SharePointでファイルやフォルダを移動しようとしたら、「移動」オプションが表示されない、またはエラーが発生したことはありませんか。
この問題は権限設定、表示モード、ファイル数制限など、さまざまな原因で発生します。
この記事では、SharePointでファイル・フォルダを移動できない問題の原因と、それぞれの対処法を詳しく解説します。
SharePointの移動機能とは

SharePointには、ファイルやフォルダを別の場所に移動する機能が標準で備わっています。
移動機能の基本
SharePointの移動機能を使うと、以下のことができます。
移動できる対象
- 個別のファイル
- 複数のファイル
- フォルダ(サブフォルダを含む)
- フォルダとファイルの組み合わせ
移動先
- 同じライブラリ内の別フォルダ
- 同じサイト内の別ライブラリ
- 別のSharePointサイト
- 自分のOneDrive
移動機能を使うことで、ドキュメントの整理や再構成が簡単にできます。
正常時の移動手順
問題が発生していない場合、移動は以下の手順で実行します。
- 移動したいファイルまたはフォルダを選択します
- 「…」(その他のアクション)をクリックします
- 「移動する」を選択します
- 移動先を選びます
- 「ここに移動」をクリックします
この簡単な手順で、ファイルやフォルダを移動できます。
移動とコピーの違い
SharePointには「移動」と「コピー」の2つの機能があります。
移動
- 元の場所からファイルが削除されます
- 移動先に同じファイルが配置されます
- バージョン履歴も一緒に移動します
- 完了後、元の場所のごみ箱に残ります
コピー
- 元の場所にファイルが残ります
- 移動先に複製が作成されます
- バージョン履歴は新規作成されます
用途に応じて使い分けましょう。
移動できない原因1:権限不足
最も一般的な原因は、ユーザーの権限不足です。
必要な権限レベル
ファイルやフォルダを移動するには、特定の権限が必要です。
移動元での必要権限
- 編集権限(Edit)
- アイテムの削除権限
移動先での必要権限
- 編集権限(Edit)
- アイテムの追加権限
両方の場所で適切な権限がないと、移動はできません。
権限の確認方法
自分の権限を確認する手順です。
- SharePointサイトにアクセスします
- 右上の歯車アイコンをクリックします
- 「サイトの権限」を選択します
- 自分の名前を探して権限レベルを確認します
主な権限レベル
- フルコントロール:すべての操作が可能
- デザイン:ほとんどの操作が可能
- 編集:ファイルの追加・編集・削除が可能
- 投稿:ファイルの追加・編集のみ可能
- 読み取り:閲覧のみ可能
「編集」以上の権限があれば、通常は移動できます。
他ユーザーの権限を確認する方法(管理者)
サイト管理者は、他のユーザーの権限も確認できます。
確認手順
- サイトの設定を開きます
- 「サイトの権限」をクリックします
- 「アクセス許可の確認」を選択します
- 確認したいユーザー名を入力します
- 「今すぐ確認」をクリックします
ユーザーの権限レベルが表示されます。
権限不足の解決方法
権限が不足している場合の対処法です。
ユーザー側の対応
- サイト管理者に連絡します
- 移動が必要な理由を説明します
- 必要な権限の付与を依頼します
管理者側の対応
- ユーザーに適切な権限レベルを付与します
- または、該当するグループに追加します
- ユーザーにブラウザの再読み込みを依頼します
権限を変更したら、ブラウザをリフレッシュして再度試してください。
コンテンツ承認と権限
コンテンツ承認が有効な場合、特別な権限が必要になります。
コンテンツ承認が有効な場合
移動先ライブラリでコンテンツ承認が有効になっている場合、「アイテムの承認」権限も必要です。
確認方法
- ライブラリの設定を開きます
- 「バージョン設定」をクリックします
- 「コンテンツの承認」が「はい」になっているか確認します
コンテンツ承認が有効な場合、権限レベルを「編集」から「投稿」以上に変更する必要があります。
移動できない原因2:クラシック表示の使用
SharePointの表示モードによって、移動機能の利用可否が異なります。
モダン表示とクラシック表示の違い
SharePointには2つの表示モードがあります。
モダン表示
- 新しいユーザーインターフェース
- 「移動する」オプションが利用可能
- レスポンシブデザイン
- 推奨される表示モード
クラシック表示
- 従来のユーザーインターフェース
- 「移動する」オプションが利用不可
- ドラッグ&ドロップのみ対応(制限あり)
クラシック表示を使用している場合、「移動する」オプションが表示されません。
現在の表示モードの確認方法
自分がどちらの表示モードを使用しているか確認します。
確認のポイント
- 画面右上に「クラシックSharePointに戻る」リンクがある→モダン表示
- 画面のデザインが新しい→モダン表示
- ファイルを選択すると上部メニューバーが表示される→モダン表示
逆に、古いデザインで「新しいエクスペリエンス」ボタンがある場合はクラシック表示です。
