「タブレットでスクリーンショットを撮りたいけど、やり方が分からない」「ボタンを押しても撮れない」「長いページ全体を保存したい」
タブレットを使っていると、画面をそのまま保存したい場面がよくありますよね。検索結果、地図、レシピ、チケット情報など、スクリーンショットがあれば後で簡単に見返せます。
この記事では、iPad・Android・Windowsタブレット別に、スクリーンショットの撮り方を詳しく解説します。基本的な方法から、長いページ全体を撮影する方法、撮れない時の対処法まで、すべてカバーしていますので、ぜひ参考にしてください。
- スクリーンショットとは?
- iPadでスクリーンショットを撮る方法
- Androidタブレットでスクリーンショットを撮る方法
- Windowsタブレットでスクリーンショットを撮る方法
- スクリーンショットの編集方法
- スクリーンショットが撮れない時の対処法
- シャッター音について
- スクリーンショットの便利な活用方法
- よくある質問(FAQ)
- Q1: スクリーンショットを撮ると音が鳴ります。消せますか?
- Q2: スクリーンショットはどこに保存されますか?
- Q3: スクリーンショットが黒くなります。
- Q4: 長いウェブページ全体を1枚で保存できますか?
- Q5: スクリーンショットを撮った後、編集できますか?
- Q6: スクリーンショットを削除したいです。
- Q7: スクリーンショットを撮ると、左下にサムネイルが表示されて邪魔です。非表示にできますか?
- Q8: 会社や学校のタブレットでスクリーンショットが撮れません。
- Q9: スクリーンショットのファイルサイズが大きすぎます。
- Q10: Apple Pencilでスクリーンショットを撮ると、すぐに編集画面が開きます。これを無効にできますか?
- まとめ
スクリーンショットとは?

スクリーンショットの意味
スクリーンショット(Screenshot)とは、タブレットの画面に表示されている内容を、そのまま画像として保存することです。
略称・別名
- スクショ
- SS
- 画面キャプチャ
- 画面保存
スクリーンショットで保存できるもの
- ウェブページ
- 地図
- メッセージやメール
- ゲーム画面
- 動画の一場面
- 設定画面
- エラーメッセージ
何でも画像として保存できます。
スクリーンショットが便利な場面
情報を記録したい時
- レシピや料理の写真
- 検索結果やウェブサイトの情報
- 地図や道順
- チケットや予約確認画面
- オンラインショッピングの商品情報
人に見せたい時
- 面白い投稿やニュース
- 困っている画面(サポートに問い合わせる時)
- ゲームのスコアや成績
- 設定の方法を教える時
記録として残したい時
- メールやメッセージの内容
- カレンダーやスケジュール
- 申し込み完了画面
- 証拠として残したい情報
iPadでスクリーンショットを撮る方法
iPadのモデルによって、ボタンの押し方が異なります。
方法1:ボタンを使って撮影(基本)
ホームボタンなしのiPad(Face ID搭載モデル)
対象機種:iPad Pro(2018年以降)、iPad Air(第4世代以降)、iPad mini(第6世代以降)
手順
- トップボタン(電源ボタン)といずれかの音量ボタンを同時に押す
- すぐに両方のボタンを離す
- 画面が一瞬白く光る
- 左下にスクリーンショットのサムネイル(小さい画像)が表示される
ホームボタンありのiPad
対象機種:iPad(第9世代以前)、iPad Air(第3世代以前)、iPad mini(第5世代以前)、iPad Pro(2017年以前)
手順
- トップボタン(電源ボタン)とホームボタンを同時に押す
- すぐに両方のボタンを離す
- 画面が一瞬白く光る
- 左下にスクリーンショットのサムネイルが表示される
ポイント
- ボタンは「同時に押してすぐ離す」がコツ
- 長押しすると電源オフメニューが表示されてしまう
- 0.5秒くらいの短い押し方で OK
方法2:Apple Pencilを使って撮影(対応機種のみ)
Apple Pencilに対応したiPadで使える、とても便利な方法です。
手順
- Apple Pencilを画面の左下または右下の隅から中央に向かって斜めに素早くスワイプ
