WordPressでプレビューと実際に投稿された記事が異なる場合の原因と対処法

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WordPressでプレビュー時に確認した記事と、実際に投稿された記事の表示が異なる場合、さまざまな要因が関係していることがあります。

ここでは、その原因と対処方法を解説します。

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原因と対処法

ここから、原因と対処法を6つ紹介します。

1. キャッシュの影響

キャッシュが原因で、プレビューと実際の表示が異なることがあります。

WordPress内やブラウザ、キャッシュプラグインによって古いデータが表示されている可能性があります。

以下は、ブラウザ、WordPress、サーバーキャッシュのクリアの仕方です。

ブラウザキャッシュのクリア

ブラウザのキャッシュをクリアして、最新のコンテンツが表示されるようにします。

例: Chromeでキャッシュをクリアするには、Ctrl + Shift + Delete(Windows)または Cmd + Shift + Delete(Mac)を押し、キャッシュされた画像とファイルを削除します。

WordPressキャッシュプラグインのキャッシュクリア

    WP Super Cache」や「W3 Total Cache」などのキャッシュプラグインを使用している場合、管理画面からキャッシュをクリアします。

    ダッシュボードに「キャッシュの削除」や「キャッシュのクリア」といったオプションがあるはずです。

    他にも、Cocoonには、キャッシュ削除のボタンがあります。

    WordPressキャッシュプラグインのキャッシュクリア

      サーバーにキャッシュ機能がある場合、サーバーパネルからキャッシュをクリアします。
      MixHostやConoHaなどではサーバーキャッシュの設定を確認し、リセットしてください。

      2. プラグインの影響

      一部のプラグインが記事の表示に影響を与えている可能性があります。

      プレビューでは正しく表示されていても、投稿後にプラグインが影響して異なる表示になることがあります。

      プラグインを一時的に無効化

      管理画面の「プラグイン」メニューから、使用しているプラグインを一時的に無効化します。

      すべてのプラグインを無効にして、問題が解決するか確認します。

      問題が解決した場合、プラグインを1つずつ有効にして原因を特定します。

      プラグインの設定を確認

      特にキャッシュやSEO、記事表示に関係するプラグインの設定が正しいか確認します。

      3. テーマのカスタマイズやCSSの影響

      テーマファイルやカスタムCSSが原因で、プレビューと投稿時に表示が異なることもあります。

      プレビューではCSSやテーマ設定が適用されない場合があり、実際の投稿時に異なる表示になることがあります。

      カスタムCSSやテーマの設定を確認

        管理画面の「外観」→「カスタマイズ」→「追加CSS」でカスタムCSSを確認し、問題がないかチェックします。

        使用しているテーマのテンプレートファイルが正しく表示を処理しているかも確認してください。

        子テーマを使用している場合

        子テーマを使用している場合、親テーマとの互換性やCSSの競合が原因で表示が異なる可能性があります。

        子テーマのCSSやテンプレートファイルに問題がないか確認してください。

        4. ブロックエディタ(Gutenberg)とクラシックエディタの違い

        Gutenbergブロックエディタを使用している場合、プレビューと実際の投稿でスタイルが異なることがあります。

        テーマがGutenbergに対応していない場合、特に表示の違いが発生しやすいです。

        テーマがGutenbergに対応しているか確認

        使用しているテーマがGutenbergに対応しているかを確認します。

        テーマが対応していない場合、テーマのアップデートや変更を検討します。

        クラシックエディタを使用する

        プレビューと実際の表示に差がある場合、クラシックエディタに切り替えることで問題が解決することがあります。

        Classic Editor」プラグインをインストールして使用します。

        5. 記事の保存が正しく行われていない

        記事が正しく保存されていない場合、プレビューでは正しい表示が確認できても、投稿時に違う内容が表示されることがあります。

        下書きを更新

        プレビュー後に再度「下書き保存」または「公開」ボタンをクリックして、内容が正しく保存されているか確認します。

        異なるブラウザで確認

          ブラウザのキャッシュやセッションの問題である可能性もあるため、別のブラウザでサイトを確認してみてください。

          6. カスタムフィールドやショートコードの影響

          カスタムフィールドやショートコードを使用している場合、プレビューと投稿後で動作が異なることがあります。

          プレビューでは正しく表示されていても、実際の投稿では正しく解釈されないケースがあります。

          カスタムフィールドやショートコードを確認

          使用しているショートコードやカスタムフィールドの設定を確認し、テーマやプラグインとの互換性に問題がないかチェックします。

          別のエディタでテスト

            ブロックエディタで表示が正しくない場合、クラシックエディタで試してみると問題が解消することがあります。

            まとめ

            WordPressでプレビューと投稿時に記事の表示が異なる原因は、キャッシュやプラグイン、テーマ、エディタなどさまざまです。

            まずはブラウザやキャッシュをクリアし、プラグインの影響を確認しましょう。

            さらに、テーマのカスタマイズやエディタの使用方法にも注意を払うことで、問題が解決する可能性が高まります。

            あと、下書きの保存し忘れとかのちょっとした凡ミスもあるので気をつけてください。

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