Slack日付検索の完全ガイド【コピペOK】過去のメッセージを一瞬で見つける方法

プログラミング・IT

「先月の会議の内容を確認したい」「昨日のあの発言を探している」

Slackで過去のメッセージを探すとき、スクロールして探すのは非効率です。日付検索を使えば、特定の期間のメッセージを一瞬で見つけられます。

この記事では、Slackの日付検索の使い方を、すぐに使えるコマンド例と一緒に詳しく解説します。

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  1. Slackの日付検索とは?
    1. できること
  2. 基本的な検索方法
    1. 検索バーの使い方
    2. 検索結果の見方
  3. 日付検索の基本コマンド
    1. on: 特定の日付を指定
    2. before: 指定日より前
    3. after: 指定日より後
    4. during: 特定の期間
  4. 日付フォーマット
    1. 使える日付形式
    2. 相対的な日付指定
  5. 期間を指定する検索
    1. 特定期間を指定(before + after)
    2. 月の最初から最後まで
  6. 【コピペOK】実用的な検索例
    1. 最近のメッセージを探す
    2. 自分の投稿を探す
    3. 特定の人の投稿を探す
    4. チャンネル内の日付検索
    5. キーワード+日付の組み合わせ
    6. 複数条件を組み合わせる
  7. フィルター機能で絞り込む
    1. 検索後のフィルター設定
    2. 利用できるフィルター
    3. フィルター設定例
  8. 検索結果の並べ替え
    1. 並べ替えオプション
    2. 並べ替えの手順
  9. 実際の活用シーン
    1. 過去の会議内容を確認
    2. プロジェクトの経緯確認
    3. 締め切り前の確認
    4. 新メンバーの情報共有
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:検索できるメッセージの範囲は?
    2. Q2:日付の書き方がわかりません
    3. Q3:検索結果が多すぎます
    4. Q4:特定の週を検索できますか?
    5. Q5:月末を指定できますか?
    6. Q6:複数の日付を同時に検索できますか?
    7. Q7:時刻まで指定できますか?
    8. Q8:検索結果が表示されません
  11. トラブルシューティング
    1. 問題1:「結果が見つかりません」と表示される
    2. 問題2:古いメッセージが検索できない
    3. 問題3:期間指定が機能しない
    4. 問題4:相対日付が期待通りに動かない
  12. 応用テクニック
    1. テクニック1:定型検索を保存
    2. テクニック2:曜日指定を活用
    3. テクニック3:除外検索と組み合わせ
    4. テクニック4:スター・ピンと組み合わせ
    5. テクニック5:ファイル検索と組み合わせ
  13. まとめ:日付検索で業務効率化

Slackの日付検索とは?

日付検索は、特定の日付や期間を指定してメッセージを絞り込む機能です。

できること

期間指定の種類

  • 特定の日付(2024年1月15日など)
  • 特定の日付より前(○月○日以前)
  • 特定の日付より後(○月○日以降)
  • 特定の月・年(2024年1月、2024年など)
  • 相対的な日付(今日、昨日、先週など)

メリット

  • 数千件のメッセージから瞬時に絞り込める
  • 過去の会議内容を素早く確認
  • プロジェクトの経緯を時系列で追跡
  • 新メンバーの情報キャッチアップを効率化

基本的な検索方法

検索バーの使い方

デスクトップ

  1. 画面上部の検索バーをクリック
  2. キーワードを入力
  3. Enterキーを押す

ショートカット

  • Mac:⌘G
  • Windows/Linux:Ctrl+G

検索結果の見方

検索すると、4つのタブに分かれて表示されます:

  1. メッセージ:テキストメッセージ
  2. ファイル:共有されたファイル
  3. チャンネル:チャンネル名や説明
  4. メンバーディレクトリ:メンバー情報

日付検索の基本コマンド

on: 特定の日付を指定

特定の日付のメッセージを検索

書式

on:YYYY-MM-DD

例1:2024年5月1日のメッセージ

on:2024-05-01

例2:キーワード+日付

プロジェクト on:2024-05-01

before: 指定日より前

特定の日付より前のメッセージを検索

書式

before:YYYY-MM-DD

例1:2024年6月1日より前

会議 before:2024-06-01

例2:昨日より前

報告書 before:yesterday

after: 指定日より後

特定の日付より後のメッセージを検索

書式

after:YYYY-MM-DD

例1:2024年4月1日より後

契約書 after:2024-04-01

例2:先週より後

タスク after:week

during: 特定の期間

特定の月や年のメッセージを検索

書式

during:YYYY-MM
during:YYYY

例1:2024年1月のメッセージ

during:2024-01

例2:2024年のメッセージ

during:2024

日付フォーマット

使える日付形式

絶対的な日付指定

国際標準形式(推奨):

  • YYYY-MM-DD(例:2024-05-01)
  • YYYY/MM/DD(例:2024/05/01)

米国形式

  • MM/DD/YYYY(例:05/01/2024)
  • MM-DD-YYYY(例:05-01-2024)