- すぐにスクリーンショットが撮影され、編集画面が開く
メリット
- ボタンを押す必要がない
- 撮影後すぐに編集できる
- 片手で操作できる
- Apple Pencilで書き込みやすい
この方法は、メモを取りながらスクリーンショットを撮りたい時にとても便利です。
方法3:AssistiveTouchを使って撮影
物理ボタンを使いたくない場合や、ボタンが壊れている場合に便利です。
初期設定
- 「設定」アプリを開く
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップ
- 「AssistiveTouch」をオンにする
- 画面に半透明の丸いボタンが表示される
スクリーンショットの撮り方
- 画面に表示されている AssistiveTouch ボタンをタップ
- 「デバイス」→「その他」→「スクリーンショット」の順にタップ
- スクリーンショットが撮影される
カスタム設定(おすすめ)
AssistiveTouch を1回タップするだけでスクリーンショットを撮れるように設定できます。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」
- 「シングルタップ」をタップ
- 「スクリーンショット」を選択
これで、AssistiveTouch ボタンを1回タップするだけでスクリーンショットが撮れます。
方法4:背面タップを使って撮影
iPad の背面(裏側)をトントンとタップしてスクリーンショットを撮れます。
初期設定
- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」→「背面タップ」をタップ
- 「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選択
- 「スクリーンショット」を選択
スクリーンショットの撮り方
iPad の背面をトントンとタップ(2回または3回)するだけで撮影できます。
方法5:Siriを使って撮影
音声で撮影できます。
手順
- 「Hey Siri」または Siri ボタンを押す
- 「スクリーンショットを撮って」と言う
- スクリーンショットが撮影される
ハンズフリーで撮影したい時に便利です。
iPadでスクロールスクリーンショット(長いページ全体)を撮る方法
Safariでウェブページ全体や、メール・PDF全体を1枚の画像として保存できます。
対応アプリ
- Safari
- メール
- ファイル(PDF表示時)
- メモ(長い文書)
- その他対応アプリ
手順
- Safari でウェブページを開く
- 通常通りスクリーンショットを撮影
- 左下に表示されるサムネイルをタップ
- 画面上部の「フルページ」をタップ
- 右側に小さなプレビューが表示される
- プレビューをスライドして、保存したい範囲を確認
- 不要な部分は切り取りツールで削除できる
- 「完了」をタップ
- 「PDF を”ファイル”に保存」をタップ
- 保存場所を選択して「保存」をタップ
保存形式
iOS 17以降では、PNG形式(画像)としても保存できるようになりました。
- 「完了」をタップ後
- 「”写真”に保存」を選択すると画像として保存
- 「PDF を”ファイル”に保存」を選択するとPDF として保存
iPadのスクリーンショットの保存場所と確認方法
保存場所
スクリーンショットは「写真」アプリに自動的に保存されます。
確認方法
- 「写真」アプリを開く
- 「コレクション」をタップ
- 下にスクロールして「メディアタイプ」セクションを探す
- 「スクリーンショット」をタップ
すべてのスクリーンショットがまとめて表示されます。
Androidタブレットでスクリーンショットを撮る方法

Androidタブレットは、ほとんどの機種で同じ方法でスクリーンショットを撮れます。
方法1:ボタンを使って撮影(基本・最も一般的)
手順
- スクリーンショットを撮りたい画面を表示
- 電源ボタンと音量下ボタンを同時に押す
- 1秒ほど押し続ける
- 画面が一瞬光る、またはシャッター音が鳴る
- 画面上部に通知が表示される
ポイント
- 電源ボタンと「音量下」ボタンを使う(音量上ではない)
- 同時に押して、1秒程度押し続ける
