Slackで複数人と同時に会話したいとき、チャンネルを作るほどではないけれど、1対1のDMでは足りない…そんな経験はありませんか?
そんなときに便利なのがグループ DM(ダイレクトメッセージ)です。最大9人までと少人数でのやり取りに最適で、チャンネルよりも手軽に始められます。
この記事では、Slackのグループ DMをスマホ(iPhone・Android)から作成する方法を、初心者の方にも分かりやすく解説します。画像付きの手順に加えて、よくある疑問やトラブルシューティングまで詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
グループ DM とは?基本を理解しよう

まず、グループ DMの基本的な特徴を確認しましょう。
グループ DM の特徴
グループ DM(グループダイレクトメッセージ)は、チャンネル外で複数人と会話できる機能です。
自分を含めて最大9人まで参加できます。
主な特徴:
- チャンネルを作らずに複数人で会話できる
- 参加者以外には一切見えない(完全プライベート)
- 簡単に素早く開始できる
- メッセージ、ファイル、画像などを共有可能
チャンネルとの違い
グループ DMとチャンネル、どちらを使うべきか迷ったら、以下を参考にしてください。
| 項目 | グループ DM | チャンネル |
|---|---|---|
| 最大人数 | 9人 | 無制限 |
| 後からメンバー追加 | ✕(新規作成が必要) | ○ |
| 過去のメッセージ共有 | 選択式 | 自動的に共有 |
| 公開範囲 | 完全プライベート | 公開/非公開を選べる |
| 適した用途 | 短期的・臨時の会話 | 長期的・組織的な会話 |
使い分けの目安:
- グループ DM を使う場合: 急ぎの相談、短期プロジェクト、非公式な雑談
- チャンネルを使う場合: 長期プロジェクト、部門全体の連絡、後から参加者が増える可能性
1対1のDMとの違い
1対1のDM: あなたと相手1人だけの会話
グループ DM: あなたと複数人(最大8人)の会話
両方とも、参加者以外には見えない完全プライベートな会話です。
iPhone でグループ DM を作成する方法
iPhoneのSlackアプリからグループ DMを作成する手順を説明します。
手順1:Slackアプリを開く
- iPhoneでSlackアプリを起動
- ワークスペースにログイン
手順2:新規メッセージ作成画面を開く
- 画面下部の「DMs」タブをタップ
- 画面右上にある新規メッセージアイコン(✏️ペンマーク)をタップ
補足:
新規メッセージアイコンは、画面右上の角にある、ペンと紙のアイコンです。
手順3:メンバーを追加する
- 「宛先:」フィールドが表示される
- 最初のメンバーの名前を入力
- 候補リストから該当する人をタップして選択
- 続けて2人目、3人目…と追加したいメンバーを選択
- 最大8人まで選択可能(自分を含めて9人)
ポイント:
- 名前の一部を入力するだけで、候補が表示されます
- 複数人を選択すると、自動的にグループ DMになります
手順4:最初のメッセージを入力して送信
- 画面下部のメッセージ入力欄をタップ
- 最初のメッセージを入力
- 送信ボタン(紙飛行機アイコン)をタップ
これでグループ DMが作成されました!
手順5:グループ DM の確認
作成したグループ DMは、以下の場所に表示されます:
- 画面下部の「DMs」タブをタップ
- 一覧にグループ DMが表示される
- グループ名は、参加者の名前が自動的に表示されます(例:「田中、佐藤、鈴木」)
Android でグループ DM を作成する方法
AndroidのSlackアプリからグループ DMを作成する手順を説明します。
手順1:Slackアプリを開く
- AndroidデバイスでSlackアプリを起動
- ワークスペースにログイン
手順2:新規メッセージ作成画面を開く
- 画面下部の「DMs」タブをタップ
- 画面右上にある新規メッセージアイコン(✏️ペンマーク)をタップ
補足:
iPhoneと同様、新規メッセージアイコンは画面右上にあります。
手順3:メンバーを追加する
- 「宛先:」または「To:」フィールドをタップ
- 最初のメンバーの名前を入力
- 候補リストから該当する人をタップして選択
- 続けて追加したいメンバーを選択(最大8人)
注意:
Androidでも、自分を含めて最大9人までです。
手順4:メッセージを入力して送信
- メッセージ入力欄をタップ
- 最初のメッセージを入力
- 送信ボタンをタップ
グループ DMが作成され、すぐに会話を開始できます。
手順5:作成したグループ DM にアクセス
- 画面下部の「DMs」タブをタップ
- 一覧から該当するグループ DMを選択
PCから作成する方法(参考)
スマホだけでなく、PCからも作成できます。参考として簡単にご紹介します。
デスクトップアプリ・ブラウザ版の手順
- 左サイドバー上部の「+」ボタン(または「作成する」)をクリック
- 「メッセージ」を選択
- 「宛先:」フィールドに複数のメンバー名を入力
- メンバーを選択(最大8人)
