ニューラルネットワークを学習させるとき、「学習率」という重要なパラメータがあります。
学習率が大きすぎると学習が不安定になり、小さすぎると学習が遅くなる。この調整が難しいんですよね。
そこで登場したのがRMSprop(Root Mean Square propagation)です。
RMSpropは、学習の進み具合を見ながら、自動的に学習率を調整してくれる賢いアルゴリズム。
例えるなら、坂道を下りるとき、急な坂では慎重にゆっくり、緩やかな坂では素早く進む。そんな柔軟な調整を自動でやってくれるんです。
特に、ディープラーニングの父と呼ばれるジェフリー・ヒントンが、2012年にオンライン講義で紹介したことで広まりました。
この記事では、RMSpropの仕組みから使い方、他の最適化手法との違いまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
最適化アルゴリズムの基礎知識

まず、最適化アルゴリズムとは何かを理解しましょう。
ニューラルネットワークの学習とは
ニューラルネットワークの学習は、損失(誤差)を最小化するプロセスです。
学習の流れ:
- 予測を計算:入力データからモデルが予測を出力
- 誤差を計算:予測と正解の差を測る
- 勾配を計算:どの方向にパラメータを動かせば誤差が減るか計算
- パラメータを更新:勾配に基づいてパラメータを調整
この4番目のステップで使われるのが最適化アルゴリズムです。
最も基本的な手法:勾配降下法
勾配降下法(Gradient Descent)は、最もシンプルな最適化手法です。
更新式:
θ = θ - α × ∇L
- θ(シータ):パラメータ(重みやバイアス)
- α(アルファ):学習率
- ∇L(ナブラL):損失関数の勾配
意味:
勾配の反対方向に、学習率分だけパラメータを動かします。
問題点:
学習率が固定されているため、調整が難しいんです。
- 学習率が大きすぎる:最適解を飛び越えてしまう
- 学習率が小さすぎる:学習に時間がかかりすぎる
適応的学習率の必要性
理想的には、状況に応じて学習率を変えたいですよね。
望ましい動作:
- 変化が大きいパラメータ:ゆっくり更新(小さい学習率)
- 変化が小さいパラメータ:速く更新(大きい学習率)
- 過去に大きく動いたパラメータ:今後は慎重に(学習率を下げる)
このような適応的な学習率を実現する手法の一つが、RMSpropです。
RMSpropの基本概念
RMSpropの名前の由来
RMSprop = Root Mean Square propagation
- Root Mean Square(二乗平均平方根):勾配の二乗の移動平均の平方根
- propagation(伝播):誤差逆伝播に関連
この数学的な計算を使って、学習率を調整します。
RMSpropの核心的なアイデア
RMSpropの基本的な考え方は、次の2つです。
1. 過去の勾配の大きさを記憶する
最近の勾配がどれくらい大きかったかを、移動平均として記録します。
2. 勾配が大きい方向は学習率を小さくする
過去に大きな勾配があった方向は、学習率を下げて慎重に進みます。
メリット:
- 急激な変化を抑制
- 学習が安定する
- より良い収束
RMSpropの歴史
開発者:
ジェフリー・ヒントン(Geoffrey Hinton)
発表:
2012年のCourseraの講義「Neural Networks for Machine Learning」
特徴:
正式な論文として発表されていない珍しいアルゴリズムですが、非常に広く使われています。
RMSpropのアルゴリズム
具体的な計算方法を見ていきましょう。
数式による説明
RMSpropは、次のステップで計算されます。
ステップ1:勾配の二乗の移動平均を計算
v_t = β × v_{t-1} + (1 - β) × (∇L)²
- v_t:時刻tでの勾配の二乗の移動平均
- β(ベータ):減衰率(通常0.9〜0.999)
- ∇L:現在の勾配
ステップ2:パラメータを更新
θ = θ - α / √(v_t + ε) × ∇L
- α:学習率(初期学習率)
- ε(イプシロン):0除算を防ぐための小さな値(通常1e-8)
- √(v_t + ε):勾配の二乗の移動平均の平方根
直感的な理解
勾配の二乗の移動平均 v_t の意味:
過去の勾配がどれくらい大きかったかを示す指標です。
- v_t が大きい:過去に大きな勾配があった
- v_t が小さい:過去の勾配は小さかった