- すぐに離すとうまく撮れないことがある
メーカー別のボタン配置確認
Samsung(Galaxy Tab)
- 電源ボタン:右側面
- 音量ボタン:右側面
- 電源ボタン + 音量下ボタン同時押し
Huawei(MediaPad)
- 電源ボタン:右側面
- 音量ボタン:右側面
- 電源ボタン + 音量下ボタン同時押し
Lenovo Tab
- 電源ボタン:右側面または上部
- 音量ボタン:右側面または上部
- 電源ボタン + 音量下ボタン同時押し
NEC LAVIE Tab
- 電源ボタン:上部または側面
- 音量ボタン:側面
- 電源ボタン + 音量下ボタン同時押し
Amazon Fire タブレット
- 電源ボタン:上部または側面
- 音量ボタン:側面
- 電源ボタン + 音量下ボタン同時押し(1秒以上)
方法2:3本指ジェスチャーで撮影(対応機種)
一部のAndroidタブレット(Xiaomi、OnePlus、Motorola等)では、画面を3本指で下にスワイプしてスクリーンショットを撮れます。
対応メーカー
- Xiaomi(Redmi Pad等)
- OnePlus
- Motorola
- Realme
- 一部のHuawei機種
手順
- スクリーンショットを撮りたい画面を表示
- 3本の指で画面の上から下にスワイプ
- スクリーンショットが撮影される
設定確認方法(機種によって異なる)
- 「設定」→「便利なツール」または「ジェスチャー」
- 「スクリーンショット」を探す
- 「3本指でスワイプ」をオンにする
方法3:手のひらスワイプで撮影(Samsung Galaxy Tab)
Samsung の Galaxy Tab シリーズでは、手のひらを画面に沿ってスライドさせて撮影できます。
初期設定
- 「設定」→「便利な機能」をタップ
- 「モーションとジェスチャー」をタップ
- 「スワイプしてキャプチャ」をオンにする
スクリーンショットの撮り方
- 手のひらの側面を画面に軽く当てる
- 左から右へ、または右から左へスワイプ
- スクリーンショットが撮影される
方法4:最近使用したアプリ画面から撮影(Android 11以降)
手順
- 画面下部から上にスワイプして、最近使用したアプリ画面を表示
- 撮影したいアプリを選択
- 画面下部に表示される「スクリーンショット」ボタンをタップ
注意
3ボタンナビゲーションまたはジェスチャーナビゲーションを使用している必要があります。
方法5:Google アシスタントを使って撮影
手順
- 「OK Google」または「Hey Google」と言う
- 「スクリーンショットを撮って」と言う
- スクリーンショットが撮影される
Google アシスタントでスクリーンショットが撮れない場合
- 「設定」→「アプリ」→「デフォルトアプリ」をタップ
- 「デジタルアシスタントアプリ」をタップ
- 「スクリーンショットを使用」をオンにする
- 「画面からテキストを使用」もオンにする
方法6:クイック設定パネルから撮影(一部機種)
手順
- 画面上部から下にスワイプしてクイック設定パネルを表示
- 「スクリーンショット」アイコンを探す
- タップして撮影
機種によっては、このボタンが最初から表示されていない場合があります。
Androidでスクロールスクリーンショット(長いページ全体)を撮る方法
標準機能で撮る方法(Samsung等、一部機種のみ)
- 通常通りスクリーンショットを撮影
- 画面下部に表示されるサムネイルをタップ
- 「スクロールキャプチャ」または「ロングスクリーンショット」アイコンをタップ
- 自動的に画面がスクロールし、撮影される
- 「完了」をタップ
アプリを使う方法(すべての機種対応)
標準機能がない場合は、アプリを使います。
おすすめアプリ
スクリーンショットイージー
- 無料(広告あり)
- スクロールスクリーンショット対応
- 画面録画機能もある
- 編集機能付き
使い方
- Google Play ストアから「スクリーンショットイージー」をダウンロード
- アプリを開き、必要な権限を許可
- 画面にフローティングアイコンが表示される
- スクロールスクリーンショットを撮りたいページを開く
- フローティングアイコンをタップ
- 「スクロールスクリーンショット」を選択
