Telegram Botとは?できることや作り方、人気のボットを徹底解説

プログラミング・IT

Telegramを使っていると、ユーザー名に「bot」がついたアカウントを見かけることがあります。
これらは「Telegram Bot」と呼ばれる自動プログラムで、さまざまな便利な機能を提供してくれます。

この記事では、Telegram Botとは何か、どんなことができるのか、どうやって作るのかを初心者にもわかりやすく解説します。
ビジネスでの活用方法や人気のボットの例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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  1. Telegram Botとは
    1. 通常のユーザーアカウントとの違い
  2. Telegram Botでできること
    1. 1. 自動応答・チャットボット
    2. 2. 通知・リマインダー
    3. 3. 情報取得・検索
    4. 4. ファイル処理
    5. 5. ゲーム・エンターテインメント
    6. 6. 決済・Eコマース
    7. 7. グループ管理
    8. 8. ビジネス連携
  3. 人気のTelegram Bot例
    1. @NewsBot(ニュース配信)
    2. @SkeddyBot(リマインダー)
    3. Eddy Travels Bot(旅行アシスタント)
    4. @GMailBot、@GitHubBot(サービス連携)
    5. The Feed Reader Bot(RSS フィード)
  4. Telegram Botの作り方
    1. 1. BotFatherでボットを作成する
    2. 2. ボットをカスタマイズする
    3. 3. プログラムを作成する
    4. 4. ボットを公開する
  5. コードを書かずにボットを作る方法
    1. ノーコードボット作成サービス
  6. Telegram Botのメリット
    1. 1. 開発が簡単
    2. 2. 無料で利用可能
    3. 3. リッチメディア対応
    4. 4. リアルタイム通信
    5. 5. カスタムインターフェース
    6. 6. 高いセキュリティ
    7. 7. グローバルなユーザーベース
    8. 8. 収益化の機会
  7. ビジネスでの活用方法
    1. カスタマーサポート
    2. マーケティング
    3. 社内コミュニケーション
    4. Eコマース
    5. 教育・トレーニング
  8. よくある質問
    1. Q1: Telegram Botは無料で作れますか?
    2. Q2: プログラミングの知識は必要ですか?
    3. Q3: どのプログラミング言語が一番良いですか?
    4. Q4: Telegram Botで収益化できますか?
    5. Q5: グループチャットにボットを追加できますか?
    6. Q6: ボットが受け取ったメッセージは保存されますか?
    7. Q7: ボットのAPIトークンを紛失した場合はどうすればいいですか?
    8. Q8: ボットを削除できますか?
  9. まとめ

Telegram Botとは

Telegram Botとは、Telegram上で動作する自動化されたプログラム(ボット)のことです。
人間のユーザーと同じようにメッセージを送受信できますが、事前にプログラムされたタスクを自動的に実行します。

Telegram Botの基本的な特徴

Telegram Botには以下のような特徴があります。

  • ユーザーとの対話が可能
  • 特定のタスクを自動的に実行
  • メッセージ、画像、動画、ファイルなどを扱える
  • グループチャットやチャンネルに追加できる
  • 24時間365日稼働可能

Telegram Botプラットフォームには、2025年現在で1,000万以上のボットがホストされています。
これらのボットは、ユーザーにも開発者にも無料で提供されています。

通常のユーザーアカウントとの違い

Telegram Botと通常のユーザーアカウントの主な違いは以下の通りです。

通常のユーザーアカウント

  • 人間が手動で操作する
  • 電話番号が必要
  • プライバシー設定がある

Telegram Bot

  • プログラムが自動で動作する
  • 電話番号は不要(APIトークンで管理)
  • ユーザー名に「bot」が必ず付く
  • プログラムで制御される

Telegram Botでできること

Telegram Botは非常に多機能で、さまざまな用途に活用できます。

1. 自動応答・チャットボット

ユーザーからのメッセージに自動的に返信できます。
よくある質問への回答や、簡単な問い合わせ対応に便利です。

活用例

  • カスタマーサポート
  • FAQの自動応答
  • 予約受付
  • 注文受付

2. 通知・リマインダー

特定の時間や条件に基づいて、通知を送信できます。

活用例

  • スケジュールのリマインダー
  • ニュース配信
  • 価格変動の通知
  • イベントのお知らせ

3. 情報取得・検索

外部のAPIやデータベースと連携して、情報を取得できます。

活用例

  • 天気予報の確認
  • ニュース記事の検索
  • 為替レートの確認
  • 在庫状況の照会

4. ファイル処理

ファイルの変換や処理を自動化できます。

活用例

  • 画像の変換・圧縮
  • PDFの生成
  • 音声ファイルの変換
  • ドキュメントの整理

5. ゲーム・エンターテインメント

HTML5ゲームやミニアプリをホストできます。
ユーザーはTelegram内で直接ゲームを楽しめます。

活用例

  • クイズゲーム
  • パズルゲーム
  • アーケードゲーム
  • 教育的なゲーム

6. 決済・Eコマース

Telegram内で商品やサービスを販売できます。
Telegram Starsという決済システムを使って、デジタル商品を販売可能です。

活用例

  • オンラインショップ
  • デジタルコンテンツの販売
  • サブスクリプションサービス
  • チケット販売

7. グループ管理

グループチャットの管理を自動化できます。

活用例

  • 新規メンバーの歓迎メッセージ
  • スパム対策
  • 統計情報の収集
  • 投票の実施

8. ビジネス連携

Telegram Businessアカウントと連携して、ビジネスメッセージを処理できます。
既存のツールやワークフローとシームレスに統合できます。

人気のTelegram Bot例

実際にどんなボットが人気なのか、いくつか紹介します。

@NewsBot(ニュース配信)

