Slackの繰り返しリマインダー完全ガイド【コピペOK】毎週・毎日・毎月の自動通知設定

プログラミング・IT

「毎週月曜日に会議のリマインドを送りたい」「毎日の日報提出を忘れないようにしたい」

Slackの繰り返しリマインダー機能を使えば、定期的なタスクを自動で通知できます。一度設定すれば、毎回手動で送る必要はありません。

この記事では、Slackの繰り返しリマインダーの設定方法を、すぐに使えるコピペ用コマンドと一緒にご紹介します。

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  1. Slackの繰り返しリマインダーとは?
    1. できること・できないこと
    2. 基本的な仕組み
  2. 基本コマンドの書き方
    1. コマンドの基本構文
    2. 重要な注意点
  3. 【コピペOK】繰り返しリマインダーの設定例
    1. 毎日のリマインダー
    2. 平日のみのリマインダー
    3. 毎週特定の曜日にリマインド
    4. 複数の曜日を指定
    5. 隔週のリマインダー
    6. 毎月のリマインダー
    7. 時刻を指定しない場合
  4. 設定手順(画面操作)
    1. 方法1:ショートカットメニューから設定
    2. 方法2:メッセージから設定
  5. リマインダーの管理方法
    1. リマインダー一覧を確認
    2. リマインダーを削除
    3. リマインダーを編集したい場合
  6. 実際の活用シーン
    1. 朝のルーティン
    2. 定期ミーティング
    3. タスク提出のリマインド
    4. 定期的なメンテナンス
    5. チームビルディング
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:特定のメンバーだけにリマインドできますか?
    2. Q2:時刻を指定しないとどうなりますか?
    3. Q3:1時間ごとにリマインドできますか?
    4. Q4:第2月曜日や月末を指定できますか?
    5. Q5:祝日を除外できますか?
    6. Q6:リマインダーが届きません
    7. Q7:一時的に止めたい
    8. Q8:複数のチャンネルに同時に送れますか?
  8. トラブルシューティング
    1. 問題1:日時が認識されない
    2. 問題2:リマインダーが届かない
    3. 問題3:削除したリマインダーが復活した
    4. 問題4:意図しない時刻に届く
  9. 応用テクニック
    1. テクニック1:ユーザーグループを活用
    2. テクニック2:絵文字を活用
    3. テクニック3:リンクを含める
    4. テクニック4:カスタム時刻を使い分け
  10. Slackワークフローとの使い分け
    1. リマインダーが向いているケース
    2. ワークフローが向いているケース
  11. まとめ:繰り返しリマインダーで業務効率化

Slackの繰り返しリマインダーとは?

繰り返しリマインダーは、定期的に自動で通知を送る機能です。

できること・できないこと

できること

  • 毎日、毎週、毎月の繰り返し設定
  • 特定の曜日を指定(毎週月曜日など)
  • 平日のみの設定(土日を除く)
  • 複数の曜日を指定(月・水・金など)
  • 2週間ごと、3ヶ月ごとなどの間隔設定

できないこと

  • 1時間ごとなど、時間単位の繰り返し
  • 第2月曜日、月末など、特定の日付指定
  • 祝日を自動で除外
  • リマインダーの編集(削除して再設定が必要)

基本的な仕組み

  1. /remindコマンドでリマインダーを設定
  2. 設定した日時になると、Slackbotが自動でメッセージを送信
  3. 自分またはチャンネルに通知が届く

基本コマンドの書き方

Slackのリマインダーは、以下の形式で設定します。

コマンドの基本構文

/remind [誰に] [何を] [いつ]

[誰に]

  • me – 自分だけ
  • #チャンネル名 – チャンネル全体
  • @ユーザーグループ名 – 特定のグループ

[何を]

  • 日本語でOK
  • リマインドする内容を自由に記入

[いつ]

