Ubuntu残り容量確認と管理完全ガイド【ディスク容量不足を解決】

Linux

「Ubuntuのディスクがいっぱいになってきた…」

システムが遅くなったり、ファイルが保存できなくなったり、ディスク容量不足は深刻な問題ですよね。でも、何がどれくらい容量を使っているのか分からない、どうやって空き容量を増やせばいいのか分からない、そんな悩みを抱えていませんか?

実は、Ubuntuには容量を確認する便利なツールがたくさんあります。グラフィカルな画面で見られるツールから、強力なコマンドラインツールまで、あなたのレベルに合った方法が見つかりますよ。

この記事では、Ubuntuのディスク残り容量の確認方法から、容量不足の原因特定、空き容量を増やす具体的な対処法まで、初心者から上級者まで分かりやすく解説していきます。

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ディスク容量の基礎知識

なぜ容量管理が重要か

ディスク容量の管理は、快適なUbuntu環境を維持するために必須です。

容量不足で起きる問題

  • システムが起動しない: ログインできなくなる
  • ファイルが保存できない: 作業データが消える
  • 動作が遅くなる: スワップ領域が不足
  • アップデートができない: パッケージ更新が失敗
  • 一時ファイルが作れない: アプリケーションがクラッシュ
  • ログが記録されない: トラブル時に原因が分からない

適切な空き容量の目安

  • 最低限: 5GB以上
  • 推奨: 全体の10〜20%以上
  • 快適: 20GB以上

例えば100GBのディスクなら、常に10〜20GB以上は空けておきたいですね。

ディスク容量の単位

容量を表す単位を理解しておきましょう。

基本単位

  • B(バイト): 最小単位
  • KB(キロバイト): 1,024バイト
  • MB(メガバイト): 1,024KB ≒ 100万バイト
  • GB(ギガバイト): 1,024MB ≒ 10億バイト
  • TB(テラバイト): 1,024GB ≒ 1兆バイト

身近な例

  • テキストファイル: 数KB〜数MB
  • 写真(JPEG): 2〜5MB
  • 音楽(MP3): 3〜10MB
  • 動画(HD): 数GB
  • Ubuntuのシステム: 10〜20GB

パーティションとマウントポイント

Ubuntuではディスクがいくつかの領域に分かれています。

主なマウントポイント

/ (ルート)

  • システム全体の基点
  • OSとアプリケーションが入る
  • 容量: 20GB以上推奨

/home

  • ユーザーのデータを保存
  • ドキュメント、写真、動画など
  • 容量: 使い方次第(大きいほど良い)

/tmp

  • 一時ファイルを保存
  • 再起動で削除される
  • 容量: 数GB

/var

  • ログファイルやキャッシュ
  • システムの動作記録
  • 容量: 5〜10GB

それぞれの容量を個別に確認することが大切ですよ。

GUI(グラフィカル画面)での確認方法

ディスク使用状況アナライザー(Baobab)

最も使いやすいGUIツールです。

起動方法

  1. アクティビティ(画面左上)をクリック
  2. 「ディスク使用状況」または「Disk Usage Analyzer」で検索
  3. アプリケーションをクリック

または

baobab

使い方

  1. 起動すると自動的にスキャン開始
  2. 円グラフで容量の内訳が表示される
  3. クリックするとそのフォルダの詳細が見られる
  4. 大きな容量を占めているフォルダが一目瞭然

便利な機能

  • ツリービュー: フォルダの階層構造で表示
  • リングチャート: 視覚的に分かりやすい
  • 検索機能: 特定のファイルを探せる
  • 削除機能: 不要なファイルをその場で削除

特定フォルダのスキャン

baobab /home/username/Documents

特定のフォルダだけを分析できます。

ディスクユーティリティ(GNOME Disks)

ディスク全体の管理ができるツールです。

起動方法

  1. アクティビティをクリック
  2. 「ディスク」または「Disks」で検索
  3. アプリケーションを起動

表示される情報

  • ディスクの全容量
  • 各パーティションのサイズ
  • 使用済み/空き容量
  • ファイルシステムの種類
  • マウント状態

見方

  1. 左側: 接続されているディスク一覧
  2. 右上: ディスク全体の情報
  3. 中央: パーティション一覧
  4. 下部: 選択したパーティションの詳細

