「パスワードなしでファイル共有されるのが心配」
「ネットワーク上の誰でもアクセスできるのは危険」
「もっと安全にファイル共有したい」
Windows 10/11では、デフォルトでファイル共有機能が有効になっていますが、設定によってはパスワードなしでアクセスできてしまう場合があります。
今回は、Windows 10/11で「簡易ファイル共有」(パスワード保護なし共有)を無効化し、よりセキュアな環境を構築する方法を詳しく解説します。
「簡易ファイル共有」とは?Windows 10/11の現状

まず、用語の整理をしましょう。
Windows XPの「簡易ファイル共有」
「簡易ファイル共有」という用語は、実はWindows XPの時代に使われていた概念です。
Windows XPでは、以下の2つのモードがありました。
簡易ファイル共有モード(デフォルト)
- 誰でも簡単にファイル共有できる
- アクセス権の詳細設定ができない
- セキュリティが低い
詳細なアクセス制御モード
- ユーザーごとにアクセス権を設定できる
- より高度なセキュリティ設定が可能
Windows 10/11の仕組み
Windows 10/11では、「簡易ファイル共有」という設定項目は存在しません。
代わりに、以下の機能でファイル共有のセキュリティを管理しています。
パスワード保護共有
- オン:ユーザー名とパスワードの入力が必要
- オフ:誰でもアクセス可能(簡易ファイル共有と同等)
ネットワーク探索
- オン:ネットワーク上の他のPCを見つけられる
- オフ:他のPCから見えなくなる
ファイルとプリンターの共有
- オン:共有機能が有効
- オフ:共有機能が無効
本記事の目的
この記事では、以下の2つの目的別に解説します。
目的1:パスワードなし共有を無効化したい
→ パスワード保護共有を「オン」にする(セキュリティ強化)
目的2:ファイル共有機能自体を無効化したい
→ ファイルとプリンターの共有を「オフ」にする
なぜ簡易ファイル共有(パスワードなし共有)は危険なのか
セキュリティリスク
パスワード保護なしでファイル共有すると、以下のリスクがあります。
1. 不正アクセス
同じネットワーク上の誰でも共有フォルダにアクセスできてしまいます。
例:オフィスのWi-Fiに接続している人全員がアクセス可能
2. マルウェアの拡散
ネットワーク上のマルウェアが、共有フォルダ経由で拡散する可能性があります。
3. データ漏洩
機密情報が意図せず外部に流出するリスクがあります。
4. 改ざん・削除
悪意のあるユーザーがファイルを変更したり削除したりできます。
Windows 11 24H2の変更点
重要: Windows 11 24H2(2024年後半)以降では、パスワード保護なしのSMB共有へのアクセスが既定で不可になりました。
これは、セキュリティを強化するためのMicrosoftの方針変更です。
安全なネットワーク環境とは
パスワード保護なしの共有が許容される環境:
- 完全に閉じた家庭内ネットワーク
- 物理的に隔離されたネットワーク
- 信頼できるメンバーのみが接続
パスワード保護が必須の環境:
- オフィスや学校などの組織
- 公共のWi-Fi
- 多数の人が接続するネットワーク
方法1:パスワード保護共有を有効化する(推奨)
この方法で、パスワードなし共有を無効化し、セキュリティを強化します。
Windows 11での設定(設定アプリ)
対象: Windows 11 バージョン 22H2 KB5030310 Build 22621.2361以降
手順:
ステップ1:設定を開く
Windows+Iキーを押す- または、スタートメニュー → 「設定」(歯車アイコン)
ステップ2:ネットワークとインターネット
- 左側メニューの「ネットワークとインターネット」をクリック
- 右側の「ネットワークの詳細設定」をクリック
ステップ3:共有の詳細設定
- 「共有の詳細設定」をクリック
ステップ4:パスワード保護共有をオン
- 「すべてのネットワーク」セクションを展開
- 「パスワード保護共有」で「パスワード保護共有を有効にする」を選択
- 「変更の保存」をクリック
完了!
