WPS Officeのダウンロード・インストール方法|無料で使えるオフィスソフト完全ガイド

プログラミング・IT

「Microsoft Officeは高いから、無料で使えるオフィスソフトが欲しい…」

文書作成や表計算ができるソフトを探しているけれど、Microsoft Officeは価格が高くて手が出ない。そんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめなのが「WPS Office」です。無料で使えて、Microsoft Officeとの互換性も高い優れたオフィスソフトなんです。

この記事では、WPS Officeのダウンロードからインストール、初期設定まで、画像付きで詳しく解説していきます。

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  1. WPS Officeとは?
    1. WPS Officeの基本情報
    2. WPS Officeのメリット
    3. WPS Officeのデメリット
  2. 無料版と有料版の違い
    1. 無料版でできること
    2. 有料版(Premium)の追加機能
  3. 【Windows版】ダウンロード方法
    1. 公式サイトからのダウンロード
    2. ダウンロードファイルの確認
    3. ダウンロード時の注意点
  4. 【Windows版】インストール方法
    1. インストール手順
    2. カスタムインストール(詳細設定)
  5. 【Mac版】ダウンロード・インストール方法
    1. Macでのダウンロード
    2. Macでのインストール
    3. Mac版の注意点
  6. 初期設定と起動方法
    1. 初回起動時の設定
    2. ファイルの関連付け設定
    3. 日本語入力の設定
  7. 各アプリケーションの起動方法
    1. Writer(文書作成)の起動
    2. Spreadsheets(表計算)の起動
    3. Presentation(プレゼン)の起動
  8. よくあるトラブルと解決方法
    1. トラブル1:インストーラーが起動しない
    2. トラブル2:インストールが途中で止まる
    3. トラブル3:日本語が文字化けする
    4. トラブル4:ファイルが開けない
    5. トラブル5:広告を消したい
  9. アンインストール方法
    1. Windowsでのアンインストール
    2. Macでのアンインストール
  10. 使い始める前に知っておきたいこと
    1. テンプレートの活用
    2. クラウド保存の設定
    3. ショートカットキーの確認
  11. よくある質問
    1. Q: WPS Officeは本当に完全無料?
    2. Q: Microsoft Officeのファイルは完全に互換性がある?
    3. Q: ビジネスで使っても大丈夫?
    4. Q: インターネット接続は必要?
    5. Q: スマートフォンでも使える?
  12. まとめ

WPS Officeとは?

まずは、WPS Officeがどんなソフトなのか理解しておきましょう。

WPS Officeの基本情報

WPS Officeは、中国のKingsoft社が開発したオフィスソフトです。

含まれる主な機能

  • Writer(ライター):文書作成ソフト(Wordの代替)
  • Spreadsheets(スプレッドシート):表計算ソフト(Excelの代替)
  • Presentation(プレゼンテーション):プレゼン資料作成ソフト(PowerPointの代替)

Microsoft Officeとほぼ同じことができるんです。

WPS Officeのメリット

メリット1:無料で使える

基本機能は完全無料で利用できます。個人利用なら、お金をかけずに使い続けられるのが大きな魅力です。

メリット2:Microsoft Officeとの高い互換性

WordやExcelで作成したファイルを開いたり、編集したりできます。逆に、WPS Officeで作ったファイルをOffice形式で保存することも可能です。

メリット3:軽量で動作が速い

Microsoft Officeよりも軽いので、古いパソコンでもサクサク動きます。

メリット4:インターフェースが使いやすい

Microsoft Officeに似た操作画面なので、乗り換えてもすぐに使えます。

WPS Officeのデメリット

もちろん、デメリットもあります。

デメリット1:広告が表示される(無料版)

無料版では、画面の右側に広告が表示されます。気になる場合は有料版へのアップグレードが必要です。

デメリット2:一部の高度な機能が使えない

Microsoft Officeの全機能には対応していません。マクロなどの高度な機能を使う場合は注意が必要です。

デメリット3:日本語サポートが限定的

メニューは日本語化されていますが、ヘルプやサポートは英語が中心です。

無料版と有料版の違い

WPS Officeには、無料版と有料版(Premium)があります。

無料版でできること

基本機能

  • 文書作成、編集、保存
  • 表計算、グラフ作成
  • プレゼンテーション資料作成
  • PDF閲覧、簡易編集
  • Office形式のファイル対応

個人の日常使用なら、無料版で十分なケースが多いです。

有料版(Premium)の追加機能

月額料金

  • 年間プラン:約3,880円/年
  • 月額プラン:約480円/月

追加される機能

  • 広告の非表示
  • PDF編集機能の強化
  • クラウドストレージの増量(20GB)
  • 高度なテンプレート
  • 優先サポート

広告が邪魔に感じる場合は、有料版を検討しても良いでしょう。

【Windows版】ダウンロード方法

それでは、実際にWPS Officeをダウンロードしていきましょう。

公式サイトからのダウンロード

手順

  1. WPS Office公式サイト(https://www.wps.com/)にアクセス
  2. 「Free Download」または「無料ダウンロード」ボタンをクリック
  3. Windowsのバージョンが自動で検出される
  4. ダウンロードが開始される

