Webサイトにアクセスしようとしたら、突然「このサイトにアクセスできません」と表示されて、「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」というエラーコードが出たことはありませんか?このエラーが出ると、見たいサイトが全く開けなくなって本当に困りますよね。
実は、この「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」エラーは、Google Chromeをはじめとする多くのブラウザで頻繁に発生する一般的なトラブルなんです。DNS(ドメインネームシステム)の名前解決に失敗したときに表示されるエラーで、ほとんどの場合、自分で簡単に解決できるんですよ。
この記事では、「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」エラーが表示される原因と、すぐに試せる11の解決方法を詳しく解説します。基本的な確認から上級者向けの設定変更まで、順番に試していけば必ず解決できます!
ERR_NAME_NOT_RESOLVEDエラーとは?
まず、このエラーメッセージの意味を理解しておきましょう。
エラーメッセージの意味
「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」を英語から読み解くと、以下のようになります。
- ERR: ERROR(エラー)の略
- NAME: 名前
- NOT: 否定
- RESOLVED: RESOLVE(解決する)の過去形
つまり、「エラー:名前を解決できませんでした」という意味なんです。ここでいう「名前解決」とは、Webサイトのドメイン名(例:www.google.com)をコンピュータが理解できるIPアドレス(例:192.168.1.1)に変換することを指します。
エラーが表示される状況
このエラーが発生すると、以下のようなメッセージが表示されます。
Google Chromeの場合:
このサイトにアクセスできません
www.example.comのサーバーのIPアドレスが見つかりませんでした。
ERR_NAME_NOT_RESOLVED
Microsoft Edgeの場合:
このページに到達できません
www.example.comのIPアドレスが見つかりませんでした。
Firefoxの場合:
サーバーが見つかりませんでした
Firefoxはwww.example.comのサーバーを見つけられませんでした。
ブラウザによって表示されるメッセージは異なりますが、根本的な原因は同じなんですよね。
DNS(ドメインネームシステム)の仕組み
エラーの原因を理解するために、DNSの基本的な仕組みを知っておきましょう。
DNSの役割:
- あなたがブラウザに「www.google.com」と入力
- コンピュータがDNSサーバーに「このドメイン名のIPアドレスは?」と問い合わせ
- DNSサーバーが「それは142.250.207.46です」と回答
- ブラウザがそのIPアドレスにアクセスしてWebサイトを表示
このプロセスのどこかで問題が発生すると、「ERR_NAME_NOT_RESOLVED」エラーが表示されるんです。
ERR_NAME_NOT_RESOLVEDエラーが出る8つの原因
エラーが表示される主な原因を知っておくことで、適切な対処法を選べます。
原因1:URL(アドレス)の入力ミス
最も単純な原因ですが、意外と見落としがちなのがURLの入力ミスなんです。
よくあるミスの例:
- スペルミス(gooogle.com → google.com)
- ハイフンとアンダースコアの混同(my-site.com ↔ my_site.com)
- .com、.jp、.netなどの拡張子の間違い
- wwwの有無の違い
原因2:DNSキャッシュの問題
コンピュータやブラウザは、一度訪問したWebサイトのDNS情報をキャッシュ(一時保存)しています。このキャッシュが古くなったり破損したりすると、正しいIPアドレスに接続できなくなるんです。
発生するケース:
- WebサイトがサーバーIPアドレスを変更した後
- 長期間同じサイトにアクセスしていない
- キャッシュデータが破損している
原因3:インターネット接続の不具合
Wi-Fiやルーターに問題があると、DNSサーバーに問い合わせができません。
チェックポイント:
- Wi-Fiに接続されているか
- ルーターのランプが正常に点灯しているか
- 他のデバイスでもインターネットに接続できないか
- プロバイダーの通信障害が発生していないか
原因4:DNSサーバーの障害
使用しているDNSサーバー(通常はプロバイダーが提供)が一時的にダウンしていたり、応答が遅かったりすることがあります。
原因5:Webサイト側の問題
アクセスしようとしているWebサイト自体に問題がある場合もあるんです。
Webサイト側の問題例:
- サーバーメンテナンス中
- サーバーがダウンしている
- ドメインのDNS設定が間違っている
- ドメインの有効期限が切れている
原因6:ファイアウォールやセキュリティソフトのブロック
セキュリティソフトやファイアウォールが、特定のWebサイトへのアクセスを誤ってブロックすることがあります。
