ホーム画面のSafariアイコンが消せない!削除できない原因と確実な解決方法

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ホーム画面に追加したWebサイトのショートカットが削除できない、アイコンを長押ししても×マークが出ない、削除してもすぐに復活してしまう。

こんな困った状況に直面しているあなたに、確実に削除できる方法をお教えします。

実は、削除できない原因は主に3つあります。スクリーンタイムの制限、MDM(モバイルデバイス管理)の設定、そしてiOSの不具合です。この記事では、それぞれの原因に対する解決策を、順番に分かりやすく説明していきます。


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  1. まず確認!アイコンが削除できない5つの原因
    1. 原因1:スクリーンタイムの制限
    2. 原因2:MDM(企業・学校の管理)
    3. 原因3:ショートカットアプリの不具合
    4. 原因4:iOSの一時的な不具合
    5. 原因5:同期による自動復活
  2. 【解決策1】スクリーンタイムの制限を解除する
    1. iPhone・iPadでの解除手順
    2. パスコードを忘れた場合
  3. 【解決策2】通常の削除方法を再確認
    1. 基本的な削除手順(iOS 13以降)
    2. アプリライブラリから削除
  4. 【解決策3】再起動とソフトウェアアップデート
    1. 強制再起動で不具合を解消
    2. iOSのアップデート
  5. 【解決策4】ショートカットアプリから削除
    1. ショートカットで作成したアイコンの削除
    2. ショートカットアプリ自体の問題
  6. 【解決策5】プロファイルと構成の確認
    1. 構成プロファイルの削除
    2. Webクリップの制限を確認
  7. 【解決策6】同期設定の見直し
    1. iCloud同期をオフにする
    2. iTunes同期の確認
  8. 特殊なケースと対処法
    1. PWA(Progressive Web App)の削除
    2. 複数のアイコンが同時に作成された場合
  9. それでも削除できない時の最終手段
    1. 設定のリセット
    2. Appleサポートへの問い合わせ
  10. 削除できた後の注意点
    1. 誤って削除を防ぐ設定
    2. より便利な代替案
  11. よくある質問と回答
    1. Q:削除したアイコンを復活させたい
    2. Q:特定のアイコンだけ削除できない
    3. Q:削除すると何か影響はある?
  12. まとめ:必ず削除できる方法がある

まず確認!アイコンが削除できない5つの原因

原因1:スクリーンタイムの制限

最も多い原因が、スクリーンタイムによるホーム画面の編集制限です。

確認方法:

  • アイコンを長押ししても×マークが出ない
  • アプリは揺れるが削除オプションがない
  • 「Appを削除」がグレーアウトしている

原因2:MDM(企業・学校の管理)

会社や学校から支給されたデバイスでよく見られる問題です。

確認方法:

  • 設定→一般→VPNとデバイス管理にプロファイルがある
  • 「このiPhoneは〇〇により管理されています」と表示される

原因3:ショートカットアプリの不具合

ショートカットアプリで作成したアイコンが削除できないケースです。

原因4:iOSの一時的な不具合

システムの不具合で、一時的に削除機能が働かなくなることがあります。

原因5:同期による自動復活

iCloudやiTunesの同期設定により、削除してもすぐに復活してしまうパターンです。


【解決策1】スクリーンタイムの制限を解除する

iPhone・iPadでの解除手順

最も一般的な解決方法から説明します。

手順:

  1. 設定アプリを開く
  • ホーム画面から「設定」をタップ
  1. スクリーンタイムを選択
  • 少し下にスクロールして「スクリーンタイム」をタップ
  1. コンテンツとプライバシーの制限を確認
  • 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  • オンになっている場合は、パスコードを入力
  1. iTunesおよびApp Storeでの購入を選択
  • 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ
  1. Appの削除を許可
  • 「Appの削除」をタップ
  • 「許可」に変更
  1. ホーム画面に戻って確認
  • アイコンを長押し
  • ×マークまたは「Appを削除」が表示されるか確認

パスコードを忘れた場合

スクリーンタイムのパスコードを忘れてしまった場合の対処法です。

iOS 13.4以降の場合:

  1. 設定→スクリーンタイム
  2. 「スクリーンタイム・パスコードを変更」をタップ
  3. 「スクリーンタイム・パスコードをお忘れですか?」を選択
  4. Apple IDとパスワードを入力
  5. 新しいパスコードを設定

それでも解決しない場合:

  • デバイスの完全リセットが必要になる場合があります
  • Apple サポートに連絡することをおすすめします

【解決策2】通常の削除方法を再確認

基本的な削除手順(iOS 13以降)

意外と正しい手順を知らない人も多いので、基本から確認しましょう。

方法1:長押しから削除

  1. 削除したいアイコンを長押し
  • 1〜2秒間しっかり押し続ける
  1. メニューから選択
  • 「ブックマークを削除」をタップ
  • または「Appを削除」を選択
  1. 確認画面で削除
  • 「削除」をタップして完了

方法2:編集モードで削除

  1. ホーム画面の空いている部分を長押し
  • アイコンが揺れ始めるまで待つ
  1. ×マークをタップ
  • アイコン左上の×をタップ
  1. 削除を確認
  • ポップアップで「削除」を選択

アプリライブラリから削除

iOS 14以降では、アプリライブラリからも削除できます。

手順:

  1. ホーム画面を左にスワイプし続ける
  • アプリライブラリが表示される
  1. 削除したいアイコンを探す
  • 検索バーを使うと早い
  1. 長押しして削除
  • 「Appを削除」→「削除」

【解決策3】再起動とソフトウェアアップデート

強制再起動で不具合を解消

一時的な不具合は、強制再起動で解決することが多いです。

iPhone 8以降の強制再起動:

  1. 音量を上げるボタンを押してすぐ離す
  2. 音量を下げるボタンを押してすぐ離す
  3. サイドボタンを長押し
  4. Appleロゴが表示されたら離す

iPhone 7の強制再起動:

  • 音量を下げるボタンとスリープボタンを同時に10秒以上長押し

iPhone 6s以前:

  • ホームボタンとスリープボタンを同時に10秒以上長押し

iOSのアップデート

古いiOSバージョンのバグが原因の場合があります。

アップデート手順:

  1. 設定→一般→ソフトウェアアップデート
  2. 利用可能なアップデートを確認
  3. 「ダウンロードしてインストール」をタップ
  4. パスコードを入力して開始

【解決策4】ショートカットアプリから削除

ショートカットで作成したアイコンの削除

ショートカットアプリで作成したWebサイトのアイコンは、特殊な方法で削除する必要があります。

削除方法:

  1. ショートカットアプリを開く
  • ホーム画面から「ショートカット」をタップ
  1. マイショートカットを表示
  • 下部の「マイショートカット」を選択
  1. 該当するショートカットを探す
  • 削除したいWebサイトのショートカットを見つける
  1. ショートカットを削除
  • ショートカットを長押し
  • 「削除」を選択
  1. ホーム画面のアイコンを削除
  • 通常の方法でホーム画面のアイコンを削除

ショートカットアプリ自体の問題

ショートカットアプリに問題がある場合の対処法です。

リセット方法:

  1. ショートカットアプリを削除
  • アプリを長押し→「Appを削除」
  1. App Storeから再インストール
  • App Storeで「ショートカット」を検索
  • 雲のアイコンをタップして再インストール

【解決策5】プロファイルと構成の確認

構成プロファイルの削除

企業や学校のプロファイルが原因の場合があります。

確認と削除手順:

  1. 設定→一般→VPNとデバイス管理
  2. 構成プロファイルを確認
  • インストール済みのプロファイルが表示される
  1. プロファイルを選択
  • 問題のありそうなプロファイルをタップ
  1. プロファイルを削除
  • 「プロファイルを削除」をタップ
  • パスコードを入力

注意:
会社や学校のプロファイルを削除すると、関連するサービスが使えなくなる可能性があります。事前に管理者に確認してください。

Webクリップの制限を確認

MDMによってWebクリップ(ホーム画面のWebサイトショートカット)が制限されている場合があります。

対処法:

  • IT管理者に連絡して制限の解除を依頼
  • 個人のデバイスを使用することを検討

【解決策6】同期設定の見直し

iCloud同期をオフにする

削除してもすぐに復活する場合は、同期が原因かもしれません。

一時的に同期を停止:

  1. 設定→Apple ID(一番上の名前)
  2. iCloudをタップ
  3. 「iCloudを使用しているApp」を確認
  4. Safariを一時的にオフ
  5. アイコンを削除
  6. 必要に応じてSafari同期を再度オン

iTunes同期の確認

パソコンとの同期で復活することもあります。

確認方法:

  1. パソコンでiTunes/Finderを開く
  2. デバイスを選択
  3. 「App」タブを確認
  4. ホーム画面のレイアウト同期をオフ

特殊なケースと対処法

PWA(Progressive Web App)の削除

PWAとして追加されたアプリは、通常のWebショートカットとは異なります。

削除方法:

  • 通常のアプリと同じように長押し
  • 「Appを削除」を選択
  • データも削除するか聞かれたら「削除」

複数のアイコンが同時に作成された場合

同じWebサイトのアイコンが複数できてしまった場合の対処法です。

解決策:

  1. すべてのアイコンを一つずつ削除
  2. Safariの履歴とWebサイトデータを消去
  3. 必要なら一つだけ再度追加

それでも削除できない時の最終手段

設定のリセット

すべての設定をリセットすることで解決する場合があります。

手順:

  1. 設定→一般→転送またはiPhoneをリセット
  2. 「リセット」をタップ
  3. 「すべての設定をリセット」を選択
  4. パスコードを入力
  5. 確認画面で「すべての設定をリセット」

注意:

  • Wi-Fiパスワードなどもリセットされます
  • データは消えませんが、設定はやり直しになります

Appleサポートへの問い合わせ

最終的にはAppleサポートに連絡することをおすすめします。

連絡方法:

  • Appleサポートアプリから
  • 電話:0120-277-535
  • オンラインチャット
  • Apple Store直営店のGenius Bar

削除できた後の注意点

誤って削除を防ぐ設定

今後、誤って削除しないための予防策です。

スクリーンタイムで保護:

  1. 設定→スクリーンタイム
  2. コンテンツとプライバシーの制限
  3. Appの削除を「許可しない」に設定
  4. 必要な時だけ解除する

より便利な代替案

ホーム画面にアイコンを追加する代わりの方法もあります。

おすすめの代替案:

  • ブックマークに保存 – Safariから素早くアクセス
  • よく閲覧するサイト – Safariのスタートページに自動表示
  • ウィジェット活用 – よく使うサイトをウィジェットに

よくある質問と回答

Q:削除したアイコンを復活させたい

A:簡単に再追加できます。

  1. Safariで該当サイトを開く
  2. 共有ボタンをタップ
  3. 「ホーム画面に追加」を選択

Q:特定のアイコンだけ削除できない

A:そのアイコンが特別に保護されている可能性があります。

MDMやペアレンタルコントロールで個別に制限されているかもしれません。

Q:削除すると何か影響はある?

A:基本的に影響はありません。

ただのショートカットなので、Safariからは引き続きアクセスできます。


まとめ:必ず削除できる方法がある

ホーム画面のSafariアイコンが削除できない問題は、必ず解決できます。

解決の順番:

まずスクリーンタイムを確認 – 最も多い原因
基本の削除方法を再試行 – 意外と操作ミスも多い
デバイスを再起動 – 一時的な不具合を解消
iOSをアップデート – バグ修正で解決
プロファイルを確認 – 企業・学校の制限をチェック
最終手段は設定リセット – ほぼ確実に解決

重要なポイント:

削除できない原因は様々ですが、この記事の解決策を順番に試せば、ほとんどの場合は解決できます。

特にスクリーンタイムの制限は見落としがちなので、最初に確認することをおすすめします。

もし会社や学校から支給されたデバイスの場合は、管理者に確認することも忘れずに。

ホーム画面をスッキリ整理して、快適なiPhoneライフを送りましょう!

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