Google Analyticsに「block.opendns.com」が表示される原因と対処法|完全ガイド

「Google Analyticsに block.opendns.com からのアクセスがある」
「参照元に block.opendns.com が表示されているけど、これは何?」
「自分のサイトが何かブロックされているの?」

Google AnalyticsやSearch Console Insightsの参照元に「block.opendns.com」が表示されて、不安に思った方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、これはサイトに問題があるわけではありません。
訪問者の企業や学校のセキュリティ設定によって、警告画面が表示されただけです。

この記事では、block.opendns.comが表示される仕組み、原因、サイト運営者が取るべき対処法について、詳しく解説します。

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block.opendns.comとは

block.opendns.comは、Cisco Umbrellaのブロックページです。

Cisco Umbrella(旧OpenDNS)とは

Cisco Umbrella(シスコ アンブレラ)は、シスコシステムズが提供するクラウド型のセキュリティサービスです。
旧名称はOpenDNSで、現在も多くの企業や学校で採用されています。

企業や教育機関がインターネットアクセスを管理・制御するために使用します。
不適切なサイトや危険なサイトへのアクセスを制限できます。

block.opendns.comの役割

block.opendns.comは、Cisco Umbrellaがサイトへのアクセスを制限する際に表示される警告ページです。

ユーザーがアクセスしようとしたサイトが、組織のインターネットポリシーに反する場合に表示されます。
「このサイトにアクセスしますか?」という確認画面として機能します。

Google Analyticsにblock.opendns.comが表示される仕組み

なぜGoogle Analyticsの参照元にblock.opendns.comが記録されるのでしょうか。

アクセスの流れ

ステップ1:ユーザーがサイトにアクセス
企業や学校のネットワークを使用しているユーザーが、あなたのサイトにアクセスしようとします。

ステップ2:Cisco Umbrellaが介入
組織のセキュリティポリシーに基づき、Cisco Umbrellaがアクセスをチェックします。

ステップ3:ブロックページ(警告画面)が表示
ポリシーに該当する場合、block.opendns.comのURLで警告ページが表示されます。
「このサイトはブロックされています」または「本当にアクセスしますか?」という内容です。

ステップ4:ユーザーが「それでも進む」をクリック
ユーザーが警告を承知の上で「続行」「アクセスする」などのボタンをクリックします。

ステップ5:サイトにアクセス
ユーザーは実際にあなたのサイトを閲覧できます。

ステップ6:リファラーとして記録
この時、直前のページ(block.opendns.com)がリファラー(参照元)として記録されます。
結果として、Google Analyticsにblock.opendns.comが参照元として表示されます。

重要なポイント

ユーザーは最終的にサイトを閲覧できています。
完全にブロックされているわけではありません。

むしろ、警告を振り切ってまで見に来てくれた熱心な訪問者とも言えます。

なぜサイトがブロック(警告表示)されるのか

Cisco Umbrellaが警告を表示する理由は、主に3つあります。

1. コンテンツカテゴリによるブロック

Cisco Umbrellaは、サイトを50以上のカテゴリに分類しています。

主なカテゴリ

  • アダルトコンテンツ(Pornography)
  • ギャンブル(Gambling)
  • SNS・ソーシャルメディア(Social Networking)
  • ショッピング・オークション(Shopping, Auctions)
  • 動画ストリーミング(Streaming Media)
  • ゲーム(Games)
  • 匿名化・プロキシ(Anonymizers)
  • ファイル共有(File Sharing)

企業や学校は、業務に不要なカテゴリや教育上不適切なカテゴリをブロックするよう設定しています。

たとえば、一般的なブログやニュースサイトでも、SNS機能があれば「Social Networking」カテゴリに分類される可能性があります。

2. アプリケーション設定によるブロック

管理者が細かく設定したルールによるブロックです。

特定のアプリケーションやサービスへのアクセスを制限している場合があります。
Google Analytics、YouTube、Netflix、TikTokなど、サービスごとに制御できます。

