Windows「存在しないデバイスを指定しました」エラーを完全解決!原因と8つの対処法

Windows

外付けHDDやUSBメモリを開こうとしたら、突然こんなエラーメッセージが表示されて困っていませんか?

存在しないデバイスを指定しました。

英語版では:

A device which does not exist was specified.

エラーコードが表示される場合もあります:

エラー 0x800701B1: 存在しないデバイスが指定されました。

大切なデータが入っているのに、急にアクセスできなくなるのは本当に焦りますよね。でも、焦って何度も再起動したり、無理に操作を繰り返すと、かえって状態が悪化する可能性があります。

今回は、このエラーの原因から安全な対処方法まで、段階的に詳しく解説していきます。

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  1. このエラーが起きる場面
    1. よくある発生場面
  2. 重要な注意事項
    1. やってはいけないこと
    2. データが大切な場合の対応
  3. エラーが起きる10の主な原因
    1. 原因1:USBケーブルや接続の問題(最も簡単に確認できる)
    2. 原因2:電源供給不足
    3. 原因3:ドライバーの問題
    4. 原因4:アクセス権限の不足
    5. 原因5:ドライブレターの競合
    6. 原因6:ファイルシステムの破損(論理障害)
    7. 原因7:不良セクタの発生
    8. 原因8:物理障害(ハードウェアの故障)
    9. 原因9:BIOSやUEFIの設定問題
    10. 原因10:USB 3.0とUSB 2.0の互換性問題
  4. 物理障害と論理障害の見分け方
    1. 物理障害の可能性が高いサイン
    2. 論理障害の可能性が高いサイン
  5. 【初級編】まず試したい簡単な対処法
    1. 対処法1:接続を確認・変え直す
    2. 対処法2:別のケーブルを使う
    3. 対処法3:セルフパワー方式に切り替える
    4. 対処法4:デバイスマネージャーで確認
  6. 【中級編】権限とドライブレターの対策
    1. 対処法5:フルコントロール権限を付与する
    2. 対処法6:ドライブレターを変更する
    3. 対処法7:ディスクの再スキャンを実行
  7. 【上級編】ドライバー更新とシステム修復
    1. 対処法8:ドライバーを更新する
    2. 対処法9:CHKDSKでエラーをチェック(注意が必要)
    3. 対処法10:BIOSを更新する(上級者向け)
  8. トラブルシューティング:それでも解決しない場合
    1. 対策A:別のパソコンで試す
    2. 対策B:セーフモードで起動
    3. 対策C:データ復旧ソフトを使う(最終手段)
    4. 対策D:専門業者に依頼
  9. 予防策:エラーを起こさないための5つの対策
    1. 対策1:安全な取り外しを徹底
    2. 対策2:定期的なバックアップ
    3. 対策3:正常なシャットダウン
    4. 対策4:適切な保管環境
    5. 対策5:デバイスの寿命を把握
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:エラーが出たらすぐにフォーマットすれば直りますか?
    2. Q2:新品のSSDでこのエラーが出ました
    3. Q3:デバイスマネージャーには表示されるのに、エクスプローラーに表示されません
    4. Q4:CHKDSKを実行したらデータが消えました
    5. Q5:カチカチ音がしますが、まだデータは取り出せますか?
    6. Q6:外付けHDDが熱くなっています
  11. まとめ:段階的に慎重に対処しよう

このエラーが起きる場面

まず、どんな時にこのエラーが表示されるか確認しましょう。

よくある発生場面

1. 外付けHDDやSSDを開こうとしたとき

  • デバイスをダブルクリックしたら表示された
  • ドライブの中のファイルやフォルダにアクセスしようとした
  • 突然アクセスできなくなった

2. USBメモリやメモリーカードを使おうとしたとき

  • USBメモリを挿したら認識されない
  • SDカードやmicroSDカードが読み込めない
  • デバイスマネージャーには表示されるが開けない

3. ファイルをコピーや移動しようとしたとき

  • ファイルをコピーしている途中でエラーが出た
  • 大きなファイルを転送しようとしたら失敗した
  • データのバックアップ中に停止した

4. フォーマットしようとしたとき

  • 新品のSSDやHDDをフォーマットしようとしたら表示された
  • 「ディスクの管理」でフォーマットを実行したら失敗した
  • デバイスの初期化ができない

5. ドライブのプロパティを見ようとしたとき

  • 右クリック→「プロパティ」を選択したらエラー
  • 容量が0バイトと表示される
  • セキュリティタブが開けない

重要な注意事項

このエラーが表示された場合、デバイスが物理的に故障している可能性があります。

やってはいけないこと

以下の操作は、状態を悪化させる危険があります:

