元素周期表完全ガイド – 118元素まとめ

元素周期表完全ガイド

現在発見されている118元素すべてを網羅

最終更新：2025年7月 | 化学・科学教育

元素周期表とは？

元素周期表は、すべての化学元素を原子番号の順に配列し、似た性質を持つ元素が周期的に現れるように配置した表です。1869年にドミトリ・メンデレーエフによって最初の形が提案され、現在では118個の元素が発見・確認されています。

💡 ポイント

周期表は「自然の設計図」とも呼ばれ、物質の基本的な構成要素である原子の性質を理解するための最も重要なツールの一つです。

この周期表では、各元素を以下の情報とともに表示しています：

下の周期表は色分けされており、元素の分類が一目でわかります。各元素をクリックすると詳細情報が表示されます。

アルカリ金属
反応性が高く、水と激しく反応

アルカリ土類金属
アルカリ金属より反応性は低い

遷移金属
多くが硬く、高融点を持つ

典型金属
比較的軟らかい金属

半金属
金属と非金属の中間的性質

非金属
電気を通さず、もろい

ハロゲン
反応性が高い非金属

希ガス
化学的に不活性なガス

ランタノイド
希土類元素の一部

アクチノイド
多くが放射性元素

最後に発見された元素は118番オガネソン（Og）で、2002年に初めて合成されました。日本の理化学研究所も113番ニホニウム（Nh）の発見に貢献しています。

原子番号93以降の元素は、すべて人工的に作られた元素です。これらは非常に不安定で、存在時間は短いものでは数ミリ秒程度です。

地球上で最も希少な自然元素の一つはアスタチン（At）で、地球全体でわずか25グラム程度しか存在しないとされています。

私たちの体は主に酸素（65%）、炭素（18%）、水素（10%）、窒素（3%）で構成されており、これらすべてが周期表の軽い元素です。