3. ドメインリスト(Destination Lists)によるブロック

特定のドメインやURLを直接指定してブロック・許可する方法です。

ドメインによるブロック
新しいドメイン(.world、.xyz、.topなど)は警戒されることがあります。
一般的でないドメインは、デフォルトでブロックリストに含まれる場合があります。

ホワイトリスト方式
一部の企業では、許可リストに登録されたサイトのみアクセス可能にしています。
リストにないサイトは自動的に警告対象になります。

サイト運営者が確認すべきこと

block.opendns.comが表示された場合、サイト運営者として確認すべき点があります。

サイトに問題がないか確認

マルウェアやウイルスのチェック
Google Search Consoleでセキュリティの問題を確認します。
ウイルススキャンツールでサイトをチェックします。

不正なコンテンツの有無
改ざんされていないか確認します。
知らない間に不適切な広告や外部スクリプトが追加されていないかチェックします。

HTTPS化の確認
HTTPSで配信されているか確認します。
SSL証明書が有効か確認します。

サイトのカテゴリを確認

Cisco Umbrellaがどのカテゴリに分類しているか確認できます。

Cisco Umbrella Investigateで確認できますが、有料アカウントが必要です。
無料で確認する方法は限られています。

一般的に、以下のサイトは警告対象になりやすいです。

  • 新しいドメイン(取得から間もない)
  • 一般的でないTLD(.world、.xyz、.topなど)
  • SNS機能が強いサイト
  • ユーザー生成コンテンツが多いサイト

アクセス状況を確認

Google Analyticsで詳細を確認します。

block.opendns.comからのアクセス数
参照元レポートで、block.opendns.comからのアクセス数を確認します。

アクセス元の地域や組織
どの地域からのアクセスが多いか確認します。
特定の企業や学校からのアクセスが多い場合、その組織のポリシーによるものと推測できます。

アクセス後の行動
ユーザーがサイト内でどう行動しているか確認します。
直帰率や滞在時間が通常と変わらなければ、問題なく閲覧されていると判断できます。

サイト運営者ができる対処法

block.opendns.comが表示されることを減らす、または対応する方法です。

1. サイトのセキュリティを強化

HTTPSの導入
まだHTTPSにしていない場合は、SSL証明書を導入します。
暗号化されたサイトの方が信頼性が高いです。

セキュリティヘッダーの設定
Content-Security-Policy、X-Frame-Options、X-Content-Type-Optionsなどのセキュリティヘッダーを設定します。

定期的なセキュリティチェック
WordPressなどのCMSは常に最新版に更新します。
プラグインやテーマも最新に保ちます。

2. サイトの内容を見直す

不適切な広告を避ける
アダルト広告やギャンブル広告が自動表示されていないか確認します。
広告ネットワークの設定を見直します。

外部スクリプトの確認
信頼できないソースからのスクリプトを読み込んでいないか確認します。
不要な外部サービスとの連携を減らします。

コンテンツの適切性
企業や学校のネットワークで閲覧されることを想定します。
過激な表現や不適切な内容を避けます。

3. ホワイトリスト登録を依頼(該当する場合)

特定の企業や学校のユーザーが多い場合、直接連絡して許可リストへの登録を依頼できます。

ただし、これはB2B(企業向け)サービスや教育機関向けサイトの場合のみ現実的です。
一般的なブログやメディアサイトでは難しいです。

4. 新しいドメインの場合は時間を置く

新しく取得したドメインは、信頼性が低いと判断されることがあります。

サイトを運営し続け、信頼性を積み重ねることで、警告対象から外れることがあります。
通常、6ヶ月〜1年程度の運営実績があれば、新規ドメインの警戒は緩和されます。

5. Google Analyticsでのフィルタリング(任意)

どうしてもblock.opendns.comの表示が気になる場合、Google Analyticsでフィルタリングできます。

ただし、これは表示を隠すだけで、根本的な解決にはなりません。

フィルタの設定方法
Google Analyticsにログインします。
管理画面から「ビュー」→「フィルタ」を選択します。
「フィルタを追加」をクリックします。
フィルタの種類:カスタム、除外を選択します。
フィルタフィールド:参照を選択します。
フィルタパターン:block.opendns.com と入力します。
保存します。