これで、共有フォルダにアクセスする際、ユーザー名とパスワードの入力が必要になります。
Windows 10/11での設定(コントロールパネル)
すべてのバージョンで使える方法です。
手順:
ステップ1:コントロールパネルを開く
方法A:検索から
- スタートメニューを開く
- 「コントロールパネル」と検索
- 検索結果から「コントロールパネル」をクリック
方法B:ファイル名を指定して実行
Windows+Rキーを押すcontrolと入力Enterキーを押す
ステップ2:ネットワークと共有センター
- 表示方法を「カテゴリ」に設定(右上のドロップダウン)
- 「ネットワークとインターネット」をクリック
- 「ネットワークと共有センター」をクリック
ステップ3:共有の詳細設定を変更
- 左側のメニューから「共有の詳細設定の変更」をクリック
ステップ4:パスワード保護共有を有効化
- 「すべてのネットワーク」セクションを展開(下向き矢印をクリック)
- 「パスワード保護共有」のセクションを見つける
- 「パスワード保護共有を有効にする」を選択
- 「変更の保存」ボタンをクリック
重要:管理者権限が必要
変更を保存する際、ユーザーアカウント制御(UAC)のダイアログが表示される場合があります。「はい」をクリックしてください。
設定の確認方法
パスワード保護共有が正しく有効になっているか確認します。
手順:
- 別のPCから共有フォルダにアクセスしてみる
- エクスプローラーのアドレスバーに
\\共有PC名と入力 - ユーザー名とパスワードの入力画面が表示されれば成功
ログイン情報:
- ユーザー名:共有PCのローカルアカウント名またはMicrosoftアカウント
- パスワード:そのアカウントのパスワード
方法2:ファイル共有機能を完全に無効化する

ファイル共有機能自体を使わない場合は、完全に無効化できます。
ファイルとプリンターの共有をオフにする
手順:
ステップ1:コントロールパネルを開く
前述の方法でコントロールパネルを開きます。
ステップ2:ネットワークと共有センター
- 「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」
ステップ3:共有の詳細設定
- 「共有の詳細設定の変更」をクリック
ステップ4:各プロファイルで無効化
以下のプロファイルそれぞれで設定します。
プライベート(現在のプロファイル):
- セクションを展開
- 「ネットワーク探索を無効にする」を選択
- 「ファイルとプリンターの共有を無効にする」を選択
ゲストまたはパブリック:
- セクションを展開
- 「ネットワーク探索を無効にする」を選択
- 「ファイルとプリンターの共有を無効にする」を選択
すべてのネットワーク:
- セクションを展開
- 「パスワード保護共有を有効にする」を選択(念のため)
ステップ5:保存
「変更の保存」ボタンをクリックします。
ネットワーク探索も無効化する(推奨)
ファイル共有を使わない場合、ネットワーク探索も無効にすることを推奨します。
効果:
- 他のPCから自分のPCが見えなくなる
- より高いプライバシー保護
方法3:管理共有を無効化する(上級者向け)
Windowsには「管理共有」という隠れた共有フォルダがあります。
管理共有とは
Windowsは、デフォルトで以下の共有フォルダを自動的に作成します。
| 共有名 | 内容 |
|---|---|
C$ | Cドライブ全体 |
D$ | Dドライブ全体(存在する場合) |
ADMIN$ | Windowsフォルダ |
IPC$ | プロセス間通信用 |
これらは、管理者が遠隔でPCを管理するために使われます。
管理共有を無効化する方法
注意: この操作は上級者向けです。システム管理に支障が出る可能性があります。
方法A:レジストリ編集(Windows 10/11 Home)
警告: レジストリを誤って編集すると、Windowsが起動しなくなる可能性があります。事前にバックアップを取ってください。
手順:
Windows+Rキーを押すregeditと入力してEnter- ユーザーアカウント制御で「はい」をクリック
- 以下のパスに移動:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanServer\Parameters
- 右側の空白部分を右クリック
