Slackでエンターを押しても送信しない設定方法!誤送信を防ぐ完全ガイド

プログラミング・IT

Slackでメッセージを入力中、改行しようとしてエンターキーを押したら、うっかり送信してしまった……。

「あ、まだ書き終わってないのに!」と焦った経験、ありませんか?

特に日本語入力の場合、変換確定でエンターを押した直後にもう一度押してしまったり、改行のつもりでエンターを押したら送信されてしまったり。誤送信は誰にでもある失敗ですが、ビジネスシーンでは避けたいものですよね。

この記事では、Slackでエンターキーを押しても送信されないようにする設定方法を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。設定を変えるだけで、誤送信のストレスから解放されますよ!


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  1. Slackのエンターキー問題とは?
    1. デフォルトではエンターで送信される
    2. 日本語入力で起こる問題
    3. 誤送信の何が困る?
  2. 解決方法は3つ!あなたに合った方法を選ぼう
    1. 方法1:言語設定を日本語にする【一番簡単】
    2. 方法2:詳細設定でエンターの動作を変更する【確実】
    3. 方法3:Shift+Enterで改行する【設定不要】
  3. 方法1:言語設定を日本語にする(最も簡単)
    1. Windows・Mac共通の手順
    2. 設定後の動作
    3. この方法のメリット
    4. この方法のデメリット
  4. 方法2:詳細設定でエンターの動作を変更する(確実)
    1. 設定手順(Windows・Mac共通)
    2. 設定後の動作確認
    3. この方法のメリット
    4. この方法のデメリット
  5. 方法3:Shift+Enterで改行する(設定変更なし)
    1. 使い方
    2. この方法のメリット
    3. この方法のデメリット
    4. こんな人におすすめ
  6. スマホアプリの場合はどうなる?
    1. iPhoneの場合
    2. Androidの場合
    3. スマホでの注意点
  7. 誤送信してしまった時の対処法
    1. 対処法1:すぐに削除する
    2. 対処法2:編集する
    3. 対処法3:続きを送る
    4. 対処法4:謝罪する
  8. よくある質問と回答
    1. Q1:設定を変更したのにエンターで送信されてしまう
    2. Q2:日本語設定にしたのにエンターで送信される
    3. Q3:Ctrl+EnterやCmd+Enterが面倒なんですが
    4. Q4:チームメンバー全員の設定を変更できますか?
    5. Q5:Webブラウザ版でも設定できますか?
    6. Q6:コードブロック入力中の動作は?
  9. エンターキー設定以外の誤送信対策
    1. 対策1:メッセージを下書きする
    2. 対策2:重要なメッセージは確認してから送信
    3. 対策3:箇条書きや段落を意識する
    4. 対策4:送信前の深呼吸
  10. 他のチャットツールとの比較
    1. Microsoft Teams
    2. Chatwork
    3. LINE WORKS
    4. Discord
  11. まとめ:自分に合った設定で快適にSlackを使おう

Slackのエンターキー問題とは?

デフォルトではエンターで送信される

Slackでは、デフォルト設定でエンターキーを押すとメッセージが送信されます

これは英語圏のユーザーにとっては便利な機能。一文入力してすぐにエンターで送信、というスピーディーなやり取りができるからです。

しかし、日本語入力の場合は話が違ってきます。

日本語入力で起こる問題

日本語を入力する時は、こんな流れになりますよね:

  1. ローマ字で文字を入力
  2. スペースキーで変換
  3. エンターキーで変換を確定
  4. 続きを入力…

この「3」の変換確定のエンターと、改行や送信のエンターが同じキー。だから、こんな誤操作が起きやすいんです:

パターン1:二度押し
変換確定のつもりでエンターを押したけど、実はすでに確定済み。そのままもう一度エンターを押してしまって送信。

パターン2:改行のつもり
文章を改行しようとしてエンターを押したら、そのまま送信されてしまった。

パターン3:うっかり押し
キーボードの配置的にエンターは大きくて押しやすい。だからこそ、誤って押してしまうことも。

誤送信の何が困る?