更新式の意味:
実効学習率 = α / √(v_t + ε)
- v_t が大きい(過去に大きな変化)→ √v_t が大きい → 実効学習率が小さくなる
- v_t が小さい(過去の変化が小さい)→ √v_t が小さい → 実効学習率が大きくなる
つまり、過去に激しく動いた方向は慎重に、あまり動いていない方向は積極的に進むということです。
疑似コード
# 初期化
v = 0 # 勾配の二乗の移動平均
β = 0.9 # 減衰率
α = 0.001 # 学習率
ε = 1e-8 # 小さな定数
# 学習ループ
for iteration in range(num_iterations):
# 勾配を計算
gradient = compute_gradient(loss, parameters)
# 勾配の二乗の移動平均を更新
v = β * v + (1 - β) * gradient**2
# パラメータを更新
parameters = parameters - α / (sqrt(v) + ε) * gradient
RMSpropの特徴とメリット
メリット1:学習率の手動調整が不要
従来の問題:
固定学習率では、最適な値を見つけるのが困難でした。
RMSpropの解決:
自動的に各パラメータの学習率を調整してくれます。
メリット2:学習が安定する
勾配が大きい場所でも安定:
急な坂道(勾配が大きい)では、自動的にゆっくり進むため、振動や発散を防ぎます。
実例:
従来の勾配降下法だと、学習曲線が上下に振動することがありました。RMSpropでは、より滑らかに損失が減少します。
メリット3:非定常問題に強い
非定常問題とは:
時間とともに、最適解が変化する問題です。
RMSpropの利点:
移動平均を使うため、最近の情報を重視します。過去の情報は徐々に忘れていくので、変化に対応しやすいんです。
メリット4:計算コストが低い
必要なメモリ:
パラメータごとに、vという1つの値を保持するだけです。
計算量:
追加の計算は、単純な算術演算のみ。
高速で効率的です。
AdaGradとの違い
RMSpropは、AdaGradという手法を改良したものです。
AdaGradの仕組み
AdaGrad(Adaptive Gradient):
2011年に提案された適応的学習率の先駆的な手法。
計算式:
G_t = G_{t-1} + (∇L)² # 勾配の二乗を累積
θ = θ - α / √(G_t + ε) × ∇L
特徴:
過去のすべての勾配の二乗を足し合わせます。
AdaGradの問題点
学習率が単調減少する:
累積なので、G_t は時間とともに大きくなる一方です。
結果として、実効学習率は小さくなり続け、最終的にはほとんど0になります。
問題:
- 学習の後半で、更新が止まってしまう
- 長い学習には向かない
RMSpropの改善点
移動平均を使用:
v_t = β × v_{t-1} + (1 - β) × (∇L)²
累積ではなく、移動平均を使います。
効果:
- 古い情報は徐々に忘れる
- 学習率が0に収束しない
- 長期間の学習でも効果的
比較:
| 項目 | AdaGrad | RMSprop |
|---|---|---|
| 勾配の二乗 | 累積(足し算) | 移動平均 |
| 学習率の変化 | 単調減少 | 増減可能 |
| 長期学習 | 不向き | 対応可能 |
| 非定常問題 | 不向き | 得意 |
RMSpropのハイパーパラメータ
調整可能なパラメータと、その設定方法を見ていきましょう。
1. 学習率(α)
役割:
パラメータ更新の基本的なステップサイズ。
デフォルト値:
- 0.001(一般的)
- 0.01(画像認識など)
調整のヒント:
- 損失が下がらない → 大きくする
- 学習が不安定 → 小さくする
- 通常、0.0001〜0.01の範囲
2. 減衰率(β)
役割:
過去の勾配をどれだけ重視するか。
デフォルト値:
- 0.9(多くの実装)
- 0.99(より長期的な平均)
意味:
- β = 0.9:直近10ステップ程度を重視
- β = 0.99:直近100ステップ程度を重視
調整のヒント:
- データが急激に変化 → 小さくする(0.8〜0.9)
- 安定したデータ → 大きくする(0.95〜0.99)
3. イプシロン(ε)
役割:
0除算を防ぐための小さな定数。
デフォルト値:
- 1e-8(一般的)
- 1e-10(より小さい値)
調整:
通常、デフォルトのままで問題ありません。
実装例