さまざまなソースから最新ニュースを配信するボットです。
ユーザーはトピックと配信頻度を選択でき、設定後はリアルタイムで通知を受け取れます。

@SkeddyBot(リマインダー)

リマインダーやメモを作成・管理できるボットです。
自然な言葉でリマインダーを設定できます。

使用例

  • 「10分後にMikeに電話する」
  • 「明日午前10時までに製品説明書を送る」

Eddy Travels Bot(旅行アシスタント)

AI を活用した旅行アシスタントで、フライト検索をサポートします。
旅行のアイデア、宿泊施設の検索、グループ旅行の計画などに役立ちます。

@GMailBot、@GitHubBot(サービス連携)

人気のプラットフォームと連携するボットです。
Gmail、GitHub、YouTube、Wikipediaなど、さまざまなサービスにTelegram内からアクセスできます。

The Feed Reader Bot(RSS フィード)

RSSフィードを監視し、新しい投稿があったときに通知します。
YouTube、X(旧Twitter)、TikTok、Facebookページの更新通知を受け取れます。

Telegram Botの作り方

Telegram Botの作成は意外と簡単です。
プログラミングの知識がなくても、基本的なボットを作ることができます。

1. BotFatherでボットを作成する

Telegram Botの作成は、@BotFatherという公式ボットを使って行います。

作成手順

  1. Telegramアプリを開く
  2. @BotFatherを検索して開く
  3. /newbotコマンドを送信する
  4. ボットの名前を入力する
    例:「Test Bot」
  5. ボットのユーザー名を入力する
    例:「test_example_bot」

ユーザー名のルール

  • 5〜32文字
  • 英数字とアンダースコア(_)のみ使用可能
  • 必ず「bot」で終わる必要がある
  • 大文字小文字の区別なし
  • 一度決めると変更できない
  1. APIトークンを受け取る

ボットが作成されると、APIトークンが発行されます。
このトークンは以下のような形式です。

1234567890:ABCdefGHIjklMNOpqrsTUVwxyz

重要:このトークンは第三者に知られないように厳重に管理してください。

2. ボットをカスタマイズする

BotFatherを使って、ボットの設定を変更できます。

主な設定項目

  • /setname – ボットの名前を変更
  • /setdescription – 説明文を設定
  • /setabouttext – 「About」テキストを設定
  • /setuserpic – プロフィール画像を設定
  • /setcommands – コマンドメニューを設定
  • /setdomain – ウェブサイトのドメインを設定
  • /deletebot – ボットを削除

3. プログラムを作成する

実際にボットを動かすには、プログラムを書く必要があります。

対応言語

Telegram Bot APIは、さまざまなプログラミング言語で利用できます。

  • Python
  • JavaScript/TypeScript
  • Java
  • C#
  • Go
  • PHP
  • Ruby
  • その他多数

Python での例

Pythonでボットを作る場合、python-telegram-botライブラリが便利です。

from telegram.ext import Updater, CommandHandler

def start(update, context):
    update.message.reply_text('こんにちは!')

def main():
    updater = Updater('YOUR_API_TOKEN', use_context=True)
    dispatcher = updater.dispatcher

    dispatcher.add_handler(CommandHandler('start', start))

    updater.start_polling()
    updater.idle()

if __name__ == '__main__':
    main()

このコードは、/startコマンドに反応して「こんにちは!」と返信する簡単なボットです。

4. ボットを公開する

プログラムを作成したら、サーバー上で実行する必要があります。

ホスティング方法

  • Heroku(無料プランあり)
  • AWS(Amazon Web Services)
  • Google Cloud Platform
  • DigitalOcean
  • VPS(Virtual Private Server)
  • ローカルPC(常時稼働が必要)