誤送信すると、こんな問題が起こります:

  • 入力途中の中途半端なメッセージが送られてしまう
  • 言い回しを考え直したかったのに、未完成のまま相手に届く
  • 削除や編集で対応するも、相手には通知が行ってしまう
  • 特に上司や取引先への連絡だと恥ずかしい

こういったストレスを避けるために、設定を変更しましょう。


解決方法は3つ!あなたに合った方法を選ぼう

Slackでエンターキーの動作を変更する方法は、主に3つあります。

方法1:言語設定を日本語にする【一番簡単】

Slackの言語を日本語に設定すると、自動的にエンターキーが「改行」に変わります。送信ボタンも画面に表示されるので、誤送信の心配がなくなります。

おすすめ度:★★★★★
初心者の方や、設定が苦手な方に最適です。

方法2:詳細設定でエンターの動作を変更する【確実】

言語設定に関係なく、エンターキーの動作を直接変更できます。日本語設定でもエンターで送信したい人、逆に英語設定でもエンターで改行したい人に便利です。

おすすめ度:★★★★☆
確実にコントロールしたい方向け。

方法3:Shift+Enterで改行する【設定不要】

設定を変更せずに、キーボードショートカットで対応する方法。Shift+Enterで改行、エンターで送信という使い分けができます。

おすすめ度:★★★☆☆
設定を変えたくない方や、両方の機能を使い分けたい方向け。

それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう!


方法1:言語設定を日本語にする(最も簡単)

まずは一番簡単な方法から。Slackの言語を日本語に設定するだけで、エンターキーの動作が変わります。

Windows・Mac共通の手順

ステップ1:環境設定を開く

  1. Slackアプリの左上にあるワークスペース名をクリック
  2. メニューが表示されるので「環境設定(Preferences)」をクリック

まだ日本語化されていない場合は「Preferences」と英語で表示されています。

ステップ2:言語設定画面に移動

  1. 環境設定画面の左側メニューで「言語と地域(Language & region)」を選択
  2. 右側に設定項目が表示されます

ステップ3:日本語を選択

  1. 「言語(Language)」のプルダウンメニューをクリック
  2. リストから「日本語」を選択
  3. 即座に画面が日本語表示に切り替わります

これで完了です!

設定後の動作

言語を日本語にすると、こうなります:

  • エンターキー:改行
  • 送信方法:画面の送信ボタンをクリック、またはCtrl+Enter(Windows)/Cmd+Enter(Mac)

メッセージ入力欄の右側に紙飛行機マークの「送信」ボタンが表示されるようになります。

この方法のメリット

  • 設定が簡単
  • 画面も日本語になって使いやすい
  • 誤送信の心配がほぼなくなる
  • 送信ボタンが視覚的にわかりやすい

この方法のデメリット

  • 画面がすべて日本語になる(英語表記に慣れている人には不便かも)
  • エンター一発で送信したい人には逆に不便

方法2:詳細設定でエンターの動作を変更する(確実)

言語設定に関係なく、エンターキーの動作だけを変更したい場合は、この方法を使いましょう。

設定手順(Windows・Mac共通)

ステップ1:環境設定を開く

  1. Slackアプリの左上にあるワークスペース名をクリック
  2. 「環境設定」をクリック

ステップ2:詳細設定画面に移動

  1. 環境設定画面の左側メニューで「詳細設定(Advanced)」を選択
  2. 右側に詳細な設定項目が表示されます

ステップ3:エンターキーの動作を変更

「メッセージ作成画面でEnterキーを押した時:」という項目を探します。

ここに2つの選択肢があります:

選択肢1:メッセージを送信する

  • エンターで送信(デフォルト設定)
  • 改行はShift+Enter

選択肢2:改行する

  • エンターで改行
  • 送信はCtrl+Enter(Windows)/Cmd+Enter(Mac)

誤送信を防ぎたい場合は、「改行する」を選択してください。

設定後の動作確認

設定を変更したら、実際にメッセージ入力欄で試してみましょう:

  1. メッセージ入力欄に文字を入力
  2. エンターキーを押す
  3. 改行されればOK!
  4. 送信する時はCtrl+Enter(Windows)またはCmd+Enter(Mac)を押す

この方法のメリット

  • 言語設定に関係なく、エンターの動作だけを変更できる
  • 英語表示のままでも設定可能
  • 確実にコントロールできる

この方法のデメリット

  • 送信時にCtrl+EnterやCmd+Enterを押す必要がある(慣れるまで面倒かも)
  • 詳細設定の場所を知らないとたどり着けない

方法3:Shift+Enterで改行する(設定変更なし)