実際のコードでRMSpropを使ってみましょう。
PyTorchでの実装
基本的な使用例:
import torch
import torch.nn as nn
import torch.optim as optim
# モデルの定義
model = nn.Sequential(
nn.Linear(784, 256),
nn.ReLU(),
nn.Linear(256, 10)
)
# RMSpropオプティマイザ
optimizer = optim.RMSprop(
model.parameters(),
lr=0.001, # 学習率
alpha=0.99, # 減衰率(PyTorchではalphaと呼ぶ)
eps=1e-8 # イプシロン
)
# 学習ループ
for epoch in range(num_epochs):
for data, target in train_loader:
# 勾配をリセット
optimizer.zero_grad()
# 順伝播
output = model(data)
loss = loss_function(output, target)
# 逆伝播
loss.backward()
# パラメータ更新
optimizer.step()
学習率スケジューリングと組み合わせ:
from torch.optim.lr_scheduler import StepLR
optimizer = optim.RMSprop(model.parameters(), lr=0.01)
# 10エポックごとに学習率を0.1倍
scheduler = StepLR(optimizer, step_size=10, gamma=0.1)
for epoch in range(num_epochs):
train(...)
scheduler.step() # 学習率を更新
TensorFlow/Kerasでの実装
Kerasでの使用例:
from tensorflow import keras
from tensorflow.keras import layers
# モデルの定義
model = keras.Sequential([
layers.Dense(256, activation='relu', input_shape=(784,)),
layers.Dense(10, activation='softmax')
])
# モデルのコンパイル
model.compile(
optimizer=keras.optimizers.RMSprop(
learning_rate=0.001,
rho=0.9, # 減衰率(Kerasではrhoと呼ぶ)
epsilon=1e-7
),
loss='categorical_crossentropy',
metrics=['accuracy']
)
# 学習
model.fit(x_train, y_train, epochs=10, batch_size=32)
NumPyでの実装(教育目的)
アルゴリズムの理解を深めるための実装:
import numpy as np
class RMSprop:
def __init__(self, lr=0.001, beta=0.9, epsilon=1e-8):
self.lr = lr
self.beta = beta
self.epsilon = epsilon
self.v = None # 勾配の二乗の移動平均
def update(self, params, grads):
# 初回のみvを初期化
if self.v is None:
self.v = {key: np.zeros_like(val)
for key, val in params.items()}
# 各パラメータを更新
for key in params.keys():
# 勾配の二乗の移動平均を更新
self.v[key] = (self.beta * self.v[key] +
(1 - self.beta) * grads[key]**2)
# パラメータを更新
params[key] -= (self.lr /
(np.sqrt(self.v[key]) + self.epsilon) *
grads[key])
# 使用例
optimizer = RMSprop(lr=0.01, beta=0.9)
for iteration in range(1000):
grads = compute_gradients(...)