原因7:ブラウザの予測サービス
Google Chromeなどには、ページ読み込みを高速化するための「予測サービス」という機能があります。この機能が原因でDNS解決に問題が生じることがあるんですよね。
原因8:VPNやプロキシの設定
VPN(仮想プライベートネットワーク)やプロキシサーバーを使用している場合、これらの設定がDNS解決を妨げることがあります。
【基本編】まず試すべき6つの解決方法
それでは、すぐに試せる基本的な解決方法から見ていきましょう。これらの方法で、多くの場合は解決できます。
解決方法1:URLを再確認する
最も基本的ですが重要な確認です。
確認ポイント:
- スペルミスがないか
- google.com(正)/ gogle.com(誤)
- 拡張子が正しいか
- .com、.jp、.net、.orgなど
- ハイフンとアンダースコアの違い
- my-website.com と my_website.com は別のサイト
- wwwの有無
- www.example.com と example.com が別のアドレスになることもある
おすすめの方法:
検索エンジン(Google、Yahoo!など)で正式なサイト名を検索して、検索結果からアクセスしてみましょう。
解決方法2:別のWebサイトにアクセスしてみる
特定のサイトだけエラーが出るのか、すべてのサイトで出るのかを確認します。
テスト方法:
- Google(www.google.com)を開いてみる
- Yahoo!(www.yahoo.co.jp)を開いてみる
- 他のよく使うサイトを開いてみる
結果の判断:
- 他のサイトは開ける → アクセスしたいサイト側の問題の可能性が高い
- すべてのサイトが開けない → 自分のインターネット接続やDNS設定の問題
解決方法3:インターネット接続を確認する
ネットワーク接続に問題がないか確認しましょう。
Windows・Mac共通の確認手順:
- Wi-Fiアイコンをクリック
- 接続中のネットワーク名を確認
- 接続が切れている場合は再接続
ルーターの再起動手順:
- ルーターの電源プラグを抜く
- 30秒以上待つ(重要!)
- 電源プラグを差し込む
- ランプが安定するまで2〜3分待つ
- ブラウザを再読み込み
ルーターを再起動することで、一時的なネットワークの問題が解消されることが多いんですよ。
解決方法4:ブラウザのキャッシュとCookieを削除する
古いキャッシュデータが原因の場合、削除することで解決します。
Google Chromeでの削除手順:
- Chromeを開く
- 右上の「︙」(3点メニュー)をクリック
- 「その他のツール」→「閲覧履歴を消去」を選択
- 時間範囲を「全期間」に設定
- 「Cookieと他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「データを削除」をクリック
Microsoft Edgeでの削除手順:
- Edgeを開く
- 右上の「…」(3点メニュー)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「プライバシー、検索、サービス」を選択
- 「閲覧データをクリア」の「クリアするデータの選択」をクリック
- 時間の範囲を「すべての期間」に設定
- 「Cookieおよびその他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「今すぐクリア」をクリック
Firefox での削除手順:
- Firefoxを開く
- 右上の「≡」(3本線メニュー)をクリック
- 「設定」を選択
- 左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「Cookieとサイトデータ」の「データを消去」をクリック
- 両方にチェックを入れて「消去」をクリック
解決方法5:DNSキャッシュをクリアする
コンピュータに保存されているDNSキャッシュをクリアします。
Windows での手順:
- スタートメニューを右クリック
- 「Windows PowerShell(管理者)」または「ターミナル(管理者)」を選択
- 以下のコマンドを入力してEnterキーを押す
ipconfig /flushdns
- 「DNS リゾルバー キャッシュは正常にフラッシュされました。」と表示されたら成功
さらに徹底的にリセットする場合:
以下のコマンドも順番に実行してください。
ipconfig /renew
ipconfig /registerdns
netsh winsock reset
- コンピュータを再起動
Mac での手順:
- 「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を開く
- macOSのバージョンに応じて以下のコマンドを入力
macOS Big Sur以降:
sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
macOS Catalina:
sudo dscacheutil -flushcache; sudo killall -HUP mDNSResponder