何度も再起動を繰り返す
フォーマットを実行する(データが完全に消えます)
ケーブルの抜き差しを何度も繰り返す
デバイスを長時間通電させ続ける
チェックディスク(CHKDSK)を安易に実行する

データが大切な場合の対応

デバイス内のデータが重要な場合は、以下を優先してください:

  1. すぐに使用を中止する
  2. デバイスの電源を切る(通電を止める)
  3. データ復旧の専門業者に相談する

物理障害が発生している場合、自分で対処しようとすると、データが永久に失われる可能性があります。

エラーが起きる10の主な原因

「存在しないデバイスを指定しました」エラーが発生する理由を詳しく見ていきましょう。

原因1:USBケーブルや接続の問題(最も簡単に確認できる)

ケーブルの断線や接続不良が原因で、デバイスが正しく認識されないことがあります。

よくあるケース:

  • USBケーブルが劣化している
  • 接続部分が汚れている
  • USBポートとの接触が悪い
  • USBハブ経由で接続している
  • ケーブルが折れ曲がっている

原因2:電源供給不足

バスパワー型の外付けデバイスでは、電源不足でエラーになることがよくあります。

起こりやすい状況:

  • ノートパソコンのUSBポートだけで電源供給している
  • 複数のUSB機器を同時に使っている
  • USBポートの供給電力が不足している(USB 2.0ポートなど)
  • 2.5インチの外付けHDDでACアダプターを使っていない

原因3:ドライバーの問題

デバイスドライバーが古い、破損、または互換性がない場合にエラーになります。

原因になるケース:

  • Windows Updateでドライバーに不具合が生じた
  • マザーボードのチップセットドライバーが古い
  • デバイスドライバーが正しくインストールされていない
  • デバイスマネージャーに「!」マークが表示されている

原因4:アクセス権限の不足

ドライブへのアクセス許可が適切に設定されていない場合、システムがデバイスを見つけられません。

よくあるケース:

  • 管理者権限でログインしていない
  • セキュリティ設定でフルコントロールが付与されていない
  • ユーザーアカウントが変更された
  • 別のパソコンで使っていたドライブを接続した

原因5:ドライブレターの競合

ドライブレター(C:、D:など)に問題がある場合も、エラーの原因になります。

問題になるケース:

  • ドライブレターが割り当てられていない
  • 他のデバイスとドライブレターが競合している
  • ネットワークドライブと同じ文字が割り当てられている

原因6:ファイルシステムの破損(論理障害)

ファイルシステムやパーティション情報が破損している場合です。

破損が起きる原因:

  • 不適切なシャットダウン(強制終了)
  • 安全な取り外しをせずにUSBを抜いた
  • データ書き込み中に電源が切れた
  • ウイルスやマルウェアの感染
  • MBR(マスターブートレコード)の破損

原因7:不良セクタの発生

ハードディスクやSSDに不良セクタ(物理的な損傷)が発生している場合です。

不良セクタができる原因:

  • 長期間の使用による劣化
  • 落下や衝撃
  • 熱によるダメージ
  • 読み書き回数の上限到達(SSDの場合)

原因8:物理障害(ハードウェアの故障)

デバイス本体が物理的に故障している場合です。

物理障害の例:

  • HDDの内部モーターの故障
  • HDDのプラッタ(記録盤)の損傷
  • SSDのコントローラーチップの故障
  • USBメモリの基板の損傷
  • 水濡れや浸水

原因9:BIOSやUEFIの設定問題

BIOS/UEFIの設定やファームウェアが古い場合にも起こります。

問題になるケース:

  • レガシーBIOSモードで大容量ドライブ(1TB以上)を使っている
  • BIOSが最新版でない
  • SATA設定が正しくない
  • SSDやNVMeドライブがBIOSで認識されていない

原因10:USB 3.0とUSB 2.0の互換性問題

USB 3.0対応のデバイスをUSB 2.0ポートに接続している場合などです。

起こりやすいケース:

  • 高速デバイスを低速ポートに接続
  • USB 3.0ケーブルが正しく接続されていない
  • USBポートのドライバーに問題がある

物理障害と論理障害の見分け方

対処法を試す前に、障害の種類を見極めることが重要です。

物理障害の可能性が高いサイン

以下の症状がある場合、物理障害の可能性が高いです:

⚠️ 異音がする

  • カチカチ、カタカタという音
  • ビーという警告音
  • モーター音が聞こえない(HDDの場合)

⚠️ 認識されない

  • BIOSでも認識されない
  • デバイスマネージャーに表示されない
  • 電源ランプが点灯しない

⚠️ 異常に熱くなる

  • デバイスが触れないほど熱い
  • 焦げたにおいがする

⚠️ 過去に落下や衝撃があった

  • 床に落とした
  • 水をこぼした
  • 強い衝撃を受けた

→ これらの症状がある場合は、すぐに使用を中止し、専門業者に相談してください。

論理障害の可能性が高いサイン

以下の症状の場合、論理障害の可能性があります:

✓ デバイスマネージャーには表示される
✓ 異音はしない
✓ 正常に認識されることもある
✓ 一部のファイルは開ける
✓ 容量が0バイトと表示される
✓ ドライブがRAW形式になっている

→ 論理障害の場合は、以下の対処法を慎重に試すことができます。

【初級編】まず試したい簡単な対処法

データの安全性を最優先に、簡単な方法から試していきましょう。

対処法1:接続を確認・変え直す

難易度:★☆☆☆☆(超簡単)

最も基本的ですが、意外と効果的な方法です。

手順:

1. パソコンをシャットダウン

  • 正常な手順でシャットダウン(強制終了しない)

2. ケーブルを外す

  • USBケーブルを抜く
  • 外付けHDDの場合、ACアダプターも外す

3. 接続部分を確認

  • USBポートやケーブルの端子に汚れがないか確認
  • 必要なら、エアダスターや綿棒で清掃

4. 別のUSBポートに接続

  • パソコン背面のUSB 3.0ポート(青いポート)を使う
  • USBハブを使っている場合は、直接接続に変更

5. パソコンを起動

  • デバイスが正しく認識されるか確認

対処法2:別のケーブルを使う

難易度:★☆☆☆☆(超簡単)

ケーブルの断線や劣化が原因の場合に有効です。

手順:

1. 別のUSBケーブルを用意

  • できれば新品または確実に動作するケーブル
  • USB 3.0対応のケーブルを推奨

2. ケーブルを交換

  • 古いケーブルを外す
  • 新しいケーブルで接続

3. 動作確認

  • デバイスが認識されるか確認

対処法3:セルフパワー方式に切り替える

難易度:★☆☆☆☆(超簡単)

電源不足が原因の場合に効果的です。

外付けHDDの場合:

方法A:ACアダプターを使う

  • 2.5インチの外付けHDDでも、別売りのACアダプター付きケースを使う

方法B:Y字ケーブルを使う

  • 2つのUSBポートから電源を取るY字ケーブルに交換

USBメモリやSSDの場合:

  • 電源供給力の強いUSBポートに接続
  • デスクトップPCの背面USBポート(マザーボード直結)を使う

対処法4:デバイスマネージャーで確認

難易度:★★☆☆☆(簡単)

デバイスがどのように認識されているか確認します。

手順:

1. デバイスマネージャーを開く

方法A:検索から

  • Windows検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力
  • 「デバイスマネージャー」をクリック

方法B:キーボードショートカット

  • 「Windows + X」キーを押す
  • 「デバイスマネージャー」を選択

2. デバイスを探す

  • 「ディスクドライブ」の項目を展開
  • 問題のデバイスを探す

3. 状態を確認

正常な場合:

  • デバイス名が表示される
  • 「!」マークがない

問題がある場合:

  • 黄色い「!」マークが表示されている
  • 「不明なデバイス」と表示される
  • デバイスが見つからない

4. 問題がある場合の対処

  • デバイスを右クリック
  • 「デバイスのアンインストール」を選択
  • パソコンを再起動
  • 自動的にドライバーが再インストールされる

【中級編】権限とドライブレターの対策

基本的な方法で解決しない場合の対処法です。

対処法5:フルコントロール権限を付与する

難易度:★★☆☆☆(簡単)

アクセス権限を正しく設定します。

手順:

1. エクスプローラーを開く

  • 「Windows + E」キーを押す

2. デバイスを右クリック

  • 問題のドライブ(DドライブやEドライブなど)を右クリック
  • 「プロパティ」を選択

3. セキュリティタブを開く

  • 「セキュリティ」タブをクリック

4. ユーザーを確認

  • 「グループ名またはユーザー名」の一覧を確認
  • 自分のユーザー名があるか確認

5. 権限を編集

  • 「編集」ボタンをクリック
  • 自分のユーザー名を選択
  • 「アクセス許可」セクションで「フルコントロール」の「許可」にチェック
  • 「適用」をクリック
  • 「OK」をクリック

6. Everyoneを追加(必要な場合)

もし自分のユーザー名がない場合:

  1. 「編集」→「追加」をクリック
  2. 「選択するオブジェクト名を入力してください」に「Everyone」と入力
  3. 「名前の確認」をクリック
  4. 「OK」をクリック
  5. 「Everyone」を選択し、「フルコントロール」にチェック

7. パソコンを再起動

  • 設定を反映させるため再起動

対処法6:ドライブレターを変更する

難易度:★★★☆☆(普通)

ドライブレターの競合を解消します。

手順:

1. ディスクの管理を開く

方法A:検索から

  • Windows検索ボックスに「ディスクの管理」と入力
  • 「ハードディスク パーティションの作成とフォーマット」をクリック

方法B:ファイル名を指定して実行

  • 「Windows + R」キーを押す
  • 「diskmgmt.msc」と入力してEnter

2. 問題のドライブを探す

  • 下部のグラフィカル表示で、問題のドライブを確認
  • 上部のリストでも確認

3. ドライブレターを変更

  • ドライブ(パーティション)を右クリック
  • ドライブ文字とパスの変更」を選択

4. 新しいドライブレターを割り当て

  • 「変更」ボタンをクリック
  • ドロップダウンメニューから未使用の文字(例:F、G、Hなど)を選択
  • 「OK」をクリック

5. 確認メッセージ

  • 警告が表示されたら「はい」をクリック

6. 動作確認

  • エクスプローラーで新しいドライブレターでアクセスできるか確認

対処法7:ディスクの再スキャンを実行

難易度:★★☆☆☆(簡単)

システムにドライブを再認識させます。

手順:

1. ディスクの管理を開く

  • 前述の方法で開く

2. 再スキャンを実行

  • メニューバーの「操作」をクリック
  • ディスクの再スキャン」を選択

3. 待機

  • スキャンが完了するまで待つ(数秒〜数分)

4. ドライブが表示されるか確認

  • リストにドライブが表示されたか確認

【上級編】ドライバー更新とシステム修復

さらに高度な対処方法です。

対処法8:ドライバーを更新する

難易度:★★★☆☆(普通)

古いドライバーや破損したドライバーを更新します。

手順:

1. デバイスマネージャーを開く

  • 「Windows + X」→「デバイスマネージャー」

2. 対象のデバイスを探す

  • 「ディスクドライブ」を展開
  • 問題のデバイスを見つける

3. ドライバーを更新

  • デバイスを右クリック
  • ドライバーの更新」を選択

4. 更新方法を選択

  • 「ドライバーを自動的に検索」を選択
  • Windowsが最新のドライバーを検索してインストール

5. マザーボードドライバーも更新

手順:

  1. デバイスマネージャーで「IDE ATA/ATAPIコントローラー」または「記憶域コントローラー」を展開
  2. 各項目を右クリック→「ドライバーの更新」
  3. すべて更新

6. パソコンを再起動

ドライバーが見つからない場合:

  • マザーボードメーカーのウェブサイトにアクセス
  • 型番を確認して、最新のチップセットドライバーをダウンロード
  • 手動でインストール

対処法9:CHKDSKでエラーをチェック(注意が必要)

難易度:★★★★☆(やや難しい)

重要な注意: この操作は、データが破損したり失われるリスクがあります。データが重要な場合は、専門業者に相談してください。

手順:

1. コマンドプロンプトを管理者として開く

方法A:検索から

  • Windows検索ボックスに「cmd」と入力
  • 「コマンドプロンプト」を右クリック
  • 管理者として実行」を選択

方法B:Windows + X

  • 「Windows + X」キーを押す
  • 「ターミナル(管理者)」を選択

2. CHKDSKコマンドを実行

基本的なチェック(読み取り専用):

chkdsk E: /F

(E: は問題のドライブレターに置き換えてください)