- 自動的に画面がスクロールし、撮影される
Androidのスクリーンショットの保存場所と確認方法
保存場所
内部ストレージの「Pictures」→「Screenshots」フォルダ、または「DCIM」→「Screenshots」フォルダに保存されます。
確認方法
方法1:通知から確認
- スクリーンショット撮影直後、通知が表示される
- 通知をタップすると、スクリーンショットが開く
方法2:ギャラリーアプリで確認
- 「ギャラリー」または「フォト」アプリを開く
- 「アルバム」または「フォルダ」をタップ
- 「スクリーンショット」フォルダを開く
方法3:ファイルマネージャーで確認
- 「ファイル」アプリを開く
- 「内部ストレージ」→「Pictures」→「Screenshots」を開く
Windowsタブレットでスクリーンショットを撮る方法
Surface等のWindowsタブレットでの撮影方法です。
方法1:ボタンを使って撮影(タブレットモード)
手順
- 電源ボタンと音量下ボタンを同時に押す
- 画面が一瞬暗くなる
- スクリーンショットが撮影される
保存場所
「ピクチャ」→「スクリーンショット」フォルダに自動保存されます。
方法2:Snipping Toolを使って撮影
手順
- タスクバーの検索ボックスに「Snipping Tool」と入力
- アプリを開く
- 「新規」ボタンをクリック
- 撮影したい範囲をドラッグして選択
- 「保存」をクリック
Snipping Tool の便利な機能
- 自由形式の切り取り
- 四角形の切り取り
- ウィンドウの切り取り
- 全画面の切り取り
- タイマー機能(3秒、5秒、10秒後に撮影)
方法3:PrintScreenキー(キーボード接続時)
外付けキーボードがある場合は、PrintScreen(PrtScn)キーを使えます。
全画面をクリップボードにコピー
- PrintScreenキーを押す
- ペイント等に貼り付けて保存
全画面を保存
- Windowsキー + PrintScreenキーを同時押し
- 「ピクチャ」→「スクリーンショット」に自動保存
アクティブウィンドウのみ
- Altキー + PrintScreenキーを同時押し
スクリーンショットの編集方法
撮影したスクリーンショットは、その場で編集できます。
iPadでの編集方法
基本的な編集
- スクリーンショット撮影直後、左下のサムネイルをタップ
- 編集画面が開く
使える機能
切り取り(トリミング)
- 四隅のハンドルをドラッグ
- 必要な部分だけ残す
マークアップ(書き込み)
- ペンツール:手書きで書き込み
- マーカー:蛍光ペンのように強調
- 鉛筆:細い線で書き込み
- 消しゴム:書いたものを消す
- 投げ縄:選択して移動・削除
テキスト挿入
- 「+」ボタンをタップ
- 「テキスト」を選択
- 文字を入力
- フォント、サイズ、色を変更可能
署名
- 「+」ボタンをタップ
- 「署名」を選択
- 指やApple Pencilでサインを書く
拡大鏡
- 「+」ボタンをタップ
- 「拡大鏡」を選択
- 特定の部分を拡大表示できる
保存と共有
- 編集完了後、「完了」をタップ
- 「”写真”に保存」で保存
- または、共有ボタンでメール・メッセージ等で送信
Androidでの編集方法
基本的な編集
- スクリーンショット撮影直後、通知またはサムネイルをタップ
- 編集アイコン(鉛筆マーク)をタップ
使える機能(機種によって異なる)
- 切り取り(トリミング)
- 落書き(ペンツール)
- テキスト挿入
- スタンプ・絵文字
- モザイク処理
保存と共有
- 編集完了後、「保存」をタップ
- または、共有ボタンでSNS・メール等で送信
より高度な編集をしたい場合
おすすめアプリ
iPad・iPhone
- Markup(標準)
- Pixelmator
- Procreate
Android
- Googleフォト(標準)
- Snapseed
- PicsArt
スクリーンショットが撮れない時の対処法
スクリーンショットがうまく撮れない場合の解決方法です。
対処法1:ボタンの押し方を確認
よくある失敗
- ボタンを同時に押せていない
- 押す時間が短すぎる、または長すぎる
- 間違ったボタンを押している
正しい押し方