  • 英語で記入する必要あり(重要)
  • 繰り返しの場合は「every」を使う

重要な注意点

日時は英語で書く

  • ❌ 「毎週月曜日 午前10時」
  • ⭕ 「every Monday at 10am」

日本語で書いても認識されません。必ずアメリカ英語形式で入力しましょう。

【コピペOK】繰り返しリマインダーの設定例

すぐに使えるコマンド例をご紹介します。

毎日のリマインダー

毎日午前9時に自分にリマインド

/remind me タスクの確認をする at 9am every day

毎日午後6時にチャンネルへリマインド

/remind #general 今日の業務報告をお願いします at 6pm every day

平日のみのリマインダー

平日の朝10時に朝会のリマインド

/remind #開発チーム 朝会を始めます at 10am every weekday

平日の夕方5時に日報提出のリマインド

/remind #営業部 日報を提出してください at 5pm every weekday

ポイントevery weekdayで土日を自動的に除外できます。

毎週特定の曜日にリマインド

毎週月曜日の午前9時

/remind #チーム 週次ミーティングです at 9am every Monday

毎週金曜日の午後4時

/remind me 週報を作成する at 4pm every Friday

毎週水曜日の正午

/remind #営業 進捗報告会です at 12pm every Wednesday

複数の曜日を指定

毎週月・水・金の午前10時

/remind #開発 コードレビュー会です at 10am every Monday, Wednesday, Friday

ポイント:曜日をカンマで区切って複数指定できます。

隔週のリマインダー

2週間ごとの月曜日午前10時

/remind #マネージャー 隔週ミーティングです at 10am every two weeks

ポイントevery two weeksで隔週になります。

毎月のリマインダー

毎月1日の午前9時

/remind #経理 月次報告書の提出をお願いします at 9am on the 1st of every month

毎月25日の午前10時

/remind me 経費精算を提出する at 10am on the 25th of every month

毎月末

/remind #総務 月末処理をお願いします at 9am on the last day of every month

時刻を指定しない場合

毎週月曜日(時刻指定なし)

/remind me 週報を作成する every Monday

デフォルト時刻:午前9時に通知されます。

時刻を変更したい場合は、Slackの設定で変更できます(後述)。

設定手順(画面操作)

コマンド以外にも、画面から設定する方法があります。

方法1:ショートカットメニューから設定

ステップ1:ショートカットを開く

  1. メッセージ入力欄の「/」アイコンをクリック
  2. 「リマインダーを設定する」を選択

ステップ2:内容を入力

  1. 宛先を選択(自分 or チャンネル)
  2. リマインド内容を入力
  3. 「いつ?」で「繰り返し」を選択

ステップ3:繰り返し設定

  1. 頻度を選択(毎日、平日、曜日指定)
  2. 時刻を選択(1時間単位)
  3. 「作成」をクリック

方法2:メッセージから設定

メッセージにリマインダーを追加

  1. リマインドしたいメッセージにカーソルを合わせる
  2. 右上の「…」(3つの点)をクリック
  3. 「後でリマインドする」を選択
  4. 時間を選択

注意:この方法では繰り返し設定はできません。一度きりのリマインダーのみです。

リマインダーの管理方法

リマインダー一覧を確認

コマンド

/remind list

表示される情報

  • 今後の予定
  • 繰り返しのイベント
  • 完了したイベント

リマインダーを削除

方法1:設定直後に削除

  1. リマインダー設定後のメッセージに表示される「削除」ボタンをクリック

方法2:リストから削除

  1. /remind listでリスト表示
  2. 削除したいリマインダーの「削除」をクリック

注意:繰り返しリマインダーは、一度削除すると復元できません。

リマインダーを編集したい場合

Slackの仕様:リマインダーは編集できません。

対処法

  1. 既存のリマインダーを削除
  2. 新しく作り直す

実際の活用シーン

朝のルーティン

デイリースタンドアップ

/remind #開発チーム @開発メンバー 今日のタスクを共有してください at 10am every weekday

朝礼の開始

/remind #全体 朝礼を始めます at 9am every weekday

定期ミーティング

週次ミーティング

/remind #マーケティング 週次ミーティングが始まります at 2pm every Monday

月次報告会

/remind #経営層 月次報告会です at 3pm on the first Monday of every month

タスク提出のリマインド

日報提出

/remind #営業部 日報を提出してください at 6pm every weekday

週報提出

/remind me 週報を作成して提出する at 4pm every Friday

経費精算

/remind me 経費精算を提出する at 10am on the 25th of every month

定期的なメンテナンス

バックアップ確認

/remind #情報システム部 バックアップの確認をお願いします at 10am every Monday

セキュリティアップデート

/remind #インフラ セキュリティアップデートの確認 at 9am on the 1st of every month

チームビルディング

ランチ会の提案

/remind #チーム ランチ会しませんか? at 11:30am every Friday

誕生日のお祝い準備

/remind me 来週は○○さんの誕生日 every Monday

よくある質問(FAQ)

Q1:特定のメンバーだけにリマインドできますか?

A:直接的にはできませんが、回避策があります。

回避策1:チャンネルでメンションを使う

/remind #プロジェクトA @田中さん 進捗報告をお願いします at 3pm every Friday

チャンネル全体に表示されますが、@メンションで特定の人に通知が届きます。

回避策2:専用チャンネルを作る

  1. その人専用のチャンネルを作成
  2. そのチャンネルにリマインダーを設定

Q2:時刻を指定しないとどうなりますか?