- メッセージを入力して送信
ショートカットキー:
- Windows/Linux: Ctrl + Shift + K
- Mac: Command + Shift + K
これで新規メッセージ作成画面が開きます。
グループ DM にメンバーを後から追加する方法

グループ DMは、作成後にメンバーを追加することもできます。ただし、重要な注意点があります。
メンバー追加の手順(iPhone/Android共通)
- グループ DMを開く
- 画面上部の参加者名をタップ
- 「メンバーを追加」または「Add people」をタップ
- 追加したいメンバーを選択
- 過去のメッセージ履歴を含めるか選択
- すべての履歴を含める
- 一部の履歴を含める
- 履歴を含めない
- 「完了」または「Done」をタップ
重要な注意点
新しいグループ DMが作成されます。
メンバーを追加すると、元のグループ DMはそのまま残り、新しいメンバーを含む新しいグループ DMが別に作成されます。
具体例:
- 元のグループ DM:あなた、Aさん、Bさん
- Cさんを追加
- 新しいグループ DM:あなた、Aさん、Bさん、Cさん
元のグループ DMは、引き続き3人で使えますが、Cさんは見られません。
過去のメッセージ履歴の扱い
メンバー追加時に、以下から選択できます:
- すべての履歴を含める: 新メンバーも過去のメッセージをすべて閲覧可能
- 一部の履歴を含める: 特定の日付以降のメッセージのみ共有
- 履歴を含めない: 新メンバーは追加後のメッセージのみ閲覧可能
セキュリティ上の注意:
機密情報が含まれる場合は、「履歴を含めない」を選択してください。
グループ DM をプライベートチャンネルに変換する方法
9人以上必要になった場合や、長期的に使う場合は、グループ DMをプライベートチャンネルに変換できます。
変換のメリット
- 10人以上のメンバーを追加できる
- チャンネル名を自由に設定できる
- チャンネルの説明や目的を記載できる
- より組織的な会話管理が可能
変換手順(iPhone/Android共通)
- グループ DMを開く
- 画面上部の参加者名をタップ
- 「設定」または「Settings」をタップ
- 「プライベートチャンネルに変換」または「Convert to private channel」をタップ
- チャンネル名を入力
- 「変換」または「Convert」をタップ
注意:
一度チャンネルに変換すると、グループ DMに戻すことはできません。
グループ DM の便利な活用例
グループ DMは、どんな場面で役立つのでしょうか?具体例をご紹介します。
活用例1:急ぎの相談
シーン:
プロジェクトで急に問題が発生し、3人のメンバーで素早く相談したい。
グループ DMが最適な理由:
- チャンネルを作るより速い
- 他のメンバーに見られない
- すぐに会話を開始できる
活用例2:短期プロジェクトのチーム
シーン:
1週間限定のイベント準備を4人で進める。
グループ DMが最適な理由:
- 短期間なのでチャンネルは不要
- メンバーが固定されている
- 非公式な雑談も含めて気軽に話せる
活用例3:ランチや飲み会の相談
シーン:
同僚5人でランチの店を相談する。
グループ DMが最適な理由:
- カジュアルな内容
- 他のメンバーには関係ない
- 素早く意思決定できる
活用例4:面接候補者の評価共有
シーン:
面接官3人で候補者の評価を共有する。
グループ DMが最適な理由:
- 機密性が高い内容
- 限定されたメンバーのみ
- チャンネルよりもセキュア
活用例5:外部パートナーとの連絡(Slack Connect)
シーン:
取引先の担当者と直接やり取りする。
グループ DMが最適な理由:
- チャンネル共有ほど大げさではない
- 個別の連絡に最適
- Slack Connectで外部とも使える
よくある質問
Q1. グループ DMは無料プランでも使えますか?
はい、無料プランでも使えます。
グループ DM機能は、すべてのSlackプランで利用可能です。
Q2. グループ DMに参加できる最大人数は?
自分を含めて最大9人です。
10人以上必要な場合は、プライベートチャンネルの作成をおすすめします。
Q3. グループ DMからメンバーを削除できますか?
いいえ、直接削除することはできません。
メンバーを減らしたい場合は、必要なメンバーだけで新しいグループ DMを作成してください。
Q4. グループ DMに名前をつけられますか?
いいえ、カスタムの名前はつけられません。
グループ名は、参加者の名前が自動的に表示されます(例:「田中、佐藤、鈴木」)。
カスタム名が必要な場合は、プライベートチャンネルに変換してください。
Q5. 間違ってグループ DMを退出してしまいました
心配いりません。 グループ DMは退出しても削除されません。
戻る方法:
- 「DMs」タブを開く
- 一覧から該当するグループ DMを探してタップ
- もし見つからない場合は、検索機能を使う
グループ DMは、参加者の誰かがメッセージを送れば、再び一覧に表示されます。
Q6. ゲストアカウントでもグループ DMを作れますか?