グラフで使用率が表示されるので、直感的に分かりますね。

システムモニター

リアルタイムで容量を監視できます。

起動方法

  1. アクティビティをクリック
  2. 「システムモニター」で検索
  3. アプリケーションを起動

確認手順

  1. 「ファイルシステム」タブをクリック
  2. マウントポイントごとの使用状況が一覧表示
  3. 総容量、使用済み、空き容量が確認できる

便利な点

  • 複数のパーティションを一度に確認
  • パーセント表示で分かりやすい
  • リアルタイムで更新される

CUI(コマンドライン)での確認方法

dfコマンド(基本)

最も基本的なコマンドです。

基本的な使い方

df -h

オプションの意味

  • -h: 人間が読みやすい形式(Human-readable)
  • GBやMB単位で表示

出力例

ファイルシス   サイズ  使用  残り 使用% マウント位置
/dev/sda1       100G   45G   50G   48% /
/dev/sda2       200G  150G   50G   75% /home
tmpfs           8.0G  1.2G  6.8G   15% /tmp

読み方

  • ファイルシス: デバイス名
  • サイズ: 全体の容量
  • 使用: 使用済みの容量
  • 残り: 空き容量
  • 使用%: 使用率
  • マウント位置: どこにマウントされているか

特定のマウントポイントのみ表示

df -h /
df -h /home

すべてのファイルシステムを表示

df -ah

tmpfsなどの仮想ファイルシステムも含めて表示されます。

inode(ファイル数)の確認

df -i

容量は空いているのにファイルが作れない場合、inodeが不足しているかもしれません。

duコマンド(詳細)

ディレクトリごとの使用容量を調べられます。

基本的な使い方

du -h

現在のディレクトリ以下の容量を表示します。

オプション付きで見やすく

du -h --max-depth=1

1階層目までだけ表示して、見やすくします。

サイズ順にソート

du -h --max-depth=1 | sort -h

小さい順に並びます。

大きい順に表示

du -h --max-depth=1 | sort -hr

-r オプションで逆順(大きい順)になりますよ。

トップ10を表示

du -h --max-depth=1 | sort -hr | head -10

容量の大きい上位10個のフォルダが分かります。

特定のディレクトリを調査

du -h --max-depth=1 /var
du -h --max-depth=1 /home/username

合計サイズだけ表示

du -sh /home/username/Documents

-s オプションで、合計値だけを表示します。

ncduコマンド(対話型)

最も使いやすいCUIツールです。

インストール

sudo apt install ncdu

基本的な使い方

ncdu /

ルートディレクトリから分析開始します。

操作方法

  • 矢印キー: 移動
  • Enter: ディレクトリに入る
  • n: 名前順ソート
  • s: サイズ順ソート
  • d: 削除(慎重に!)
  • q: 終了

便利な機能

  • 視覚的なバーグラフ表示
  • リアルタイムで階層を移動
  • 大きなファイルをすぐに発見
  • 削除操作も可能

ホームディレクトリを分析

ncdu ~

除外オプション付きで実行

ncdu --exclude /proc --exclude /sys /

/proc/sys は仮想ファイルシステムなので除外すると高速です。

容量を占めているものを特定する

システムファイルの確認

OSとアプリが使っている容量です。

主な場所

/usr

du -sh /usr

インストールされたプログラムが入っています。通常は10〜20GBです。

/var

sudo du -sh /var/*

ログファイルやキャッシュが入っています。

/var/log(ログファイル)

sudo du -sh /var/log

システムログが蓄積されます。数GB〜数十GBになることも。

/var/cache(キャッシュ)

