Windows 11でMicrosoft Edgeのアイコンをクリックしても、何も起こらない、一瞬だけ表示されてすぐに閉じてしまう…そんな経験はありませんか?
Microsoft Edgeは、Windows 11の標準ブラウザとして多くの人が日常的に使っているため、突然起動しなくなると本当に困りますよね。
この記事では、Windows 11でMicrosoft Edgeが開かない・起動しない問題の原因と、具体的な解決方法を初心者の方にも分かりやすく解説していきます。一つずつ順番に試していけば、必ず問題が解決するはずです。
- Microsoft Edgeが開かない主な症状
- Microsoft Edgeが開かない主な原因
- 解決方法1:パソコンを再起動する
- 解決方法2:タスクマネージャーでEdgeのプロセスを終了する
- 解決方法3:Microsoft Edgeを修復する
- 解決方法4:Microsoft Edgeをリセットする
- 解決方法5:ユーザーデータフォルダを削除する(上級者向け)
- 解決方法6:Windows Updateを実行する
- 解決方法7:システムファイルチェッカーを実行する
- 解決方法8:拡張機能を無効にする(InPrivateウィンドウを使う)
- 解決方法9:スタートアップブーストを無効にする
- 解決方法10:セキュリティソフトを一時的に無効にする
- 解決方法11:新しいユーザーアカウントを作成する
- 解決方法12:クリーンブートで起動する
- それでも解決しない場合の最終手段
- まとめ:順番に試して問題を解決しよう
Microsoft Edgeが開かない主な症状

まず、どのような症状が起きているか確認しましょう。
よくある症状のパターン
1. アイコンをクリックしても何も起こらない
Edgeのアイコンをクリックしても、ブラウザが全く起動しない状態です。画面に何も表示されず、反応がありません。
2. 一瞬だけ表示されてすぐに閉じる
Edgeが起動するものの、画面がチラッと表示された直後にすぐ消えてしまいます。ブラウザウィンドウが一瞬だけ見えて、その後何も残りません。
3. 読み込み中のまま画面が真っ白
Edgeは起動するけれど、画面が真っ白のままで何も表示されず、読み込みが終わりません。
4. フリーズして動かなくなる
Edgeが起動した直後、または起動途中でフリーズして、操作を受け付けなくなります。
5. 起動時にエラーメッセージが表示される
- 「Microsoft Edgeが正しく動作しませんでした」
- 「プロファイルを読み込めませんでした」
などのエラーメッセージが表示されます。
6. タスクバーにアイコンは出るが画面は表示されない
タスクバーを見るとEdgeのアイコンがあり、プロセスとしては動いているようだが、実際の画面は表示されません。
Microsoft Edgeが開かない主な原因
問題の原因を知っておくと、適切な解決策を選びやすくなります。
1. バックグラウンドでEdgeのプロセスが残っている
前回使用時に正常に終了できず、Edgeのプロセスがバックグラウンドで動き続けていることがあります。この状態だと、新しくEdgeを起動できません。
2. ユーザープロファイルの破損
Edgeのユーザーデータ(設定、履歴、拡張機能など)が保存されているプロファイルファイルが破損すると、起動できなくなります。
3. キャッシュやCookieの蓄積・破損
長期間使用していると、大量のキャッシュやCookieが蓄積され、それが破損することで起動に影響を与えます。
4. Edgeのプログラムファイル自体の破損
Windows Updateやシステムのトラブルで、Edge本体のプログラムファイルが破損することがあります。
5. 拡張機能の不具合
インストールしている拡張機能が原因で、Edgeが正常に起動しないことがあります。特に古いバージョンの拡張機能や、互換性のない拡張機能が問題を引き起こします。
6. Windows Updateの影響
Windows 11のアップデート後、Edgeとの互換性問題が発生することがあります。
7. セキュリティソフトやファイアウォールの干渉
ウイルス対策ソフトやファイアウォールが、Edgeの起動をブロックしている可能性があります。
8. システムファイルの破損
Windows 11のシステムファイル自体が破損していると、Edgeを含む様々なアプリが正常に動作しなくなります。
9. メモリ不足
パソコンのメモリ(RAM)が不足していると、Edgeを起動するための十分なリソースを確保できません。
解決方法1:パソコンを再起動する
最もシンプルですが、意外と効果的な方法です。
なぜ再起動が効果的なのか
パソコンを再起動すると、以下のことが行われます。
- メモリがリフレッシュされる
