「タスクバーがアイコンでいっぱい…」 「スタートメニューに使わないアプリがピン留めされてる」 「クイックアクセスに古いフォルダが残ってて邪魔」
こんなイライラ、感じていませんか?
実は、Windowsの各種ピン留めは簡単に解除できるんです!しかも、一括で解除する裏技もあります。タスクバー、スタートメニュー、エクスプローラー、すべてのピン留めを整理すれば、デスクトップが驚くほどスッキリ。
この記事では、あらゆるピン留めの解除方法を完全網羅。さらに、勝手にピン留めされるのを防ぐ方法まで解説します。5分後には、あなたのWindowsが見違えるように整理されていますよ!
【最重要】タスクバーのピン留めを解除

個別にピン留めを解除(基本)
方法1:右クリックメニュー
- タスクバーのアイコンを右クリック
- 「タスクバーからピン留めを外す」をクリック
方法2:ドラッグで解除
- アイコンをクリックしたまま
- 画面上部にドラッグ
- 「ピン留めを外す」と表示されたら離す
方法3:アプリ実行中の場合
- アイコンを右クリック
- アプリ名の横の📌マークをクリック
- ピンが外れて、アプリ終了時に消える
複数のピン留めを一括解除
Windows 11:
残念ながら標準機能での一括解除は不可
→ PowerShellスクリプトで対応(後述)
Windows 10:
タスクバーを右クリック → タスクバーの設定
→ 各アプリのピン留めを管理
PowerShellで全ピン留めを解除(上級者向け)
スクリプト:
# 管理者権限で実行
Remove-Item "$env:APPDATA\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\User Pinned\TaskBar\*" -Force
Stop-Process -Name explorer -Force
Start-Process explorer
⚠️ 警告:すべてのピン留めが消えます!
スタートメニューのピン留めを解除
Windows 11でのピン留め解除
個別解除:
- スタートボタンをクリック
- ピン留めされたアプリを右クリック
- 「スタートからピン留めを外す」
すべてのピン留めを解除:
- スタートメニューの「ピン留め済み」セクション
- 「すべてのアプリ」をクリック
- 各アプリを右クリックして解除
Windows 10でのピン留め解除
タイルの解除:
- スタートメニューを開く
- タイルを右クリック
- 「スタートからピン留めを外す」
グループごと削除:
- グループ名の横の「・・・」をクリック
- 「グループのピン留めを外す」
初期状態のピン留めを削除
プリインストールアプリのピン留め:
設定 → 個人用設定 → スタート
→ 「新しいアプリをスタートに表示」をオフ
エクスプローラーのクイックアクセスを整理
クイックアクセスからフォルダーを削除
個別削除:
- エクスプローラーを開く
- クイックアクセス内のフォルダーを右クリック
- 「クイックアクセスからピン留めを外す」
すべて削除して初期化:
- エクスプローラーのオプションを開く
- 「全般」タブ
- プライバシーセクションの「消去」をクリック
よく使うフォルダーの自動追加を停止
設定方法:
- エクスプローラー → 表示 → オプション
- 「全般」タブ
- プライバシーセクション
- チェックを外す:
- ✅ 最近使ったファイルを表示
- ✅ よく使うフォルダーを表示
これで勝手に追加されなくなります!
クイックアクセス自体を非表示
レジストリ編集(上級者向け):
1. Win + R → regedit
2. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
3. 新規 DWORD → HubMode = 1
4. 再起動
その他のピン留め解除