- パスワードの入力を求められたら、Macのログインパスワードを入力
- 完了のメッセージは表示されませんが、処理は完了しています
解決方法6:別のブラウザで試す
使用しているブラウザ特有の問題かどうかを確認します。
試す手順:
- Chromeを使っている → EdgeやFirefoxで開いてみる
- Edgeを使っている → ChromeやFirefoxで開いてみる
- Firefoxを使っている → ChromeやEdgeで開いてみる
別のブラウザで正常に開ける場合、元のブラウザの設定や拡張機能に問題がある可能性が高いです。
【中級編】それでも解決しない場合の5つの解決方法
基本的な解決方法で改善しなかった場合は、以下のより詳しい設定変更を試してみましょう。
解決方法7:DNS設定を変更する(Google Public DNSを使用)
プロバイダーのDNSサーバーに問題がある場合、GoogleやCloudflareなどの公開DNSサーバーに変更すると解決することがあります。
Windows での手順:
- スタートメニューを右クリック
- 「ネットワーク接続」を選択(または「設定」→「ネットワークとインターネット」)
- 「アダプターのオプションを変更する」をクリック
- 使用中のネットワーク(Wi-FiまたはイーサネットX)を右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「インターネット プロトコル バージョン 4(TCP/IPv4)」を選択
- 「プロパティ」をクリック
- 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択
- 以下のアドレスを入力
Google Public DNS:
- 優先DNSサーバー:
8.8.8.8 - 代替DNSサーバー:
8.8.4.4
Cloudflare DNS(より高速):
- 優先DNSサーバー:
1.1.1.1 - 代替DNSサーバー:
1.0.0.1
- 「OK」をクリックしてすべてのウィンドウを閉じる
- ブラウザを再起動
Mac での手順:
- Appleメニュー→「システム設定(またはシステム環境設定)」
- 「ネットワーク」をクリック
- 使用中のネットワーク(Wi-Fiまたはイーサネット)を選択
- 「詳細」をクリック
- 「DNS」タブを選択
- 左下の「+」ボタンをクリック
8.8.8.8を入力してEnter- もう一度「+」をクリックして
8.8.4.4を入力 - 「OK」をクリック
- 「適用」をクリック
解決方法8:ChromeのDNSキャッシュをクリアする
ブラウザ独自のDNSキャッシュもクリアしましょう。
Google Chrome での手順:
- Chromeのアドレスバーに以下を入力してEnter
chrome://net-internals/#dns
- 「Clear host cache」ボタンをクリック
- さらに徹底的にクリアする場合、アドレスバーに以下を入力
chrome://net-internals/#sockets
- 「Flush socket pools」ボタンをクリック
- Chromeを再起動
解決方法9:Chromeのページプリロードを無効にする
Chromeの高速化機能が原因の場合があります。
無効化手順:
- Chromeを開く
- 右上の「︙」→「設定」を選択
- 左側メニューから「プライバシーとセキュリティ」を選択
- 「Cookieと他のサイトデータ」をクリック
- 「ページをプリロードして、閲覧と検索をすばやく行えるようにする」をオフに切り替え
- ブラウザを再起動して確認
解決方法10:VPNやプロキシを無効にする
VPNやプロキシサーバーを使用している場合、一時的に無効にしてみましょう。
Windows でプロキシを無効にする手順:
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」を開く
- 左側メニューから「プロキシ」を選択
- 「プロキシサーバーを使う」をオフに切り替え
VPNを無効にする手順:
- 使用しているVPNアプリを開く
- 「切断」または「オフ」をクリック
- ブラウザでWebサイトにアクセスして確認
VPNを無効にしてエラーが解消された場合、VPNの設定やサーバーに問題がある可能性があります。
解決方法11:ファイアウォール設定をリセットする
セキュリティソフトやファイアウォールが原因の場合もあります。
Windows Defender ファイアウォールのリセット手順:
- 「設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開く
- 「Windowsセキュリティ」をクリック
- 「ファイアウォールとネットワーク保護」を選択
- 下にスクロールして「ファイアウォールを規定値に復元する」をクリック
- 「規定値に戻す」をクリック
- 確認画面で「はい」をクリック
セキュリティソフトを一時的に無効にする:
- 使用しているセキュリティソフト(ノートン、ウイルスバスターなど)を開く
- 一時的に保護を無効にする(通常は10〜30分程度)
- Webサイトにアクセスして確認