- 「新規」→「DWORD (32ビット) 値」
- 名前を
AutoShareWksとする(Homeエディションの場合)
またはAutoShareServerとする(Proエディションの場合) - 値を
0に設定 - PCを再起動
方法B:グループポリシー(Windows 10/11 Pro以上)
手順:
Windows+Rキーを押すgpedit.mscと入力してEnter- 以下のパスに移動:
コンピュータの構成 > 管理用テンプレート > ネットワーク > Lanman ワークステーション
- 「自動的に共有管理接続を許可する」をダブルクリック
- 「無効」を選択
- 「OK」をクリック
- PCを再起動
共有フォルダのアクセス許可を適切に設定する
パスワード保護共有を有効にした後は、適切なアクセス許可を設定しましょう。
アクセス許可の基本
Windowsのファイル共有には、2種類の権限があります。
共有アクセス許可
- ネットワーク経由でアクセスする際の権限
- 共有タブで設定
NTFSアクセス許可
- ファイルシステムレベルの権限
- セキュリティタブで設定
重要: 実際のアクセス権は、この2つの「厳しい方」が適用されます。
共有フォルダの設定方法
手順:
ステップ1:フォルダを右クリック
- 共有したいフォルダを右クリック
- Windows 11の場合:「その他のオプションを表示」→「プロパティ」
- Windows 10の場合:「プロパティ」
ステップ2:共有タブ
- 「共有」タブをクリック
- 「詳細な共有」ボタンをクリック
ステップ3:共有を有効化
- 「このフォルダーを共有する」にチェック
- 「アクセス許可」ボタンをクリック
ステップ4:ユーザーを追加
- 「追加」ボタンをクリック
- 「詳細設定」→「検索」
- アクセスを許可するユーザーを選択
- 「OK」をクリック
ステップ5:権限を設定
各ユーザーに以下の権限を設定できます。
- フルコントロール:すべての操作が可能
- 変更:ファイルの読み書き、削除が可能
- 読み取り:閲覧のみ可能
ステップ6:Everyoneを削除(推奨)
セキュリティのため、「Everyone」グループは削除することを推奨します。
- 「Everyone」を選択
- 「削除」ボタンをクリック
セキュリティタブでの設定
手順:
- フォルダのプロパティを開く
- 「セキュリティ」タブをクリック
- 「編集」ボタンをクリック
- 共有アクセス許可と同じように、ユーザーと権限を設定
ネットワークプロファイルを正しく設定する
ファイル共有のセキュリティは、ネットワークプロファイルによっても変わります。
ネットワークプロファイルの種類
プライベート(Private)
- 家庭や職場など、信頼できるネットワーク
- ファイル共有が有効
- ネットワーク探索が有効
パブリック(Public)
- カフェや空港など、公共のネットワーク
- ファイル共有が無効
- ネットワーク探索が無効
- より高いセキュリティ
プロファイルの確認・変更方法
Windows 11:
Windows+Iで設定を開く- 「ネットワークとインターネット」をクリック
- 接続中のネットワーク(Wi-Fiまたはイーサネット)をクリック
- 「ネットワークプロファイルの種類」で選択
Windows 10:
Windows+Iで設定を開く- 「ネットワークとインターネット」をクリック
- 「状態」→「プロパティ」
- 「ネットワークプロファイル」で選択
よくある問題と解決方法
問題1:パスワード保護共有がオフに戻ってしまう
原因:
Guestアカウントにパスワードが設定されている可能性があります。
解決方法:
ステップ1:ローカルユーザーとグループを開く
Windows+Rキーを押すlusrmgr.mscと入力してEnter
注意: この機能はWindows 10/11 Pro以上でのみ利用可能です。
ステップ2:Guestアカウントの設定
- 左側の「ユーザー」をクリック
- 「Guest」をダブルクリック
- 「アカウントは無効」にチェックが入っていることを確認
- 「パスワードを無期限にする」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
ステップ3:PCを再起動
再起動後、パスワード保護共有の設定を再度オンにしてみてください。
問題2:正しいパスワードを入力してもアクセスできない
