Webページで表を使うとき、「枠線(ボーダー)の太さを変えたい」と思ったことはありませんか?
でも、いざCSSで書こうとすると…
border
ってどこに書くの?- 枠線の太さはどう指定するの?
- 内側だけ細く、外枠だけ太くできる?
といった疑問が出てくるはずです。
この記事では、HTMLテーブルの枠線の太さをCSSで自在に変える方法を、実例とともにわかりやすく解説します!
基本:table全体の枠線を太くする

<table class="my-table">
<tr>
<td>りんご</td>
<td>みかん</td>
</tr>
</table>
.my-table {
border: 3px solid #000; /* ←ここで太さを指定(今回は3pxの太さ) */
border-collapse: collapse; /* 枠線を重ねない */
}
.my-table td {
border: 1px solid #000;
}

ポイント
border-collapse: collapse;
を指定すると、二重線が消え、スッキリしたデザインになります。table
タグには外枠(親枠)の太さを指定、td
に個別の線を指定できます。
外枠だけ太く、内枠は細くする方法
.my-table {
border: 4px solid #000; /* 外枠:太め */
border-collapse: collapse;
}
.my-table td {
border: 1px solid #aaa; /* 内枠:細め */
}
このように、外枠と内枠で太さや色を分けることで、よりメリハリのあるデザインにできます。
枠線の太さを場所ごとに変える
CSSでは、次のように上下左右の枠線を個別に設定することもできます:
td {
border-top: 2px solid red;
border-bottom: 2px solid blue;
border-left: 1px solid gray;
border-right: 1px solid gray;
}

応用:最初の行だけ枠線を太くする
.my-table tr:first-child td {
border-top: 3px solid black;
}
行や列ごとに枠線を変える(クラスで制御)
<tr class="highlight-row">
<td>特別行</td>
<td>注目!</td>
</tr>
.highlight-row td {
border: 2px solid orange;
}
こうすれば、「目立たせたい行だけ」太線にすることもできます。
よくある間違いと解決法
よくあるミス | 解決方法 |
---|---|
枠線が二重に見える | border-collapse: collapse; を忘れずに |
太さを変えても反映されない | border の指定がCSSに書かれているか確認 |
内枠だけ太くしたいが全体が変わる | td にだけ指定し、table のborder はなし |
まとめ:CSSでtableの枠線を自在にコントロールしよう!
CSSを使えば、HTMLの<table>
の枠線も、太さ・色・場所ごとに自由に調整できます。
覚えておきたいポイントは以下の通り:
border: ○px solid 色;
で太さを指定border-collapse: collapse;
でスッキリとした表にtd
やtr
ごとに太さを変えることも可能
CSSのtable装飾は、見やすさ・デザイン性アップにも直結する大事な要素です。
今回の知識を活かして、あなたのWebページをさらに美しく、整ったものにしていきましょう。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
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