Safariの書類とデータを削除する方法|iPhoneの容量不足を一気に解消!

「iPhoneのストレージがいっぱいです」という通知が表示されて困っていませんか?

写真やアプリを整理しているのに、なぜかストレージの空きが増えない…そんな経験はないでしょうか。

実は、その原因はSafariの「書類とデータ」かもしれません。Safariを日常的に使っていると、気づかないうちに数GB単位でデータが溜まっていることがあります。実際、1年間で平均2.1GB以上増加したケースも報告されているんです。

この記事では、Safariの書類とデータを安全に削除して、iPhoneの空き容量を確保する方法をわかりやすく解説します。私自身、この方法で5GB以上の空き容量を確保できました!


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  1. Safariの「書類とデータ」って何?
    1. キャッシュ
    2. Cookie(クッキー)
    3. 閲覧履歴・検索履歴
    4. ダウンロードファイル
  2. なぜ「書類とデータ」がどんどん増えるの?
  3. まずは容量を確認してみよう
    1. 容量確認の手順
  4. Safariの書類とデータを削除する方法【基本編】
    1. 方法1:履歴とWebサイトデータを一括削除
    2. 方法2:個別のWebサイトデータを削除
  5. 削除しても容量が減らない場合の対処法
    1. 対処法1:iPhoneを再起動する
    2. 対処法2:もう一つのSafari設定から削除
    3. 対処法3:バックグラウンドアプリを終了
    4. 対処法4:iOSを最新バージョンにアップデート
    5. 対処法5:iCloud同期を一時的にオフにする
    6. 対処法6:機能制限(スクリーンタイム)を確認
  6. リーディングリストのキャッシュも削除しよう
    1. リーディングリストのキャッシュ削除手順
  7. 削除する前に確認!保存されているパスワードをチェック
    1. パスワード確認方法
  8. 削除後の影響まとめ:何が消えて何が残る?
    1. 消えるもの
    2. 残るもの
  9. 定期的な削除で快適なiPhoneライフを!
    1. おすすめの削除頻度
  10. それでも容量が足りないときは?
    1. Safari以外でチェックすべきアプリ
  11. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 書類とデータを削除すると、ブックマークは消えますか?
    2. Q2. 開いているタブは消えてしまいますか?
    3. Q3. 削除したらSafariの動作が遅くなることはありますか?
    4. Q4. 削除しても容量が全く減りません。どうすればいいですか?
    5. Q5. ギガファイル便でダウンロードしたファイルはどこに保存されていますか?
    6. Q6. 削除すると、保存したパスワードも消えますか?
  12. まとめ:Safariの書類とデータを削除してiPhoneをスッキリさせよう!

Safariの「書類とデータ」って何?

まずは、削除する前に「書類とデータ」が何なのかを理解しておきましょう。

書類とデータとは、Safariがウェブサイトを表示するために保存している情報のことです。

具体的には、以下のようなデータが含まれています。

キャッシュ

一度表示したウェブページの画像や動画、デザインファイルなどを一時的に保存したデータです。

同じサイトに再度アクセスしたとき、すでに保存されているデータを使うことで読み込みが速くなります。便利な機能ですが、訪問するサイトが増えるほどキャッシュも増えていきます。

Cookie(クッキー)

ウェブサイトのログイン情報、サイトの設定内容、ショッピングカートの中身などを保存する小さなデータです。

Cookieのおかげで、毎回ログインせずにサイトを利用できたり、前回見ていた商品がカートに残っていたりします。

閲覧履歴・検索履歴

過去にアクセスしたウェブサイトの記録や、検索バーに入力したキーワードの履歴です。

ダウンロードファイル

Safari経由でダウンロードしたPDFや画像、動画などのファイルです。

特にギガファイル便などの大容量ファイル転送サービスを使った場合、気づかないうちに数GBのデータがSafariに保存されていることがあります。


なぜ「書類とデータ」がどんどん増えるの?