モダン表示に切り替える方法
クラシック表示からモダン表示に切り替える手順です。
ライブラリの場合
- ライブラリの設定を開きます
- 「詳細設定」をクリックします
- 「リスト エクスペリエンス」を探します
- 「既定」または「新しいエクスペリエンス」を選択します
- 「OK」をクリックして保存します
ブラウザを再読み込みすると、モダン表示に切り替わります。
クラシック表示での代替方法
どうしてもクラシック表示を使用する必要がある場合の代替方法です。
ドラッグ&ドロップで移動
- Microsoft Edgeブラウザを使用します
- ライブラリをクラシック表示で開きます
- ファイルをドラッグして移動先フォルダにドロップします
OneDrive同期を使用
- SharePointライブラリを同期します
- エクスプローラーで同期フォルダを開きます
- 通常のファイル移動操作を行います
これらの方法で移動できます。
移動できない原因3:ファイル数・容量の制限
SharePointには移動時のファイル数や容量に制限があります。
リストビューのしきい値(5,000件)
1つのフォルダ内に5,000件を超えるアイテムがあると、移動できません。
制限の詳細
- 1フォルダあたり5,000ファイルまで
- これを超えると「リストビューのしきい値を超えています」エラーが表示されます
確認方法
- 移動しようとしているフォルダを開きます
- ライブラリの左下にアイテム数が表示されます
- 5,000件を超えているか確認します
この制限は、SharePointのパフォーマンスを保護するために設けられています。
サイト間移動の制限(30,000件)
SharePointサイト間でファイルを移動する場合、追加の制限があります。
サイト間移動の制限
- 1回の操作で移動できるのは合計30,000ファイルまで
- 複数フォルダを選択する場合、全フォルダの合計ファイル数が対象
計算例
- フォルダA:4,000ファイル
- フォルダB:4,000ファイル
- フォルダC:4,000ファイル
- 合計:12,000ファイル → 移動可能
しかし、合計が30,000を超えると移動できません。
ファイル数制限の回避方法
制限を超える場合の対処法です。
分割して移動する
- フォルダ内のファイルを小分けにします
- 5,000件以下のグループに分けます
- 1つずつ移動します
サブフォルダを作成する
- 元のフォルダ内にサブフォルダを作成します
- ファイルをサブフォルダに分散します
- サブフォルダごとに移動します
PowerShellやツールを使用する
大量のファイル移動には、PowerShellスクリプトやサードパーティツールの使用を検討しましょう。
ファイルサイズの制限
個別ファイルのサイズにも制限があります。
SharePoint Onlineの制限
- 1ファイルあたり最大250GB
- ただし、ブラウザ経由の場合は100GBが推奨
- OneDrive同期を使用する場合は250GB
非常に大きなファイルを移動する場合は、OneDrive同期の使用を推奨します。
移動できない原因4:一意の値の制約

移動先に一意の値が適用されている場合、移動が失敗することがあります。
一意の値とは
一意の値は、列に重複した値が入力されないようにする設定です。
例
- 社員番号列に一意の値を設定
- 同じ社員番号は2回入力できない
移動先のライブラリで一意の値が設定されている列があり、移動しようとするファイルがその列の値を持っている場合、競合が発生する可能性があります。
一意の値による移動失敗の例
具体的な失敗シナリオです。
シナリオ
- 移動先ライブラリに「ドキュメントID」列があり、一意の値が設定されています
- 移動しようとするファイルのドキュメントIDが「12345」です
- 移動先に既に「12345」のドキュメントが存在します
- 移動操作が失敗します
エラーメッセージには「一意の値」に関する記述が含まれます。
解決方法
一意の値の競合を解決する方法です。
方法1:移動ではなくコピーを使用
- 「移動」ではなく「コピー」を選択します
- コピー先で一意の値を手動で変更します
- 元のファイルを削除します
方法2:移動先の設定を確認
- 移動先ライブラリの設定を開きます
- 一意の値が設定されている列を確認します
- 必要に応じて一意の値の設定を一時的に解除します
- 移動を実行します
- 設定を元に戻します
管理者権限が必要になる場合があります。
移動できない原因5:プロパティの不一致
移動元と移動先でプロパティ(メタデータ)が異なる場合、問題が発生することがあります。
プロパティとは
SharePointでは、ファイルに追加情報(プロパティ)を設定できます。
プロパティの例
- タイトル
- 作成者
- カテゴリ
- 優先度
- ステータス
これらはライブラリの「列」として表示されます。
プロパティ不一致による問題
移動元と移動先で列構成が異なる場合の動作です。
移動時の動作
- 移動先に存在する列のプロパティのみが保持されます
- 移動先に存在しない列の情報は失われます
例