はい、作成できます。
ただし、ゲストアカウントには以下の制限があります:
- 同じチャンネルに参加しているメンバーとのみグループ DMを作成可能
- ワークスペース全体のメンバーリストは見られない
Q7. グループ DMの通知設定は変更できますか?
はい、個別に設定できます。
設定方法:
- グループ DMを開く
- 画面上部の参加者名をタップ
- 「通知設定」または「Notifications」をタップ
- 希望の通知レベルを選択
- すべてのメッセージ
- メンションのみ
- 何も通知しない
Q8. 外部の人ともグループ DMを作れますか?
はい、Slack Connectを使えば可能です。
ただし、以下の条件があります:
- 相手もSlackを使っている
- お互いの管理者が外部連携を許可している
- 招待を送り、相手が承諾する必要がある
グループ DM 使用時の注意点
グループ DMを効果的に使うための注意点をまとめました。
注意点1:後からメンバー追加すると新規作成される
前述の通り、メンバーを追加すると新しいグループ DMが作成されます。
元のグループ DMと新しいグループ DMは別物なので、混乱しないよう注意してください。
注意点2:10人以上必要ならチャンネルを使う
グループ DMは最大9人までです。
それ以上のメンバーが必要な場合は、最初からプライベートチャンネルを作成しましょう。
注意点3:長期的なプロジェクトには向かない
グループ DMは以下の点でチャンネルより制限があります:
- カスタム名をつけられない
- 目的や説明を記載できない
- メンバーの入れ替えがしにくい
長期プロジェクトには、プライベートチャンネルの方が適しています。
注意点4:検索しにくい
グループ名が「参加者名の羅列」なので、検索で見つけにくいことがあります。
重要な情報は、チャンネルやドキュメントに記録することをおすすめします。
注意点5:過去のメッセージは選択式で共有
新しいメンバーを追加する際、過去のメッセージを共有するかどうか選べます。
機密情報が含まれる場合は、必ず「履歴を含めない」を選択してください。
トラブルシューティング
グループ DM作成時によくある問題と解決方法です。
問題1:新規メッセージアイコンが見つからない
確認事項:
- 画面下部の「DMs」タブを開いているか確認
- 画面右上の角を確認(ペンマークのアイコン)
- アプリが最新版か確認
解決方法:
Slackアプリをアップデートしてください。古いバージョンでは、アイコンの位置が異なる場合があります。
問題2:メンバーが候補リストに表示されない
原因:
- 相手がワークスペースのメンバーではない
- ゲストアカウントで、相手と共通のチャンネルがない
- 名前のスペルが間違っている
解決方法:
- 名前を正確に入力し直す
- ワークスペースの管理者に、相手がメンバーか確認
- ゲストの場合は、先に共通のチャンネルに参加
問題3:9人目を追加できない
グループ DMは自分を含めて最大9人です。
10人目を追加したい場合は、プライベートチャンネルに変換してください。
問題4:グループ DMが一覧から消えた
グループ DMを「閉じる」と、一覧から非表示になります。
復元方法:
- 検索バーで参加者の名前を検索
- 該当するグループ DMをタップ
- または、グループのメンバーが新しいメッセージを送れば、再び一覧に表示される
問題5:メッセージが送信できない
確認事項:
- インターネット接続を確認
- Slackアプリを再起動
- デバイスを再起動
それでも解決しない場合は、Slackのサポートに問い合わせてください。
まとめ
Slackのグループ DMをスマホ(iPhone・Android)で作成する方法について解説しました。
グループ DMのポイント:
- 最大9人まで参加できる
- 無料プランでも利用可能
- 短期的・臨時の会話に最適
- 作成は簡単(新規メッセージから複数人選択するだけ)
作成手順(iPhone/Android共通):
- 「DMs」タブを開く
- 新規メッセージアイコン(✏️)をタップ
- 複数のメンバーを選択(最大8人)
- メッセージを入力して送信
使い分けの基本:
- グループ DM: 9人以下、短期的、非公式
- プライベートチャンネル: 10人以上、長期的、公式
注意点:
- 後からメンバー追加すると新規グループ DMが作成される
- カスタム名はつけられない
- 10人以上必要ならチャンネルを使う
グループ DMは、チャンネルを作るほどではないけれど、複数人で素早く会話したいときに非常に便利な機能です。
この記事を参考に、ぜひスマホから気軽にグループ DMを作成して、効率的なコミュニケーションを実現してください!