- バックグラウンドで動いている不要なプロセスが終了する
- 一時的な不具合がリセットされる
手順
- 保存していない作業をすべて保存する
- スタートボタンをクリック
- 「電源」アイコンをクリック
- 「再起動」を選択
再起動後、Microsoft Edgeを起動してみてください。
解決方法2:タスクマネージャーでEdgeのプロセスを終了する
バックグラウンドで動いているEdgeのプロセスを強制終了します。
手順1:タスクマネージャーを開く
キーボードでCtrl + Shift + Escキーを同時に押します。
または、タスクバーを右クリック→「タスクマネージャー」を選択します。
手順2:Edgeのプロセスを見つける
タスクマネージャーの「プロセス」タブで、「Microsoft Edge」という名前を探します。
複数のEdgeプロセスが表示されている場合があります。
手順3:プロセスを終了
「Microsoft Edge」を右クリックして、「タスクの終了」を選択します。
複数ある場合は、すべて終了してください。
手順4:Edgeを再起動
すべてのEdgeプロセスを終了したら、もう一度Edgeを起動してみてください。
解決方法3:Microsoft Edgeを修復する
Windows 11の機能を使って、Edgeを修復します。
手順1:設定を開く
スタートボタンをクリック→「設定」(歯車アイコン)を選択します。
または、キーボードでWindowsキー + Iキーを同時に押します。
手順2:アプリを開く
左側のメニューから「アプリ」をクリックします。
手順3:インストールされているアプリを開く
右側の画面で「インストールされているアプリ」をクリックします。
手順4:Microsoft Edgeを探す
アプリの一覧から「Microsoft Edge」を探します。
検索ボックスに「edge」と入力すると、素早く見つけられます。
手順5:詳細オプションを開く
「Microsoft Edge」の右側にある「…」(3つの点)をクリックします。
メニューが表示されるので、「変更」をクリックします。
※「変更」が表示されない場合は、「詳細オプション」をクリックしてから次の手順に進みます。
手順6:修復を実行
「ユーザー アカウント制御」のダイアログが表示されたら、「はい」をクリックします。
「Microsoft Edgeの修復」画面が表示されるので、「修復」ボタンをクリックします。
修復処理が始まります。インターネット接続が必要で、数分かかることがあります。
手順7:確認
修復が完了したら、Microsoft Edgeを起動してみてください。
注意:
修復を実行しても、ブックマーク、履歴、保存されたパスワードなどのデータは保持されます。
解決方法4:Microsoft Edgeをリセットする

修復で解決しない場合は、Edgeの設定を初期状態に戻します。
方法1:Edge内からリセット(Edgeが開ける場合)
手順1:設定を開く
Microsoft Edgeを開いて、右上の「…」→「設定」をクリックします。
手順2:設定のリセットを開く
左側メニューから「設定のリセット」をクリックします。
手順3:リセットを実行
「設定を復元して既定値に戻します」をクリックします。
確認画面が表示されるので、「リセット」をクリックします。
方法2:Windows設定からリセット(Edgeが開けない場合)
手順1~4:上記「解決方法3」と同じ
設定→アプリ→インストールされているアプリ→Microsoft Edgeまで進みます。
手順5:詳細オプションを開く
「Microsoft Edge」の右側の「…」をクリック→「詳細オプション」を選択します。
手順6:リセットを実行
下にスクロールして「リセット」の項目を見つけます。
「修復」ボタンがあるので、まずこれを試してください。
それでも解決しない場合は、「リセット」ボタンをクリックします。
確認画面が表示されるので、もう一度「リセット」をクリックします。
注意:
リセットを実行すると、以下の設定が削除されます。
- 拡張機能
- スタートページ
- 検索エンジンの設定
- ピン留めされたタブ
- 一時データ
ただし、ブックマーク、履歴、保存されたパスワードは保持されます。
解決方法5:ユーザーデータフォルダを削除する(上級者向け)
Edgeのユーザープロファイルを削除して、新しく作り直す方法です。
重要な注意事項
この方法を実行すると、以下のデータがすべて削除されます。
- ブックマーク(お気に入り)
- 履歴
- 保存されたパスワード
- 拡張機能
- すべての設定
必ず重要なデータをバックアップしてから実行してください。
手順1:ファイル名を指定して実行
キーボードでWindowsキー + Rキーを同時に押します。
手順2:フォルダパスを入力
以下のパスを入力して、Enterキーを押します。