設定を変更せずに、キーボードショートカットで対応する方法もあります。

使い方

改行したい時:
Shiftキーを押しながらEnterキーを押す

送信したい時:
普通にEnterキーを押す

これだけです。設定変更は一切必要ありません。

この方法のメリット

  • 設定変更不要
  • すぐに使える
  • 他の人と共有しているパソコンでも使える
  • エンターで送信、Shift+Enterで改行という使い分けができる

この方法のデメリット

  • 毎回Shiftキーを押す必要がある
  • 慣れるまでは忘れがち
  • 手癖でエンターを押してしまうと結局誤送信する

こんな人におすすめ

  • 設定を変えたくない人
  • 時々しかSlackを使わない人
  • 一時的に誤送信を避けたい場合
  • エンターでの送信も残しておきたい人

スマホアプリの場合はどうなる?

ここまではパソコン版Slackの話でしたが、スマホアプリはどうでしょうか。

iPhoneの場合

iPhoneのSlackアプリでは、改行ボタンと送信ボタンが別々に用意されています

  • キーボードの「改行」ボタンをタップ:改行
  • メッセージ入力欄の「紙飛行機マーク」をタップ:送信

そのため、誤送信の心配はほとんどありません。

Androidの場合

Androidも基本的にiPhoneと同じです。

  • キーボードの改行ボタンで改行
  • 紙飛行機マークをタップで送信

ただし、使用しているキーボードアプリによって動作が異なる場合があります。

スマホでの注意点

スマホの場合、パソコンほど誤送信の問題は起きにくいですが:

  • 送信ボタンを誤タップしないよう注意
  • 入力中は画面を見ながら操作
  • 特にフリック入力では送信ボタンの位置を確認

誤送信してしまった時の対処法

設定を変更しても、うっかり誤送信してしまうことはあります。そんな時の対処法も知っておきましょう。

対処法1:すぐに削除する

送信直後なら、メッセージを削除できます。

削除の手順:

  1. 送信してしまったメッセージにカーソルを合わせる
  2. 右側に表示される「…(その他)」をクリック
  3. 「メッセージを削除する」を選択
  4. 確認画面で「削除」をクリック

注意点:

  • 相手には「メッセージが削除されました」という通知が残る
  • すでに読まれている可能性もある
  • 通知は相手に届いてしまっている

対処法2:編集する

内容を修正したい場合は、編集機能を使いましょう。

編集の手順:

  1. 送信したメッセージにカーソルを合わせる
  2. 「…(その他)」をクリック
  3. 「メッセージを編集する」を選択
  4. 内容を修正して「変更を保存」

または、送信直後にメッセージ入力欄で「↑(上矢印キー)」を押すと、直前のメッセージを編集できます。

注意点:

  • メッセージに「(編集済み)」と表示される
  • 相手には編集したことがわかる

対処法3:続きを送る

中途半端なメッセージを送ってしまった場合は、続きを追加で送信しましょう。

例:
「お疲れ様です」(誤送信)
→ すぐに続けて「明日の会議の件ですが、資料を共有いたします」と送る

これなら自然な流れになります。

対処法4:謝罪する

明らかに途中のおかしなメッセージを送ってしまった場合は、素直に謝りましょう。

「すみません、誤送信してしまいました。改めて送ります」

誰にでもあることなので、正直に伝えれば問題ありません。


よくある質問と回答

Q1:設定を変更したのにエンターで送信されてしまう

A:以下を確認してください:

確認1:設定が正しく保存されているか
もう一度環境設定を開いて、「改行する」が選択されているか確認しましょう。

確認2:Slackを再起動
設定変更後、Slackアプリを一度終了して再起動すると反映されることがあります。

確認3:アプリのバージョン
古いバージョンのSlackを使っている場合、最新版にアップデートしてください。

Q2:日本語設定にしたのにエンターで送信される

A:2020年以降のSlackでは、日本語設定でもエンターで送信するオプションが追加されました。

「方法2」で紹介した詳細設定から、明示的に「改行する」を選択する必要があります。

Q3:Ctrl+EnterやCmd+Enterが面倒なんですが

A:慣れの問題もありますが、以下の対応策があります:

対策1:送信ボタンを使う
マウスで画面の送信ボタンをクリックする方が楽なら、それでもOKです。

対策2:エンターで送信に戻す
どうしても慣れない場合は、設定を元に戻してShift+Enterで改行する方法に切り替えましょう。

Q4:チームメンバー全員の設定を変更できますか?

