コストパフォーマンスに優れたスマートフォンとして人気のXiaomi(シャオミ)。
「Xiaomiのスマートフォンはどのくらいの期間アップデートされるの?」
「自分の機種はいつまでサポートされるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Xiaomiのサポート期間について、最新の情報と機種別の一覧をわかりやすく解説します。
Xiaomiのサポート期間とは

スマートフォンの「サポート期間」には、主に2種類があります。
OSアップデートのサポート
これは、Androidの新しいバージョンにアップデートできる期間のことです。
例えば、「4回のOSアップデート」という場合、Android 13で発売された機種が、Android 14、15、16、17まで対応できるという意味になります。
OSアップデートにより、新しい機能が使えるようになったり、動作が改善されたりします。
セキュリティアップデートのサポート
これは、セキュリティの脆弱性を修正するアップデートを受けられる期間のことです。
OSアップデートよりも長い期間提供されるのが一般的で、例えば「6年間のセキュリティアップデート」といった形で保証されます。
セキュリティアップデートは、ウイルスや不正アクセスから端末を守るために非常に重要です。
Xiaomiのサポート期間が大幅に延長された
2024年から2025年にかけて、Xiaomiはサポート期間を大幅に延長しました。
従来のサポート期間
以前のXiaomiのサポート期間は、以下の通りでした。
- OSアップデート:2〜3年
- セキュリティアップデート:3〜4年
これは、一般的なAndroidスマートフォンと同程度の期間でした。
現在のサポート期間(2025年以降)
2024年後半から、Xiaomiは以下のように大幅にサポート期間を延長しました。
最長サポート
- OSアップデート:4回(約4年)
- セキュリティアップデート:最大6年
一部機種では7年
Redmi Pad 2など、一部のタブレット機種では7年間のセキュリティアップデートが提供されます。
これは、GoogleのPixelシリーズやSamsungの最新フラッグシップと同等、あるいはそれ以上のサポート期間です。
機種別サポート期間一覧
Xiaomiのサポート期間は、機種のグレードや発売時期によって異なります。
6年間サポート対象機種(フラッグシップ・ハイエンド)
以下の機種は、4回のOSアップデート+6年間のセキュリティアップデートが保証されています。
Xiaomiブランド
- Xiaomi 15シリーズ(15、15 Pro、15 Ultra):2031年まで
- Xiaomi 14シリーズ(14、14 Pro、14 Ultra):2030年まで
- Xiaomi 13 Ultra:2029年まで
- Xiaomi Mix Fold 4:2031年まで
- Xiaomi Mix Flip:2031年まで
Redmiブランド
- Redmi Note 14(4G):2031年3月まで
- Redmi K70 Ultra:2030年まで
- Redmi K80シリーズ:2031年まで
POCOブランド
- POCO F7 Pro:2031年3月まで
- POCO F7 Ultra:2031年3月まで
- POCO X7 Pro:2031年まで
5年間サポート対象機種(ミドルレンジ)
以下の機種は、3〜4回のOSアップデート+5年間のセキュリティアップデートが提供されます。
Xiaomiブランド
- Xiaomi 14Tシリーズ:2029年まで
- Xiaomi Civi 4 Pro:2029年まで
Redmiブランド
- Redmi Note 13 Proシリーズ:2029年まで
- Redmi Turbo 3シリーズ:2029年まで
POCOブランド
- POCO F6:2029年まで
- POCO X6 Pro:2029年まで
4年間サポート対象機種(ミドル〜エントリー)
以下の機種は、2〜3回のOSアップデート+4年間のセキュリティアップデートが提供されます。
Redmiブランド
- Redmi Note 14 Pro(5G):2028年まで
- Redmi 13シリーズ:2028年まで
- Redmi 14Cシリーズ:2028年まで
POCOブランド
- POCO M6シリーズ:2028年まで
