タブレットのWi-Fiモデルとは?セルラーモデルとの違いを徹底解説

タブレットを買おうと思って調べていたら、「Wi-Fiモデル」と「セルラーモデル」という2種類があることに気づいた方も多いのではないでしょうか。

「何が違うの?」「どっちを選べばいいの?」「価格差があるけど、高い方を選ぶべき?」

この記事では、そんな疑問にすべて答えます。タブレット選びで後悔しないために、2つのモデルの違いを分かりやすく解説していきますね。

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  1. Wi-Fiモデルとは?基本を理解しよう
    1. Wi-Fiモデルの定義
    2. どんな場所で使えるの?
    3. Wi-Fiモデルの外観的特徴
  2. セルラーモデルとは?Wi-Fiモデルとの違い
    1. セルラーモデルの定義
    2. セルラーって何?
    3. セルラーモデルでできること
  3. 2つのモデルを比較してみよう
  4. Wi-Fiモデルのメリット・デメリット
    1. Wi-Fiモデルのメリット
    2. Wi-Fiモデルのデメリット
  5. セルラーモデルのメリット・デメリット
    1. セルラーモデルのメリット
    2. セルラーモデルのデメリット
  6. あなたに合うのはどっち?選び方のポイント
    1. Wi-Fiモデルがおすすめな人
    2. セルラーモデルがおすすめな人
    3. 迷った時の判断基準
  7. スマホのテザリングという選択肢
    1. テザリングとは?
    2. テザリングのメリット
    3. テザリングのデメリット
    4. テザリングが向いている人
  8. 購入時の注意点とチェックポイント
    1. 注意点1:セルラーモデルはSIMフリーか確認
    2. 注意点2:ストレージ容量も一緒に検討
    3. 注意点3:中古・整備済製品も視野に
    4. 注意点4:通信プランの選択肢を調べておく
    5. 注意点5:返品・交換ポリシーを確認
  9. よくある質問Q&A
    1. Q1:Wi-FiモデルにSIMカードを後から追加できますか?
    2. Q2:セルラーモデルをWi-Fi接続だけで使っても大丈夫?
    3. Q3:海外でも使えますか?
    4. Q4:GPS機能はWi-Fiモデルにもあるんですよね?
    5. Q5:どのくらいのデータ容量が必要ですか?
    6. Q6:中古のセルラーモデルを買っても大丈夫?
  10. まとめ:後悔しないタブレット選びを

Wi-Fiモデルとは?基本を理解しよう

まずは、Wi-Fiモデルについて基本から見ていきましょう。

Wi-Fiモデルの定義

Wi-Fiモデルとは、その名の通りWi-Fi接続でのみインターネットに繋がるタブレットのことです。

スマホのような携帯電話回線(4G/5G)を使った通信機能は搭載されていません。そのため、インターネットを使いたい時は、必ずWi-Fi環境が必要になります。

どんな場所で使えるの?

Wi-Fiモデルが使える場所の例:

自宅
家のWi-Fiルーターに接続して使います。最も一般的な使い方ですね。

カフェやレストラン
フリーWi-Fiが提供されているお店なら、そこで接続できます。

職場や学校
Wi-Fi環境が整っていれば問題なく使えます。

ホテルや空港
多くの施設でWi-Fiサービスが提供されています。

使えない場所
逆に、電車やバスの中、公園、車での移動中など、Wi-Fi環境がない場所では基本的にインターネットに接続できません。

Wi-Fiモデルの外観的特徴

実は、見た目でも違いがあります。

Wi-Fiモデルには、携帯電話の電波を受信するためのアンテナが不要なので:

  • SIMカードスロット(SIMカードを挿す場所)がない
  • 背面にアンテナラインがない(iPadの場合)
  • セルラーモデルより若干軽い

セルラーモデルとは?Wi-Fiモデルとの違い

次に、セルラーモデルについて見ていきましょう。

セルラーモデルの定義

セルラーモデルは、Wi-Fi接続に加えて、携帯電話回線(4G/5G)を使った通信もできるタブレットです。

正式には「Wi-Fi + Cellularモデル」と呼ばれることが多いです。スマホと同じように、SIMカードを挿入することでどこでもインターネットに接続できます。

セルラーって何?