- ボタンを「完全に同時」に押す
- 1秒程度押し続ける
- カチッという感触があるまでしっかり押す
練習方法
何度か練習してコツをつかみましょう。タイミングが重要です。
対処法2:ストレージ容量を確認
ストレージがいっぱいだと、スクリーンショットが保存できません。
容量確認方法(iPad)
- 「設定」→「一般」→「iPadストレージ」
- 空き容量を確認
- 1GB以上の空きがあるか確認
容量確認方法(Android)
- 「設定」→「ストレージ」
- 空き容量を確認
- 1GB以上の空きがあるか確認
対処法
不要なアプリや写真・動画を削除して空き容量を増やしましょう。
対処法3:再起動する
一時的な不具合は、再起動で直ることが多いです。
iPad
- 電源ボタンと音量ボタンを長押し
- 「スライドで電源オフ」をスライド
- 完全に電源が切れたら、電源ボタンを長押して起動
Android
- 電源ボタンを長押し
- 「再起動」をタップ
対処法4:アプリが制限している
一部のアプリでは、セキュリティやプライバシー保護のため、スクリーンショットが制限されています。
制限されているアプリの例
- 銀行アプリ
- 決済アプリ
- Netflix、Prime Video等の動画配信サービス
- Chrome や Safari のシークレットモード
- 会社や学校が管理しているタブレット
エラーメッセージ
- 「セキュリティポリシーによりスクリーンショットを撮影できません」
- 「このアプリではスクリーンショットを撮影できません」
- 「スクリーンショットをブロックしました」
対処法
これらのアプリでは、スクリーンショットを撮ることができません。セキュリティ上の理由なので、諦めるしかありません。
対処法5:スクリーンショットアプリを確認(Android)
Android では、スクリーンショット機能に必要なアプリが無効になっていることがあります。
Media storage を確認
- 「設定」→「アプリ」をタップ
- 右上の「⋮」→「システムアプリを表示」をタップ
- 「Media storage」を探す
- 無効になっていたら、「有効にする」をタップ
Samsung Capture を確認(Samsung のみ)
- 「設定」→「アプリ」をタップ
- 「⋮」→「特別なアクセス」をタップ
- 「すべてのファイルへのアクセス」をタップ
- 「Samsung Capture」を探す
- アクセスを許可する
対処法6:Google アシスタントの設定を確認(Android)
Google アシスタントでスクリーンショットが撮れない場合の対処法です。
手順
- 「設定」→「アプリ」→「デフォルトアプリ」をタップ
- 「デジタルアシスタントアプリ」をタップ
- 「スクリーンショットを使用」をオンにする
- 「画面からテキストを使用」をオンにする
対処法7:セーフモードで試す(Android)
サードパーティアプリが干渉している可能性があります。
セーフモード起動方法
- 電源ボタンを長押し
- 「電源を切る」を長押し
- 「セーフモードで再起動」をタップ
- セーフモードで起動したら、スクリーンショットを試す
セーフモードで撮れる場合は、最近インストールしたアプリが原因です。アプリを1つずつアンインストールして確認しましょう。
対処法8:設定をリセット(Android)
すべての方法を試してもダメな場合は、設定をリセットします。
注意
この操作では、Wi-Fiパスワード、Bluetooth ペアリング、アプリの権限等がリセットされます。個人データ(写真・動画・アプリ)は消えません。
手順
- 「設定」→「システム」→「リセット」をタップ
- 「すべての設定をリセット」をタップ
- 確認画面で「設定をリセット」をタップ
対処法9:物理ボタンが壊れている
ボタン自体が故障している可能性があります。
確認方法
- 音量ボタンで音量が変わるか
- 電源ボタンで電源メニューが表示されるか
対処法
- AssistiveTouch(iPad)を使う
- Google アシスタント(Android)を使う
- スクリーンショットアプリを使う
- メーカーに修理を依頼
シャッター音について
日本で販売されているタブレットでは、スクリーンショット撮影時に音が鳴ります。
なぜ音が鳴るのか?
