Slackを日本語にする完全ガイド!設定方法とトラブル対処法を解説

プログラミング・IT

「Slackが英語で表示されて困る…」
「日本語に変更する方法が分からない!」

海外発のツールであるSlackを初めて使う時、英語表示で戸惑うことってありますよね。

今回は、Slackの表示言語を日本語に変更する方法を、個人設定からワークスペース全体の設定まで、徹底的に解説します。

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  1. Slackの言語設定:2種類の変更方法がある
    1. 1. 個人の言語設定
    2. 2. ワークスペース全体の言語設定
    3. どっちを設定すればいい?
  2. 個人の言語設定を日本語にする方法【PC・Mac】
    1. デスクトップアプリの場合
    2. Webブラウザ版の場合
  3. 個人の言語設定を日本語にする方法【スマホ・タブレット】
    1. iPhone・iPadの場合
    2. Androidの場合
    3. モバイルとPCの設定は同期される
  4. ワークスペース全体の言語設定を日本語にする方法【管理者向け】
    1. ワークスペース言語設定の影響範囲
    2. 設定手順
    3. 変更後の影響
  5. Slackで日本語になる部分・ならない部分
    1. 日本語になる部分
    2. 日本語にならない部分
  6. 言語設定がうまくいかない時の対処法
    1. 問題1:設定を変更したのに英語のまま
    2. 問題2:一部だけ英語のまま
    3. 問題3:招待メールが英語で届く
    4. 問題4:Slackbotのメッセージが英語
    5. 問題5:日本語設定メニューが見つからない
  7. スペルチェックの言語設定も変更しよう
    1. スペルチェックとは?
    2. スペルチェック言語の変更方法
    3. 複数言語のスペルチェック
  8. Slackの多言語サポート状況
    1. 対応言語一覧(2024年時点)
    2. 翻訳の品質
  9. 複数言語のチームでの使い方
    1. 各メンバーが自由に言語を選べる
    2. メッセージは入力した言語のまま
    3. 外部翻訳ツールとの連携
  10. よくある質問
    1. Q1. 言語を変更すると、過去のメッセージも日本語になる?
    2. Q2. 無料プランでも言語変更できる?
    3. Q3. スマホで変更したら、PCも日本語になる?
    4. Q4. チャンネル名も日本語にできる?
    5. Q5. 言語を日本語に戻したい時は?
    6. Q6. 会社のSlackが英語強制されている?
    7. Q7. 日本語にすると動作が遅くなる?
    8. Q8. 言語設定を間違えて、戻せなくなった
  11. まとめ:Slackを日本語にしてスムーズに使おう

Slackの言語設定:2種類の変更方法がある

Slackの言語設定には、2つのレベルがあります。

1. 個人の言語設定

対象: 自分のSlack画面の表示言語
変更できる人: 全員(メンバー、ゲスト含む)
影響範囲: 自分だけ

自分のアカウントで見えるメニュー、ボタン、通知などが日本語になります。

2. ワークスペース全体の言語設定

対象: 招待メール、新規メンバーのデフォルト言語など
変更できる人: ワークスペースオーナー、管理者のみ
影響範囲: ワークスペース全体(一部)

この設定は、主に新しくワークスペースに参加する人に影響します。

どっちを設定すればいい?

まずは「個人の言語設定」を変更しましょう。

これで、自分のSlack画面がすぐに日本語表示になります。

管理者の方は、その後で「ワークスペース全体の言語設定」も日本語にしておくと、新メンバーが参加した時にスムーズです。

個人の言語設定を日本語にする方法【PC・Mac】

まずは、一番基本的な個人設定の変更方法を見ていきましょう。

デスクトップアプリの場合

ステップ1:プロフィール写真をクリック
画面左上(またはサイドバー)にある自分のプロフィール写真をクリックします。

ステップ2:Preferencesを選択
メニューが開くので、「Preferences」(環境設定)をクリック。

ステップ3:Language & regionを開く
左側のメニューから「Language & region」(言語と地域)を選択します。

ステップ4:日本語を選択
「Language」の下にあるドロップダウンメニューをクリックし、「日本語」を選択しましょう。

ステップ5:自動的に適用される
保存ボタンを押す必要はありません。選択した瞬間に、Slack全体が日本語表示に切り替わります。

Webブラウザ版の場合

Webブラウザ(Chrome、Safari、Firefoxなど)でSlackを使っている場合も、手順は同じです。

  1. 画面左上のワークスペース名横の矢印をクリック
  2. 「Preferences」を選択
  3. 「Language & region」を選択
  4. 「Language」から「日本語」を選択