- POCO C65:2027年まで
タブレット機種
7年間サポート
- Redmi Pad 2:2029年まで(一部情報では2031年まで)
6年間サポート
- Xiaomi Pad 7シリーズ:2031年まで
- Xiaomi Pad 6S Proシリーズ:2029年まで
5年間サポート
- POCO Pad M1:2029年まで
2026年にサポート終了する機種
以下の機種は、2026年中にサポートが終了する予定です。
2026年3月終了予定
- Xiaomi 12(2022年発売)
- Xiaomi 12 Pro(2022年発売)
これらは4年間のセキュリティサポートを受けてきましたが、2026年3月で終了します。
2026年10月終了予定
- Xiaomi 12T(2022年発売)
- Xiaomi 12T Pro(2022年発売)
2026年前半終了予定
- Redmi Note 12シリーズ(2022〜2023年発売)
- Redmi 12C(2023年発売)
- POCO X4 Pro 5G(2022年発売)
すでにサポート終了した主な機種
以下の機種は、すでにサポートが終了しています。
- Xiaomi Mi 10シリーズ(2020年発売):2024年終了
- Xiaomi Mi Noteシリーズ
- Redmi Note 9シリーズ(2020年発売):2024年終了
- POCO F3(2021年発売):2024年終了
- POCO X3 Pro(2021年発売):2024年終了
HyperOS(ハイパーOS)とは
2023年以降、XiaomiはMIUIに代わる新しいOS「HyperOS」を導入しています。
HyperOSの特徴
HyperOSは、スマートフォンだけでなく、タブレット、ウェアラブル、スマート家電など、Xiaomiのすべてのデバイスを統合する新しいプラットフォームです。
主な特徴
- より洗練されたユーザーインターフェース
- システムの安定性向上
- デバイス間の連携強化
- リソース管理の最適化
HyperOSのバージョン
- HyperOS 1.0:Android 14ベース(2023年〜)
- HyperOS 2.0:Android 15ベース(2024年〜)
- HyperOS 3.0:Android 16ベース(2025年予定)
最新機種から順次HyperOSへの移行が進んでいます。
自分の機種のサポート期間を確認する方法

公式サイトで確認
Xiaomiの公式サイトや各機種のサポートページで、アップデート情報を確認できます。
設定アプリから確認
スマートフォンの設定アプリから、以下の手順で確認できます。
- 設定アプリを開く
- 「デバイス情報」または「端末情報」をタップ
- 「MIUIバージョン」または「HyperOSバージョン」をタップ
- 「アップデートを確認」をタップ
最新のアップデートが利用可能かどうかが表示されます。
MemeOS Enhancerアプリ
XiaomiはGoogle Playストアで「MemeOS Enhancer」というアプリを提供しています。
このアプリでは、以下のことができます。
- システムアプリの更新
- 新機能の先行体験
- アップデート状況の確認
第三者サイトで確認
XiaomiTimeなどの専門サイトでは、機種別のサポート期間一覧を公開しています。
ただし、公式情報ではないため、参考程度にとどめてください。
サポート終了後のリスク
サポートが終了したスマートフォンを使い続けると、以下のようなリスクがあります。
セキュリティリスクの増大
最も深刻な問題がセキュリティです。
サポート終了後は、新しく発見されるセキュリティの脆弱性に対処できません。
具体的なリスク
- ウイルスやマルウェアへの感染
- 個人情報の漏洩
- 不正アクセス
- オンラインバンキングやキャッシュレス決済の危険性
特に、金融情報や個人情報を扱う場合は、サポート終了機種の使用は避けるべきです。
アプリが使えなくなる
時間が経つにつれて、新しいアプリがインストールできなくなったり、既存のアプリが動作しなくなったりします。
影響を受けやすいアプリ
- 銀行アプリ
- 決済アプリ(PayPayなど)
- SNSアプリ
- ゲームアプリ
- ビジネスアプリ
サポート終了直後はそれほど問題ありませんが、1年、2年と経過するにつれて影響が大きくなります。