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Edge\User Data
手順3:バックアップを作成(推奨)
「User Data」フォルダが開きます。
このフォルダ全体を別の場所(デスクトップやドキュメントフォルダなど)にコピーしてバックアップを取ります。
手順4:フォルダを削除
「User Data」フォルダを削除します。
または、フォルダ名を「User Data.old」などに変更します。
手順5:Edgeを起動
Microsoft Edgeを起動すると、新しいユーザープロファイルが自動的に作成されます。
初回起動時の設定画面が表示されるので、設定を行ってください。
解決方法6:Windows Updateを実行する
Windowsを最新の状態に更新することで、問題が解決することがあります。
手順1:設定を開く
スタートボタン→「設定」を選択します。
手順2:Windows Updateを開く
左側のメニューを一番下までスクロールして、「Windows Update」をクリックします。
手順3:更新プログラムをチェック
「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
手順4:更新プログラムをインストール
利用可能な更新がある場合、「今すぐインストール」または「ダウンロードしてインストール」をクリックします。
手順5:再起動
インストールが完了したら、パソコンを再起動します。
解決方法7:システムファイルチェッカーを実行する
Windowsのシステムファイルに問題がないか確認し、修復します。
手順1:コマンドプロンプトを管理者として開く
スタートボタンを右クリック→「ターミナル(管理者)」を選択します。
または、スタートボタンを右クリック→「Windows PowerShell(管理者)」を選択します。
※表示される項目はWindowsのバージョンによって異なります。
手順2:SFCコマンドを実行
以下のコマンドを入力して、Enterキーを押します。
sfc /scannow
スキャンが開始されます。完了まで10〜20分程度かかります。途中で中断しないでください。
手順3:DISMコマンドを実行
SFCで問題が解決しない場合は、以下のコマンドも実行してください。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
このコマンドも完了まで時間がかかります。
手順4:再起動
スキャンと修復が完了したら、パソコンを再起動します。
解決方法8:拡張機能を無効にする(InPrivateウィンドウを使う)
拡張機能が原因かどうかを確認します。
手順1:InPrivateウィンドウで起動を試す
タスクバーのEdgeアイコンを右クリック→「新しいInPrivateウィンドウ」を選択します。
InPrivateモードでは、拡張機能が自動的に無効になります。
手順2:結果を確認
InPrivateウィンドウが開いた場合:
拡張機能が原因です。以下の手順で拡張機能を管理してください。
- 通常のEdgeを開く(InPrivateではない)
- 右上の「…」→「拡張機能」→「拡張機能の管理」をクリック
- すべての拡張機能をオフにする
- 一つずつオンにして、どれが原因か特定する
- 問題のある拡張機能を削除する
InPrivateウィンドウも開かない場合:
拡張機能以外に原因があるので、他の解決方法を試してください。
解決方法9:スタートアップブーストを無効にする
Edgeのバックグラウンド動作設定が問題を引き起こしている場合があります。
手順1:Edgeの設定を開く
※この方法は、Edgeが開ける場合のみ有効です。
Microsoft Edgeを開いて、右上の「…」→「設定」をクリックします。
手順2:システムとパフォーマンスを開く
左側メニューから「システムとパフォーマンス」をクリックします。
手順3:スタートアップブーストをオフ
「スタートアップブーストを有効にする」のトグルスイッチをオフにします。
「Microsoft Edgeが閉じているときも拡張機能やアプリを実行し続ける」のトグルスイッチもオフにします。
手順4:再起動
パソコンを再起動して、Edgeが正常に起動するか確認します。
解決方法10:セキュリティソフトを一時的に無効にする
セキュリティソフトがEdgeをブロックしている可能性を確認します。
重要な注意事項
セキュリティソフトを無効にすると、パソコンが一時的に無防備な状態になります。必ず短時間だけ無効にして、確認後すぐに有効に戻してください。
手順
- タスクバー(画面右下)にあるセキュリティソフトのアイコンを右クリック
- 「保護を一時停止」や「無効化」などの項目を選択