ブラウザ版でもデスクトップアプリ版でも、設定はアカウントに紐づいて同期されます。

どちらか一方で変更すれば、もう一方も自動的に日本語になります。

個人の言語設定を日本語にする方法【スマホ・タブレット】

モバイルアプリでも、同じように言語を日本語に変更できます。

iPhone・iPadの場合

ステップ1:「You」タブを開く
画面右下の「You」(自分)タブをタップします。

ステップ2:Preferencesを選択
メニューから「Preferences」をタップ。

ステップ3:Language & regionを開く
「Language & region」をタップします。

ステップ4:日本語を選択
「Language」から「日本語」を選択しましょう。

または、「Change to 日本語」というボタンが表示される場合もあるので、それをタップすればOKです。

Androidの場合

Androidでも、基本的な手順は同じです。

  1. 画面右下のプロフィール写真をタップ
  2. 「設定」または「Preferences」をタップ
  3. 「Language & region」を選択
  4. 「日本語」を選択

モバイルとPCの設定は同期される

PCで日本語に設定していれば、スマホアプリでも自動的に日本語表示になります。

逆に、スマホで変更した設定も、PCに反映されます。

ワークスペース全体の言語設定を日本語にする方法【管理者向け】

管理者の方は、ワークスペース全体のデフォルト言語も日本語に設定しておきましょう。

ワークスペース言語設定の影響範囲

この設定を変更すると、以下が日本語になります:

  • 招待メール:メンバーをワークスペースに招待する際のメール文面
  • Slackbotのメッセージ:パブリックチャンネルでのSlackbotからの通知
  • 新規メンバーのデフォルト言語:新しく参加したメンバーの初期言語設定

ただし、既存メンバーが個人設定で別の言語を選んでいる場合、その設定が優先されます。

設定手順

ステップ1:管理画面を開く
デスクトップ版Slackで、サイドバーの「管理」(Admin)をクリックします。

管理メニューが表示されない場合は、ワークスペース名をクリックして、「設定と管理」「ワークスペースの設定」を選択してください。

ステップ2:ワークスペースの設定を開く
メニューから「ワークスペースの設定」(Workspace settings)を選択します。

ブラウザで新しいタブが開き、ワークスペースの管理画面が表示されます。

ステップ3:ワークスペース言語を変更
「ワークスペースの言語」(Workspace Language)セクションを探します。

右側にある「開く」または「Expand」ボタンをクリック。

ステップ4:日本語を選択
ドロップダウンメニューから「日本語」を選択します。

ステップ5:保存
「保存」(Save)ボタンをクリックして完了です。

変更後の影響

この設定を変更すると:

  • 次回から送信される招待メールが日本語になる
  • 新規に参加するメンバーは、最初から日本語表示でSlackを使い始められる
  • Slackbotからのシステム通知が日本語になる

既存のメンバーの表示言語には影響しません。各メンバーは自分の好きな言語を個別に設定できます。

Slackで日本語になる部分・ならない部分

Slackを日本語設定にしても、すべてが日本語になるわけではありません。

日本語になる部分

✅ メニューとボタン

  • サイドバーのメニュー項目
  • 各種ボタンの表示
  • 右クリックメニュー

✅ 設定画面

  • 環境設定の項目名
  • 通知設定の説明文
  • ヘルプテキスト

✅ システム通知

  • Slackbotからのメッセージ
  • 機能の説明やヒント
  • エラーメッセージ

✅ ヘルプセンター

  • ヘルプ記事
  • トラブルシューティングガイド
  • FAQ

日本語にならない部分

❌ ユーザーが入力したメッセージ
当然ですが、他のメンバーが英語でメッセージを書いていれば、それは英語のまま表示されます。

❌ チャンネル名
チャンネル名は、作成者が設定した言語で表示されます。

❌ カスタム絵文字の名前
ワークスペース独自の絵文字名は、登録時の名前がそのまま使われます。

❌ 一部の外部連携アプリ
Slackと連携している外部アプリ(Google Drive、Zoomなど)の通知は、そのアプリの設定に依存します。

言語設定がうまくいかない時の対処法

日本語設定をしたのに表示が変わらない場合の解決方法を紹介します。

問題1:設定を変更したのに英語のまま

原因:
アプリやブラウザが設定変更を反映していない可能性があります。

対処法:

  1. Slackアプリを完全に終了する(Macならコマンド+Q、WindowsならAlt+F4)
  2. アプリを再起動する
  3. ブラウザ版の場合は、ページをリロード(F5キー)

それでも直らない場合:

  • ブラウザのキャッシュをクリア
  • Slackアプリを再インストール

問題2:一部だけ英語のまま

原因:
完全には日本語化されていない機能や、新機能で翻訳が追いついていない部分がある可能性があります。

対処法:
これは正常な状態です。Slackは継続的に翻訳を改善していますが、一部の最新機能は英語表示のままの場合があります。

基本的な機能は日本語で使えるので、そのまま使い続けて問題ありません。

問題3:招待メールが英語で届く

原因:
ワークスペースのデフォルト言語が英語のままになっています。

対処法:
管理者に連絡して、「ワークスペースの言語設定」を日本語に変更してもらいましょう。

管理者の方は、本記事の「ワークスペース全体の言語設定を日本語にする方法」を参照してください。

問題4:Slackbotのメッセージが英語

原因:
ワークスペースのデフォルト言語が英語、または個人設定が正しく反映されていません。

対処法:

  1. 個人の言語設定を確認(Preferences → Language & region)
  2. 管理者の方は、ワークスペースの言語設定も確認
  3. Slackアプリを再起動

問題5:日本語設定メニューが見つからない

原因:
Slackアプリのバージョンが古い可能性があります。

対処法:

  1. Slackアプリを最新版にアップデート
  2. デスクトップアプリの場合:設定メニューから「アップデートを確認」
  3. モバイルアプリの場合:App Store / Google Playで更新

最新版でも見つからない場合:

  • Webブラウザ版(https://slack.com)で試してみる
  • Slackのヘルプセンターに問い合わせ

スペルチェックの言語設定も変更しよう

表示言語を日本語にしたら、スペルチェックの設定も確認しましょう。

スペルチェックとは?

Slackには、入力した文章のスペルミスを指摘してくれる機能があります。

デフォルトでは英語スペルチェックが有効になっているため、日本語を入力すると、すべてに赤い波線が表示されてしまいます。

スペルチェック言語の変更方法

ステップ1:Language & regionを開く
Preferences → Language & region に移動します。

ステップ2:スペルチェックの設定を確認
「Enable spellcheck on your messages」(メッセージのスペルチェックを有効にする)という項目があります。

ステップ3:言語を追加

  • デスクトップ版:スペルチェックの下に言語を入力する欄があるので、「日本語」と入力して追加
  • モバイル版:ドロップダウンメニューから日本語を選択

ステップ4:不要な言語を削除
英語のスペルチェックが不要な場合は、チェックを外しましょう。

複数言語のスペルチェック

英語と日本語の両方を使う場合は、両方の言語にチェックを入れておけば、どちらの言語でもスペルチェックが機能します。

Slackの多言語サポート状況

Slackは現在、多くの言語に対応しています。

対応言語一覧(2024年時点)

  • 日本語
  • 英語(アメリカ、イギリス)
  • スペイン語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • ポルトガル語
  • イタリア語
  • 韓国語
  • 中国語(簡体字、繁体字)
  • その他多数

翻訳の品質

Slackの日本語翻訳は、年々改善されています。

良い点:

  • 基本的なメニューやボタンはすべて自然な日本語
  • ヘルプセンターも充実した日本語ドキュメント
  • システム通知も分かりやすい日本語

注意点:

  • 最新機能は英語のまま、後から翻訳が追加される
  • 一部の技術用語は英語のまま(Channel、DMなど)
  • カタカナ表記が多い(ワークスペース、スレッドなど)