原因:
資格情報マネージャーに古い情報が保存されている可能性があります。
解決方法:
ステップ1:資格情報マネージャーを開く
- スタートメニューで「資格情報」と検索
- 「資格情報マネージャー」をクリック
ステップ2:Windows資格情報を削除
- 「Windows資格情報」をクリック
- アクセスしたいPC名またはIPアドレスのエントリを探す
- 「削除」をクリック
ステップ3:再度アクセス
- エクスプローラーから再度共有フォルダにアクセス
- ユーザー名とパスワードを入力
問題3:Everyoneを削除するとアクセスできなくなった
原因:
特定のユーザーにアクセス許可を与えていない可能性があります。
解決方法:
ステップ1:フォルダのプロパティを開く
- 共有フォルダを右クリック→「プロパティ」
ステップ2:共有タブで確認
- 「共有」タブ→「詳細な共有」→「アクセス許可」
- アクセスを許可したいユーザーまたはグループを追加
ステップ3:セキュリティタブでも確認
- 「セキュリティ」タブ→「編集」
- 同じユーザーまたはグループを追加
- 適切な権限を設定
問題4:IPアドレスでアクセスできるが、PC名でアクセスできない
原因:
名前解決(DNS/NetBIOS)の問題です。
解決方法:
方法A:hostsファイルを編集
- メモ帳を管理者として実行
C:\Windows\System32\drivers\etc\hostsを開く- 以下の行を追加:
192.168.1.10 共有PC名
(IPアドレスは実際のものに置き換える)
- 保存
方法B:ネットワーク探索を有効化
- コントロールパネル→ネットワークと共有センター
- 共有の詳細設定
- 「ネットワーク探索を有効にする」を選択
問題5:同じMicrosoftアカウントでも認証が求められる
原因:
Windows 11では、セキュリティ強化のため認証が必要になる場合があります。
解決方法:
アクセスする側のPCで、共有PCのMicrosoftアカウント(メールアドレス形式)とパスワードを入力してください。
または:
両方のPCにローカルアカウントを作成し、同じユーザー名とパスワードを設定します。
より安全なファイル共有の代替案
ファイル共有には、他にも安全な方法があります。
OneDrive / Google Drive
メリット:
- インターネット経由でどこからでもアクセス可能
- バージョン履歴が残る
- 誤削除からの復元が簡単
- 認証が必須
デメリット:
- インターネット接続が必要
- 無料プランは容量制限あり
- 大容量ファイルの同期に時間がかかる
FTPサーバー
メリット:
- ユーザーごとに詳細な権限設定が可能
- 大容量ファイルの転送に適している
- ログが残る
デメリット:
- 設定がやや複雑
- FTPクライアントソフトが必要
VPN経由での共有
メリット:
- 暗号化された通信
- インターネット経由でも安全
- 社内ネットワークと同等の安全性
デメリット:
- VPNの設定が必要
- 通信速度が低下する場合がある
セキュリティのベストプラクティス

推奨設定
1. パスワード保護共有は常にオン
パブリックネットワークでは特に重要です。
2. 強力なパスワードを使用
- 12文字以上
- 大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる
- 辞書にある単語は使わない
3. 必要最小限の権限を付与
「フルコントロール」ではなく、必要な権限のみを与えます。
4. ネットワークプロファイルを正しく設定
- 家庭・職場:プライベート
- カフェ・空港:パブリック
5. Windows Updateを常に最新に
セキュリティパッチを適用します。
6. ファイアウォールを有効にする
Windows Defender ファイアウォールを無効にしない。
やってはいけないこと
1. Everyoneにフルコントロールを与える
誰でも何でもできてしまいます。
2. パブリックネットワークでファイル共有
公共のWi-Fiでは絶対に共有しない。
3. 古いSMB 1.0を有効にする
セキュリティリスクが高いため、避けましょう。
4. 管理者アカウントで共有する
専用のユーザーアカウントを作成することを推奨します。
よくある質問と回答
Q1:パスワード保護共有を有効にすると、アクセスが面倒になりませんか?
