けたい
- トラブルシューティングのノウハウがある
Nginxを選ぶべきケース
1. 高トラフィックサイト
- 同時接続数が多い
- 1日数万〜数百万PV
- スケーラビリティが重要
2. メモリが限られている
- VPS(1GB〜2GB RAM)
- コスト削減が重要
- 効率的なリソース利用
3. リバースプロキシとして使用
- Node.js、Python、Rubyアプリの前段
- APIゲートウェイ
- マイクロサービス構成
4. モダンなスタック
- 新規プロジェクト
- Docker/Kubernetes環境
- クラウドネイティブアプリ
5. 静的サイトジェネレーター
- Next.js、Gatsby、Hugo
- SPA(Single Page Application)
- CDNと併用
両方を併用すべきケース
1. 大規模なWordPressサイト
- Nginxで静的ファイルとキャッシュ
- Apacheで動的PHP処理
2. 段階的な移行
- Apacheから移行中
- リスクを分散したい
3. 複雑な要件
- .htaccessが必要な部分がある
- でも高パフォーマンスも欲しい
学習のしやすさと情報量
初心者にとって、どちらが学びやすいでしょうか。
ドキュメントと情報量
Apache
- 公式ドキュメントが非常に充実
- 日本語の情報が豊富
- 書籍も多数出版されている
- Stack Overflowの質問数が多い
- 歴史が長いため、あらゆる問題の解決策がある
Nginx
- 公式ドキュメントは英語が中心
- 日本語情報はApacheより少ない
- 書籍は少なめ
- ただし、近年急速に情報が増えている
設定の難易度
Apache
- 設定項目が多く、初心者には複雑
- ただし、.htaccessで試行錯誤しやすい
- デフォルト設定でも動く
Nginx
- 設定がシンプルで覚えやすい
- ただし、.htaccessがないため、最初は戸惑う
- 最小限の設定で高性能
結論
- 初心者向け:Apache(情報が多い)
- 学習意欲がある人:Nginx(シンプルで理解しやすい)
移行時の注意点
ApacheからNginxへ移行する際の注意事項です。
.htaccessの変換
.htaccessの機能をnginx.confに書き換える必要があります。
Apacheの.htaccess
RewriteEngine On
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule ^(.*)$ index.php?/$1 [L]
Nginxの設定
location / {
try_files $uri $uri/ /index.php?$query_string;
}
PHPの処理方法の変更
Apache:mod_php
<FilesMatch \.php$>
SetHandler application/x-httpd-php
</FilesMatch>
Nginx:PHP-FPM
location ~ \.php$ {
fastcgi_pass unix:/var/run/php/php8.1-fpm.sock;
fastcgi_index index.php;
include fastcgi_params;
fastcgi_param SCRIPT_FILENAME $document_root$fastcgi_script_name;
}
PHP-FPMを別途インストール・設定する必要があります。
環境変数の扱い
Apache
SetEnv DATABASE_URL "mysql://user:pass@localhost/db"
Nginx
fastcgi_param DATABASE_URL "mysql://user:pass@localhost/db";
または、PHP-FPMの設定ファイルで指定します。
パフォーマンスチューニングの違い
Apacheのチューニング
主要な設定項目
# preforkの場合
<IfModule mpm_prefork_module>
StartServers 5
MinSpareServers 5
MaxSpareServers 10
MaxRequestWorkers 150
MaxConnectionsPerChild 0
</IfModule>
# workerの場合
<IfModule mpm_worker_module>
StartServers 2
MinSpareThreads 25
MaxSpareThreads 75
ThreadsPerChild 25
MaxRequestWorkers 150
MaxConnectionsPerChild 0
</IfModule>
チューニングのポイント
- メモリに応じてMaxRequestWorkersを調整
- KeepAliveの設定を最適化
Nginxのチューニング
主要な設定項目
worker_processes auto;
worker_connections 1024;
http {
sendfile on;
tcp_nopush on;
keepalive_timeout 65;
gzip on;
gzip_comp_level 5;
}
チューニングのポイント
- worker_processesはCPUコア数に合わせる
- worker_connectionsを増やす(ファイルディスクリプタ制限に注意)
よくある質問(FAQ)
Q1. 個人ブログにはどちらがおすすめ?
A. 環境によります。
共有レンタルサーバー:Apache(選択肢がない)
VPS(1GB RAM):Nginx(メモリ効率が良い)
VPS(2GB以上):どちらでもOK
WordPressなら、どちらでも快適に動作します。
Q2. 既存のApacheサイトをNginxに移行すべき?
A. 必ずしも必要ではありません。
移行を検討すべきケース
- トラフィックが急増している
- メモリ不足で困っている
- レスポンスが遅い
移行不要なケース
- 現状で問題がない
- .htaccessに依存している
- 移行コストが高い
Q3. NginxとApacheを併用する価値は?
A. 大規模サイトでは価値があります。
静的ファイルが多く、動的処理もある場合、両方の強みを活かせます。ただし、設定と運用が複雑になるため、小規模サイトでは不要です。
Q4. セキュリティはどちらが優れている?
A. 適切に設定すれば、どちらも安全です。
Apacheの懸念点
- .htaccessの設定ミス
- モジュールの脆弱性
Nginxの懸念点
- 設定ミスの影響が全体に及ぶ
- 情報が少ないため、トラブル対応が難しいことも
定期的なアップデートが最も重要です。
Q5. 将来性はどちらが高い?
A. 現時点ではNginxの勢いがあります。
- クラウドネイティブ環境ではNginxが主流
- コンテナ(Docker)でもNginxが人気
- ApacheはレガシーシステムやWordPress環境で根強い
ただし、Apacheも継続的に開発されており、消えることはありません。
Q6. 学習するならどちらから始めるべき?
A. 目的によります。
幅広く学ぶ:Apache(情報が豊富)
モダンな環境:Nginx(需要が高い)
理想は、両方の基本を理解することです。
まとめ|NginxとApache、最適な選択を
NginxとApacheは、それぞれ異なる強みを持つ優秀なWebサーバーです。
この記事の重要ポイント
Apache
- 歴史が長く、実績豊富
- .htaccessで柔軟な設定が可能
- 共有レンタルサーバーの標準
- 情報量が多く、学びやすい
- メモリ消費が大きい
Nginx
- 高性能・軽量
- 同時接続数に強い
- メモリ効率が優れている
- リバースプロキシとして優秀
- モダンな環境で人気
選択の基準
項目 | Apache | Nginx |
---|---|---|
パフォーマンス | ○ | ◎ |
メモリ効率 | △ | ◎ |
設定の柔軟性 | ◎ | ○ |
学習のしやすさ | ◎ | ○ |
.htaccess | ◎ | × |
情報量 | ◎ | ○ |
共有サーバー | ◎ | × |
VPS・クラウド | ○ | ◎ |
最終的なアドバイス
正直なところ、「絶対にこちらが良い」という答えはありません。
- 既にApacheで問題なく動いているなら、無理に変える必要はない
- 新規プロジェクトで高パフォーマンスを求めるなら、Nginxがおすすめ
- 両方の基本を理解しておくと、状況に応じて最適な選択ができる
あなたのプロジェクトの要件、規模、予算、チームのスキルに応じて、最適なWebサーバーを選んでください。
どちらを選んでも、適切に設定すれば、素晴らしいWebサイトやアプリケーションを構築できるはずです!
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