理由
盗撮防止のため、日本で販売されるスマートフォン・タブレットには、シャッター音を消せない仕様になっています。
これは法律ではなく、業界の自主規制です。
シャッター音を消す方法
結論
日本で販売されている通常のタブレットでは、基本的にシャッター音を消すことはできません。
消せる場合
- マナーモードやサイレントモードにすると消える機種(一部の古い機種のみ)
- 海外版のタブレット
消せない場合
- 日本国内で販売されているほとんどの機種
- iPhone・iPad(日本版)
- Android タブレット(日本版)
静かな場所でスクリーンショットを撮りたい場合は、音量を最小にするか、周りに配慮して撮影しましょう。
スクリーンショットの便利な活用方法
スクリーンショットをもっと活用するアイデアです。
活用方法1:情報整理
レシピ保存
- 料理サイトのレシピをスクリーンショット
- 後で見返すときに便利
- ブックマークより手軽
買い物リスト
- オンラインショップの商品ページを保存
- 実店舗で見比べる時に便利
地図・道順
- Google マップの経路をスクリーンショット
- オフラインでも確認できる
活用方法2:記録として残す
予約確認
- ホテル、飛行機、レストランの予約完了画面
- 万が一のトラブルに備える
チケット
- イベントやコンサートのチケット
- QRコード付きチケットは必ず保存
重要なメール・メッセージ
- 後で見返したい内容
- 証拠として残したい会話
活用方法3:人に見せる・教える
トラブル報告
- エラーメッセージをスクリーンショット
- サポートに問い合わせる時に便利
- 口頭で説明するより分かりやすい
使い方を教える
- 設定画面をスクリーンショット
- 家族や友人に手順を教える時に便利
- LINEやメールで送れる
面白い投稿を共有
- SNSの面白い投稿
- ニュース記事
- 友人との会話で共有
活用方法4:勉強・仕事
オンライン授業
- 板書やスライドを保存
- 復習に使える
資料作成
- ウェブサイトの情報を資料に引用
- レポートや企画書作成に便利
Todo管理
- カレンダーや予定表をスクリーンショット
- 別のアプリでも確認できる
よくある質問(FAQ)
Q1: スクリーンショットを撮ると音が鳴ります。消せますか?
A: 日本で販売されているタブレットでは、基本的に消すことができません。
理由
盗撮防止のため、日本の携帯端末業界の自主規制で、シャッター音を消せない仕様になっています。
例外
一部の古い機種や海外版では、マナーモードで消えることがあります。
Q2: スクリーンショットはどこに保存されますか?
A: タブレットの種類によって保存場所が異なります。
iPad
- 「写真」アプリ
- 「コレクション」→「メディアタイプ」→「スクリーンショット」
Android
- 「ギャラリー」または「フォト」アプリ
- 「スクリーンショット」フォルダ
- または、内部ストレージの「Pictures」→「Screenshots」
Windows
- 「ピクチャ」→「スクリーンショット」フォルダ
Q3: スクリーンショットが黒くなります。
A: 一部のアプリでは、著作権保護のためスクリーンショットが制限されています。
黒くなるアプリの例
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Disney+
- 銀行アプリ
- 決済アプリ
これらのアプリでスクリーンショットを撮ると、画面が真っ黒になります。仕様なので、対処法はありません。
Q4: 長いウェブページ全体を1枚で保存できますか?
A: できます。スクロールスクリーンショット(フルページキャプチャ)機能を使います。
iPad
- 通常通りスクリーンショットを撮影
- サムネイルをタップ
- 「フルページ」を選択
- PDFまたは画像として保存
Android
- Samsung等の一部機種:標準機能あり
- その他:「スクリーンショットイージー」等のアプリを使う
詳しくは本記事の該当セクションをご覧ください。
Q5: スクリーンショットを撮った後、編集できますか?