月・年の指定

  • YYYY-MM(例:2024-05)
  • YYYY/MM(例:2024/05)
  • YYYY(例:2024)

相対的な日付指定

よく使う相対指定

日単位

  • today – 今日
  • yesterday – 昨日

週単位

  • week – 今週
  • last_week – 先週

月単位

  • month – 今月
  • last_month – 先月

年単位

  • year – 今年

曜日指定

  • monday – 月曜日
  • tuesday – 火曜日
  • wednesday – 水曜日
  • thursday – 木曜日
  • friday – 金曜日
  • saturday – 土曜日
  • sunday – 日曜日

期間を指定する検索

特定期間を指定(before + after)

2つのコマンドを組み合わせて期間を指定

例1:2024年4月1日〜4月15日

新機能 after:2024-04-01 before:2024-04-15

例2:先週の1週間

報告 after:last_week before:today

月の最初から最後まで

during:を使う方が簡単

例:2024年3月のすべてのメッセージ

during:2024-03

これは以下と同じ意味:

after:2024-03-01 before:2024-03-31

【コピペOK】実用的な検索例

最近のメッセージを探す

今日のメッセージ

on:today

昨日のメッセージ

on:yesterday

今週のメッセージ

during:week

先週のメッセージ

during:last_week

自分の投稿を探す

昨日の自分の投稿

from:me on:yesterday

今週の自分の投稿

from:me during:week

特定日の自分の投稿

from:me on:2024-05-01

特定の人の投稿を探す

田中さんの昨日の投稿

from:@田中 on:yesterday

山田さんの今月の投稿

from:@山田 during:month

チャンネル内の日付検索

特定チャンネルの特定日

in:#マーケティング on:2024-05-01

特定チャンネルの今週

in:#開発 during:week

特定チャンネルの特定期間

in:#営業 after:2024-04-01 before:2024-04-30

キーワード+日付の組み合わせ

「会議」を含む今週のメッセージ

会議 during:week

「プロジェクト」を含む先月のメッセージ

プロジェクト during:last_month

「報告書」を含む特定日のメッセージ

報告書 on:2024-05-01

複数条件を組み合わせる

特定の人の特定チャンネルでの特定日の投稿

from:@田中 in:#プロジェクトA on:2024-05-01

キーワード+チャンネル+期間

進捗報告 in:#開発チーム after:2024-05-01 before:2024-05-15

自分の投稿で特定キーワードを含む今月のもの

from:me タスク during:month

フィルター機能で絞り込む

検索後のフィルター設定

検索結果が表示されたら、さらに絞り込めます。

手順

  1. 検索を実行
  2. 結果画面上部の「フィルター」をクリック
  3. 条件を選択

利用できるフィルター

Fromフィルター

  • 特定のメンバーを選択
  • 複数メンバーも選択可能

Dateフィルター

  • カレンダーから開始日と終了日を選択
  • コマンドより視覚的

Inフィルター

  • チャンネルやDMを指定

その他のフィルター

  • 「アプリ、ボット、ワークフローを除外」
  • 「自分のチャンネルのみ検索」

フィルター設定例

例1:田中さんの今年の投稿

  1. 検索バーに「from:@田中」と入力
  2. 「フィルター」をクリック
  3. Dateで「2024-01-01」〜「2024-12-31」を選択

例2:マーケティングチャンネルの先月の投稿

  1. 検索バーに「in:#マーケティング」と入力
  2. 「フィルター」をクリック
  3. Dateで先月の期間を選択

検索結果の並べ替え

並べ替えオプション

メッセージの場合

  • 関連度順(Most relevant)
  • 最新順(Most recent)

ファイルの場合

  • 関連度順
  • 最新順
  • ファイルタイプ別

並べ替えの手順

  1. 検索結果画面を開く
  2. 右上の並べ替えメニューをクリック
  3. 希望の順序を選択

実際の活用シーン

過去の会議内容を確認

先月の定例会議の内容

定例会議 during:last_month

特定日の会議メモ

has:pin 会議メモ on:2024-05-01

プロジェクトの経緯確認

プロジェクト立ち上げ時の議論

in:#プロジェクトA after:2024-01-01 before:2024-01-31

最近の進捗報告

進捗報告 during:week

締め切り前の確認

今週のタスク確認

from:me タスク during:week

提出物のやり取り確認

提出 after:week

新メンバーの情報共有

プロジェクト開始時からの履歴

in:#プロジェクト after:2024-01-01

決定事項の確認

has:pin 決定

よくある質問(FAQ)

Q1:検索できるメッセージの範囲は?