A:残念ながら、エンターキーの設定は個人ごとの設定です。

管理者であっても、メンバー全員の設定を一括変更することはできません。チームメンバーには、この記事を共有して個別に設定してもらいましょう。

Q5:Webブラウザ版でも設定できますか?

A:はい、できます。

Webブラウザ版でも、デスクトップアプリと同じ手順で設定変更できます。手順はまったく同じです。

Q6:コードブロック入力中の動作は?

A:コードブロック(“`で囲まれた部分)を入力中は、エンターキーの動作が変わります。

  • コードブロック内:エンターで改行
  • コードブロック外:設定通りの動作

これは設定に関係なく、Slackの仕様として決まっています。


エンターキー設定以外の誤送信対策

設定変更以外にも、誤送信を防ぐ工夫があります。

対策1:メッセージを下書きする

長文を送る場合は、先にメモアプリやテキストエディタで文章を作成してから、完成後にSlackにコピー&ペーストする方法もあります。

対策2:重要なメッセージは確認してから送信

上司や取引先へのメッセージなど、重要な連絡は:

  1. 一度全文を入力
  2. 内容を読み返す
  3. 問題なければ送信

この習慣をつけると、誤送信だけでなく誤字脱字も防げます。

対策3:箇条書きや段落を意識する

長文を送る時は:

  • 箇条書きを使う
  • 適度に段落分けする
  • 太字や斜体で強調する

こうすることで、入力中に内容を整理でき、誤送信しても比較的読みやすくなります。

対策4:送信前の深呼吸

特に焦っている時ほど、送信ボタンを押す前に一呼吸置きましょう。

「本当にこれで送っていいかな?」と一瞬考える習慣をつけると、誤送信は激減します。


他のチャットツールとの比較

Slackだけでなく、他のツールのエンターキー事情も見てみましょう。

Microsoft Teams

Teamsでは、デフォルトでエンターキーが送信に設定されています。

変更方法:

  1. プロフィール画像をクリック
  2. 「設定」を選択
  3. 「全般」タブで設定変更

Slackとほぼ同じ仕様ですね。

Chatwork

Chatworkは、デフォルトでエンターキーが改行になっています。

  • エンター:改行
  • Ctrl+Enter:送信

日本製のツールらしく、日本語入力に配慮した設定です。

LINE WORKS

LINE WORKSもChatworkと同様、デフォルトでエンターが改行です。

設定で変更することもできます。

Discord

Discordは、デフォルトでエンターが送信です。

設定から変更できますが、ゲーマー向けのツールということもあり、素早い送信を重視しています。


まとめ:自分に合った設定で快適にSlackを使おう

ここまで、Slackでエンターキーを押しても送信しない設定方法を詳しく解説してきました。

重要なポイントをおさらい:

  • Slackのデフォルトではエンターで送信される
  • 日本語入力では誤送信しやすい
  • 設定変更の方法は主に3つ
  1. 言語を日本語にする(最も簡単)
  2. 詳細設定で変更する(確実)
  3. Shift+Enterで改行する(設定不要)
  • 設定後は Ctrl+Enter / Cmd+Enter で送信
  • 誤送信した時は削除・編集で対応
  • スマホアプリは元々誤送信しにくい

おすすめの設定:

初心者の方、日本語メインで使う方
→ 言語を日本語にする

設定を確実にコントロールしたい方
→ 詳細設定で「改行する」を選択

設定を変えたくない方
→ Shift+Enterで改行する習慣をつける

誤送信は誰にでも起こりうること。でも、この記事で紹介した設定を変更すれば、そのリスクを大幅に減らせます。

自分に合った方法を選んで、ストレスなくSlackを使いこなしましょう。

設定を変更したら、まずは社内の気軽なチャンネルで試してみてください。慣れるまでは違和感があるかもしれませんが、すぐに自然な操作になりますよ。

快適なSlackライフを!

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