optimizer.update(params, grads)
他の最適化手法との比較
RMSpropと他の人気のある最適化手法を比較してみましょう。
SGD(確率的勾配降下法)
特徴:
- 最もシンプル
- 学習率が固定
- モーメンタムを追加した改良版もある
RMSpropとの違い:
- 適応的学習率がない
- パラメータごとの調整ができない
AdaGrad
特徴:
- 適応的学習率の先駆け
- 勾配の二乗を累積
RMSpropとの違い:
- 学習率が単調減少
- 長期学習に不向き
Adam(Adaptive Moment Estimation)
特徴:
- RMSpropとモーメンタムを組み合わせた手法
- 現在最も人気のある最適化手法
計算式:
m_t = β1 × m_{t-1} + (1 - β1) × ∇L # 一次モーメント
v_t = β2 × v_{t-1} + (1 - β2) × (∇L)² # 二次モーメント
θ = θ - α / √(v_t + ε) × m_t
RMSpropとの違い:
- 勾配そのものの移動平均(モーメンタム)も使用
- バイアス補正がある
- より安定した学習
比較表
| 最適化手法 | 適応的学習率 | モーメンタム | 計算コスト | 人気度 |
|---|---|---|---|---|
| SGD | × | △(オプション) | 低 | 中 |
| AdaGrad | ○ | × | 低 | 低 |
| RMSprop | ○ | × | 低 | 中 |
| Adam | ○ | ○ | 中 | 高 |
| AdamW | ○ | ○ | 中 | 高 |
どれを選ぶべき?
一般的な推奨:
- まずAdam:ほとんどの場合、最も良い結果
- Adamで問題があれば:RMSpropやSGD+モーメンタム
- 微調整が必要:SGD+モーメンタム(最終的な精度が高いことも)
RMSpropが特に良い場合:
- RNN(リカレントニューラルネットワーク)
- オンライン学習
- 非定常問題
RMSpropの使用場面
実際にどのような場面で有効か見ていきましょう。
1. RNN(リカレントニューラルネットワーク)
なぜRMSpropが良いのか:
RNNは勾配消失・爆発の問題があり、学習が不安定になりがちです。
RMSpropの適応的学習率が、この不安定さを軽減します。
実例:
多くのRNN実装で、RMSpropがデフォルトの最適化手法として使われています。
2. 強化学習
特徴:
強化学習では、報酬が時間とともに変化する非定常な環境が多いです。
RMSpropの利点:
移動平均を使うため、最近の情報を重視し、古い情報を忘れます。
変化する環境に適応しやすいんです。
使用例:
- DQN(Deep Q-Network)
- A3C(Asynchronous Advantage Actor-Critic)
3. ミニバッチ学習
ノイズの多い勾配:
ミニバッチを使うと、勾配にノイズが含まれます。
RMSpropの効果:
移動平均でノイズを平滑化し、安定した学習を実現します。
4. 大規模データセット
メモリ効率:
AdamやAdamWに比べて、保持する情報が少ないです。
計算速度:
シンプルな計算なので、高速です。
大規模なモデルや長時間の学習でも、効率的に動作します。
RMSpropの注意点と対策
使用する際の注意点を知っておきましょう。
注意点1:学習率の設定が重要
問題:
デフォルトの学習率が、すべての問題に適しているわけではありません。
対策:
- 小さい値から始める(0.0001など)
- 検証データで性能を確認しながら調整
- 学習率スケジューリングを使う
注意点2:モーメンタムがない
問題:
勾配の移動平均(モーメンタム)を使わないため、局所解に陥りやすいことがあります。
対策:
- Adamを試す(RMSprop + モーメンタム)
- または、RMSpropにモーメンタムを追加(一部の実装で可能)
注意点3:最終的な精度
観察:
RMSpropで学習した後、SGD+モーメンタムで微調整すると、さらに精度が向上することがあります。
理由:
適応的学習率は、広い範囲を探索するのに有利ですが、最終的な収束精度ではSGDが勝ることがあります。
対策(上級者向け):
- まずRMSpropで学習
- ある程度収束したら、SGD+モーメンタムに切り替え
- さらに微調整
注意点4:バッチサイズとの相性
小さいバッチサイズ:
勾配のノイズが大きいため、RMSpropの平滑化効果が有効です。
大きいバッチサイズ:
勾配が安定しているので、RMSpropの効果が相対的に小さくなります。
対策:
バッチサイズに応じて、学習率を調整しましょう。
よくある疑問:RMSpropについて
Q1:AdamとRMSprop、どちらを使うべき?