sudo du -sh /var/cache

パッケージマネージャーのキャッシュなどが入っています。

ユーザーデータの確認

あなたの個人ファイルが使っている容量です。

ホームディレクトリ全体

du -sh ~

ホーム内の各フォルダ

du -h --max-depth=1 ~ | sort -hr

主なフォルダの確認

du -sh ~/ダウンロード
du -sh ~/ドキュメント
du -sh ~/ビデオ
du -sh ~/ピクチャ
du -sh ~/ミュージック

隠しフォルダも確認

du -sh ~/.cache
du -sh ~/.local
du -sh ~/.config

. で始まるフォルダは隠しフォルダで、アプリのキャッシュなどが入っています。

大きなファイルを探す

特に大きなファイルを見つける方法です。

100MB以上のファイルを検索

find ~ -type f -size +100M -exec ls -lh {} \; 2>/dev/null

1GB以上のファイルを検索

find ~ -type f -size +1G -exec ls -lh {} \; 2>/dev/null

サイズ順で表示

find ~ -type f -exec du -h {} + 2>/dev/null | sort -hr | head -20

ホームディレクトリ内の大きなファイル上位20個が表示されます。

古い大きなファイルを探す

find ~ -type f -size +100M -mtime +365 -exec ls -lh {} \; 2>/dev/null

100MB以上で、1年以上アクセスされていないファイルを検索します。

容量を増やす方法

不要なパッケージの削除

インストールしたソフトウェアを整理します。

使っていないパッケージを削除

sudo apt autoremove

依存関係で自動インストールされたけど、もう不要なパッケージを削除します。

パッケージキャッシュの削除

sudo apt clean

ダウンロードしたパッケージファイル(.deb)を削除します。安全に数GBの容量を確保できますよ。

古いカーネルの削除

# 現在のカーネルを確認
uname -r

# インストール済みカーネル一覧
dpkg -l | grep linux-image

# 古いカーネルを削除(例)
sudo apt remove linux-image-5.15.0-56-generic

複数のカーネルが残っていると、数GBの容量を使います。

不要なアプリケーションをアンインストール

# インストール済みパッケージを確認
dpkg --get-selections | grep -v deinstall

# アンインストール
sudo apt remove パッケージ名

# 設定ファイルも含めて完全削除
sudo apt purge パッケージ名

ログファイルの整理

システムログが大量に蓄積されることがあります。

ログファイルのサイズ確認

sudo du -sh /var/log

古いログを削除

# journalログのサイズ確認
journalctl --disk-usage

# 1週間より古いログを削除
sudo journalctl --vacuum-time=7d

# 100MBまで削減
sudo journalctl --vacuum-size=100M

個別のログファイル削除

# 古い圧縮ログを削除
sudo rm /var/log/*.gz
sudo rm /var/log/*/*.gz

# 特定のログを空にする(慎重に)
sudo truncate -s 0 /var/log/syslog

logrotateの設定

自動的にログをローテーションする設定:

sudo nano /etc/logrotate.conf

キャッシュとテンポラリファイルの削除

一時ファイルやキャッシュを整理します。

APTキャッシュの削除

sudo apt clean

ユーザーキャッシュの削除

rm -rf ~/.cache/*

ブラウザのキャッシュなどが削除されます。問題なければ、数百MB〜数GBの容量を確保できます。

サムネイルキャッシュの削除

rm -rf ~/.cache/thumbnails/*

画像のサムネイル(縮小版)が削除されます。

/tmpディレクトリのクリア

sudo rm -rf /tmp/*

一時ファイルを削除します。通常は再起動で自動的にクリアされます。

Snapパッケージの古いバージョン削除

# Snap関連の容量確認
du -h /var/lib/snapd/snaps

# 古いバージョンを削除するスクリプト
sudo snap list --all | awk '/disabled/{print $1, $3}' | while read snapname revision; do
    sudo snap remove "$snapname" --revision="$revision"
done

ゴミ箱の空にする

削除したファイルがゴミ箱に残っています。

GUIでゴミ箱を空にする

  1. ファイルマネージャーを開く
  2. 左側の「ゴミ箱」をクリック
  3. 「ゴミ箱を空にする」をクリック

コマンドラインで空にする

rm -rf ~/.local/share/Trash/*

すべてのユーザーのゴミ箱を空にする(管理者)

sudo rm -rf /home/*/.local/share/Trash/*

重複ファイルの削除

同じファイルが複数ある場合、削除して容量を節約できます。

fdupes(重複ファイル検出ツール)

# インストール
sudo apt install fdupes

# ホームディレクトリ内の重複を検索
fdupes -r ~

# サイズも表示
fdupes -rS ~

# 重複を削除(対話的に選択)
fdupes -rd ~

rdfind(高速な重複検出)