最初の接続時だけ認証すれば、資格情報が保存されるため、次回からは自動的にアクセスできます。
「資格情報を記憶する」にチェックを入れることを忘れずに。
Q2:家庭内ネットワークでもパスワード保護は必要ですか?
推奨します。
理由:
- IoTデバイスがマルウェアに感染している可能性
- 来客がWi-Fiに接続する場合
- 万が一の不正アクセスを防ぐ
Q3:ファイル共有を完全に無効にすると、プリンター共有もできなくなりますか?
はい、「ファイルとプリンターの共有」をオフにすると、両方とも無効になります。
プリンター共有だけ使いたい場合は、ファイル共有機能自体は有効にし、共有フォルダを作らないようにしてください。
Q4:管理共有を無効にすると、何か問題はありますか?
以下の場合に影響があります:
- 遠隔管理ツールを使っている場合
- ドメイン環境でグループポリシーを適用している場合
- 一部のバックアップソフトウェア
個人用PCなら問題ないことが多いですが、業務用PCは管理者に確認してください。
Q5:Windows 10と11で設定方法は違いますか?
基本的に同じです。
Windows 11の一部バージョンでは、設定アプリから直接変更できるようになりました。
それ以外はコントロールパネルから同じ手順で設定できます。
Q6:共有フォルダにアクセスできない場合、どこを確認すればいいですか?
以下の順番で確認してください:
- パスワード保護共有がオンになっているか
- ネットワークプロファイルがプライベートになっているか
- ファイルとプリンターの共有が有効か
- ネットワーク探索が有効か
- 共有アクセス許可とNTFSアクセス許可が正しく設定されているか
- ファイアウォールがブロックしていないか
- 両方のPCが同じワークグループに属しているか
Q7:SMB 1.0は有効にすべきですか?
いいえ、有効にすべきではありません。
SMB 1.0は古いプロトコルで、深刻なセキュリティ脆弱性があります。
どうしても必要な場合(古いNASやプリンターを使う場合):
- 該当デバイスを最新のものに買い替える
- または、別の接続方法を検討する
まとめ
Windows 10/11で簡易ファイル共有(パスワード保護なし共有)を無効化する方法について、詳しく解説しました。
この記事のポイントをおさらいしましょう:
「簡易ファイル共有」の実態:
- Windows XP時代の概念
- Windows 10/11では「パスワード保護共有」がオフの状態と同等
推奨設定:
セキュリティ強化(推奨):
- パスワード保護共有を「オン」にする
- 共有アクセス許可を適切に設定
- Everyoneグループを削除
- ネットワークプロファイルをプライベートに
完全無効化(共有を使わない場合):
- ファイルとプリンターの共有を「オフ」にする
- ネットワーク探索を「オフ」にする
- 管理共有を無効化(上級者のみ)
設定手順:
Windows 11(設定アプリ):
設定 → ネットワークとインターネット → ネットワークの詳細設定 → 共有の詳細設定
Windows 10/11(コントロールパネル):
コントロールパネル → ネットワークと共有センター → 共有の詳細設定の変更
トラブルシューティング:
- パスワード保護がオフに戻る → Guestアカウントの設定を確認
- 認証が通らない → 資格情報マネージャーをクリア
- PC名でアクセスできない → IPアドレスを使うかhostsファイルを編集
セキュリティのベストプラクティス:
- パスワード保護共有は常にオン
- 強力なパスワードを使用
- 必要最小限の権限のみ付与
- ネットワークプロファイルを正しく設定
- Windows Updateを常に最新に
代替案:
- OneDrive / Google Drive
- FTPサーバー
- VPN経由での共有
ファイル共有は便利な機能ですが、セキュリティを犠牲にしてはいけません。適切な設定で、安全かつ快適にファイルを共有しましょう。
特に、Windows 11 24H2以降ではパスワード保護なし共有が既定で不可になっており、Microsoftもセキュリティ強化を推進しています。
ぜひ、この機会に自分のPCのファイル共有設定を見直してみてください!

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