A:プランによって異なります。

無料プラン

  • 過去90日間のメッセージ履歴
  • 最新10,000件のメッセージ

有料プラン(Pro以上)

  • 無制限の履歴
  • すべてのメッセージを検索可能

Q2:日付の書き方がわかりません

A:以下のいずれかの形式を使えます。

推奨形式

  • 2024-05-01(YYYY-MM-DD)
  • 2024/05/01(YYYY/MM/DD)

相対指定

  • today(今日)
  • yesterday(昨日)
  • week(今週)

Q3:検索結果が多すぎます

A:以下の方法で絞り込めます。

  1. 期間を短くする
  • during:weekではなくon:today
  1. キーワードを追加
  • 会議だけでなく会議 議事録
  1. チャンネルを指定
  • in:#マーケティングを追加
  1. 投稿者を指定
  • from:@田中を追加

Q4:特定の週を検索できますか?

A:直接はできませんが、期間指定で対応できます

例:2024年5月第1週(5/1〜5/7)

after:2024-05-01 before:2024-05-07

Q5:月末を指定できますか?

A:月全体を指定する方が簡単です

月全体

during:2024-05

月末のみ(例:5/25〜5/31)

after:2024-05-25 before:2024-05-31

Q6:複数の日付を同時に検索できますか?

A:できません。1つの検索で1つの期間のみです。

代替案

  • 期間指定で範囲を広げる
  • 複数回検索して結果を確認

Q7:時刻まで指定できますか?

A:できません。Slackの検索は日付単位のみです。

時刻まで絞り込みたい場合は:

  1. 日付で検索
  2. 検索結果を手動で確認

Q8:検索結果が表示されません

A:以下を確認してください。

  1. 日付フォーマットが正しいか
  • 2024/5/1
  • 2024-05-01
  1. プランの制限内か
  • 無料プランは90日以内のみ
  1. 検索対象のチャンネルに参加しているか
  • 参加していないチャンネルは検索不可

トラブルシューティング

問題1:「結果が見つかりません」と表示される

原因

  • 日付フォーマットが間違っている
  • 期間外を検索している(無料プラン)
  • 該当するメッセージがない

解決策

  1. 日付フォーマットを確認
   ❌ 2024/5/1
   ⭕ 2024-05-01
  1. 期間を広げる
   on:2024-05-01 → during:2024-05
  1. キーワードを変える

問題2:古いメッセージが検索できない

原因

  • 無料プランの制限(90日間)

解決策

  • 有料プランにアップグレード
  • または過去90日以内に絞って検索

問題3:期間指定が機能しない

原因

  • before/afterの順序が逆
  • 日付フォーマットの間違い

解決策

  1. 正しい順序で指定
   after:2024-05-01 before:2024-05-31
  1. フォーマットを統一
   ❌ after:2024/05/01 before:2024-05-31
   ⭕ after:2024-05-01 before:2024-05-31

問題4:相対日付が期待通りに動かない

原因

  • タイムゾーン設定の問題
  • スペルミス

解決策

  1. スペルを確認
   ❌ on:toady
   ⭕ on:today
  1. 絶対日付で指定
   yesterday → 2024-05-14

応用テクニック

テクニック1:定型検索を保存

よく使う検索を毎回入力するのは面倒です。

対策

  1. メモアプリに保存
  2. 必要時にコピペ

# 自分の今週の投稿
from:me during:week

# マーケティングチームの今月
in:#マーケティング during:month

# プロジェクトの経緯
in:#プロジェクトA after:2024-01-01

テクニック2:曜日指定を活用

毎週月曜日の定例会議を検索

定例会議 on:monday

すべての金曜日の週報

週報 on:friday

テクニック3:除外検索と組み合わせ

特定キーワードを除外

プロジェクト -テスト during:month

ボットを除外して期間検索

during:week

→ フィルターで「アプリ、ボット、ワークフローを除外」を選択

テクニック4:スター・ピンと組み合わせ

自分がスターを付けた今月のメッセージ

has:star during:month

ピン留めされた先週のメッセージ

has:pin during:last_week

テクニック5:ファイル検索と組み合わせ

先月共有されたファイル

during:last_month

→ 「ファイル」タブを選択

特定日にアップロードされた画像

has:image on:2024-05-01

まとめ:日付検索で業務効率化

Slackの日付検索の使い方をご紹介しました。

基本の検索コマンド

  • on: – 特定の日付
  • before: – ○日より前
  • after: – ○日より後
  • during: – 特定の月・年

日付フォーマット

  • 絶対指定:YYYY-MM-DD(例:2024-05-01)
  • 相対指定:today, yesterday, week, month

頻出パターン

# 今日の自分の投稿
from:me on:today

# 昨日のチーム全体
during:yesterday

# 今週のプロジェクト進捗
in:#プロジェクト during:week

# 先月の会議メモ
会議メモ during:last_month

# 特定期間の重要メッセージ
has:star after:2024-05-01 before:2024-05-31

重要なポイント

  • 複数の条件を組み合わせて精度向上
  • フィルター機能でさらに絞り込み
  • 無料プランは90日間の制限あり
  • 検索結果は4つのタブで分類

活用シーン

  • 過去の会議内容の確認
  • プロジェクトの経緯追跡
  • 新メンバーの情報共有
  • 締め切り前の確認作業

日付検索を使いこなして、Slackでの情報検索を劇的に効率化しましょう!

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