これにより、block.opendns.comからのアクセスがレポートから除外されます。

よくある質問

block.opendns.comからのアクセスは悪いことですか

いいえ、悪いことではありません。
むしろ、ユーザーは警告を振り切ってまであなたのサイトを見に来てくれています。

サイト自体に問題があるわけではなく、訪問者の組織のセキュリティポリシーによるものです。

サイトが完全にブロックされているのですか

いいえ、完全にブロックされているわけではありません。
警告画面が表示されますが、ユーザーは「続行」ボタンをクリックすることでアクセスできています。

Google Analyticsにアクセスが記録されている時点で、ユーザーはサイトを閲覧できています。

自分のサイトだけがブロックされているのですか

いいえ、block.opendns.comは多くのサイトで表示されます。
組織のポリシー次第で、あらゆるサイトが対象になる可能性があります。

Google、YouTube、Facebook、Twitterなどの大手サイトでも、組織によってはブロック対象になることがあります。

ブロックを完全に回避する方法はありますか

組織のセキュリティポリシーを変更しない限り、サイト運営者側で完全に回避する方法はありません。

サイトのセキュリティを高め、信頼性を向上させることで、警告対象になる可能性を減らすことはできます。

block.opendns.comからのアクセスが急に増えました

特定の企業や学校でCisco Umbrellaを新たに導入した可能性があります。
あるいは、既存ユーザーのポリシーが変更された可能性があります。

サイト側に問題があるわけではないので、特別な対応は不要です。

block.opendns.comのIPアドレスは何ですか

Cisco Umbrellaのブロックページは、主に以下のIPアドレス範囲から提供されます。

146.112.x.x の範囲(Anycast IPアドレス)

具体的なIPアドレスは、ブロックの種類によって異なります。

自分のサイトが誤ってブロックされている場合はどうすればいいですか

Cisco Umbrellaのサポートに連絡して、誤検出の報告ができます。

ただし、個人のサイト運営者が直接対応してもらえるケースは限られています。
通常は、ブロックしている組織(企業や学校)の管理者が対応する必要があります。

block.opendns.comが表示される頻度を減らせますか

サイトの信頼性を高めることで、警告対象になる可能性を減らせます。

HTTPS化、セキュリティ強化、適切なコンテンツ管理を行います。
新しいドメインの場合は、運営実績を積み重ねることが重要です。

まとめ

Google Analyticsに表示される「block.opendns.com」は、Cisco Umbrellaのセキュリティ警告ページです。

block.opendns.comの正体

  • Cisco Umbrella(旧OpenDNS)のブロック・警告ページ
  • 企業や学校のインターネットアクセス制御システム
  • ユーザーに「本当にアクセスしますか?」と確認する画面

表示される仕組み

  1. ユーザーがサイトにアクセスしようとする
  2. Cisco Umbrellaが組織のポリシーに基づきチェック
  3. 警告画面(block.opendns.com)が表示される
  4. ユーザーが「続行」をクリック
  5. サイトにアクセス(この時リファラーとして記録される)

ブロックされる主な理由

  • コンテンツカテゴリ(SNS、ショッピング、動画など)
  • アプリケーション設定(管理者の細かいルール)
  • ドメインリスト(新しいドメインや一般的でないTLD)

サイト運営者ができること

  • サイトのセキュリティを強化(HTTPS、セキュリティヘッダー)
  • 不適切な広告や外部スクリプトを避ける
  • 信頼性を積み重ねる(特に新しいドメインの場合)
  • Google Analyticsでフィルタリング(任意)

重要なポイント

  • サイト自体に問題があるわけではない
  • ユーザーは最終的にサイトを閲覧できている
  • 訪問者の組織のポリシーによるもの
  • 完全に回避する方法はない

block.opendns.comからのアクセスが記録されているということは、警告を振り切ってまでサイトを見に来てくれた熱心な訪問者がいるということです。

サイト運営者としては、セキュリティを高め、質の高いコンテンツを提供し続けることが最善の対応です。

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