コードを書かずにボットを作る方法

プログラミングが苦手な人でも、ノーコードツールを使えばボットを作れます。

ノーコードボット作成サービス

GPTBots

GPTBotsは、コードを書かずにAIチャットボットを作成できるプラットフォームです。

作成手順

  1. BotFatherでボットを作成し、トークンを取得
  2. GPTBots.aiに登録
  3. ボットの設定を行う(LLM、応答の長さなど)
  4. データをアップロードしてボットを訓練
  5. Telegramと連携

Chatfuel、ManyChat

これらのサービスも、視覚的なインターフェースでボットを作成できます。
主にマーケティングや顧客サポート向けのボットに適しています。

Telegram Botのメリット

Telegram Botを活用するメリットは数多くあります。

1. 開発が簡単

BotFatherを使えば、数分でボットを作成できます。
APIドキュメントも充実しており、初心者でも始めやすいです。

2. 無料で利用可能

Telegram Botプラットフォームは完全無料です。
ユーザーも開発者も、料金を支払う必要はありません。

3. リッチメディア対応

テキストだけでなく、画像、動画、音声、ファイル、位置情報など、さまざまなコンテンツを扱えます。

4. リアルタイム通信

Webhookを使用することで、リアルタイムでユーザーと対話できます。
カスタマーサービスやゲームなど、低遅延が求められるアプリケーションに最適です。

5. カスタムインターフェース

カスタムキーボードやインラインボタンを作成できます。
ユーザーをワークフローに導いたり、よく使う機能への素早いアクセスを提供できます。

6. 高いセキュリティ

TelegramはMTProtoプロトコルとAES-256暗号化を採用しています。
ボットを通じたやり取りも安全に保護されます。

7. グローバルなユーザーベース

Telegramは世界中で10億人以上のユーザーがいます(2025年3月時点)。
多くの潜在的ユーザーにリーチできます。

8. 収益化の機会

Telegram Starsを使った決済機能により、ボットを通じてビジネスを展開できます。
広告収益シェア、サブスクリプションプラン、デジタル商品の販売など、複数の収益化方法があります。

ビジネスでの活用方法

Telegram Botは、ビジネスシーンでも幅広く活用されています。

カスタマーサポート

24時間365日対応のカスタマーサポートボットを設置できます。
よくある質問への自動応答や、問い合わせの振り分けに便利です。

メリット

  • 人件費の削減
  • 待ち時間の短縮
  • 対応品質の均一化

マーケティング

ニュースレター配信や、キャンペーン情報の通知に活用できます。
ユーザーの興味に基づいてパーソナライズされたメッセージを送信可能です。

メリット

  • 高い開封率(Telegramは開封率が高い)
  • セグメント配信
  • リアルタイムな情報提供

社内コミュニケーション

社内の業務効率化にも役立ちます。

活用例

  • 勤怠管理
  • タスク管理
  • 承認フロー
  • 社内アンケート
  • 日報提出

Eコマース

Telegram内で商品カタログを表示し、注文を受け付けられます。
決済もTelegram内で完結できます。

メリット

  • ウェブサイト不要
  • 簡単な決済プロセス
  • 通知機能による再訪問促進

教育・トレーニング

学習コンテンツの配信や、クイズの実施に活用できます。

活用例

  • オンラインコースの提供
  • 学習の進捗管理
  • 試験の実施
  • 質問への自動回答

よくある質問

Q1: Telegram Botは無料で作れますか?

A: はい、Telegram Botの作成・運用は完全に無料です。
APIの使用料やホスティング料金(自分でサーバーを用意する場合を除く)も不要です。

Q2: プログラミングの知識は必要ですか?

A: 基本的なボットを作るには、ある程度のプログラミング知識が必要です。
ただし、ノーコードツールを使えば、プログラミングなしでもボットを作成できます。

Q3: どのプログラミング言語が一番良いですか?

A: Python、JavaScript、Java、C#、Goなど、主要な言語がサポートされています。
Pythonは初心者向けのチュートリアルが豊富なので、始めやすいです。

Q4: Telegram Botで収益化できますか?

A: はい、できます。
Telegram Starsを使った決済機能、広告収益シェア、サブスクリプションプランなど、複数の収益化方法があります。

Q5: グループチャットにボットを追加できますか?

A: はい、できます。
グループチャットにボットを追加することで、グループメンバー全員がボットの機能を利用できるようになります。

Q6: ボットが受け取ったメッセージは保存されますか?

A: Telegram側ではメッセージを保存しません。
メッセージを保存したい場合は、自分でデータベースなどに保存する必要があります。

Q7: ボットのAPIトークンを紛失した場合はどうすればいいですか?

A: BotFatherで/revokeコマンドを使えば、トークンを再発行できます。
ただし、古いトークンは無効になるので注意してください。

Q8: ボットを削除できますか?

A: はい、BotFatherで/deletebotコマンドを使えば削除できます。
ただし、削除すると元に戻せないので注意してください。

まとめ

Telegram Botは、さまざまな用途に活用できる強力なツールです。
カスタマーサポート、マーケティング、教育、エンターテインメントなど、幅広い分野で活躍しています。

Telegram Botの主な特徴

  • 無料で作成・利用可能
  • 開発が簡単(BotFatherを使用)
  • 1,000万以上のボットが存在
  • リッチメディア対応
  • リアルタイム通信
  • 高いセキュリティ
  • 収益化の機会

Telegram Botを始めるステップ

  1. @BotFatherでボットを作成
  2. APIトークンを取得
  3. プログラムを作成(またはノーコードツールを使用)
  4. サーバーにデプロイ
  5. 運用開始

プログラミング初心者でも、BotFatherとノーコードツールを使えば、簡単にボットを作成できます。
まずは簡単なボットから始めて、徐々に機能を追加していくのがおすすめです。

Telegram Botを活用すれば、業務の効率化や顧客満足度の向上が期待できます。
ぜひこの記事を参考に、あなただけのTelegram Botを作ってみてください。

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