Teams(チームズ)チャットのファイルを削除するとどうなる?保存先・影響・復元方法を解説

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「Teamsのチャットでファイルを送ったあと、削除したらどうなるの?」という疑問は非常に多いです。
実は、削除の方法や削除する場所によって結果がまったく異なります。
この記事では、チャットとチャンネルそれぞれのファイル保存先から、削除後の状態・相手への影響・復元方法まで、順番に整理して解説します。


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まず知っておきたい:ファイルはどこに保存されているか

Teamsでファイルを共有すると、ファイルの実体はTeamsの外にあるクラウドストレージに保存されます。
保存先は「チャット」と「チャンネル(チーム)」で異なります。

共有した場所保存先フォルダ名
1対1チャット・グループチャット投稿者のOneDriveMicrosoft Teams チャットファイル
チームのチャンネルチームのSharePointチャンネル名のフォルダ

Teamsのチャット画面でファイルを添付すると、まず投稿者のOneDriveにアップロードされ、その共有リンクがチャットに貼り付けられる仕組みです。
チャンネルの場合はチームに紐づいたSharePointサイトに保存されます(Microsoft公式「Teams でのファイルの削除と復元」)。


【チャット】ファイルを削除するとどうなるか

チャットでのファイル削除は、「メッセージを削除する」方法と「OneDriveから削除する」方法の2種類があり、結果が大きく違います。

パターンA:チャットのメッセージごと削除した場合

チャット上の投稿(メッセージ)を「削除」すると、以下のことが起きます。

  • チャットのタイムラインからメッセージが消える
  • チャットの「ファイル」タブからもファイルが表示されなくなる
  • OneDriveには投稿者のファイルがそのまま残る
  • チャットの相手がOneDriveの共有URLを知っていれば、引き続きアクセスできる

つまり、メッセージを削除してもファイルの実体は消えていません
ファイルへのアクセスを完全に遮断したい場合は、OneDriveからも削除するか、OneDriveでファイルの共有設定を変更する必要があります(Microsoft公式「添付ファイルを含むメッセージを削除する」)。

パターンB:OneDriveからファイルを削除した場合

OneDriveの「Microsoft Teams チャットファイル」フォルダからファイルを削除すると、以下のことが起きます。

  • ファイルの実体がOneDriveから削除される
  • 相手がチャットからファイルを開こうとすると「ファイルが見つかりません(404エラー)」が表示される
  • チャットの会話履歴(テキスト)は消えない。「〇〇さんがファイルを共有しました」という表示だけが残る状態になる

ファイルへのアクセスを確実に止めたい場合は、このOneDrive側での削除が必要です。

チャットの「ファイル」タブからは直接削除できない

チャット内の「ファイル」タブには削除ボタンがありません。
「ファイル」タブは閲覧専用で、削除操作はチャットのメッセージかOneDriveから行う必要があります(NTTドコモビジネス「Teamsのファイルの削除と復元」より)。

チャットファイルを完全に削除する手順(2ステップ)

ステップ1:チャットのメッセージを削除する

  1. 削除したいファイルが含まれているメッセージにカーソルを合わせる
  2. 右上に表示される「…」(その他のオプション)をクリックする
  3. 「削除」を選択する

この時点でチャット上からファイルは見えなくなりますが、OneDriveにはまだ残っています。

ステップ2:OneDriveからファイルを削除する

  1. ブラウザで https://www.microsoft365.com を開いてOneDriveにアクセスする
  2. 「自分のファイル」→「Microsoft Teams チャットファイル」フォルダを開く
  3. 削除したいファイルを選択して「削除」をクリックする

この2ステップを完了して初めて、相手からのアクセスも含めてファイルが完全に削除されます。


【チャンネル】ファイルを削除するとどうなるか

チームのチャンネル内「ファイル」タブで削除したファイルは、チームに紐づいたSharePointサイトのごみ箱に移動します。
即座に完全削除されるわけではなく、ごみ箱内に93日間保持されます(Microsoft公式「SharePoint または Teams から削除されたごみ箱内のアイテムを復元する」)。

削除後の状態をまとめると以下の通りです。

削除直後の状態詳細
チャンネルの「ファイル」タブファイルが表示されなくなる
SharePointのごみ箱93日間保持される(復元可能)
チャンネルのメッセージファイルリンクの記録は残るが、開こうとするとエラーになる

チャンネルのファイル削除操作は、自分が投稿したファイルのみ可能です。
スマートフォンアプリからはファイルの削除操作はできません。PC版またはWeb版から操作してください。


削除したファイルを復元する方法

チャットのファイルを復元する(OneDriveから)

OneDriveからファイルを削除した場合でも、93日以内であればOneDriveのごみ箱から復元できます。

  1. ブラウザで https://www.microsoft365.com を開いてOneDriveにアクセスする
  2. 左側メニューから「ごみ箱」を選択する
  3. 復元したいファイルを選択して「復元」をクリックする
  4. ファイルが元の「Microsoft Teams チャットファイル」フォルダに戻る

なお、メッセージ削除によりチャット上からファイルリンクが消えた場合、OneDriveから復元してもチャットには再表示されません。
再度チャットにファイルを投稿し直す必要があります。

チャンネルのファイルを復元する(SharePointから)

チャンネルのファイルは、SharePointのごみ箱から復元します。
SharePointのごみ箱には93日間ファイルが保持されており、この期間内であれば復元可能です。

  1. Teamsの対象チャンネルを開き、上部の「ファイル」タブをクリックする
  2. 「…」→「SharePointで開く」をクリックする
  3. SharePointサイトの左側メニューから「ごみ箱」を選択する
  4. 復元したいファイルにチェックを入れて「復元」をクリックする

93日が経過した後、またはごみ箱からも削除した場合は完全削除となり、原則として復元できません。


よくある疑問Q&A

Q. 相手が送ってきたファイルを自分が削除できますか?

A. チャットの場合、削除できるのは自分が投稿したメッセージ・ファイルのみです。
相手が送ったファイルを自分側で削除することはできません。
チャンネルの場合は、チーム所有者・管理者であれば他のメンバーのファイルを削除できます。

Q. ファイルを削除したら相手に通知がいきますか?

A. 削除の通知はいきません。
ただし相手がファイルを開こうとしたときに「ファイルが見つかりません」というエラーが表示されます。

Q. OneDriveのストレージを節約するためにチャットファイルを削除したい

A. OneDriveの「Microsoft Teams チャットファイル」フォルダ内のファイルを削除することでストレージを解放できます。
ただし削除するとチャットの相手がファイルにアクセスできなくなる点に注意してください。

Q. ファイルをOneDriveから削除したらどのくらいでストレージに反映されますか?

A. OneDriveのごみ箱に入っている間(93日間)はストレージから解放されません。
ごみ箱を空にするか、93日が経過すると初めてストレージが解放されます。


まとめ

Teamsのチャットでファイルを削除する際に押さえておきたいポイントは2つです。

1つ目は、チャットのメッセージを削除しても、OneDriveのファイル本体は残り続けるという点です。
ファイルへのアクセスを完全に止めるには、チャットメッセージの削除とOneDriveからの削除を両方行う必要があります。

2つ目は、削除したファイルは93日以内であれば復元できるという点です。
間違って削除した場合は、チャットのファイルはOneDriveのごみ箱から、チャンネルのファイルはSharePointのごみ箱から復元してください。


参考情報源

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