Slackアカウント切り替え完全ガイド!複数ワークスペースをスムーズに管理する方法

プログラミング・IT

「Slackで複数のワークスペースを使っているけど、切り替えが面倒…」と感じていませんか?

実は、Slackには複数のワークスペースやアカウントをスムーズに切り替える便利な機能がたくさんあるんです。

この記事では、PC・スマホでのアカウント切り替え方法から、ショートカットキー、複数アカウントの管理術まで、実務に役立つノウハウを徹底解説していきます。

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  1. Slackのアカウントとワークスペースの基本
    1. アカウントとワークスペースの違い
    2. 同じメールアドレスで複数のワークスペースに参加できる
    3. 完全に別のアカウントを作りたい場合
  2. デスクトップ版でのワークスペース切り替え方法
    1. 方法1:ワークスペースアイコンをクリック
    2. 方法2:ワークスペーススイッチャーを使う
    3. 方法3:ショートカットキーで瞬時に切り替え
    4. ワークスペースアイコンの並び替え
    5. 複数ウィンドウで同時表示
  3. モバイル版でのワークスペース切り替え方法
    1. iPhone/iPad(iOS)での切り替え
    2. Android版での切り替え
    3. モバイルで新しいワークスペースを追加
  4. ブラウザ版での切り替え方法
    1. 同じブラウザ内での切り替え
    2. 別タブで複数ワークスペースを開く
    3. シークレットモード・プライベートブラウジング活用
  5. 新しいワークスペースの追加方法
    1. 招待メールから参加
    2. ワークスペースURLから参加
    3. メールアドレスで検索
    4. 新しいワークスペースを自分で作成
  6. 複数アカウント管理のベストプラクティス
    1. 1. ワークスペースごとにテーマカラーを変える
    2. 2. ワークスペースアイコンをカスタマイズ
    3. 3. 通知設定をワークスペースごとに調整
    4. 4. よく使うワークスペースを上位に配置
    5. 5. PC・スマホで役割分担
    6. 6. 命名規則を統一
  7. アカウント切り替えができない場合の対処法
    1. 問題1:ワークスペースが表示されない
    2. 問題2:ログイン情報が合っているのにサインインできない
    3. 問題3:切り替えが遅い・フリーズする
    4. 問題4:重複アカウントが作成されてしまった
    5. 問題5:モバイルアプリで切り替えできない
  8. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:1つのメールアドレスでいくつのワークスペースに参加できますか?
    2. Q2:別のメールアドレスで複数のアカウントを作れますか?
    3. Q3:ワークスペース間でメッセージやファイルを共有できますか?
    4. Q4:ワークスペースから退出するにはどうすればいいですか?
    5. Q5:通知が多すぎて困っています。どうすればいいですか?
    6. Q6:ワークスペースの順番を変えられますか?
    7. Q7:外出先からでも複数のワークスペースを確認できますか?
  9. 効率的な使い分けの実例
    1. 実例1:フリーランスのデザイナー
    2. 実例2:会社員+副業
    3. 実例3:プロジェクトマネージャー
  10. まとめ:Slackの複数アカウントを賢く管理しよう

Slackのアカウントとワークスペースの基本

まず、Slackの基本的な仕組みを理解しておきましょう。

アカウントとワークスペースの違い

ワークスペース:
チームや組織、プロジェクトごとに作られる独立した作業空間です。

一つのワークスペースには、メンバー、チャンネル、アプリ、設定などが含まれます。

例えば:

  • 会社用ワークスペース
  • フリーランス案件用ワークスペース
  • 趣味のサークル用ワークスペース

これらはそれぞれ完全に独立した環境です。

アカウント:
ワークスペース内でのあなたの個別ID(身分証明)です。

重要なポイントは、ワークスペースごとに個別のアカウントが作成されるということです。

例えば、3つのワークスペースに参加している場合、実質的には3つのアカウントを持っていることになります。

同じメールアドレスで複数のワークスペースに参加できる

ここが便利なところです。

1つのメールアドレスで、いくつでもワークスペースに参加できます。

新しいワークスペースに参加するたびに、別のメールアドレスを用意する必要はありません。

例:
メールアドレス「tanaka@example.com」で:

  • A社のワークスペース
  • B社のワークスペース
  • プライベートのワークスペース

これら全てに同時に参加できます。

完全に別のアカウントを作りたい場合

仕事用とプライベート用で完全に分けたい場合は、別のメールアドレスでアカウントを作成することも可能です。

例えば:

  • 仕事用:tanaka@company.com
  • プライベート用:tanaka@gmail.com

ただし、別のメールアドレスで作った場合は、後述する「アカウント切り替え」の方法が少し異なります。

デスクトップ版でのワークスペース切り替え方法

パソコンでSlackを使っている場合の切り替え方法を解説します。

方法1:ワークスペースアイコンをクリック

これが最も簡単で直感的な方法です。

手順:

  1. Slackアプリの左端(または左上)を見ると、ワークスペースのアイコンが縦に並んでいます
  2. 切り替えたいワークスペースのアイコンをクリック
  3. 瞬時にそのワークスペースに切り替わります

見分け方:

現在開いているワークスペースは、アイコンに白い枠がついています。

他のワークスペースからの未読メッセージがある場合、そのアイコンに赤いバッジが表示されます。

方法2:ワークスペーススイッチャーを使う

複数のワークスペースを一覧表示できる便利な機能です。

開き方:

Mac:⌘ + Shift + S
Windows/Linux:Ctrl + Shift + S

または、画面左上のワークスペースアイコンをクリックします。

使い方:

  1. ワークスペーススイッチャーが開くと、参加中の全ワークスペースが一覧表示されます
  2. 開きたいワークスペースを選択してクリック
  3. すぐに切り替わります

この方法なら、サイドバーに常にワークスペース一覧を表示したままにできるので、頻繁に切り替える人におすすめです。

方法3:ショートカットキーで瞬時に切り替え

キーボードから手を離さずに切り替えられる、最速の方法です。

ワークスペースには番号が割り当てられている

左端に表示されているワークスペースには、上から順に番号が振られています:

  • 一番上:1
  • 2番目:2
  • 3番目:3

という具合です。

切り替えのショートカット:

Mac:⌘ + [番号]
Windows/Linux:Ctrl + [番号]

例えば、3番目のワークスペースに切り替えたい場合:

  • Mac:⌘ + 3
  • Windows:Ctrl + 3

前後のワークスペースへ移動:

Mac:

  • 次へ:⌘ + Shift + ]
  • 前へ:⌘ + Shift + [

Windows/Linux:

  • 次へ:Ctrl + Shift + ]
  • 前へ:Ctrl + Shift + [

これを使えば、番号を覚えていなくても順番に巡回できます。

ワークスペースアイコンの並び替え

よく使うワークスペースを上に配置すると便利です。

並び替え方法:

  1. ワークスペースアイコンをクリックしたまま押さえる
  2. 好きな位置にドラッグ
  3. 離すとその位置に固定されます

優先順位の高いワークスペースを上位に配置しておけば、ショートカットキーで素早くアクセスできます。

複数ウィンドウで同時表示

複数のワークスペースを同時に見たい場合は、別ウィンドウで開けます。

開き方:

Mac:⌘ + クリック
Windows/Linux:Ctrl + クリック

チャンネルやダイレクトメッセージを上記のショートカット+クリックで開くと、新しいウィンドウが立ち上がります。

例えば:

  • ウィンドウ1:会社のワークスペース
  • ウィンドウ2:クライアントのワークスペース

このように並べて表示すれば、両方のメッセージを同時に確認できます。

モバイル版でのワークスペース切り替え方法

スマートフォンやタブレットでの切り替え方法を解説します。

iPhone/iPad(iOS)での切り替え

方法1:スワイプで切り替え

  1. 「ホーム」タブを開いた状態で、画面を右にスワイプ
  2. 「ワークスペース」のサイドバーが表示されます
  3. 切り替えたいワークスペースをタップ

方法2:ワークスペース名から切り替え

  1. 画面上部のワークスペース名をタップ
  2. 参加中のワークスペース一覧が表示されます
  3. 開きたいワークスペースをタップ

どちらの方法も簡単で、状況に応じて使い分けられます。

Android版での切り替え

Androidも基本的な操作はiOSと同じです。

手順:

  1. 画面上部のワークスペース名をタップ
  2. ワークスペース一覧から選択
  3. タップすると切り替わります

または:

  1. 画面左端から右にスワイプ
  2. サイドメニューが開きます
  3. ワークスペースをタップして切り替え

モバイルで新しいワークスペースを追加

手順:

  1. ワークスペース一覧を開く
  2. 一番下にある「ワークスペースを追加」をタップ
  3. 以下のいずれかを選択:
  • 別のワークスペースにサインインする
  • 新しいワークスペースを作成する

サインイン方法:

  • メールアドレス
  • ワークスペースURL
  • QRコード
  • Apple ID
  • Googleアカウント

都合の良い方法を選んでサインインすれば、モバイルアプリにワークスペースが追加されます。

ブラウザ版での切り替え方法

ブラウザでSlackを使う場合の切り替え方法です。

同じブラウザ内での切り替え

手順:

  1. 画面左上のワークスペース名をクリック
  2. メニューから「別のワークスペースに切り替える」を選択
  3. ワークスペース一覧から選んでクリック

ただし、ブラウザ版では同時に複数のワークスペースを開くことはできません。

切り替えるたびに、ページ全体が新しいワークスペースに変わります。

別タブで複数ワークスペースを開く

複数のワークスペースを同時に見たい場合:

方法:

  1. 新しいタブを開く
  2. slack.com/signinにアクセス
  3. 別のワークスペースにサインイン

これで、タブ1は会社用、タブ2はクライアント用、という使い分けができます。

シークレットモード・プライベートブラウジング活用

完全に別のアカウント(異なるメールアドレス)を使いたい場合は、シークレットモードが便利です。

Chrome:Ctrl + Shift + N(Mac:⌘ + Shift + N
Firefox:Ctrl + Shift + P(Mac:⌘ + Shift + P

通常のウィンドウとシークレットウィンドウで、それぞれ別のアカウントにログインできます。

新しいワークスペースの追加方法

招待メールから参加

最も一般的な方法です。

手順:

  1. ワークスペースの管理者から招待メールが届きます
  2. メール内の「参加する」または「Join Now」ボタンをクリック
  3. ブラウザが開いて、アカウント作成画面が表示されます
  4. 必要な情報(名前、パスワードなど)を入力
  5. 「続行」をクリック

これで新しいワークスペースに参加完了です。

デスクトップアプリを使っている場合、自動的にサイドバーに新しいワークスペースが追加されます。

ワークスペースURLから参加

URLが分かっている場合の参加方法です。

手順:

  1. デスクトップアプリまたはブラウザで、現在のワークスペースを開く
  2. 画面左上のワークスペース名をクリック
  3. 「別のワークスペースにサインイン」を選択
  4. ワークスペースURLを入力(例:example.slack.com)
  5. メールアドレスとパスワードを入力してサインイン

メールアドレスで検索

自分のメールアドレスで参加できるワークスペースを探すこともできます。

手順:

  1. Slackのサインイン画面で「ワークスペースを検索」を選択
  2. メールアドレスを入力
  3. そのメールアドレスで参加可能なワークスペース一覧が表示されます
  4. 参加したいワークスペースを選択

この方法は、招待メールを紛失した場合などに便利です。

新しいワークスペースを自分で作成

手順:

  1. デスクトップアプリの左下にある「+」アイコンをクリック
  2. 「新しいワークスペースを作成」を選択
  3. メールアドレスを入力
  4. 届いた確認コードを入力
  5. ワークスペース名、最初のチャンネル名などを設定

これで、自分が管理者となる新しいワークスペースが作成されます。

複数アカウント管理のベストプラクティス

ワークスペースが増えてくると、管理が大変になります。

効率的に管理するコツをご紹介します。

1. ワークスペースごとにテーマカラーを変える

視覚的に区別しやすくなります。

設定方法:

環境設定 → テーマ → カラー → 各ワークスペースで異なるテーマを選択

例えば:

  • 会社用:ブラック&ゴールド
  • クライアントA:オーシャン(青系)
  • クライアントB:アース(緑系)