ダウンロードには数分かかります。インターネット接続が安定している環境で行いましょう。

ダウンロードファイルの確認

ダウンロードが完了すると、以下のようなファイルが保存されます。

ファイル名の例

  • WPS_Office_Setup.exe
  • WPS_Setup_xxxx.exe(xは数字)

ファイルサイズは約200〜300MB程度です。

ダウンロード時の注意点

注意点1:公式サイトからダウンロードする

必ず公式サイトからダウンロードしてください。非公式サイトからダウンロードすると、ウイルスが混入している可能性があります。

注意点2:バージョンを確認する

最新版をダウンロードするようにしましょう。古いバージョンでは、セキュリティリスクがあります。

注意点3:日本語版を選択する

ダウンロードページで言語を選択できる場合は、必ず日本語版を選びましょう。

【Windows版】インストール方法

ダウンロードしたファイルをインストールしていきます。

インストール手順

ステップ1:インストーラーを起動

  1. ダウンロードフォルダを開く
  2. 「WPS_Office_Setup.exe」をダブルクリック
  3. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリック

ステップ2:言語とライセンスの確認

  1. インストール言語が「日本語」になっているか確認
  2. 利用規約を読む
  3. 「同意する」にチェックを入れる
  4. 「インストール」ボタンをクリック

ステップ3:インストールの実行

  1. インストールが自動的に進行する
  2. プログレスバーが100%になるまで待つ(3〜5分程度)
  3. 「インストール完了」と表示されたら「完了」をクリック

これでインストールは終了です。

カスタムインストール(詳細設定)

インストール先やオプションを変更したい場合は、カスタムインストールを選択できます。

設定できる項目

  • インストール先フォルダの変更
  • デスクトップショートカットの作成
  • ファイル関連付けの設定
  • 自動アップデートの有効/無効

通常は、標準設定のままで問題ありません。

【Mac版】ダウンロード・インストール方法

Macユーザー向けの手順です。

Macでのダウンロード

手順

  1. WPS Office公式サイト(https://www.wps.com/)にアクセス
  2. 「Mac」版を選択
  3. 「Free Download」をクリック
  4. dmgファイルがダウンロードされる

Mac版も無料で利用できます。

Macでのインストール

手順

  1. ダウンロードフォルダから「WPS_Office.dmg」をダブルクリック
  2. インストーラーが開く
  3. WPS Officeアイコンを「Applications」フォルダにドラッグ
  4. インストールが完了するまで待つ
  5. アプリケーションフォルダから起動

Mac版もWindows版と同様の機能が使えます。

Mac版の注意点

macOSのバージョン確認

WPS Officeは、macOS 10.12以降に対応しています。古いバージョンのMacでは動作しない可能性があるので、事前に確認してください。

セキュリティ設定

初回起動時に「開発元が未確認」という警告が出る場合があります。

その場合は、以下の手順で許可してください。

  1. 「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」を開く
  2. 「一般」タブで「このまま開く」をクリック

初期設定と起動方法

インストールが完了したら、初期設定を行いましょう。

初回起動時の設定

手順

  1. デスクトップまたはスタートメニューからWPS Officeを起動
  2. 言語設定画面が表示される(日本語を選択)
  3. 「スキップ」または「後で」を選択(アカウント登録は任意)
  4. インターフェーステーマを選択(クラシックまたはモダン)
  5. 「完了」をクリック

