パソコンを使い始めたばかりの方や、久しぶりにWindowsを触る方から、よくこんな質問をいただきます。
「スタートメニューってどこにあるの?」
「昔とは画面が違って、どこをクリックすればいいか分からない…」
「キーボードでも開けるって聞いたけど、どのキー?」
安心してください!実は、スタートメニューを開く方法はとても簡単なんです。
この記事では、Windowsのスタートメニューを開く方法を、初心者の方でも分かるように詳しく説明します。
さらに、開いた後の便利な使い方も一緒に覚えていきましょう。
そもそも「スタートメニュー」って何?

まず、スタートメニューがどんなものか確認しておきましょう。
スタートメニューとは、Windowsでの「操作の出発点」です。
まさに名前の通り「スタート」の場所なんですね。
スタートメニューでできること
- アプリを起動する(WordやChromeなど)
- ファイルを探す(写真や文書など)
- 設定を変更する(音量やWi-Fiなど)
- パソコンを終了する(シャットダウンや再起動)
つまり、パソコンで何かをしようと思ったら、まずはスタートメニューから始めることが多いんです。
スタートメニューはWindowsの「出発点」。
次は、実際にどうやって開くか見てみましょう。
【基本】スタートメニューの開き方
スタートメニューを開く方法は、主に2つあります。
どれも簡単なので、自分に合った方法を覚えてくださいね。
方法1:画面左下のマークをクリック(一番基本)
場所:画面の一番左下にある「Windowsマーク」
操作:マウスでクリックするだけ
このWindowsマーク(田んぼのような四角が4つ集まった形)は「スタートボタン」と呼ばれています。
これが一番基本的で分かりやすい方法ですね。
方法2:キーボードの「Windowsキー」を押す(超便利)
場所:キーボードの左下あたりにある「Windowsマーク」のキー
操作:そのキーを1回押すだけ
これが実は一番便利な方法なんです!
マウスに手を伸ばさなくても、キーボードから手を離さずにスタートメニューが開けます。
便利なポイント:
- 片手で簡単に開ける
- 作業中でもサッと使える
- もう一度押すと閉じることもできる
スタートメニューが開かないときの対処法

時々、スタートメニューがクリックしても反応しない、開かないということがあります。
でも大丈夫、よくあることなので解決方法も分かっています。
対処法1:パソコンを再起動する
一番簡単で効果的な方法です。多くの場合、これで問題が解決します。
- 作業中のファイルを保存
- パソコンを再起動
- 再起動後にスタートメニューを開いてみる
対処法2:Windowsを最新の状態にする
古いバージョンのWindowsでは、不具合が起きやすくなります。
手順:
- 「設定」を開く(Windowsキー + I)
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「Windows Update」で更新を確認
対処法3:システムファイルをチェックする
少し上級者向けですが、Windowsのシステムファイルに問題がないかチェックできます。
手順:
- Windowsキー + R を押す
- 「cmd」と入力してEnter
- 黒い画面で
sfc /scannow
と入力してEnter - チェックが完了するまで待つ(10〜30分程度)
対処法も覚えたので、次は開いた後の便利な使い方を学びましょう。
スタートメニューを開いた後の便利な使い方
スタートメニューが開けるようになったら、今度は中身を上手に使ってみましょう。
知っているととても便利な機能がたくさんあります。
検索機能を使って素早く目的のものを見つける
これが一番便利な機能です!
スタートメニューを開いた後、すぐにキーワードを入力してみてください。
例:
- 「word」と入力 → Microsoft Wordが見つかる
- 「写真」と入力 → フォトアプリや写真ファイルが見つかる
- 「音量」と入力 → 音量設定が開ける
- 「計算機」と入力 → 電卓アプリが起動
マウスでクリックして探すよりも、ずっと早く目的のものが見つかります。
よく使うアプリを確認する
スタートメニューには、「最近使ったアプリ」や「よく使うアプリ」が自動的に表示されます。
毎日使うアプリは、ここからすぐに起動できて便利ですね。
すべてのアプリを見る
「すべてのアプリ」をクリックすると、パソコンにインストールされているアプリが一覧で表示されます。
アルファベット順に整理されているので、目的のアプリを見つけやすいです。
設定や電源オプションにアクセス
スタートメニューの左側(ユーザーアイコンや電源マークがある場所)から、以下のことができます:
- ユーザーアイコン:アカウント設定やログアウト
- 設定アイコン:Windowsの各種設定
- 電源アイコン:シャットダウン、再起動、スリープ
基本的な使い方を覚えたら、最後にポイントをまとめておきましょう。
覚えておきたいスタートメニューのコツ

スタートメニューをもっと便利に使うための、ちょっとしたコツをご紹介します。
キーボードショートカットを活用しよう
- Windowsキー:スタートメニューの開閉
- Windowsキー + I:設定を直接開く
- Windowsキー + L:画面をロック
- Windowsキー + D:デスクトップを表示
よく使うアプリはピン留めしよう
頻繁に使うアプリは、スタートメニューに「ピン留め」しておくと便利です。
やり方:
- アプリを右クリック
- 「スタートにピン留めする」を選択
これで、次回からすぐにアクセスできます。
検索のコツ
- 完全な名前を入力しなくても、一部分だけで見つかります
- 日本語でも英語でも検索できます
- ファイル名、アプリ名、設定項目名など、何でも検索対象になります
まとめ
Windowsのスタートメニューの開き方について、基本から応用まで一通り学ぶことができました。
重要なポイント
開き方の3つの方法:
- マウス:画面左下のWindowsマークをクリック
- キーボード:Windowsキーを押す
便利な使い方:
- 検索機能で素早く目的のものを見つける
- よく使うアプリの確認
- 設定や電源オプションへのアクセス
トラブル対処:
- 再起動が一番効果的
- Windows Updateで最新状態を保つ
- システムファイルチェックで修復
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