どうも、ちょげ(@chogetarou)です。
1行だけではなく改行も含めた複数行の文字列の作り方を解説します。
作り方
Swiftで、複数行文字列を作るには2つの方法があります。
特殊文字
ひとつは「特殊文字」を使った方法です。
特殊文字というのはバックスラッシュ(\)から始まる文字です。
特殊文字には改行を表す(\n)というのがあり、それを使えば複数行の文字列を生成する事ができます。
var text: String = "こんにちは\n今日はいい天気ですね"
print(text) //こんにちは
今日はいい天気ですね
スリーダブルクウォート(”””)
もうひとつは、スリーダブルクウォート(”””)を使った方法です。
普通の文字列は、ダブルクウォート(”)で文字を囲みますよね。
ダブルクウォートの代わりにスリーダブルクウォート(”””)で囲むことで複数行の文字列を作る事ができます。
var text: String = """
こんにちは
いい天気ですね
"""
一見簡単そうには見えますが、この方法に2つのルールがあります。
- スリーダブルクウォートの行には文字を書かない
- 最後の”””より浅いスペースは文字列とは見なさない
わかりにくいと思うので、ダメな例を見せます。
var text: String = """こんにちは //同じ行に文字を書いているのでアウト
いい天気ですね""" //最後の”””も同じ行はアウト
var text2:String = """
こんにちは
いい天気ですね
"""
// ↑ここよりも後ろに来てる文字は文字列とは認めない
スリーダブルクウォートの方法は、この2つのルールに気をつけて使いましょう。
まとめ
複数行の文字列を作る方法は2つあります。
- 特殊文字(\n)を使う
慣れれば楽な方法 - スリーダブルクウォート(”””)で囲む
分かりやすいがルールがある
皆さんが好きな方を使ってください。
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