A:まずAdamを試すことを推奨します
Adamの利点:
- モーメンタムも含まれる
- バイアス補正がある
- 多くの場合、より良い結果
RMSpropが良い場合:
- RNNでの学習
- メモリや計算リソースが限られている
- Adamで過学習する場合
Q2:学習率をどう設定すれば良い?
A:以下の手順で探索しましょう
ステップ1:広い範囲で試す
[0.0001, 0.001, 0.01, 0.1]
ステップ2:良い範囲を絞る
例えば0.001が良かったら、
[0.0005, 0.001, 0.002, 0.005]
ステップ3:検証データで最終決定
過学習せず、良い精度が出る値を選びます。
Q3:減衰率(β)は調整すべき?
A:通常はデフォルト(0.9)で問題ありません
調整が必要な場合:
- データが急激に変化 → 0.8〜0.9
- より長期的な平均が必要 → 0.95〜0.99
ただし、学習率の調整の方が重要です。
Q4:RMSpropで損失が振動する場合は?
A:学習率が大きすぎる可能性があります
対策:
- 学習率を1/10に減らす
- 勾配クリッピングを追加
- バッチサイズを大きくする
Q5:なぜAdamの方が人気なの?
A:多くの場合、Adamの方が良い結果が出るためです
Adamの利点:
- モーメンタムの効果
- バイアス補正
- より安定した学習
RMSpropの存在意義:
- よりシンプル
- メモリ効率が良い
- 特定の問題(RNN、強化学習)で有効
- Adamの基礎となる重要な手法
歴史的にも、RMSpropがあったからこそ、Adamが生まれました。
まとめ:RMSpropは適応的学習率の重要な手法
RMSpropは、学習率を自動調整する効率的な最適化アルゴリズムです。
この記事のポイント:
✅ RMSpropとは
勾配の二乗の移動平均を使って、適応的に学習率を調整する手法
✅ 基本的なアイデア
過去に大きな勾配があった方向は慎重に、小さい方向は積極的に進む
✅ AdaGradとの違い
累積ではなく移動平均を使うため、学習率が0に収束しない
✅ 主なメリット
学習の安定化、手動調整の軽減、非定常問題への対応、計算効率
✅ ハイパーパラメータ
学習率(α)、減衰率(β)、イプシロン(ε)
✅ 使用場面
RNN、強化学習、ミニバッチ学習、大規模データセット
✅ Adamとの関係
AdamはRMSpropにモーメンタムを追加した改良版
✅ 選択の基準
まずAdamを試し、特定の問題でRMSpropを検討
RMSpropは、2012年にヒントン教授が講義で紹介して以来、広く使われてきました。
正式な論文がないという珍しい背景を持ちながらも、その有効性から多くの研究者・エンジニアに支持されています。
現在では、Adamの人気に押されていますが、RMSpropの基本的なアイデア(勾配の二乗の移動平均)は、Adamにも受け継がれているんです。
実践的なアドバイス:
- まずAdamを試す:多くの場合、これで十分
- RNNや強化学習ではRMSpropを検討:特に有効
- 学習率を慎重に調整:最も重要なハイパーパラメータ
- 学習曲線を観察:安定性と収束速度を確認
適切な最適化手法を選び、ハイパーパラメータを調整することで、ニューラルネットワークの学習を効率化できます。
RMSpropの仕組みを理解することで、Adamなど他の最適化手法への理解も深まりますよ!


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