- 移動元に「優先度」列がある
- 移動先に「優先度」列がない
- 移動後、優先度の情報は消失する
この仕様を理解していないと、重要な情報を失う可能性があります。
対処方法
プロパティの不一致に対する対処法です。
事前確認
- 移動元のライブラリ設定を開きます
- 設定されている列を確認します
- 移動先のライブラリ設定も開きます
- 列構成を比較します
移動先に列を追加
- 移動先ライブラリの設定を開きます
- 「列の作成」をクリックします
- 移動元と同じ列を作成します
- データ型も同じにします
これにより、プロパティを保持したまま移動できます。
移動できない原因6:同期の問題
OneDrive同期を使用している場合、同期が原因で移動できないことがあります。
OneDrive同期とは
OneDrive同期機能を使うと、SharePointライブラリをローカルPCと同期できます。
同期の仕組み
- SharePointのファイルがローカルにダウンロードされます
- ローカルで変更すると、クラウドに反映されます
- 双方向で同期が行われます
便利な機能ですが、時々問題が発生します。
同期中の移動制限
ファイルが同期中の場合、移動できないことがあります。
発生する状況
- ファイルが現在同期処理中
- アップロードまたはダウンロード中
- 競合の解決待ち
この状態では、SharePoint側からの移動操作が制限されます。
同期エラーの確認方法
OneDrive同期の状態を確認します。
確認手順
- タスクバーのOneDriveアイコンをクリックします
- 「同期の状態」を確認します
- エラーや保留中のファイルがないか確認します
同期ステータスの種類
- 緑のチェック:同期完了
- 青い矢印:同期中
- 赤いバツ:同期エラー
エラーがある場合は、解決してから移動を試みましょう。
解決方法
同期関連の問題を解決する方法です。
方法1:同期を一時停止
- タスクバーのOneDriveアイコンを右クリックします
- 「設定」を選択します
- 「同期を一時停止」を選択します
- 2時間、8時間、または24時間を選択します
- SharePoint上で移動を実行します
- 同期を再開します
方法2:同期フォルダから除外
- OneDriveの設定を開きます
- 「アカウント」タブを選択します
- 「フォルダーの選択」をクリックします
- 問題のあるフォルダのチェックを外します
- 「OK」をクリックします
一時的に同期を解除することで、移動がスムーズになります。
移動できない原因7:Webパーツからのアクセス
モダンページのWebパーツからライブラリにアクセスしている場合、移動機能が利用できません。
Webパーツとは
SharePointページに埋め込まれたライブラリ表示機能です。
Webパーツの特徴
- ページ内にライブラリの内容を表示
- 限定的な機能のみ提供
- 「移動」「コピー」オプションが表示されない
ページに埋め込まれたライブラリでは、一部機能が制限されます。
確認方法
Webパーツからアクセスしているか確認します。
確認ポイント
- ページ上でライブラリが他のコンテンツと一緒に表示されている
- ライブラリの上に「すべて表示」リンクがある
- URLがライブラリ直接のアドレスではない
これらに該当する場合、Webパーツ経由でアクセスしています。
解決方法
Webパーツの制限を回避する方法です。
「すべて表示」をクリック
- Webパーツ内のライブラリ表示を探します
- 右上または下部にある「すべて表示」リンクをクリックします
- ライブラリが新しいページで開きます
- 通常通り移動操作を実行します
直接ライブラリにアクセスすることで、全機能が利用できます。
移動できない原因8:チェックアウト状態

ファイルがチェックアウトされている場合、移動できません。
チェックアウトとは
ファイルを排他的にロックする機能です。
チェックアウトの目的
- 編集中のファイルを他の人が変更できないようにする
- 競合を防ぐ
- バージョン管理を支援する
チェックアウト中のファイルは、チェックアウトしたユーザー以外は編集も移動もできません。
チェックアウト状態の確認
ファイルがチェックアウトされているか確認します。
確認方法
- ライブラリでファイルを探します
- ファイル名の横にアイコンがあるか確認します
- 赤い円に矢印のアイコン→チェックアウト中
またはファイルを選択して「情報」パネルを開くと、チェックアウト状態が表示されます。
解決方法
チェックアウトを解除してから移動します。
自分がチェックアウトした場合
- ファイルを選択します
- 「…」→「チェックイン」をクリックします
- コメントを入力します(任意)
- 「チェックイン」をクリックします
- 移動を実行します
他の人がチェックアウトした場合
- チェックアウトした人に連絡します
- チェックインを依頼します
管理者が強制解除する場合
- サイトコレクション管理者権限が必要です
- ライブラリの設定を開きます
- 「チェックインされていないアイテムの管理」をクリックします
- 該当ファイルのチェックアウトを破棄します
移動できない原因9:特殊な文字やファイル名
