Visual Studio Code入門 – 無料最強エディタでプログラミングを始めよう!

プログラミング・IT

「プログラミングを始めたいけど、どのソフトを使えばいいか分からない…」 「高いソフトは買えないし、無料でいいものはないかな…」 「VS Codeって聞くけど、初心者には難しそう…」

そんな悩みを持っているあなたに朗報です!

Visual Studio Code(VS Code)は、Microsoft が提供する完全無料のコードエディタ。世界中のプログラマーが愛用していて、初心者からプロまで幅広く使われています。

この記事では、VS Codeのインストールから便利な使い方まで、プログラミング未経験の方でも分かるように解説していきます。読み終わる頃には、あなたも立派なVS Codeユーザーになっているはずですよ!


スポンサーリンク
  1. 💻 Visual Studio Code って何?他のソフトと何が違うの?
    1. VS Code の正体を知ろう
    2. なぜ VS Code が選ばれるの?
    3. 他のエディタとの比較
  2. 📥 今すぐ始める!VS Code のインストール方法
    1. Windows へのインストール
    2. Mac へのインストール
    3. 🎌 日本語化する方法(超重要!)
  3. 🎨 初期設定:使いやすくカスタマイズしよう
    1. 見た目を自分好みに変更
    2. 必須の基本設定
  4. 🚀 実践!VS Code の基本的な使い方
    1. ファイルとフォルダの操作
    2. コードを書いてみよう(HTML の例)
    3. 便利なショートカットキー(覚えると爆速!)
  5. 🔧 必須の拡張機能10選(これだけは入れよう!)
    1. 1. Live Server – Web開発の必需品
    2. 2. Prettier – コードを自動整形
    3. 3. Code Runner – コードを簡単実行
    4. 4. Rainbow Brackets – 括弧を色分け
    5. 5. indent-rainbow – インデントを虹色に
    6. 6. Path Intellisense – ファイルパスを自動補完
    7. 7. Auto Rename Tag – HTMLタグを自動修正
    8. 8. GitLens – Git の情報を可視化
    9. 9. Error Lens – エラーを行内表示
    10. 10. Material Icon Theme – ファイルアイコンを見やすく
  6. 💡 プロも使う!VS Code の隠れた便利機能
    1. 1. マルチカーソル(複数箇所を同時編集)
    2. 2. Emmet(HTML/CSS の高速入力)
    3. 3. スニペット(定型文の登録)
    4. 4. 統合ターミナル
    5. 5. ワークスペース機能
  7. 🎯 言語別:VS Code の設定ガイド
    1. Python を始める人向け
    2. JavaScript/Web開発向け
    3. Java 開発向け
  8. ⚠️ よくあるトラブルと解決法
    1. トラブル1:日本語が文字化けする
    2. トラブル2:拡張機能が動かない
    3. トラブル3:ターミナルでコマンドが動かない
    4. トラブル4:Git が使えない
  9. ❓ よくある質問(FAQ)
    1. Q1:VS Code と Visual Studio の違いは?
    2. Q2:どのプログラミング言語から始めるべき?
    3. Q3:パソコンのスペックはどれくらい必要?
    4. Q4:オフラインでも使える?
    5. Q5:商用利用しても大丈夫?
  10. 🚀 まとめ:今日から始める VS Code ライフ!
    1. 今日やること(3ステップ)

💻 Visual Studio Code って何?他のソフトと何が違うの?

VS Code の正体を知ろう

Visual Studio Code(略してVS Code)は、プログラムを書くための高機能メモ帳のようなものです。

普通のメモ帳との違いは:

  • 文字に色がつく(コードが見やすい)
  • 間違いを教えてくれる(スペルミスを発見)
  • 自動で補完してくれる(入力が速くなる)
  • 様々な言語に対応(Python、JavaScript、Java、C++など)

なぜ VS Code が選ばれるの?