ジャンプリストのピン留め解除
最近使った項目の削除:
- タスクバーアイコンを右クリック
- ジャンプリストが表示
- 項目にマウスオーバー → 📌マークをクリック
ジャンプリスト自体を無効化:
設定 → 個人用設定 → スタート
→ 「ジャンプリストとスタートまたはタスクバーで
最近開いた項目を表示」をオフ
Microsoft Edgeのピン留め解除
お気に入りバーから:
- お気に入りを右クリック
- 「削除」または「お気に入りバーから削除」
新しいタブページから:
- サイトタイルの「・・・」をクリック
- 「削除」を選択
通知領域のピン留め解除
システムトレイアイコン:
- 設定 → 個人用設定 → タスクバー
- 「タスクバーに表示するアイコンを選択」
- 不要なアイコンをオフ
勝手にピン留めされるのを防ぐ設定
Windows 11の自動ピン留めを無効化
新規インストールアプリ:
設定 → 個人用設定 → スタート
→ 「新しくインストールしたアプリを表示」をオフ
おすすめアプリ:
設定 → 個人用設定 → スタート
→ 「おすすめを表示」をオフ
Windows 10の自動ピン留めを無効化
設定方法:
- 設定 → 個人用設定
- 「スタート」
- 「ときどきスタートにおすすめを表示する」をオフ
グループポリシーで制御(Pro版以上)
完全制御:
gpedit.msc → ユーザーの構成
→ 管理用テンプレート → スタートメニューとタスクバー
→ 「スタート画面からプログラムをピン留め/ピン留め解除しない」
一括整理のための便利ツール
サードパーティツール
ツール名 | 機能 | 価格 |
---|---|---|
StartIsBack | スタートメニューカスタマイズ | 有料 |
Start11 | Windows 11スタート改造 | 有料 |
TaskbarX | タスクバー整理 | 無料 |
PinClean | ピン留め一括削除 | 無料 |
PowerShellスクリプト集
タスクバーをリセット:
Get-AppxPackage -AllUsers| Foreach {
Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"
}
スタートメニューをリセット:
Get-AppXPackage -Name Microsoft.Windows.StartMenuExperienceHost | Reset-AppxPackage
トラブルシューティング

Q1:ピン留めを外しても復活する
解決策:
- Windowsを最新版に更新
- ユーザープロファイルの修復
- sfc /scannow を実行
Q2:右クリックメニューに項目がない
対処法:
- エクスプローラーを再起動
- 別の方法(ドラッグ)で解除
- セーフモードで試す
Q3:クイックアクセスが空にならない
強制削除:
%APPDATA%\Microsoft\Windows\Recent\AutomaticDestinations
フォルダ内のファイルを削除
Q4:変更が保存されない
権限確認:
- 管理者権限で実行
- ウイルス対策ソフトを一時無効化
- 別のユーザーアカウントで確認
ピン留めのベストプラクティス
効率的なピン留め管理
タスクバー:
- 毎日使うアプリ3-5個のみ
- 左側に最重要アプリ
- グループ化を活用
スタートメニュー:
- カテゴリー別にグループ化
- 週1回以上使うものだけ
- フォルダーでまとめる
クイックアクセス:
- プロジェクトフォルダーのみ
- 完了したら即削除
- 5-10個以内に維持
定期的な整理
月1回の大掃除:
- 使用頻度を確認
- 不要なピン留めを解除
- 配置を最適化
Windows 11 vs Windows 10の違い
ピン留め機能の変更点
機能 | Windows 10 | Windows 11 |
---|---|---|
タスクバー | 自由に配置 | 中央寄せ固定 |
スタート | タイル形式 | リスト形式 |
一括解除 | 部分的に可能 | 制限あり |
カスタマイズ性 | 高い | 低い |
Windows 11の制限回避
Classic Shell系ツール:
- Open-Shell-Menu
- ExplorerPatcher
- StartAllBack
従来の操作感を取り戻せます!
まとめ:ピン留めを整理して快適なデスクトップ環境を!
ピン留めは便利な機能ですが、使いすぎると逆に非効率になります。
覚えておくべき3つのポイント:
- 右クリック「ピン留めを外す」が基本 ほとんどの場所で使える万能技
- 自動ピン留めは設定でオフ 勝手に増えるのを防ぐ
- 定期的な整理が大切 月1回は見直しを
スッキリ整理されたデスクトップで、作業効率を最大化しましょう!
今すぐ実行:
- タスクバーの不要アイコンを3つ削除
- クイックアクセスの履歴をクリア
- スタートメニューを整理
ミニマルで美しいWindows環境を手に入れよう!
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