ファイル名に特殊な文字が含まれていると、移動に失敗することがあります。
使用できない文字
SharePointで使用できない文字があります。
禁止文字
- \ (バックスラッシュ)
- / (スラッシュ)
- : (コロン)
- * (アスタリスク)
- ? (クエスチョンマーク)
- ” (ダブルクォート)
- < (小なり)
- > (大なり)
- | (パイプ)
- # (シャープ)
- % (パーセント)
これらの文字がファイル名に含まれていると、エラーが発生します。
ファイル名の長さ制限
ファイル名とフォルダパスの長さにも制限があります。
制限事項
- ファイル名の最大文字数:256文字
- フルパスの最大文字数:400文字
長いフォルダ構造の中に長いファイル名がある場合、制限を超える可能性があります。
解決方法
ファイル名の問題を解決します。
禁止文字を削除
- ファイル名を変更します
- 禁止文字を削除または別の文字に置き換えます
- 移動を再試行します
ファイル名を短縮
- 長すぎるファイル名を短くします
- フォルダ階層を浅くします
- 移動を再試行します
事前にファイル名を確認・修正することで、スムーズに移動できます。
移動できない原因10:ブラウザの問題
使用しているブラウザによって、移動機能が正常に動作しないことがあります。
推奨ブラウザ
SharePointが正式にサポートしているブラウザです。
サポートブラウザ
- Microsoft Edge(最新版)
- Google Chrome(最新版)
- Firefox(最新版)
- Safari(最新版・macOS)
古いブラウザや非サポートブラウザでは、問題が発生する可能性があります。
ブラウザキャッシュの問題
ブラウザのキャッシュが原因で移動できないことがあります。
症状
- 移動オプションが表示されない
- クリックしても反応しない
- エラーメッセージが表示される
キャッシュをクリアすることで解決することがあります。
解決方法
ブラウザ関連の問題を解決します。
キャッシュをクリア
- Ctrl + Shift + Deleteを押します
- 「キャッシュされた画像とファイル」を選択します
- 「データを削除」をクリックします
- ブラウザを再起動します
- SharePointに再度アクセスします
別のブラウザを試す
- Microsoft Edgeをダウンロードします(推奨)
- Edgeで SharePointにアクセスします
- 移動を試します
シークレットモードで試す
- Ctrl + Shift + N(Chrome)またはCtrl + Shift + P(Edge)を押します
- シークレットウィンドウでSharePointを開きます
- 移動を試します
これらの方法でブラウザ起因の問題を解決できます。
トラブルシューティングの手順
移動できない問題を体系的に解決する手順です。
ステップ1:エラーメッセージの確認
まず、表示されるエラーメッセージを確認します。
確認すべき内容
- エラーメッセージの全文
- エラーコード(ある場合)
- どの段階で発生したか
エラーメッセージから原因を特定できることが多いです。
ステップ2:権限の確認
次に、自分の権限を確認します。
チェック項目
- 移動元での編集権限があるか
- 移動先での編集権限があるか
- サイトコレクション管理者に確認
権限不足が最も一般的な原因です。
ステップ3:ファイル・フォルダの状態確認
ファイルやフォルダの状態を確認します。
確認事項
- チェックアウトされていないか
- ファイル名に禁止文字がないか
- フォルダ内のファイル数(5,000件以下か)
- 同期状態(同期中でないか)
これらを確認して問題を特定します。
ステップ4:表示モードの確認
使用している表示モードを確認します。
確認と対応
- クラシック表示を使用していないか
- Webパーツ経由でアクセスしていないか
- モダン表示に切り替える
表示モードを変更するだけで解決することがあります。
ステップ5:ブラウザとキャッシュの確認
ブラウザの問題を確認します。
試すこと
- ブラウザキャッシュをクリア
- 別のブラウザを試す
- シークレットモードで試す
ブラウザを変えるだけで動作することもあります。
ステップ6:代替方法の検討
上記で解決しない場合、代替方法を検討します。
代替方法
- OneDrive同期を使用してエクスプローラーで移動
- PowerShellスクリプトを使用
- SharePoint Migration Toolを使用
- サードパーティツールを使用
技術的な知識が必要になる場合があります。
ステップ7:サポートへの問い合わせ
それでも解決しない場合は、サポートに連絡します。
問い合わせ時の情報
- エラーメッセージのスクリーンショット
- 試した対処法のリスト
- SharePointのバージョンとブラウザ情報
- ファイル名やフォルダ構造
詳細な情報を提供することで、迅速な解決につながります。
よくある質問
SharePointの移動に関するよくある質問に回答します。
Q1:移動とコピーのどちらを使うべきですか?