色で瞬時に「今どのワークスペースにいるか」が分かるので、誤送信を防げます。

2. ワークスペースアイコンをカスタマイズ

アイコンを変更すると、さらに区別しやすくなります。

変更方法:

  1. ワークスペース名をクリック
  2. 「設定と管理」→「ワークスペースの設定」
  3. 「アイコン」の項目で画像をアップロード

会社のロゴや、プロジェクトのイメージカラーを使うと良いでしょう。

3. 通知設定をワークスペースごとに調整

すべてのワークスペースで同じ通知設定にすると、通知が多すぎて混乱します。

おすすめ設定:

最重要ワークスペース(会社など):

  • すべての通知をオン
  • デスクトップ通知とモバイル通知の両方を有効

中程度のワークスペース(クライアント):

  • @メンションとダイレクトメッセージのみ通知
  • モバイル通知は控えめに

低優先度ワークスペース(趣味など):

  • 通知を最小限に
  • 自分から確認しに行くスタイル

設定場所:

環境設定 → 通知 → ワークスペースごとに設定

4. よく使うワークスペースを上位に配置

前述の並び替え機能を活用しましょう。

優先順位順に並べておけば:

  • Ctrl + 1(または⌘ + 1)で最重要ワークスペースへ
  • Ctrl + 2で2番目のワークスペースへ

という風に、ショートカットで瞬時にアクセスできます。

5. PC・スマホで役割分担

すべてのワークスペースをスマホに入れる必要はありません。

推奨設定:

PCのみ:

  • 資料共有が多いワークスペース
  • じっくり作業するプロジェクト
  • アーカイブ的な役割のワークスペース

スマホにも追加:

  • 緊急連絡が来る可能性のあるワークスペース
  • 外出先でも確認が必要なワークスペース
  • クライアント対応が必要なワークスペース

スマホの通知を減らすことで、プライベート時間の保護にもつながります。

6. 命名規則を統一

プロフィールやワークスペース名に識別情報を入れましょう。

例:

ワークスペース名:

  • 「A社_開発プロジェクト」
  • 「B社_マーケティング」
  • 「プライベート_趣味の会」

プロフィール名:

  • 会社用ワークスペース:本名(田中太郎)
  • クライアント用:役職付き(田中太郎 – プロジェクトリーダー)
  • プライベート:ニックネーム(たなちゃん)

このように統一ルールを決めておくと、管理が楽になります。

アカウント切り替えができない場合の対処法

切り替えがうまくいかない時の解決方法です。

問題1:ワークスペースが表示されない

原因:

  • まだそのワークスペースにサインインしていない
  • ワークスペースから退出させられた
  • アプリのバグ

解決方法:

再度サインインを試す:

  1. ワークスペース名をクリック
  2. 「別のワークスペースにサインイン」を選択
  3. ワークスペースURLまたはメールアドレスで再ログイン

アプリを再起動:

  • デスクトップアプリを完全に終了
  • 再度起動して確認

キャッシュをクリア:

  • デスクトップアプリの場合:設定 → ヘルプ → トラブルシューティング → キャッシュをクリア
  • ブラウザの場合:ブラウザのキャッシュとCookieをクリア

問題2:ログイン情報が合っているのにサインインできない

原因:

  • パスワードが間違っている
  • メールアドレスのスペルミス
  • アカウントが無効化されている

解決方法:

パスワードをリセット:

  1. サインイン画面で「パスワードをお忘れですか?」をクリック
  2. メールアドレスを入力
  3. 届いたメールからパスワードをリセット

正しいメールアドレスを確認:

  • 招待メールを確認
  • 管理者に問い合わせ

2段階認証の問題:

  • 認証コードが正しく入力されているか確認
  • 認証アプリの時刻が正確か確認

問題3:切り替えが遅い・フリーズする

原因:

  • ネットワーク接続の問題
  • アプリのメモリ不足
  • 古いバージョンのアプリを使用

解決方法:

ネットワークを確認:

  • Wi-Fiまたはモバイルデータが正常に接続されているか確認
  • 他のウェブサイトやアプリが動作するか確認

アプリを最新版にアップデート:

  • デスクトップアプリ:設定 → ヘルプ → アップデートを確認
  • モバイルアプリ:アプリストアで最新版を確認

メモリを解放:

  • 不要なワークスペースを一時的にログアウト
  • 他のアプリを終了してメモリを確保

強制再読み込み:

  • Mac:⌘ + R
  • Windows/Linux:Ctrl + R

問題4:重複アカウントが作成されてしまった

原因:

  • 同じワークスペースに別のメールアドレスでサインインした
  • メールアドレスのタイプミスで新しいアカウントが作成された

解決方法(管理者向け):

  1. ワークスペースの設定を開く
  2. 「メンバーを管理」を選択
  3. 重複アカウントの横にある「…」をクリック
  4. 「アカウントを無効化」を選択
  5. 無効化後、プロフィールを編集してメールアドレスを変更
  6. 元のアカウントで正しいメールアドレスを設定

解決方法(一般ユーザー):

両方のアカウントでメールアドレスを変更する必要があります。

管理者に相談するのが最も確実です。

問題5:モバイルアプリで切り替えできない

原因:

  • アプリのバージョンが古い
  • 同期の問題
  • デバイスのストレージ不足

解決方法:

アプリをアップデート:

  • App StoreまたはGoogle Playストアで最新版を確認

ログアウト→ログインし直す:

  1. ワークスペース一覧を開く
  2. ワークスペースを長押し
  3. 「サインアウト」を選択
  4. 再度サインイン

アプリを再インストール:

  • 最終手段として、アプリをアンインストールして再インストール

よくある質問(FAQ)

Slackのアカウント切り替えに関する、よくある質問をまとめました。

Q1:1つのメールアドレスでいくつのワークスペースに参加できますか?

A:制限はありません。

同じメールアドレスで、無制限にワークスペースに参加できます。

実際には、10個以上のワークスペースに参加している人も珍しくありません。

Q2:別のメールアドレスで複数のアカウントを作れますか?

A:はい、作れます。

仕事用とプライベート用で完全に分けたい場合など、別のメールアドレスでアカウントを作成できます。

ただし、その場合は:

  • ブラウザの別タブまたはシークレットモードで管理
  • デスクトップアプリでは一度ログアウトして切り替え

という手間が発生します。

Q3:ワークスペース間でメッセージやファイルを共有できますか?

A:いいえ、できません。

各ワークスペースは完全に独立しています。

ワークスペースAのメッセージやファイルを、ワークスペースBで見ることはできません。

ただし、Slack Connectという機能を使えば、異なるワークスペース間でチャンネルを共有することは可能です。

Q4:ワークスペースから退出するにはどうすればいいですか?

A:以下の手順で退出できます。

デスクトップ版:

  1. 退出したいワークスペースを開く
  2. 左上のワークスペース名をクリック
  3. 「設定と管理」→「ワークスペースを退出する」を選択
  4. 確認画面で「退出する」をクリック

モバイル版:

  1. ワークスペース一覧を開く
  2. 退出したいワークスペースを長押し
  3. 「サインアウト」を選択

Q5:通知が多すぎて困っています。どうすればいいですか?

A:ワークスペースごとに通知設定を調整しましょう。

おすすめの設定:

環境設定 → 通知 → 各ワークスペースで設定

  • 重要なワークスペース:すべての通知
  • 中程度:@メンションとDMのみ
  • 低優先度:通知オフ(自分から確認しに行く)

特にモバイル通知は、本当に必要なワークスペースだけに絞るのがおすすめです。

Q6:ワークスペースの順番を変えられますか?

A:はい、変えられます。

デスクトップアプリで、ワークスペースアイコンをドラッグ&ドロップすれば、好きな順番に並び替えられます。

よく使うワークスペースを上位に配置すれば、ショートカットキーで素早くアクセスできます。

Q7:外出先からでも複数のワークスペースを確認できますか?