A: できます。撮影直後に編集画面が開きます。
編集できること
- 切り取り(トリミング)
- 手書きメモ
- テキスト挿入
- マーカーで強調
- 矢印やスタンプの追加
編集方法
撮影直後に表示されるサムネイルをタップすると、編集画面が開きます。
Q6: スクリーンショットを削除したいです。
A: 写真アプリから削除できます。
iPad
- 「写真」アプリを開く
- 削除したいスクリーンショットを選択
- ゴミ箱アイコンをタップ
- 「写真を削除」をタップ
Android
- 「ギャラリー」または「フォト」アプリを開く
- 削除したいスクリーンショットを選択
- ゴミ箱アイコンをタップ
- 「削除」をタップ
Q7: スクリーンショットを撮ると、左下にサムネイルが表示されて邪魔です。非表示にできますか?
A: 非表示にできます(iPad のみ)。
設定方法
- 「設定」→「画面の取り込み」をタップ
- 「サムネールを表示」をオフにする
これで、サムネイルが表示されなくなります。
ただし、撮影直後に編集することができなくなるので注意してください。
Q8: 会社や学校のタブレットでスクリーンショットが撮れません。
A: 管理者によって制限されている可能性があります。
エラーメッセージ
- 「セキュリティポリシーによりスクリーンショットを撮影できません」
- 「管理者によって無効化されています」
対処法
残念ながら、ユーザー側では解除できません。必要な場合は、会社や学校の管理者に相談してください。
Q9: スクリーンショットのファイルサイズが大きすぎます。
A: スクリーンショットは高解像度のため、ファイルサイズが大きくなります。
ファイルサイズの目安
- iPad:1〜3MB程度
- Androidタブレット:500KB〜2MB程度
小さくする方法
- 画像圧縮アプリを使う
- 編集で不要な部分を切り取る
- PDF形式で保存する(iPad)
Q10: Apple Pencilでスクリーンショットを撮ると、すぐに編集画面が開きます。これを無効にできますか?
A: できません。Apple Pencil でのスクリーンショットは、編集を前提とした機能です。
編集画面を開きたくない場合は、ボタンを使った方法でスクリーンショットを撮ってください。
まとめ
タブレットでスクリーンショットを撮る方法を、iPad・Android・Windows別に詳しく解説しました。
基本的な撮影方法
iPad
- トップボタン + 音量ボタン(ホームボタンなし)
- トップボタン + ホームボタン(ホームボタンあり)
- Apple Pencilで画面の隅から斜めにスワイプ
- AssistiveTouch、背面タップ、Siri
Android
- 電源ボタン + 音量下ボタン
- 3本指で下にスワイプ(対応機種)
- 手のひらスワイプ(Samsung)
- Google アシスタント
Windows
- 電源ボタン + 音量下ボタン
- Snipping Tool
- PrintScreenキー(キーボード接続時)
スクロールスクリーンショット(長いページ全体)
iPad
- 通常通りスクリーンショットを撮影
- サムネイルをタップ
- 「フルページ」を選択
Android
- Samsung等:標準機能で「スクロールキャプチャ」
- その他:「スクリーンショットイージー」等のアプリを使用
保存場所
iPad
- 「写真」アプリ →「スクリーンショット」
Android
- 「ギャラリー」アプリ →「スクリーンショット」フォルダ
Windows
- 「ピクチャ」→「スクリーンショット」フォルダ
撮れない時の主な対処法
- ボタンの押し方を確認(同時に1秒押す)
- ストレージ容量を確保(1GB以上)
- タブレットを再起動
- アプリの制限を確認
- スクリーンショット関連の設定を確認
便利な活用方法
- 情報整理(レシピ、買い物リスト、地図)
- 記録として保存(予約確認、チケット、メール)
- 人に見せる・教える(トラブル報告、使い方説明)
- 勉強・仕事(授業のメモ、資料作成)
スクリーンショットは、タブレットを使う上でとても便利な機能です。撮り方を覚えておくと、日常生活や仕事で大活躍します。
まずは基本的なボタン操作を練習して、コツをつかんでください。慣れれば一瞬で撮影できるようになりますよ!

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