# インストール
sudo apt install rdfind

# ドライランで確認
rdfind -dryrun true ~

# 実際に削除
rdfind -deleteduplicates true ~

トラブルシューティング

容量不足でログインできない

ディスクがいっぱいでGUIが起動しない場合です。

対処法

  1. 起動時にGRUBメニューが表示されたら、Advancedオプションを選択
  2. Recovery Modeで起動
  3. Root shellを選択
  4. 以下のコマンドで緊急対応:
# 読み書き可能にマウント
mount -o remount,rw /

# APTキャッシュを削除
apt clean

# ログを削除
journalctl --vacuum-size=100M

# 再起動
reboot

「No space left on device」エラー

ファイルが保存できない、アプリが動かない場合です。

原因の特定

# 容量を確認
df -h

# inodeを確認
df -i

容量不足の場合

前述の「容量を増やす方法」を実行してください。

inode不足の場合

小さなファイルが大量にあることが原因です。

# ファイル数が多いディレクトリを探す
for dir in /*; do echo $dir; find $dir -type f | wc -l; done

不要な小さいファイルを削除しましょう。

システムが遅い

ディスク使用率が高いと動作が遅くなります。

確認方法

# I/O(入出力)を確認
iostat -x 1

または

# プロセスごとのディスク使用を確認
sudo iotop

対処法

  1. 容量を確保する(上記の方法)
  2. スワップ使用を確認:
free -h

スワップが大量に使われていたら、メモリ不足も疑いましょう。

削除したのに容量が増えない

ファイルを削除しても、すぐに反映されないことがあります。

原因と対処法

原因1:ゴミ箱に残っている

rm -rf ~/.local/share/Trash/*

原因2:プロセスがファイルを開いている

削除したファイルをプロセスがまだ使っている場合:

# 開いているファイルを確認
sudo lsof | grep deleted

# 該当プロセスを再起動または終了

原因3:スナップショットが残っている

Btrfsなどのファイルシステムでスナップショットがある場合:

# スナップショット一覧(Btrfsの場合)
sudo btrfs subvolume list /

# 不要なスナップショットを削除
sudo btrfs subvolume delete /path/to/snapshot

予防策と定期メンテナンス

自動クリーンアップスクリプト

定期的に実行するスクリプトを作ります。

クリーンアップスクリプトの作成

nano ~/cleanup.sh

以下の内容を記述:

#!/bin/bash

echo "=== ディスククリーンアップ開始 ==="

# APTキャッシュの削除
echo "APTキャッシュを削除中..."
sudo apt clean
sudo apt autoremove -y

# ログの削除
echo "古いログを削除中..."
sudo journalctl --vacuum-time=7d

# ユーザーキャッシュの削除
echo "ユーザーキャッシュを削除中..."
rm -rf ~/.cache/thumbnails/*

# ゴミ箱を空にする
echo "ゴミ箱を空にしています..."
rm -rf ~/.local/share/Trash/*

# 容量確認
echo ""
echo "=== 現在のディスク使用状況 ==="
df -h /

echo ""
echo "クリーンアップ完了!"

実行権限を付与:

chmod +x ~/cleanup.sh

実行:

./cleanup.sh

cronで定期実行

月に1回自動実行する設定です。

# crontabを編集
crontab -e

# 毎月1日の午前2時に実行
0 2 1 * * /home/username/cleanup.sh

容量監視の設定

容量が少なくなったら通知する設定です。

通知スクリプト

nano ~/check_disk.sh
#!/bin/bash

THRESHOLD=80
USAGE=$(df -h / | awk 'NR==2 {print $5}' | sed 's/%//')

if [ $USAGE -gt $THRESHOLD ]; then
    notify-send "ディスク容量警告" "ディスク使用率が${USAGE}%です。空き容量を確保してください。"
fi

cronで毎日実行:

0 9 * * * /home/username/check_disk.sh

よくある質問(FAQ)

Q1:どのくらいの空き容量があれば安全?