「セルラー(Cellular)」とは、携帯電話のネットワークのこと。日本では「モバイルデータ通信」とも呼ばれます。

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなどの携帯キャリアが提供する通信サービスを使って、インターネットに接続します。

セルラーモデルでできること

場所を選ばずインターネット接続
Wi-Fi環境がなくても、携帯電話の電波が届く場所ならどこでも使えます。電車の中、公園、車での移動中など、自由に使えるのが最大の魅力です。

Wi-Fi接続ももちろん可能
セルラーモデルは、Wi-Fi接続も当然できます。自宅ではWi-Fi、外出先ではモバイルデータ通信と、状況に応じて使い分けられます。

GPS機能が使える
これは意外と知られていませんが、セルラーモデルには正確なGPS機能が搭載されています。カーナビ代わりに使ったり、位置情報を使うゲームアプリ(Pokémon GOなど)を楽しんだりできます。

Wi-FiモデルにもGPSは搭載されていますが、Wi-Fi電波を使った簡易的な位置情報取得のため、精度がかなり落ちます。

2つのモデルを比較してみよう

分かりやすく表にまとめてみました。

項目Wi-Fiモデルセルラーモデル
インターネット接続Wi-FiのみWi-Fi + モバイルデータ通信
本体価格安い高い(約1.5〜2万円差)
月額料金不要必要(データプラン契約)
SIMカード使えない使える
GPS精度低い高い
外出先での利用Wi-Fi環境が必要どこでも可能
バッテリー持ち良いやや短い
重量軽いやや重い

Wi-Fiモデルのメリット・デメリット

具体的にどんな利点と欠点があるのか見ていきましょう。

Wi-Fiモデルのメリット

1. 本体価格が安い

これが最大のメリットです。同じ機種・同じストレージ容量で比較すると、Wi-Fiモデルはセルラーモデルより約1.5〜2.5万円安く購入できます。

例えば、iPadの場合:

  • iPad(第10世代)Wi-Fi 64GB:58,800円
  • iPad(第10世代)Wi-Fi + Cellular 64GB:77,800円
  • 差額:19,000円

この差は決して小さくありません。

2. 月額料金がかからない

Wi-Fiモデルは、本体を買えばそれで終わり。毎月の通信料金が発生しないので、ランニングコストがゼロです。

すでに自宅にWi-Fi環境があれば、追加費用なしで使い始められます。

3. 契約の手間がない

携帯キャリアとの契約、SIMカードの設定、データプランの管理といった面倒な手続きが一切不要。買ってすぐに使い始められます。

4. バッテリーが長持ち

モバイルデータ通信はWi-Fiより電力を消費します。Wi-FiモデルならWi-Fi接続のみなので、バッテリー持ちが若干良くなります。

といっても、実際の使用では大きな差は感じないかもしれません。

5. 選択肢が多い

一般的に、Wi-Fiモデルの方が品揃えが豊富です。特に格安タブレットでは、Wi-Fiモデルしか販売していないケースも多いです。

Wi-Fiモデルのデメリット

1. 使える場所が限られる

最大のデメリットはこれです。Wi-Fi環境がない場所では、インターネットに接続できません。

電車やバスでの移動中、公園でのんびりしている時、車での長距離移動中など、Wi-Fiがない場所では「ただの重い板」になってしまいます。

2. 外出先で使う場合は工夫が必要

どうしても外でインターネットを使いたい場合:

  • スマホのテザリング機能を使う
  • ポケットWi-Fiを持ち歩く
  • フリーWi-Fiスポットを探す

といった対応が必要になります。

3. GPS精度が低い

カーナビとして使いたい、位置情報ゲームを楽しみたい、という場合には不向きです。

4. 緊急時に困る可能性

スマホのバッテリーが切れた時、自宅のWi-Fiが故障した時など、「いざという時」に使えないことがあります。

セルラーモデルのメリット・デメリット

次は、セルラーモデルの良い点と悪い点を見てみましょう。

セルラーモデルのメリット

1. いつでもどこでもインターネット

これが最大の魅力です。携帯電話の電波が届く場所なら、日本全国どこでもインターネットに接続できます。

  • 通勤・通学の電車内で動画視聴
  • 旅行先で地図アプリを使う
  • 公園でのんびりネットサーフィン
  • 車での移動中に仕事のメール確認

こんな使い方が自由自在です。

2. 高精度なGPS機能

セルラーモデルには、スマホと同等の高精度GPSが搭載されています。

カーナビとして使えば:

  • リアルタイムの交通情報
  • 正確なルート案内
  • 到着時刻の予測

位置情報ゲームでは:

  • Pokémon GOで正確な位置追跡
  • ドラクエウォークでの移動距離計測
  • ジョギングアプリでのルート記録

これらが快適に使えます。

3. スマホの代わりになる

セルラーモデルがあれば、スマホのバッテリーを節約できます。

  • 動画視聴はタブレットで
  • ゲームもタブレットで
  • ビデオ会議もタブレットで

スマホは通話と緊急連絡用に温存しておけますね。

4. eSIM対応で海外旅行にも便利

最近のセルラーモデルはeSIMに対応しているものが多いです。海外旅行先でも、現地のデータプランを簡単に追加できます。

5. 将来的な柔軟性

「今はWi-Fiで十分」と思っていても、生活スタイルが変わることはあります。

  • 転職して通勤時間が長くなった
  • 引っ越してカフェで作業する機会が増えた
  • 子供の習い事の送迎で待ち時間ができた

そんな時、セルラーモデルなら即座に対応できます。Wi-Fiモデルを選んでしまうと、買い直すしかありません。

セルラーモデルのデメリット

1. 本体価格が高い

同じ機種で比較すると、1.5〜2.5万円ほど高くなります。予算が限られている場合、この差は大きいですよね。

2. 月額料金が必要

本体を買っても、それだけでは使えません。携帯キャリアと契約して、毎月データプラン料金を支払う必要があります。

相場は:

  • 大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク):月額2,000〜5,000円
  • 格安SIM:月額500〜2,000円
  • スマホとのデータシェアプラン:月額1,000円程度

年間で考えると、12,000〜60,000円の追加コストです。

3. 契約の手間がある

  • どのキャリアにするか選ぶ
  • データプランを決める
  • SIMカードを入手する
  • 初期設定を行う

これらの手続きが面倒と感じる人もいるでしょう。

4. 解約し忘れると無駄な出費

使わなくなっても契約を解約し忘れると、毎月無駄な料金を払い続けることになります。

5. バッテリー消費が早い

モバイルデータ通信は、Wi-Fiよりも電力を消費します。外出先で長時間使う場合、バッテリー切れに注意が必要です。

とはいえ、最近のタブレットはバッテリー性能が向上しているので、実用上は大きな問題にならないことが多いです。

あなたに合うのはどっち?選び方のポイント

2つのモデル、どちらを選ぶべきか判断する基準を見ていきましょう。

Wi-Fiモデルがおすすめな人

こんな方はWi-Fiモデルで十分です:

使用場所が限定的

  • 主に自宅で使う
  • 職場や学校など、Wi-Fi環境がある場所でしか使わない
  • 外出先で使う予定がほとんどない

すでに別の通信手段がある

  • スマホのテザリングで代用できる
  • ポケットWi-Fiを持っている
  • 外ではスマホで十分

コストを抑えたい

  • 初期費用を少なくしたい
  • 月額料金を払いたくない
  • タブレットは「あったら便利」程度

使用目的が明確

  • 動画視聴専用
  • 電子書籍を読む用
  • 家族共用の端末として
  • 子供の学習用

具体例

Aさん(30代会社員)の場合:
「タブレットは寝る前にベッドで動画を見るのと、休日にレシピを見ながら料理するのに使います。外に持ち出すことはほぼないので、Wi-Fiモデルで十分です。」

Kindleの電子書籍とか、音楽とかも、WiFiでダウンロードしとけばあとはネットなしで使えますからね。

セルラーモデルがおすすめな人

こんな方にはセルラーモデルが向いています:

外出先での利用が多い

  • 通勤・通学時間が長い
  • 営業職で外回りが多い
  • カフェやコワーキングスペースで作業する
  • 旅行や出張が多い

タブレットをメイン端末として使いたい

  • スマホは通話とメッセージ専用
  • 作業やエンターテイメントはタブレットで
  • なるべくスマホのバッテリーを節約したい

GPS機能が必要

  • カーナビとして使いたい
  • ランニングやサイクリングで記録を取る
  • 位置情報ゲームをプレイする
  • 登山や旅行で地図アプリを使う

いつでも接続していたい

  • リモートワークで急な対応が必要
  • 常にメールやチャットをチェックしたい
  • Wi-Fiスポットを探すのが面倒

セキュリティが気になる

  • フリーWi-Fiは不安
  • 仕事の情報を扱うので安全な通信がしたい

具体例

Bさん(40代フリーランス)の場合:
「クライアント先への訪問が多く、移動中や待ち時間にメールチェックや資料作成をします。カフェでの作業も多いですが、フリーWi-Fiは速度が遅かったりセキュリティが心配なので、セルラーモデルを選びました。」

迷った時の判断基準

まだ決めきれない方は、以下の質問に答えてみてください。

質問1:週に何回、Wi-Fi環境がない場所でタブレットを使いたいと思いますか?