- 確認後は必ずセキュリティソフトを再度有効にする
重要: セキュリティソフトを無効にした状態で怪しいサイトにアクセスしないでください。
スマートフォン(Android・iPhone)での解決方法
スマホでもERR_NAME_NOT_RESOLVEDエラーが発生することがあります。
Android での解決方法
方法1:Wi-Fiの再接続
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」
- 接続中のWi-Fiをタップ
- 「削除」または「ネットワークから削除」をタップ
- 再度同じWi-Fiネットワークに接続
方法2:DNSを変更する
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「Wi-Fi」
- 接続中のWi-Fiを長押し
- 「ネットワークを変更」をタップ
- 「詳細設定」を表示
- 「IP設定」を「静的」に変更
- DNS 1:
8.8.8.8 - DNS 2:
8.8.4.4 - 「保存」をタップ
方法3:Chromeのキャッシュをクリア
- Chromeアプリを開く
- 右上の「︙」→「履歴」→「閲覧履歴データを削除」
- 「Cookieとサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
- 「データを削除」をタップ
方法4:プリロード機能を無効化
- Chromeアプリで「︙」→「設定」
- 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「ページをプリロードする」をオフ
iPhone・iPad での解決方法
方法1:Wi-Fiの再接続
- 「設定」→「Wi-Fi」
- 接続中のWi-Fiの「i」マークをタップ
- 「このネットワーク設定を削除」をタップ
- 再度同じWi-Fiに接続
方法2:DNSを変更する
- 「設定」→「Wi-Fi」
- 接続中のWi-Fiの「i」マークをタップ
- 「DNSを構成」をタップ
- 「手動」を選択
- 既存のDNSを削除(左にスワイプ)
- 「サーバを追加」をタップ
8.8.8.8を入力- もう一度「サーバを追加」で
8.8.4.4を入力 - 「保存」をタップ
方法3:Safariのキャッシュをクリア
- 「設定」→「Safari」
- 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
- 確認画面で「履歴とデータを消去」をタップ
Webサイト側の問題かどうかを確認する方法
自分の設定に問題がないのに特定のサイトだけ開けない場合、サイト側に問題がある可能性があります。
確認方法1:Down Detectorを使う
Down Detector(downdetector.com)で、そのサイトに障害が発生していないか確認できます。
確認方法2:別のデバイスやネットワークで試す
- スマートフォンのモバイルデータ通信(4G/5G)でアクセス
- 家族や友人のデバイスで試す
- 別の場所(職場、カフェなど)のWi-Fiで試す
すべてのデバイスで開けない場合、サイト側の問題である可能性が高いです。
確認方法3:オンラインツールで確認
「Is It Down Right Now?」などのWebサービスで、サイトが稼働しているか確認できます。
エラーを予防する日常的な対策
ERR_NAME_NOT_RESOLVEDエラーを未然に防ぐため、以下の対策を心がけましょう。
1. 定期的なキャッシュのクリア
月に1回程度、ブラウザのキャッシュとCookieをクリアする習慣をつけましょう。
2. ブラウザとOSを最新に保つ
アップデートには、DNSやネットワーク関連のバグ修正が含まれていることが多いです。
確認方法:
- Chrome: 右上の「︙」→「ヘルプ」→「Google Chromeについて」
- Windows: 「設定」→「Windows Update」
- Mac: Appleメニュー→「システム設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
3. 信頼性の高いDNSサーバーを使用
Google Public DNS(8.8.8.8)やCloudflare DNS(1.1.1.1)など、信頼性の高い公開DNSサーバーを使用することをおすすめします。
4. ルーターを定期的に再起動
月に1回程度、ルーターを再起動することで、ネットワークの問題を予防できます。
5. セキュリティソフトの設定を見直す
過度に厳しいセキュリティ設定は、正常なサイトへのアクセスも妨げることがあります。信頼できるサイトはホワイトリストに登録しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1:ERR_NAME_NOT_RESOLVEDは危険なエラーですか?
A:いいえ、危険ではありません。このエラーは単にDNSの名前解決ができなかったことを示すもので、ウイルスやマルウェアとは関係ありません。ただし、すべてのサイトで頻繁に発生する場合は、ネットワーク設定やDNS設定を見直す必要があります。
Q2:DNSを8.8.8.8に変更しても安全ですか?