詳細チェックと修復:

chkdsk E: /F /R

/F: エラーを自動修復
/R: 不良セクタを検出して回復

3. 実行を確認

  • 警告メッセージが表示されたら「Y」と入力してEnter

4. 完了を待つ

  • チェックと修復には時間がかかります(数時間の場合も)
  • 絶対に中断しないでください

対処法10:BIOSを更新する(上級者向け)

難易度:★★★★★(難しい)

注意: BIOS更新は失敗するとパソコンが起動しなくなる可能性があります。自信がない場合は避けてください。

手順:

1. 現在のBIOSバージョンを確認

方法A:システム情報から

  • 「Windows + R」キーを押す
  • 「msinfo32」と入力してEnter
  • 「BIOSバージョン/日付」を確認

方法B:BIOSで直接確認

  • パソコンを再起動
  • 起動時に「F2」「Del」「F10」などのキー(メーカーによる)を押す
  • BIOS画面でバージョンを確認

2. マザーボードメーカーのサイトにアクセス

  • メーカー名と型番で検索
  • サポートページを開く

3. 最新のBIOSをダウンロード

  • 現在のバージョンより新しいBIOSがあるか確認
  • ダウンロードページから最新版をダウンロード

4. 更新手順に従う

  • メーカーの指示に正確に従う
  • 更新中は絶対に電源を切らない

トラブルシューティング:それでも解決しない場合

すべて試してもエラーが消えない場合の追加対策です。

対策A:別のパソコンで試す

デバイスが故障しているのか、パソコン側の問題なのかを切り分けます。

手順:

  1. 問題のデバイスを別のパソコンに接続
  2. 正常に認識されるか確認

別のパソコンでも同じエラー:
→ デバイス本体の問題

別のパソコンでは正常:
→ 元のパソコンの設定やドライバーの問題

対策B:セーフモードで起動

Windowsをセーフモードで起動して確認します。

手順:

1. セーフモードで起動

Windows 11/10:

  • 「Windows + I」で設定を開く
  • 「システム」→「回復」
  • 「今すぐ再起動」をクリック
  • 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」
  • 「再起動」をクリック
  • 「4」キーを押して「セーフモードを有効にする」

2. デバイスにアクセス

  • セーフモードでデバイスが開けるか確認

セーフモードで正常:
→ サードパーティ製のソフトウェアやドライバーが干渉している

対策C:データ復旧ソフトを使う(最終手段)

注意: データ復旧ソフトの使用は、状態を悪化させるリスクがあります。

推奨されるソフト:

  • EaseUS Data Recovery Wizard
  • Recuva
  • TestDisk
  • MiniTool Power Data Recovery

基本的な使い方:

  1. データ復旧ソフトをインストール
  2. 問題のデバイスをスキャン
  3. 復元したいファイルを選択
  4. 別のドライブに保存

重要: 復元先は、問題のデバイスとは別のドライブにしてください。

対策D:専門業者に依頼

以下の場合は、専門のデータ復旧業者への相談を強く推奨します:

✓ 異音がする
✓ 認識されない
✓ 物理障害の可能性が高い
✓ データが非常に重要
✓ 自分で対処できない
✓ 対処法を試したが解決しない

業者選びのポイント:

  • 無料診断・無料見積もりがある
  • 成功報酬型(復旧できなければ料金不要)
  • 実績が豊富
  • クリーンルームを完備している
  • データ復旧率が高い(80%以上)

予防策:エラーを起こさないための5つの対策

トラブルを未然に防ぐための対策も重要です。

対策1:安全な取り外しを徹底

必ず「安全な取り外し」を実行してから、USBデバイスを抜いてください。

手順:

  1. タスクトレイの「▲」をクリック
  2. USBアイコンをクリック
  3. 取り外したいデバイスを選択
  4. 「ハードウェアの取り外し」メッセージが表示されてから抜く

対策2:定期的なバックアップ

重要なデータは必ず複数の場所にバックアップしてください。

推奨方法:

  • 外付けHDDにバックアップ
  • クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive)に保存
  • NAS(ネットワークストレージ)を使う

バックアップのルール:

  • 3-2-1ルール: 3つのコピー、2種類の媒体、1つは遠隔地

対策3:正常なシャットダウン

絶対に強制終了しないでください。

正しいシャットダウン:

  • スタートメニュー→「電源」→「シャットダウン」
  • すべてのプログラムを終了してから
  • データの書き込み中は絶対にシャットダウンしない

対策4:適切な保管環境

ストレージデバイスは以下の環境で保管してください:

✓ 高温多湿を避ける(20℃前後、湿度40-60%)
✓ 直射日光を避ける
✓ ホコリの少ない場所
✓ 振動の少ない場所
✓ 磁気の強い場所を避ける

対策5:デバイスの寿命を把握

HDDの寿命: 約3〜5年
SSDの寿命: 約5〜10年(書き込み回数による)
USBメモリの寿命: 約2〜3年

古いデバイスは、故障する前に買い替えを検討しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1:エラーが出たらすぐにフォーマットすれば直りますか?

A: 絶対にフォーマットしないでください!

フォーマットすると、すべてのデータが完全に消去されます。

データが重要でない場合のみ、最終手段としてフォーマットを検討してください。

Q2:新品のSSDでこのエラーが出ました

A: 新品でもエラーが出る場合があります。

原因:

  • 接続が不完全
  • BIOSがレガシーモードになっている(1TB以上のドライブの場合)
  • 初期不良

対処:

  1. 接続を確認し直す
  2. BIOSをUEFIモードに変更
  3. それでもダメなら初期不良の可能性→販売店に連絡

Q3:デバイスマネージャーには表示されるのに、エクスプローラーに表示されません

A: ドライブレターが割り当てられていない可能性があります。

対処:

  1. 「ディスクの管理」を開く
  2. デバイスを確認
  3. ドライブレターを手動で割り当てる(対処法6参照)

Q4:CHKDSKを実行したらデータが消えました

A: CHKDSKは、破損したファイルを削除することがあります。

対処:

  • データ復旧ソフトで復元を試みる
  • それでもダメなら専門業者に相談

教訓: 重要なデータがある場合、CHKDSKの実行前にバックアップを取る、または専門家に相談してください。

Q5:カチカチ音がしますが、まだデータは取り出せますか?

A: カチカチ音は物理障害のサインです。

すぐに以下を実行してください:

  1. デバイスの使用を中止
  2. 電源を切る
  3. データ復旧の専門業者に相談

自分で対処しようとすると、データが永久に失われる可能性が高いです。

Q6:外付けHDDが熱くなっています

A: 異常な発熱は故障の前兆です。

対処:

  1. すぐに使用を中止
  2. データをバックアップ(可能であれば)
  3. HDDの交換を検討

長時間の連続使用を避け、適切な冷却環境を確保してください。

まとめ:段階的に慎重に対処しよう

「存在しないデバイスを指定しました」エラーは、原因によって対処法が異なります。

対処の流れ(まとめ):

【ステップ1:安全確認】

  1. 異音がしないか確認
  2. データの重要性を評価
  3. 物理障害の可能性を判断

【ステップ2:初級対処】

  1. 接続を確認・変更
  2. 別のケーブルやポートを試す
  3. 電源供給を確認(ACアダプター使用)
  4. デバイスマネージャーで状態確認

【ステップ3:中級対処】

  1. フルコントロール権限を付与
  2. ドライブレターを変更
  3. ディスクの再スキャン

【ステップ4:上級対処】

  1. ドライバーを更新
  2. CHKDSKでエラーチェック(慎重に)
  3. BIOSを更新(上級者のみ)

【ステップ5:専門家へ】

  1. データ復旧ソフトを試す
  2. 専門業者に相談

障害の種類別の対処優先順位:

論理障害の場合:
→ 権限設定 → ドライブレター変更 → ドライバー更新 → CHKDSK

接続問題の場合:
→ ケーブル交換 → ポート変更 → 電源供給確認

物理障害の疑いがある場合:
すぐに使用中止 → 専門業者へ相談

新品デバイスの場合:
→ 接続確認 → BIOS設定 → 初期不良判定

重要なポイント:

  • データが重要なら、無理に自分で対処しない
  • 物理障害の疑いがあれば、専門業者へ
  • 焦って何度も操作を繰り返さない
  • フォーマットは最終手段(データが完全に消える)
  • 定期的なバックアップが最強の予防策
  • 異音がしたらすぐに使用中止

このエラーは、軽度の接続問題から重度の物理障害まで、様々な原因で発生します。データの重要性と障害の程度を見極めて、適切に対処してくださいね!

データが重要な場合は、迷わず専門家に相談することが、結果的に最も確実で安全な方法です。

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