用途によって使い分けます。
移動を使うべきケース
- ファイルの場所を変更したい
- 元の場所にファイルを残したくない
- バージョン履歴を保持したい
コピーを使うべきケース
- 元の場所にもファイルを残したい
- バックアップとして複製したい
- 複数の場所で同じファイルが必要
目的に応じて選択しましょう。
Q2:移動後、元の場所からファイルは完全に削除されますか?
いいえ、ごみ箱に残ります。
移動後の動作
- ファイルが移動先に配置されます
- 元の場所のごみ箱にファイルが移動します
- 通常のリサイクルスケジュール(93日間)が適用されます
誤って移動した場合でも、ごみ箱から復元できます。
Q3:大量のファイルを一度に移動できますか?
制限内であれば可能です。
制限事項
- 1フォルダあたり5,000ファイルまで
- サイト間移動の場合、合計30,000ファイルまで
- ブラウザの性能にも依存
大量のファイルを移動する場合は、分割するか、PowerShellの使用を推奨します。
Q4:移動中にエラーが発生したらどうなりますか?
部分的に移動が完了する可能性があります。
エラー発生時の動作
- 移動が途中で停止します
- 一部のファイルは移動先に配置されます
- 一部のファイルは元の場所に残ります
移動先と移動元の両方を確認して、手動で整理が必要になる場合があります。
Q5:移動すると共有リンクはどうなりますか?
共有リンクは自動的に更新されます。
移動後の共有リンク
- 既存の共有リンクは新しい場所を指すように更新されます
- ユーザーは引き続き同じリンクでアクセスできます
- 権限設定は保持されます
ただし、移動先の権限も考慮されるため、アクセスできなくなる可能性もあります。
Q6:OneDriveからSharePointへ移動できますか?
はい、可能です。
手順
- OneDriveでファイルを選択します
- 「…」→「移動する」をクリックします
- 「その他の場所」を選択します
- SharePointサイトを選択します
- 移動先フォルダを選択します
- 「ここに移動」をクリックします
OneDriveとSharePoint間の移動もスムーズに行えます。
まとめ
SharePointでファイル・フォルダを移動できない問題について解説しました。
主な原因
権限不足、クラシック表示の使用、ファイル数制限、一意の値の制約、プロパティの不一致、同期の問題、Webパーツからのアクセス、チェックアウト状態、特殊文字、ブラウザの問題など、さまざまな原因があります。
権限の重要性
最も一般的な原因は権限不足です。
移動元と移動先の両方で編集権限が必要です。
コンテンツ承認が有効な場合は「アイテムの承認」権限も必要になります。
表示モードの影響
クラシック表示では移動機能が利用できません。
モダン表示に切り替えることで解決します。
Webパーツからアクセスしている場合は「すべて表示」をクリックします。
ファイル数制限
1フォルダあたり5,000ファイル、サイト間移動は合計30,000ファイルまでという制限があります。
制限を超える場合は分割して移動するか、PowerShellなどのツールを使用します。
トラブルシューティング
エラーメッセージの確認、権限の確認、ファイル状態の確認、表示モードの確認、ブラウザの確認という順序で問題を切り分けます。
それでも解決しない場合は代替方法を検討するか、サポートに問い合わせます。
移動できない原因を正しく特定することで、適切な対処法を選択できます。
この記事の情報を活用して、SharePointのファイル移動をスムーズに行いましょう。


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