これで使用開始できます。

ファイルの関連付け設定

WPS OfficeをデフォルトのOfficeソフトとして設定できます。

設定方法

  1. WPS Officeを起動
  2. 右上の「メニュー」→「設定」を開く
  3. 「一般」タブを選択
  4. 「ファイルの関連付け」で対応させたい形式にチェック

これで、Word/Excel/PowerPointファイルをダブルクリックすると、自動的にWPS Officeで開くようになります。

日本語入力の設定

日本語入力がうまくいかない場合は、以下を確認してください。

確認事項

  • Windows:Microsoft IMEまたはGoogle日本語入力が有効か
  • Mac:日本語入力ソースが追加されているか

WPS Office側の特別な設定は不要です。

各アプリケーションの起動方法

WPS Officeには3つの主要アプリがあります。

Writer(文書作成)の起動

起動方法

  1. WPS Officeを開く
  2. 「Writer」アイコンをクリック
  3. または、スタートメニューから「WPS Writer」を直接起動

Wordファイル(.docx、.doc)を開くこともできます。

Spreadsheets(表計算)の起動

起動方法

  1. WPS Officeを開く
  2. 「Spreadsheets」アイコンをクリック
  3. または、スタートメニューから「WPS Spreadsheets」を直接起動

Excelファイル(.xlsx、.xls)に対応しています。

Presentation(プレゼン)の起動

起動方法

  1. WPS Officeを開く
  2. 「Presentation」アイコンをクリック
  3. または、スタートメニューから「WPS Presentation」を直接起動

PowerPointファイル(.pptx、.ppt)を編集できます。

よくあるトラブルと解決方法

インストール時によくある問題と対処法です。

トラブル1:インストーラーが起動しない

原因と対処法

原因:ダウンロードファイルが破損している
対処法:ファイルを削除して再ダウンロード

原因:セキュリティソフトがブロックしている
対処法:一時的にセキュリティソフトを無効化して再試行

トラブル2:インストールが途中で止まる

対処法

  1. インストーラーを終了
  2. パソコンを再起動
  3. 古いバージョンのWPS Officeがある場合はアンインストール
  4. もう一度インストーラーを実行

トラブル3:日本語が文字化けする

対処法

  1. WPS Officeの「設定」を開く
  2. 「言語」設定を確認
  3. 「日本語」が選択されているか確認
  4. アプリを再起動

それでも解決しない場合は、再インストールを試してみてください。

トラブル4:ファイルが開けない

対処法

原因:ファイル形式が対応していない
対処法:対応形式を確認(.docx、.xlsx、.pptxなど)

原因:ファイルが破損している
対処法:別のファイルで試してみる

原因:Officeの新しい機能を使っている
対処法:Microsoft Officeで保存し直してもらう

トラブル5:広告を消したい

対処法

無料版では広告は消せません。広告を非表示にするには、有料版(Premium)へのアップグレードが必要です。

または、広告ブロック機能付きのセキュリティソフトを使用する方法もあります。

アンインストール方法

WPS Officeが不要になった場合のアンインストール手順です。

Windowsでのアンインストール

手順

  1. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開く
  2. 「WPS Office」を探す
  3. 「…」メニューから「アンインストール」を選択
  4. 確認画面で「アンインストール」をクリック
  5. アンインストーラーの指示に従う

または、コントロールパネルの「プログラムと機能」からもアンインストールできます。

Macでのアンインストール

手順

  1. Finderで「アプリケーション」フォルダを開く
  2. 「WPS Office」を探す
  3. ゴミ箱にドラッグ
  4. ゴミ箱を空にする

必要に応じて、設定ファイルも削除してください。

使い始める前に知っておきたいこと

WPS Officeを快適に使うためのコツです。

テンプレートの活用

WPS Officeには、豊富なテンプレートが用意されています。

利用方法

  1. Writer/Spreadsheets/Presentationを起動
  2. 「新規作成」画面でテンプレートを選択
  3. カテゴリから好みのものを選ぶ

履歴書、請求書、プレゼン資料など、すぐに使えるテンプレートがあります。

クラウド保存の設定

WPS Cloudを使えば、ファイルをクラウドに保存できます。

設定方法

  1. アカウントを作成(無料)
  2. WPS Officeでログイン
  3. 「クラウドに保存」を選択

無料版でも1GBのストレージが使えます。

ショートカットキーの確認

Microsoft Officeと同じショートカットキーが使えます。

よく使うショートカット

  • Ctrl+S:保存
  • Ctrl+C:コピー
  • Ctrl+V:貼り付け
  • Ctrl+Z:元に戻す
  • Ctrl+P:印刷

操作に慣れると、作業効率が上がります。

よくある質問

Q: WPS Officeは本当に完全無料?

A: はい、基本機能は完全無料で使えます。ただし、広告が表示されます。広告を非表示にしたい場合や高度な機能を使いたい場合は、有料版の購入が必要です。

Q: Microsoft Officeのファイルは完全に互換性がある?

A: 基本的な機能は互換性がありますが、100%完全というわけではありません。複雑な書式やマクロを使ったファイルでは、レイアウトが崩れることがあります。

Q: ビジネスで使っても大丈夫?

A: 個人事業主や小規模企業であれば問題なく使えます。ただし、大企業や公的機関では、Microsoft Officeの使用が求められる場合があります。

Q: インターネット接続は必要?

A: インストール後は、オフラインでも基本機能は使えます。ただし、テンプレートのダウンロードやクラウド保存にはインターネット接続が必要です。

Q: スマートフォンでも使える?

A: はい、iOS版とAndroid版があります。スマホ版も基本無料で使えます。

まとめ

WPS Officeのダウンロード・インストール方法について解説しました。

重要なポイントをおさらいしましょう。

  • WPS Officeは無料で使えるオフィスソフト
  • Microsoft Officeとの互換性が高い
  • 公式サイトから安全にダウンロードできる
  • インストールは簡単で5分程度で完了
  • 無料版には広告が表示される
  • 基本的な文書作成、表計算、プレゼン作成ができる

無料で高機能なオフィスソフトを探している方には、WPS Officeは最適な選択肢です。

この記事の手順に従えば、誰でも簡単にインストールできます。ぜひ試してみてください!

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