【初心者向け】Windowsユーザーアカウントの切り替え・作成方法をわかりやすく解説!

Windows

Windowsパソコンを家族や同僚と共有していると、こんな経験はありませんか?

「それぞれのアカウントで使いたいけど、やり方が分からない」
「間違えて人の設定を変えてしまった…」
「子ども用のアカウントを作りたいけど、どうすればいいの?」

そんな時に便利なのが、ユーザーアカウントの切り替えと作成です。

Windowsでは複数のユーザーを登録して、ひとりひとりが自分専用の環境で作業できるようになっています。

この記事では、Windows 10・11対応で、ユーザーアカウントの切り替え方法と新規作成方法を初心者向けに分かりやすく解説します。

パソコンを複数のひとで使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ユーザーアカウントって何?

ユーザーアカウントとは、Windowsにログインするための「個人用の入り口」のことです。

まるでマンションの部屋のように、それぞれが独立した空間を持っています。

ユーザーごとに以下のものが分けられます:

  • デスクトップの背景やアイコン
  • アプリの設定や履歴
  • ファイルやフォルダ
  • ブラウザのお気に入りや履歴
  • 個人的な文書や写真

このように他のユーザーのデータと混ざらない安全な環境が確保されるので、家族でパソコンを使う時でも安心です。

それでは、まずアカウントを切り替える方法から見ていきましょう。

ユーザーアカウントの切り替え方法

方法1:スタートメニューから切り替える(おすすめ)

最も簡単で分かりやすい方法です。

  1. 画面左下(Windows 11では中央)の「スタートボタン(Windowsマーク)」をクリック
  2. スタートメニュー左下の「ユーザーアイコン(人のマーク)」をクリック
  3. 右上の3点リーダ(…)をクリック
  4. 表示された別のアカウント名をクリック
  5. パスワードを入力すれば切り替え完了!

この方法なら、マウスの操作だけで簡単に切り替えできます。

方法2:ショートカットキーで切り替える

Ctrl + Alt + Delete → 「ユーザーの切り替え」

この方法は、マウスが使えない時やキーボードだけで操作したい時に便利です。

上記のキーを同時に押すと、黒い(青い)画面が表示されるので「ユーザーの切り替え」をクリックしましょう。

方法3:ログイン画面から切り替える

ログアウトしてから別のアカウントでログインする方法です。

  1. Windowsキー + L でロック画面を表示
  2. 「サインアウト」をクリック
  3. ログイン画面で他のアカウントを選択してログイン

この方法は完全にアカウントを切り替えたい時に使います。

どの方法も簡単ですが、普段使うなら「方法1」が最も手軽でおすすめです。

ユーザーアカウントの作成方法

新しいユーザーアカウントを作るには、2つの種類から選べます。

それぞれの特徴を理解して、用途に合ったものを選びましょう。

方法1:Microsoftアカウントで新規作成

手順:

  1. 「設定」→「アカウント」
  2. 「他のユーザー」をクリック
  3. 「アカウントの追加」を選択
  4. Microsoftアカウントのメールアドレスを入力
  5. 画面の指示に従ってログイン情報を入力すれば作成完了

メリット:

  • OneDrive(クラウドストレージ)との連携がスムーズ
  • Microsoft Store(アプリストア)が使いやすい
  • 設定が他のWindowsパソコンとも同期される

こんなひとにおすすめ:

  • すでにMicrosoftアカウントを持っている
  • OneDriveを使いたい
  • 複数のWindowsパソコンを使う

方法2:ローカルアカウントとして作成

手順:

  1. 上記の手順で「Microsoftアカウントを持っていないユーザーを追加」をクリック
  2. 「ローカルアカウントを作成」を選択
  3. ユーザー名とパスワードを設定して完了

メリット:

  • インターネット接続がなくても使える
  • プライバシーを重視したい場合に適している
  • 設定が簡単

こんなひとにおすすめ:

  • 子ども用やゲスト用のアカウントを作りたい
  • インターネットに接続しないパソコンで使う
  • シンプルな設定を好む

どちらを選んでも後から変更できるので、まずは使いやすそうな方を選んでみてください。

管理者アカウントと標準アカウントの違い

アカウントを作る時に、「管理者」か「標準ユーザー」かを選ぶ必要があります。

種類権限レベルできること
管理者高い・新しいユーザーの追加<br>・ソフトのインストール<br>・システム設定の変更
標準ユーザー普通・日常的な作業<br>・ファイルの作成や編集<br>・基本的なアプリの利用

おすすめの使い分け:

  • 大人用・メインユーザー → 管理者
  • 子ども用・ゲスト用 → 標準ユーザー

標準ユーザーでも日常的な作業は問題なくできるので、セキュリティを考えると標準ユーザーの方が安全です。

よくある質問

Q. アカウントを削除したらデータも消える?

A. はい、削除される可能性があります。アカウント削除の時に「このユーザーのファイルを削除するかどうか」を選択する画面が表示されます。
大切なデータがある場合は、事前にバックアップを取っておきましょう。

Q. パスワードを忘れたらどうすればいい?

A. Microsoftアカウントの場合は、インターネットでパスワードリセットができます。
ローカルアカウントの場合は、管理者アカウントからパスワードを変更できます。

まとめ

Windowsのユーザーアカウント機能を活用すれば、家族でパソコンを使い分けたり、仕事とプライベートを分けたり、より安全で快適な使い方ができるようになります。

この記事のポイント:

  • アカウント切り替えはスタートメニューから簡単にできる
  • Microsoftアカウントかローカルアカウントかを用途に応じて選ぶ
  • 管理者と標準ユーザーの権限の違いを理解して使い分ける
  • 削除前には必要なデータのバックアップを忘れずに

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