システムの不具合が修正されない
OSアップデートには、バグ修正も含まれています。
サポート終了後は、新しく発見された不具合がそのままになり、動作が不安定になる可能性があります。
他メーカーとのサポート期間比較
Googleのサポート期間
Pixel 8以降
- OSアップデート:7年
- セキュリティアップデート:7年
Googleは2023年から、Pixel 8シリーズ以降で7年間のサポートを開始しました。
これは現在のAndroidスマートフォンで最長のサポート期間です。
Samsungのサポート期間
Galaxy S24シリーズなど
- OSアップデート:7回
- セキュリティアップデート:7年
Samsungも2024年から、フラッグシップモデルで7年間のサポートを提供しています。
SONYのサポート期間
Xperia 1シリーズなど
- OSアップデート:2〜3回
- セキュリティアップデート:3年
日本メーカーのSONYは、比較的短めのサポート期間となっています。
SHARPのサポート期間
AQUOS sense8など
- OSアップデート:最大3回
- セキュリティアップデート:4年
SHARPは近年サポート期間を延ばしており、4年間のセキュリティアップデートを提供しています。
Xiaomiの位置づけ
Xiaomiの最長6年(一部7年)のサポート期間は、Androidスマートフォンメーカーとしてはトップクラスです。
特に注目すべきは、ミドルレンジモデルにも長期サポートを提供している点です。
例えば、Redmi Note 14(4G)という比較的安価なモデルでも6年間のサポートが受けられます。
Xiaomiスマートフォン購入時の注意点
サポート期間を確認する
購入前に、その機種のサポート期間を必ず確認しましょう。
同じXiaomiブランドでも、機種によってサポート期間が大きく異なります。
- フラッグシップ:6年
- ミドルレンジ:4〜5年
- エントリーモデル:3〜4年
発売時期を確認する
中古や型落ちモデルを購入する場合は、発売時期を確認しましょう。
例えば、2022年発売のXiaomi 12は、2026年3月でサポートが終了します。
2025年に購入しても、1年ほどしかサポートが残っていません。
グローバル版とキャリア版の違い
日本で購入できるXiaomiスマートフォンには、以下の種類があります。
グローバル版(SIMフリー)
- Amazonや家電量販店で購入できる
- アップデート配信が比較的早い
- 日本語サポートあり
キャリア版(ソフトバンクなど)
- 通信キャリアから購入
- アップデート配信がやや遅れることがある
- キャリアの保証サービスが受けられる
アップデートの配信タイミングは、グローバル版の方が若干早い傾向にあります。
価格とサポート期間のバランス
Xiaomiの魅力は、コストパフォーマンスの高さです。
しかし、あまりに安価なエントリーモデルは、サポート期間が短い場合があります。
長期間使いたい場合は、ミドルレンジ以上のモデルを選ぶことをおすすめします。
サポート終了が近い機種の対処法
買い替えを検討する
最も確実な対策は、新しい機種に買い替えることです。
買い替えのタイミング
- サポート終了の1年前
- アプリが使えなくなり始めた時
- セキュリティに不安を感じた時
特に、オンラインバンキングやキャッシュレス決済を使う場合は、早めの買い替えをおすすめします。
使い方を制限する
すぐに買い替えが難しい場合は、使い方を制限することでリスクを減らせます。
安全な使い方
- オンラインバンキングやキャッシュレス決済は使わない
- 重要な個人情報を入力しない
- 不審なサイトにアクセスしない
- 無料Wi-Fiには接続しない
- サブ機として限定的に使う
セキュリティアプリを使う
Google Playストアで提供されているセキュリティアプリをインストールすることで、ある程度の保護が可能です。
ただし、OS自体の脆弱性は防げないため、完全な対策にはなりません。
データのバックアップ
買い替えに備えて、定期的にデータのバックアップを取りましょう。
バックアップすべきデータ
- 連絡先
- 写真・動画
- メッセージ
- アプリのデータ
Googleアカウントを使えば、多くのデータを自動的にバックアップできます。
よくある質問

Xiaomiのサポート期間は他社と比べて長い?短い?