- 5分または10分程度の短い時間を選択
- Microsoft Edgeが起動するか確認
- 確認後、すぐにセキュリティソフトを再度有効にする
Edgeが起動した場合:
セキュリティソフトが原因です。ソフトの設定で、Microsoft Edgeを除外リストや信頼できるアプリに追加してください。
解決方法11:新しいユーザーアカウントを作成する
Windowsのユーザープロファイルが破損している可能性があります。
手順1:設定を開く
スタートボタン→「設定」をクリックします。
手順2:アカウント設定を開く
左側メニューから「アカウント」をクリックします。
手順3:新しいユーザーを追加
「家族とその他のユーザー」をクリックします。
「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリックします。
手順4:アカウントを作成
画面の指示に従って、新しいユーザーアカウントを作成します。
手順5:新しいアカウントでサインイン
作成したアカウントでWindowsにサインインして、Microsoft Edgeが起動するか確認します。
新しいアカウントで正常に動作する場合:
元のユーザープロファイルに問題があります。新しいアカウントを使い続けるか、元のアカウントの修復が必要です。
解決方法12:クリーンブートで起動する
他のプログラムやサービスとの競合を確認します。
手順1:システム構成を開く
キーボードでWindowsキー + Rキーを同時に押します。
「msconfig」と入力して、Enterキーを押します。
手順2:サービスタブを開く
「システム構成」ウィンドウが開くので、「サービス」タブをクリックします。
手順3:Microsoftのサービスを非表示
「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェックを入れます。
手順4:すべて無効化
「すべて無効」ボタンをクリックします。
手順5:スタートアップを無効化
「スタートアップ」タブをクリックします。
「タスクマネージャーを開く」をクリックします。
タスクマネージャーのスタートアップタブで、すべての項目を右クリック→「無効化」します。
手順6:再起動
パソコンを再起動して、Microsoft Edgeが起動するか確認します。
Edgeが起動した場合:
何らかのサービスやスタートアッププログラムが原因です。一つずつ有効にして、どれが問題か特定してください。
それでも解決しない場合の最終手段

上記のすべての方法を試しても解決しない場合は、以下を検討してください。
システムの復元を実行する
Windows 11には、過去の正常な状態に戻す「システムの復元」機能があります。
- スタートボタンを右クリック→「システム」を選択
- 「システムの保護」をクリック
- 「システムの復元」をクリック
- 画面の指示に従って、Edgeが正常に動作していた日時の復元ポイントを選択
Microsoft Edgeを再インストールする
※公式には再インストール方法が提供されていませんが、PowerShellを使った方法があります(上級者向け)。
Microsoftサポートに問い合わせる
Microsoft 365のサブスクリプションをお持ちの場合、電話サポートや遠隔サポートを受けられます。
まとめ:順番に試して問題を解決しよう
Windows 11でMicrosoft Edgeが開かない問題について解説してきました。
主な原因:
- バックグラウンドプロセスの残存
- ユーザープロファイルの破損
- キャッシュやCookieの問題
- プログラムファイルの破損
- 拡張機能の不具合
- Windows Updateの影響
- セキュリティソフトの干渉
- システムファイルの破損
推奨する解決方法の順番:
- パソコンを再起動する(最も簡単)
- タスクマネージャーでEdgeのプロセスを終了する
- Microsoft Edgeを修復する
- Microsoft Edgeをリセットする
- Windows Updateを実行する
- システムファイルチェッカーを実行する
- InPrivateウィンドウで拡張機能を確認
- スタートアップブーストを無効にする
ほとんどの場合、1〜5の方法で問題が解決します。
特に「パソコンの再起動」と「Edgeの修復」は、簡単で効果的なので、必ず最初に試してください。
それでも解決しない場合は、より高度な方法(ユーザーデータフォルダの削除、システムの復元など)を検討しましょう。
一つずつ順番に試していけば、必ず問題は解決できるはずです。快適にMicrosoft Edgeを使えるようになることを願っています!

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