A:はい、安全です。8.8.8.8はGoogleが提供する無料の公開DNSサーバーで、世界中で数億人が利用しています。プライバシーが心配な場合は、Cloudflare DNS(1.1.1.1)もおすすめです。
Q3:キャッシュを削除すると保存されているパスワードも消えますか?
A:いいえ、キャッシュとCookieを削除しても、ブラウザに保存されているパスワードは消えません。ただし、一部のサイトでは再ログインが必要になります。パスワードマネージャーに保存してあれば問題ありません。
Q4:特定のサイトだけエラーが出ます。どうすればいいですか?
A:まず、そのサイトが正常に稼働しているか確認してください。Down DetectorやIs It Down Right Now?などのツールを使うか、別のデバイスやネットワークで試してみましょう。サイト側の問題であれば、復旧を待つしかありません。
Q5:DNSキャッシュをクリアしたのに改善しません
A:DNSキャッシュのクリアで解決しない場合は、以下を試してください:
- ブラウザのキャッシュもクリア
- ChromeのDNSキャッシュ(chrome://net-internals/#dns)をクリア
- DNS設定を変更(8.8.8.8に変更)
- ルーターを再起動
Q6:VPNを使っていると頻繁にこのエラーが出ます
A:VPNサーバーのDNS設定に問題がある可能性があります。VPNアプリの設定で「カスタムDNS」または「代替DNS」を有効にして、8.8.8.8を設定してみてください。または、別のVPNサーバーに接続してみましょう。
Q7:会社のパソコンでこのエラーが出ます。自分で直せますか?
A:会社のネットワークでは、プロキシサーバーやファイアウォールの設定が厳しく制限されていることがあります。DNS設定の変更などは管理者権限が必要な場合もあるため、まずIT部門に相談することをおすすめします。
Q8:スマホでこのエラーが出た場合、最も効果的な方法は?
A:スマホの場合、以下の順番で試してください:
- Wi-Fiの再接続
- モバイルデータ通信に切り替えて確認
- DNS設定を8.8.8.8に変更
- ブラウザアプリのキャッシュをクリア
- 端末を再起動
Q9:すべての方法を試しても直りません
A:すべての方法を試しても解決しない場合、以下の可能性があります:
- プロバイダー側のDNSサーバーに重大な障害が発生している → プロバイダーに連絡
- アクセスしようとしているサイトが閉鎖またはドメイン期限切れ → 別の方法で情報を探す
- ルーターやモデムの故障 → 機器の交換を検討
Q10:このエラーはスマホよりパソコンの方が多いですか?
A:一般的には、パソコンの方がDNS設定やキャッシュの問題が複雑なため、エラーが発生しやすい傾向があります。ただし、スマホでも古いキャッシュやWi-Fi設定の問題で発生することは珍しくありません。
まとめ:ERR_NAME_NOT_RESOLVEDエラーは自分で直せる
ERR_NAME_NOT_RESOLVEDエラーは、ほとんどの場合、自分で解決できるトラブルなんです。慌てずに、この記事で紹介した解決方法を順番に試してみてください。
解決の基本ステップ:
- URLを再確認する
- 別のWebサイトにアクセスして原因を特定
- ルーターを再起動する
- ブラウザのキャッシュとCookieを削除
- DNSキャッシュをクリア
- DNS設定を変更(8.8.8.8に変更)
覚えておきたいポイント:
- 多くの場合、ルーター再起動やキャッシュクリアで解決する
- DNS設定をGoogle Public DNS(8.8.8.8)に変更すると安定する
- 特定のサイトだけエラーが出る場合、サイト側の問題の可能性が高い
- 定期的なキャッシュクリアで予防できる
基本的な解決方法で改善しない場合でも、DNS設定の変更やChromeのDNSキャッシュクリアなど、まだ試せる方法はたくさんあります。焦らず一つずつ試していけば、必ず解決できますよ。
それでも直らない場合は、プロバイダーに連絡したり、IT詳しい人に相談したりすることも検討してくださいね。日頃からブラウザのキャッシュを定期的にクリアし、ルーターを再起動する習慣をつけることで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます!


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