A:
全体の10〜20%以上を推奨します。

目安

  • 100GBディスク: 10〜20GB以上の空き
  • 500GBディスク: 50〜100GB以上の空き

最低でも5GB以上は確保しましょう。それ以下だと、システムアップデートができなくなります。

Q2:削除しても大丈夫なフォルダは?

A:
以下は安全に削除できます。

安全に削除可能

  • ~/.cache/* (ユーザーキャッシュ)
  • ~/.local/share/Trash/* (ゴミ箱)
  • /tmp/* (一時ファイル)
  • /var/cache/apt/archives/* (APTキャッシュ)

削除してはいけない

  • /etc/* (設定ファイル)
  • /usr/bin/* (実行ファイル)
  • /home/username/Documents/* (あなたのデータ)
  • /boot/* (起動ファイル)

Q3:外付けHDDを増設したい

A:
外付けドライブを追加する方法です。

手順

  1. 外付けHDDを接続
  2. 自動マウントされる
  3. ファイルマネージャーで確認

恒久的にマウント

# UUIDを確認
sudo blkid

# fstabに追加
sudo nano /etc/fstab

# 以下を追加(例)
UUID=xxxx-xxxx /mnt/external ext4 defaults 0 2

Q4:SSDとHDDで管理方法は違う?

A:
基本的には同じですが、SSD特有の注意点があります。

SSDの場合

  • 空き容量を10〜15%以上確保(性能維持のため)
  • TRIMを有効化:
sudo fstrim -v /
  • 定期的なTRIM実行を設定:
sudo systemctl enable fstrim.timer

Q5:クラウドストレージを活用したい

A:
大きなファイルはクラウドに移動できます。

おすすめサービス

  • Google Drive(15GB無料)
  • Dropbox(2GB無料)
  • OneDrive(5GB無料)
  • Nextcloud(自己ホスト)

同期ツール

# Dropboxをインストール
sudo apt install nautilus-dropbox

# Google Drive同期
# GNOME Onlineアカウントから設定可能

Q6:仮想マシンでディスクを増やしたい

A:
VirtualBoxやVMwareでの手順です。

VirtualBoxの場合

  1. VMを停止
  2. 設定 → ストレージ → 仮想ハードディスク
  3. サイズを変更
  4. Ubuntu起動後、GPartedでパーティションを拡張

VMware

  1. VMを停止
  2. 仮想マシン設定 → ハードディスク
  3. 拡張をクリック
  4. Ubuntu起動後、パーティションを拡張

まとめ:ディスク容量を賢く管理しよう

Ubuntuのディスク容量管理は、定期的なメンテナンスが大切です。

この記事のポイント

  • GUIツールとコマンドラインツールを使い分ける
  • 定期的に容量をチェックする習慣をつける
  • 不要なパッケージ、ログ、キャッシュを削除
  • 全体の10〜20%以上の空き容量を維持
  • 自動クリーンアップスクリプトで予防

レベル別の推奨方法

初心者

  • Baobab(ディスク使用状況アナライザー)を使う
  • GUIでゴミ箱を空にする
  • sudo apt clean を定期的に実行

中級者

  • df -hdu -h コマンドを活用
  • ncdu で対話的に容量確認
  • クリーンアップスクリプトを作成

上級者

  • cronで自動メンテナンス
  • 容量監視の自動化
  • ログローテーションの最適化

緊急時のクイックガイド

容量不足で困ったら:

  1. sudo apt clean (すぐに数GB確保)
  2. sudo apt autoremove (不要パッケージ削除)
  3. sudo journalctl --vacuum-size=100M (ログ削減)
  4. rm -rf ~/.cache/* (キャッシュ削除)
  5. ゴミ箱を空にする

定期メンテナンスのチェックリスト

月に1回:

  • ☐ ディスク容量を確認
  • ☐ 不要なパッケージを削除
  • ☐ キャッシュをクリア
  • ☐ ゴミ箱を空にする
  • ☐ 大きなファイルをチェック

快適なUbuntu環境を維持しよう

容量管理は面倒に感じるかもしれませんが、習慣化すれば簡単です。この記事の方法を使って、快適なUbuntu環境を保ってくださいね。

困ったら、またこの記事に戻ってきてください。あなたに合った方法が必ず見つかりますよ!

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