VS Code の魅力:

特徴説明メリット
完全無料一切お金がかからない学生でも気軽に始められる
軽いパソコンに負担をかけない古いパソコンでもサクサク動く
拡張機能が豊富機能を自由に追加できる自分好みにカスタマイズ可能
日本語対応メニューも日本語で表示英語が苦手でも安心
クロスプラットフォームWindows/Mac/Linux対応どのOSでも同じように使える

他のエディタとの比較

よく比較されるエディタ:

  • メモ帳 → シンプルすぎて機能不足
  • Visual Studio → 高機能だが重い、初心者には複雑
  • Sublime Text → 有料(無料版は機能制限あり)
  • Atom → 開発終了(2022年12月)
  • Eclipse → Java特化、設定が複雑

VS Codeは、これらのいいとこ取りをしたエディタなんです!


📥 今すぐ始める!VS Code のインストール方法

Windows へのインストール

手順:

  1. 公式サイトにアクセス
    • ブラウザで「VS Code」と検索
    • または「code.visualstudio.com」に直接アクセス
  2. ダウンロード
    • 大きな「Download for Windows」ボタンをクリック
    • ファイルサイズは約90MB(すぐダウンロード完了)
  3. インストール
    • ダウンロードしたファイルをダブルクリック
    • 「同意する」にチェック→「次へ」
    • 追加タスクで以下にチェック(便利!):
      • ✅ デスクトップ上にアイコンを作成
      • ✅ エクスプローラーのファイルコンテキストメニューに追加
      • ✅ PATHへの追加
  4. 起動確認
    • デスクトップのアイコンをダブルクリック
    • VS Codeが起動したら成功!

Mac へのインストール

  1. 公式サイトから「Download for Mac」をクリック
  2. ダウンロードした.zipファイルを解凍
  3. Visual Studio Code.appをApplicationsフォルダにドラッグ
  4. Launchpadから起動

🎌 日本語化する方法(超重要!)

英語のままだと使いづらいので、最初に日本語化しましょう。

手順:

  1. VS Codeを起動
  2. 左側のアイコンから「Extensions」(四角が4つのアイコン)をクリック
  3. 検索ボックスに「Japanese」と入力
  4. Japanese Language Pack for Visual Studio Code」を見つける
  5. Install」ボタンをクリック
  6. インストール完了後、VS Codeを再起動
  7. メニューが日本語になっていれば成功!

🎨 初期設定:使いやすくカスタマイズしよう

見た目を自分好みに変更

テーマ(配色)の変更:

  1. Ctrl + K → Ctrl + T(Mac: Cmd + K → Cmd + T)
  2. 好きなテーマを選択
  3. おすすめテーマ:
    • Dark+(デフォルト):目に優しい暗いテーマ
    • Light+:明るいテーマが好きな人向け
    • Monokai:カラフルで見やすい

フォントサイズの変更:

  1. Ctrl + ,(設定を開く)
  2. 「フォントサイズ」で検索
  3. 「Editor: Font Size」を好みのサイズに変更(14〜16がおすすめ)

必須の基本設定

自動保存をオンにする(超便利!):

  1. ファイル → 自動保存にチェック
  2. これで保存し忘れの心配なし!

タブサイズの設定:

  1. 設定で「tab size」を検索
  2. 「Editor: Tab Size」を2または4に設定(言語によって使い分け)

文字コードの設定:

  1. 設定で「encoding」を検索
  2. 「Files: Encoding」を「UTF-8」に設定

🚀 実践!VS Code の基本的な使い方

ファイルとフォルダの操作

新しいファイルを作る:

  • Ctrl + N(新規ファイル)
  • Ctrl + S(保存)
  • ファイル名は「test.html」のように拡張子まで入力

フォルダを開く:

  • Ctrl + K → Ctrl + O
  • プロジェクト全体を管理できる

サイドバーの使い方:

  • 📁 エクスプローラー:ファイル一覧
  • 🔍 検索:プロジェクト内を検索
  • 🌿 ソース管理:Gitでバージョン管理
  • 🐛 デバッグ:プログラムのエラーを見つける
  • 🧩 拡張機能:機能を追加

コードを書いてみよう(HTML の例)

簡単なWebページを作る:

  1. 新規ファイルを作成(Ctrl + N)
  2. !」と入力してTabキー(HTMLのひな形が自動生成!)
  3. <body>タグの中に以下を追加:
<h1>はじめてのVS Code</h1>
<p>これが私の最初のWebページです!</p>
  1. Ctrl + Sで「index.html」として保存
  2. ファイルを右クリック→「エクスプローラーで表示」
  3. HTMLファイルをダブルクリックでブラウザで確認

便利なショートカットキー(覚えると爆速!)