複数言語のチームでの使い方

国際的なチームでは、メンバーごとに異なる言語を使うことができます。

各メンバーが自由に言語を選べる

Slackの言語設定は個人ごとに独立しています。

  • Aさんは日本語
  • Bさんは英語
  • Cさんはスペイン語

このように、同じワークスペースで異なる言語を使用できます。

メッセージは入力した言語のまま

ただし、メッセージ自体は入力した言語で表示されます。

日本語で書いたメッセージは、相手が英語設定にしていても日本語で表示されます。

自動翻訳機能はありませんので、チーム内で共通言語を決めておくのが一般的です。

外部翻訳ツールとの連携

Google翻訳やDeepLなどの翻訳ツールと連携するSlackアプリもあります。

App Directoryで「translation」と検索すると、いくつかの翻訳アプリが見つかります。

よくある質問

Q1. 言語を変更すると、過去のメッセージも日本語になる?

いいえ、メッセージ自体は変わりません

言語設定で変わるのは、メニューやボタンなどのインターフェース部分だけです。

過去に英語で書かれたメッセージは、そのまま英語で表示されます。

Q2. 無料プランでも言語変更できる?

はい、無料プランでも全く問題なく言語変更できます。

言語設定に料金プランの制限はありません。

Q3. スマホで変更したら、PCも日本語になる?

はい、自動的に同期されます。

言語設定はアカウントに紐づいているので、どのデバイスで変更しても、すべてのデバイスに反映されます。

Q4. チャンネル名も日本語にできる?

はい、チャンネル名は日本語で作成可能です。

ただし、Slackの仕様上、チャンネル名には以下の制限があります:

  • 小文字、数字、ハイフン、アンダースコアのみ使用可能
  • 日本語を使う場合は、その制限内で

実際は、日本語チャンネル名は限定的なので、英語名にして「トピック」や「説明」に日本語を書く方が一般的です。

Q5. 言語を日本語に戻したい時は?

同じ手順で、別の言語を選択するだけです。

Preferences → Language & region → 希望する言語を選択

Q6. 会社のSlackが英語強制されている?

個人の言語設定は、管理者でも強制できません。

ワークスペースのデフォルト言語が英語でも、各メンバーは自分の表示言語を自由に変更できます。

ただし、会社のポリシーで「英語環境で使用すること」と定められている場合は、それに従いましょう。

Q7. 日本語にすると動作が遅くなる?

いいえ、言語設定は動作速度に影響しません。

表示される文字が変わるだけで、アプリの処理速度は同じです。

Q8. 言語設定を間違えて、戻せなくなった

落ち着いて、以下の手順を試してください:

  1. プロフィール写真(またはワークスペース名)をクリック
  2. 「Preferences」という英語メニューを探す(どの言語でも「Preferences」表記)
  3. 左メニューの上から2番目あたりに「Language」という文字がある項目を選択
  4. 「Language」または「言語」という項目から、日本語を選ぶ

見つからない場合は、Webブラウザで https://slack.com にアクセスして、英語で検索しながら設定を探しましょう。

まとめ:Slackを日本語にしてスムーズに使おう

Slackの言語設定についてまとめます:

個人設定の変更方法:

  1. プロフィール写真をクリック
  2. Preferences → Language & region
  3. 日本語を選択(保存不要、即時反映)

ワークスペース設定(管理者向け):

  1. 管理 → ワークスペースの設定
  2. ワークスペース言語を開く
  3. 日本語を選択して保存

覚えておきたいポイント:

  • 個人設定とワークスペース設定は別物
  • 個人設定は全員が変更可能
  • スマホとPCで設定は同期される
  • メッセージ自体は翻訳されない
  • スペルチェックの言語設定も忘れずに

トラブル時は:

  • アプリを再起動
  • 最新版にアップデート
  • ブラウザ版で試す

Slackは日本語対応が充実しており、英語が苦手でも快適に使えるツールです。

特に日本企業で導入する場合は、最初にワークスペース全体の言語設定を日本語にしておくと、新メンバーの参加がスムーズになります。

言語設定を日本語にして、Slackをもっと使いやすくしましょう!

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