A:午前9時にリマインドされます。

変更方法

  1. 自分のプロフィール画像をクリック
  2. 「環境設定」を選択
  3. 「リマインダー通知のデフォルト時刻を設定」
  4. 希望の時刻を選択

Q3:1時間ごとにリマインドできますか?

A:できません

Slackの仕様で、時間単位の繰り返しは不可です。日単位のみ対応しています。

Q4:第2月曜日や月末を指定できますか?

A:月末のみ可能です。

月末の設定

/remind me 月末処理 at 9am on the last day of every month

第2月曜日などは不可
第何○曜日という指定はできません。手動で日付を指定する必要があります。

Q5:祝日を除外できますか?

A:できません

平日設定でも、祝日は除外されません。祝日も通知されます。

Q6:リマインダーが届きません

A:以下を確認してください。

  1. 通知設定を確認
  • Slackの通知設定がオンか確認
  • おやすみモードになっていないか確認
  1. リマインダーが正しく設定されているか確認
   /remind list

で一覧を表示して確認

  1. 日時の書き方を確認
  • 英語で書いているか
  • 曜日のスペルは正しいか

Q7:一時的に止めたい

A:リマインダーを削除するしかありません

一時停止機能はないので、再開したい場合は再度設定し直す必要があります。

Q8:複数のチャンネルに同時に送れますか?

A:できません

チャンネルごとに個別に設定する必要があります。

トラブルシューティング

問題1:日時が認識されない

症状
「いつリマインドしますか?」と聞かれる

原因
日時を日本語で書いている

解決策
英語で書き直す

❌ /remind me タスク確認 毎週月曜日
⭕ /remind me タスク確認 every Monday

問題2:リマインダーが届かない

確認ポイント

  1. タイムゾーン設定が正しいか
  2. おやすみモードがオンになっていないか
  3. 通知設定がオフになっていないか

問題3:削除したリマインダーが復活した

原因
削除が完了していなかった可能性

解決策

  1. /remind listで確認
  2. 再度削除ボタンをクリック

問題4:意図しない時刻に届く

原因
タイムゾーン設定が間違っている

解決策

  1. プロフィール→環境設定
  2. 「タイムゾーン」を確認
  3. 日本時間(JST)に設定

応用テクニック

テクニック1:ユーザーグループを活用

ユーザーグループとは
特定のメンバーをグループ化したもの

設定例

/remind #開発チーム @フロントエンドチーム コードレビューをお願いします at 2pm every Tuesday

グループ全員に通知が届きます。

テクニック2:絵文字を活用

設定例

/remind #チーム :tada: 今週もお疲れ様でした! at 6pm every Friday

絵文字を使うことで、リマインダーが目立ちやすくなります。

テクニック3:リンクを含める

設定例

/remind #営業 週報を提出してください https://example.com/weekly-report at 5pm every Friday

リマインダーにリンクを含めることで、すぐに該当ページにアクセスできます。

テクニック4:カスタム時刻を使い分け

会議前の準備時間を確保

/remind #プロジェクト 30分後に会議です。準備をお願いします at 9:30am every Monday

会議開始の30分前にリマインドすることで、準備時間を確保できます。

Slackワークフローとの使い分け

リマインダーが向いているケース

  • シンプルな定期通知
  • 自分へのメモ
  • 小規模チームへの通知

ワークフローが向いているケース

  • 複雑なメッセージフォーマット
  • フォーム入力が必要
  • 条件分岐が必要

まとめ:繰り返しリマインダーで業務効率化

Slackの繰り返しリマインダーの設定方法をご紹介しました。

基本の設定方法

/remind [誰に] [何を] [いつ]

頻出パターン

  • 毎日every day
  • 平日のみevery weekday
  • 毎週○曜日every Monday
  • 複数曜日every Monday, Wednesday, Friday
  • 隔週every two weeks
  • 毎月on the 25th of every month

重要なポイント

  • 日時は必ず英語で書く
  • 時間単位の繰り返しは不可
  • 編集はできない(削除して再設定)
  • /remind listで管理

活用シーン

  • 朝礼・ミーティングのリマインド
  • 日報・週報の提出催促
  • 定期メンテナンスの通知
  • チームビルディング

繰り返しリマインダーを活用して、定期的なタスクを自動化しましょう。一度設定すれば、毎回手動で送る手間が省けます!

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