A:はい、モバイルアプリで可能です。

スマートフォンのSlackアプリに、必要なワークスペースを全て追加しておけば、外出先からでも確認・切り替えができます。

ただし、バッテリー消費や通知過多を避けるため、本当に必要なワークスペースだけを追加するのがおすすめです。

効率的な使い分けの実例

実際にどのように複数ワークスペースを管理しているか、具体例をご紹介します。

実例1:フリーランスのデザイナー

ワークスペース構成:

  1. 自社(登録している会社)
  2. クライアントA社
  3. クライアントB社
  4. クライアントC社
  5. デザイナーコミュニティ

運用方法:

PC:

  • 全ワークスペースを追加
  • よく使う順に並び替え(1→2→3→4→5)
  • ショートカットキー(Ctrl + 1〜5)で瞬時に切り替え

スマホ:

  • 自社とクライアントA・B社のみ追加(緊急対応が必要)
  • クライアントC社とコミュニティはPCのみで確認

通知設定:

  • 自社:全通知
  • クライアントA・B:@メンションとDMのみ
  • クライアントC:通知オフ(業務時間内に確認)
  • コミュニティ:通知オフ(週末に確認)

実例2:会社員+副業

ワークスペース構成:

  1. 本業の会社
  2. 副業のスタートアップ
  3. プライベート(友人グループ)

運用方法:

アカウント分離:

  • 本業:会社メール(tanaka@company.com)
  • 副業+プライベート:個人メール(tanaka@gmail.com)

PC:

  • 通常ブラウザ:本業
  • シークレットモード:副業+プライベート

スマホ:

  • 本業のみ追加
  • 副業は業務時間外にPCで確認
  • プライベートは休日にPCで確認

時間管理:

  • 平日9-18時:本業ワークスペースのみ集中
  • 平日19-21時:副業ワークスペースを確認
  • 週末:プライベートワークスペースを楽しむ

実例3:プロジェクトマネージャー

ワークスペース構成:

  1. 社内全体
  2. プロジェクトA(進行中)
  3. プロジェクトB(進行中)
  4. プロジェクトC(計画段階)
  5. 営業チーム

運用方法:

デスクトップで複数ウィンドウ表示:

  • メインモニター:プロジェクトA
  • サブモニター:プロジェクトB

通知の優先順位付け:

  • プロジェクトA・B:即座に対応(全通知)
  • プロジェクトC:1日2回確認(@メンションのみ)
  • 社内全体・営業:業務時間内に確認(通知オフ)

テーマカラーで視覚的に区別:

  • 社内全体:デフォルト
  • プロジェクトA:赤系(緊急度高)
  • プロジェクトB:青系(安定進行中)
  • プロジェクトC:緑系(準備段階)
  • 営業:黄色系(別部門)

まとめ:Slackの複数アカウントを賢く管理しよう

Slackのアカウント切り替えについて、重要なポイントをおさらいしましょう。

基本的な仕組み:

  • 1つのメールアドレスで複数のワークスペースに参加可能
  • ワークスペースごとに個別のアカウントが作成される
  • 完全に別のアカウントが欲しい場合は、別のメールアドレスで登録

切り替え方法:

デスクトップ版:

  • アイコンクリック:最も簡単
  • ワークスペーススイッチャー:一覧表示で便利
  • ショートカットキー:最速(Ctrl/⌘ + 番号)

モバイル版:

  • スワイプでサイドバー表示
  • ワークスペース名をタップして一覧表示

ブラウザ版:

  • ワークスペース名から切り替え
  • 別タブで複数ワークスペースを同時表示
  • シークレットモードで完全に別のアカウント

効率化のコツ:

  1. テーマカラーで視覚的に区別
  2. アイコンをカスタマイズ
  3. 通知設定をワークスペースごとに最適化
  4. よく使うワークスペースを上位に配置
  5. PC・スマホで役割分担
  6. 命名規則を統一

トラブル対処:

  • ワークスペースが表示されない → 再サインイン、アプリ再起動
  • ログインできない → パスワードリセット、管理者に確認
  • 動作が遅い → キャッシュクリア、アップデート
  • 重複アカウント → 管理者に相談

Slackの複数ワークスペース管理は、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れればとても便利です。

ショートカットキーや通知設定を活用して、自分なりの効率的な運用スタイルを確立してください。

複数のプロジェクトやチームを同時に管理しているビジネスパーソンにとって、Slackの切り替え機能は強力な武器になります。

この記事で紹介したテクニックを活用して、Slackをもっと快適に使いこなしましょう!

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