絶対覚えたい基本ショートカット:

操作WindowsMac効果
コピーCtrl + CCmd + C選択部分をコピー
貼り付けCtrl + VCmd + Vコピーした内容を貼り付け
元に戻すCtrl + ZCmd + Z直前の操作を取り消し
検索Ctrl + FCmd + Fファイル内を検索
置換Ctrl + HCmd + H文字列を置き換え
行の複製Alt + Shift + ↓Option + Shift + ↓現在の行を下に複製
行の移動Alt + ↓/↑Option + ↓/↑行を上下に移動
コメント化Ctrl + /Cmd + /選択行をコメントに
複数選択Ctrl + DCmd + D同じ単語を順次選択

🔧 必須の拡張機能10選(これだけは入れよう!)

1. Live Server – Web開発の必需品

HTMLを編集すると、ブラウザが自動で更新される魔法の拡張機能。

使い方:

  1. HTMLファイルで右クリック
  2. 「Open with Live Server」を選択
  3. 編集するたびに自動でブラウザが更新!

2. Prettier – コードを自動整形

ぐちゃぐちゃなコードも一瞬できれいに!

設定:

  1. インストール後、設定で「format on save」を検索
  2. 「Editor: Format On Save」にチェック
  3. 保存するたびに自動整形される

3. Code Runner – コードを簡単実行

Python、JavaScript などを VS Code 内で実行できる。

使い方:

  • Ctrl + Alt + N で実行
  • 結果が下のターミナルに表示

4. Rainbow Brackets – 括弧を色分け

括弧の対応が一目で分かる!プログラミング初心者の味方。

5. indent-rainbow – インデントを虹色に

インデント(字下げ)のレベルが色で分かる。

6. Path Intellisense – ファイルパスを自動補完

画像やCSSファイルのパスを自動で補完してくれる。

7. Auto Rename Tag – HTMLタグを自動修正

開始タグを変更すると、終了タグも自動で変更される。

8. GitLens – Git の情報を可視化

誰がいつコードを変更したか一目で分かる(チーム開発で便利)。

9. Error Lens – エラーを行内表示

エラーがある行に、直接エラーメッセージが表示される。

10. Material Icon Theme – ファイルアイコンを見やすく

ファイルの種類が一目で分かるアイコンセット。


💡 プロも使う!VS Code の隠れた便利機能

1. マルチカーソル(複数箇所を同時編集)

使い方:

  • Alt + クリック:クリックした場所にカーソルを追加
  • Ctrl + Alt + ↓/↑:上下にカーソルを追加

複数の場所を一度に編集できて超効率的!

2. Emmet(HTML/CSS の高速入力)

例:

  • div.container → Tabキー → <div class="container"></div>
  • ul>li*5 → Tabキー → リスト5個が一瞬で作成
  • h1{タイトル} → Tabキー → <h1>タイトル</h1>

3. スニペット(定型文の登録)

よく使うコードを登録して、短い文字で呼び出せる。

設定方法:

  1. ファイル → ユーザー設定 → ユーザースニペット
  2. 言語を選択
  3. スニペットを定義

4. 統合ターミナル

Ctrl + @ でターミナルが開く。VS Code から離れずにコマンドが実行できる!