  • 0〜1回 → Wi-Fiモデル
  • 2〜4回 → どちらでも(テザリング併用を検討)
  • 5回以上 → セルラーモデル

質問2:月額2,000円程度の追加費用は許容できますか?

  • いいえ → Wi-Fiモデル
  • はい → セルラーモデルを検討

質問3:スマホのテザリングを使うのは面倒ですか?

  • 面倒じゃない → Wi-Fiモデル
  • 面倒 → セルラーモデル

質問4:カーナビや位置情報機能は重要ですか?

  • 不要 → Wi-Fiモデル
  • 必要 → セルラーモデル

質問5:タブレットを何年使う予定ですか?

  • 1〜2年 → Wi-Fiモデルでコスト重視
  • 3年以上 → セルラーモデルで将来の用途変化に備える

スマホのテザリングという選択肢

「Wi-Fiモデルを買って、必要な時だけスマホのテザリングを使う」という方法もあります。

テザリングとは?

テザリングとは、スマホをWi-Fiルーター代わりに使う機能のこと。スマホのモバイルデータ通信を、タブレットとシェアできます。

設定方法(iPhoneの例)

  1. 「設定」を開く
  2. 「インターネット共有」をタップ
  3. 「ほかの人の接続を許可」をオンに
  4. タブレット側でWi-Fi設定からスマホを選択
  5. 表示されているパスワードを入力

Androidスマホでも同様の機能があります。

テザリングのメリット

コストがかからない
スマホのデータプランをそのまま使うので、追加料金は基本的に不要です。

必要な時だけ使える
常に接続しているわけではないので、データ使用量を節約できます。

設定が簡単
数回タップするだけで接続できます。

テザリングのデメリット

スマホのバッテリーが減る
テザリングはバッテリーを大きく消費します。長時間使うと、スマホの充電が切れる心配が出てきます。

通信速度が遅くなることも
スマホを経由する分、直接接続するより若干遅くなります。

データ容量を共有する
スマホとタブレットでデータ容量をシェアするため、使いすぎると速度制限がかかる可能性があります。

手間がかかる
毎回設定をオン・オフする手間があります。頻繁に使う場合は面倒に感じるかもしれません。

キャリアによっては追加料金が必要
一部のプランでは、テザリング機能の使用に別途オプション料金がかかります。

テザリングが向いている人

  • 外出先での利用は月に数回程度
  • スマホのデータ容量に余裕がある
  • 短時間の利用が中心
  • 初期費用を最小限に抑えたい

「基本は家で使うけど、たまに外でも使いたい」という方には、Wi-Fiモデル + テザリングの組み合わせがベストかもしれません。

購入時の注意点とチェックポイント

実際に購入する時に気をつけるべきことをまとめました。

注意点1:セルラーモデルはSIMフリーか確認

キャリアショップで購入する場合、SIMロックがかかっていることがあります。

SIMロックとは?
特定のキャリアのSIMカードしか使えないように制限がかかっている状態のこと。

例えば、ドコモで買ったタブレットに最初からSIMロックがかかっていると、auやソフトバンクのSIMカードは使えません。

対策

  • Apple StoreなどメーカーサイトではSIMフリー版が売られている
  • キャリアで買う場合は、SIMロック解除を依頼する(条件あり)
  • 中古で買う場合は、SIMフリーか確認する

注意点2:ストレージ容量も一緒に検討

Wi-Fiモデルかセルラーモデルかと同時に、ストレージ容量も選ぶ必要があります。

目安

  • 64GB:基本的な使用(動画視聴、ネットサーフィン、軽いゲーム)
  • 128GB:写真や動画を多少保存する
  • 256GB以上:大量の写真、動画、ゲーム、仕事のファイル

セルラーモデルを選んだら予算オーバー、という場合:

  • Wi-Fiモデルでストレージを1段階上げる
  • セルラーモデルで最小ストレージにする

どちらが自分に合っているか考えてみましょう。

注意点3:中古・整備済製品も視野に

「セルラーモデルが欲しいけど予算が…」という方は、中古や整備済製品を検討してみては?