2024年以降、Xiaomiのサポート期間は大幅に延長されました。
最長6年(一部7年)のサポートは、GoogleやSamsungに次ぐ長さで、Androidスマートフォンメーカーとしてはトップクラスです。
特に、ミドルレンジモデルでも長期サポートを提供している点が評価されています。
すでにサポートが終了した機種は使えない?
サポートが終了しても、物理的には使い続けることができます。
ただし、セキュリティリスクが高まり、アプリも徐々に使えなくなるため、長期間の使用はおすすめしません。
サポート終了から1年以内には、買い替えを検討するのが安全です。
中古でXiaomiを買う場合の注意点は?
中古でXiaomiを購入する場合は、以下の点に注意してください。
- 発売時期を確認する(古すぎる機種は避ける)
- 残りのサポート期間を計算する
- 2022年以前の機種はサポート終了が近い
- できれば2023年以降の機種を選ぶ
例えば、Xiaomi 12シリーズは2026年3月でサポート終了なので、購入はおすすめしません。
グローバル版と中国版の違いは?
グローバル版
- Google Playストアが使える
- 日本語対応
- 日本の技適マークあり
- 日本でのサポートあり
中国版
- Google Playストアが使えない(独自のアプリストア)
- 中国語がメイン
- 日本の技適マークなし(法的に使用できない)
- 日本でのサポートなし
必ずグローバル版を購入してください。中国版は日本国内で使用すると電波法違反になる可能性があります。
サポート期間中でもアップデートが来ない場合は?
サポート期間中でもアップデートが来ない場合は、以下を確認してください。
- 設定アプリから手動でアップデートを確認する
- Wi-Fiに接続しているか確認する
- ストレージに十分な空き容量があるか確認する
- 段階的な配信の場合、数週間待つ
それでも来ない場合は、Xiaomiのサポートに問い合わせましょう。
まとめ:Xiaomiは長期サポートで安心して使える
Xiaomiのサポート期間について、重要なポイントをまとめます。
Xiaomiのサポート期間
- 最長6年(一部7年)のセキュリティアップデート
- 4回のOSアップデート(フラッグシップ・ハイエンド)
- ミドルレンジモデルも4〜5年のサポート
- 2024年から大幅に延長された
機種による違い
- フラッグシップ(Xiaomi 15など):6年
- ハイエンド(Redmi K80など):6年
- ミドルレンジ(POCO F6など):5年
- エントリー(Redmi 14Cなど):3〜4年
2026年にサポート終了する機種
- Xiaomi 12シリーズ:2026年3月
- Xiaomi 12Tシリーズ:2026年10月
- Redmi Note 12シリーズ:2026年前半
- POCO X4 Pro 5G:2026年前半
他社との比較
- Google Pixel:7年(最長)
- Samsung Galaxy:7年(フラッグシップ)
- Xiaomi:最長6年(一部7年)
- SONY Xperia:3年
- SHARP AQUOS:4年
Xiaomiは、Androidスマートフォンメーカーとしてはトップクラスのサポート期間を提供しています。
特に注目すべきは、比較的安価なミドルレンジモデルでも長期サポートを受けられる点です。
購入時は機種のサポート期間を確認し、長期間安心して使えるモデルを選びましょう。
サポートが終了した機種を使い続けるのはセキュリティ上のリスクがあるため、サポート終了が近づいたら早めに買い替えを検討することをおすすめします。
HyperOSの導入により、今後さらにユーザー体験が向上することが期待されます。
自分の使い方とサポート期間のバランスを考えて、最適なXiaomiスマートフォンを選んでください。


コメント