5. ワークスペース機能

プロジェクトごとに設定を保存できる。複数プロジェクトを扱う人に便利。


🎯 言語別:VS Code の設定ガイド

Python を始める人向け

必要な拡張機能:

  1. Python(Microsoft公式)
  2. Pylance(高度な入力補完)

設定:

  1. Pythonをインストール(python.orgから)
  2. VS Codeで.pyファイルを開く
  3. 右下のPythonバージョンをクリックして選択

JavaScript/Web開発向け

必要な拡張機能:

  1. ESLint(コードチェック)
  2. Live Server(ライブプレビュー)
  3. CSS Peek(CSSの定義にジャンプ)

Java 開発向け

必要な拡張機能:

  1. Extension Pack for Java(Javaの全部入りパック)

一つインストールするだけで、Java開発に必要なものが全て揃う!


⚠️ よくあるトラブルと解決法

トラブル1:日本語が文字化けする

解決法:

  1. 右下の文字コード(UTF-8など)をクリック
  2. 「エンコード付きで再度開く」を選択
  3. 「Japanese(Shift JIS)」を選択

トラブル2:拡張機能が動かない

解決法:

  1. VS Code を再起動
  2. 拡張機能を無効化→有効化
  3. 拡張機能を再インストール

トラブル3:ターミナルでコマンドが動かない

解決法:

  1. 使用するシェルを変更(PowerShell → Command Prompt)
  2. VS Code を管理者権限で起動
  3. 環境変数PATHを確認

トラブル4:Git が使えない

解決法:

  1. Gitをインストール(git-scm.com)
  2. VS Code を再起動
  3. ターミナルで git --version を実行して確認

❓ よくある質問(FAQ)

Q1:VS Code と Visual Studio の違いは?

A: 全く別物です!

  • VS Code:軽量なコードエディタ(無料)
  • Visual Studio:統合開発環境(IDE)、重い、有料版あり

初心者なら VS Code で十分です。

Q2:どのプログラミング言語から始めるべき?

A: 目的によります:

  • Web サイトを作りたい → HTML/CSS/JavaScript
  • データ分析・AI → Python
  • アプリ開発 → Java、Swift、Kotlin
  • ゲーム開発 → C#、C++

最初はPythonJavaScriptがおすすめ!

Q3:パソコンのスペックはどれくらい必要?

A: VS Code は軽いので、そこまで高スペックは不要:

  • 最低限:メモリ4GB、ストレージ200MB
  • 推奨:メモリ8GB以上、SSD搭載

5年前のパソコンでも十分動きます!

Q4:オフラインでも使える?

A: もちろん使えます!

  • 基本機能はオフラインでOK
  • 拡張機能のインストールにはネット接続が必要
  • Git同期にもネット接続が必要

Q5:商用利用しても大丈夫?

A: 完全に無料で商用利用OK!

  • 個人でも企業でも無料
  • ライセンス料は一切不要
  • 作ったプログラムの著作権もあなたのもの

🚀 まとめ:今日から始める VS Code ライフ!

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

VS Code は最初は機能が多くて戸惑うかもしれません。でも、基本的な使い方だけ覚えれば、あとは必要に応じて学んでいけばOKです。

今日やること(3ステップ)

ステップ1:インストールと日本語化(10分)

  1. 公式サイトからダウンロード
  2. インストール
  3. Japanese Language Pack で日本語化

ステップ2:簡単なファイルを作る(5分)

  1. 新規ファイル作成
  2. 「Hello World」と入力
  3. 保存して動作確認

ステップ3:拡張機能を1つ入れる(5分)

  1. Live Server をインストール
  2. HTMLファイルで試してみる

たった20分で、あなたもVS Codeユーザーの仲間入りです!

最後にアドバイス:

プログラミング学習は**「完璧に理解してから次へ」ではなく「とりあえず動かしてみる」**が大切。分からないことがあっても、とりあえず手を動かしてみましょう。

VS Code はあなたのプログラミング学習を強力にサポートしてくれる相棒になってくれます。一緒に楽しいコーディングライフを始めましょう!

何か困ったことがあれば、この記事を見返してくださいね。あなたのプログラミングデビューを応援しています!


関連キーワード:

  • コードエディタ
  • プログラミング環境
  • 統合開発環境(IDE)
  • 拡張機能
  • デバッグ
  • Git連携
  • ソースコード管理
  • Web開発ツール

コメント

タイトルとURLをコピーしました