ルール
Swiftのクラスや構造体といったオブジェクトの継承には、ルールがあります。
それは、「多重継承は禁止」というものです。
多重継承とは、複数のクラスを一緒に継承することです。
つまり、Swiftでは、親クラスは1つしか持てないということです。
問題

この「多重継承禁止ルール」には、実は問題が起こる可能性があります。。
それは、親クラスが肥大化してしまうというものです。
多重継承出来ないので、親クラスに共通の機能やプロパティを持たせ過ぎてしまうのです。
また、必要のない機能まで持たせてしまうこともあります。
解決策
多重継承禁止の問題の解決策として出てきたのが「プロトコル」です。
オブジェクトの継承は1つしかしてはいけませんが、プロトコルは複数準拠させることが出来ます。
まとめ
オブジェクトは「多重継承」が出来ません。
ですが、多重継承が無いと親クラスが肥大化してしまうことがあります。
継承元が大きくなって来たら、プロトコルにすることも考えてみてください。
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