Apple認定整備済製品
Appleが整備・テストした製品。新品より15〜20%安く、1年保証付き。

中古ショップ
状態の良い中古品なら、さらに安く手に入ります。ただし、バッテリーの劣化具合や傷の状態は要確認。

フリマアプリ
個人売買なので格安で見つかることも。ただし、保証がないのでリスクは高め。

注意点4:通信プランの選択肢を調べておく

セルラーモデルを買う場合、どこで通信プランを契約するか事前に調べておきましょう。

大手キャリア

  • ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
  • 安心感があるが、料金は高め
  • スマホとのシェアプランが便利

格安SIM(MVNO)

  • IIJmio、mineo、BIGLOBEモバイルなど
  • 月額500円〜使えるプランも
  • 通信品質は大手より劣る場合がある

データシェアプラン

  • スマホとタブレットでデータ容量をシェア
  • 月額1,000円程度の追加で使えることが多い
  • 一番コスパが良い選択肢

注意点5:返品・交換ポリシーを確認

「買ってみたけど、やっぱり違うモデルにすればよかった…」ということもあります。

Apple Store
購入から14日以内なら、理由を問わず返品・交換可能。

家電量販店
店舗によって異なりますが、未開封なら返品可能なことが多いです。

オンラインショップ
返品ポリシーを事前に確認しましょう。

よくある質問Q&A

最後に、よくある質問をまとめました。

Q1:Wi-FiモデルにSIMカードを後から追加できますか?

A:できません。

Wi-FiモデルにはSIMカードスロットが物理的に存在しないため、後からセルラーモデルに変更することは不可能です。

どうしてもモバイル通信が必要になった場合は:

  • スマホのテザリングを使う
  • ポケットWi-Fiを契約する
  • 新しくセルラーモデルを買い直す

のいずれかになります。

Q2:セルラーモデルをWi-Fi接続だけで使っても大丈夫?

A:大丈夫です。

セルラーモデルを買っても、SIMカードを契約せずにWi-Fi接続だけで使うことも可能です。

将来的にモバイル通信が必要になった時に契約すればいいので、「とりあえずセルラーモデルを買っておく」という選択肢もありです。

ただし、本体価格が高い分、使わない機能にお金を払うことになります。

Q3:海外でも使えますか?

Wi-Fiモデル
海外のWi-Fiに接続すれば使えます。ホテルやカフェのWi-Fiがあれば問題ありません。

セルラーモデル
SIMフリー版なら、現地のSIMカードを入れれば使えます。最近はeSIM対応機種も多く、事前にオンラインでデータプランを購入できるので便利です。

Q4:GPS機能はWi-Fiモデルにもあるんですよね?

A:ありますが、精度が全然違います。

Wi-Fiモデルにも一応GPS機能はありますが、Wi-Fi電波を使った簡易的な位置情報取得なので、精度が低いです。

  • セルラーモデル:誤差数メートル
  • Wi-Fiモデル:誤差数十〜数百メートル

カーナビや位置情報ゲームを本格的に使うなら、セルラーモデル一択です。

Q5:どのくらいのデータ容量が必要ですか?

A:使い方次第ですが、目安を紹介します。

月3GB

  • メールやメッセージ
  • ニュースサイトの閲覧
  • たまに動画視聴

月5〜7GB

  • SNS(Instagram、X)を毎日使う
  • 音楽ストリーミング
  • 動画を週に数時間

月10GB以上

  • 動画を毎日見る
  • オンラインゲーム
  • ビデオ会議

月20GB以上

  • 動画を長時間見る
  • 映画やドラマを外で見る

自宅ではWi-Fiを使う前提なら、外出先での利用分だけを考えればOKです。

Q6:中古のセルラーモデルを買っても大丈夫?

A:注意点を確認すれば大丈夫です。

チェックポイント:

  • SIMフリーかSIMロックがかかっているか
  • バッテリーの劣化具合
  • 画面や本体の傷の状態
  • ネットワーク利用制限がないか(赤ロムでないか)
  • 動作確認済みか

信頼できるショップから買うのがおすすめです。

まとめ:後悔しないタブレット選びを

長くなりましたが、Wi-Fiモデルとセルラーモデルの違い、理解できましたか?

最後にもう一度、選び方のポイントをまとめます。

Wi-Fiモデルを選ぶべき人
✅ 主に自宅や決まった場所で使う
✅ コストを抑えたい
✅ スマホのテザリングで十分対応できる
✅ 月額料金を払いたくない

セルラーモデルを選ぶべき人
✅ 外出先でよく使う
✅ 場所を選ばず自由に使いたい
✅ GPS機能が必要
✅ 将来的な用途の変化に備えたい

迷ったら

  • まずは自分の使用シーンを具体的にイメージする
  • 「外でどのくらい使うか」を正直に見積もる
  • 予算と相談する
  • 本当に必要な機能は何かを考える

タブレットは数年使う買い物です。最初の選択で満足度が大きく変わります。

この記事を参考に、あなたにぴったりのタブレットを見つけてくださいね!

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