Safariの書類とデータが増える主な原因は以下の通りです。

日常的なウェブ閲覧の積み重ね

ニュースサイト、SNS、ショッピングサイトなど、毎日たくさんのサイトを訪問するほどキャッシュが蓄積されます。

動画や画像の閲覧

動画や高画質の画像が多いサイトを見ると、キャッシュのサイズも大きくなります。

ファイルのダウンロード

PDFや写真、動画をダウンロードすると、それらがSafariのデータとして保存されます。

長期間削除していない

一度も書類とデータを削除したことがない場合、使い始めからずっとデータが溜まり続けている状態です。


まずは容量を確認してみよう

削除する前に、Safariの書類とデータがどれくらいの容量を使っているか確認してみましょう。

容量確認の手順

  1. iPhoneの「設定」アプリを開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「iPhoneストレージ」をタップ
  4. アプリ一覧から「Safari」を探してタップ
  5. 「書類とデータ」の容量を確認

ここで数GBになっている場合は、削除することでかなりの空き容量を確保できます。

私の場合は10GBを超えていて、これを削除したことで一気にストレージが軽くなりました!


Safariの書類とデータを削除する方法【基本編】

それでは、実際に削除してみましょう。方法は大きく分けて2つあります。

方法1:履歴とWebサイトデータを一括削除

最も簡単で効果的な方法です。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 下にスクロールして「Safari」をタップ
  3. 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
  4. 確認画面で「履歴とデータを消去」を選択

これで、閲覧履歴、検索履歴、Cookie、キャッシュが一括で削除されます。

削除後の注意点:

  • よく見るサイトからログアウトされます(再ログインが必要)
  • 検索履歴が消えます
  • 開いているタブは残ります
  • ブックマークは残ります

方法2:個別のWebサイトデータを削除

「全部消すのは困る」という場合は、特定のサイトのデータだけを削除できます。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」→「iPhoneストレージ」→「Safari」の順にタップ
  3. 「Webサイトデータ」をタップ
  4. データを削除したいサイトを左にスワイプ
  5. 「削除」をタップ

または、一番下にある「全Webサイトデータを削除」をタップすれば、すべてのサイトデータを一括削除できます。


削除しても容量が減らない場合の対処法

「履歴とデータを削除したのに、ストレージの容量が変わらない…」

そんな場合は、以下の対処法を試してみてください。

対処法1:iPhoneを再起動する

データ削除後、すぐにストレージに反映されないことがあります。

iPhoneを再起動することで、システムが整理され、正しい容量が表示されるようになります。

再起動の方法:

  • iPhone X以降:サイドボタンと音量ボタン(上または下)を同時に長押し→「スライドで電源オフ」
  • iPhone 8以前:上部のボタンまたはサイドボタンを長押し→「スライドで電源オフ」

電源を切ったら、10秒ほど待ってから再度電源を入れます。

対処法2:もう一つのSafari設定から削除

実は、iPhoneの設定にはSafariの場所が2つあります。

多くの人が見落としがちなポイントなのですが、どちらから操作するかで効果が変わることがあるんです。

設定場所1: 設定 → 一般 → iPhoneストレージ → Safari

設定場所2: 設定 → Safari(アプリ一覧の中)

片方の設定で削除してもデータが残る場合、もう片方の設定からも削除を試してみてください。

特に、大きなファイルをダウンロードした後は、設定→Safari→履歴とWebサイトデータを消去の方が効果的です。

対処法3:バックグラウンドアプリを終了

Safariや他のアプリがバックグラウンドで動いていると、削除がうまくいかないことがあります。

手順:

  1. ホーム画面で下から上にスワイプ(iPhone X以降)またはホームボタンを2回押す(iPhone 8以前)
  2. アプリのプレビュー画面が表示される
  3. Safariのプレビューを上にスワイプして終了
  4. 他のアプリも同様に終了

すべてのアプリを終了してから、再度削除を試してみましょう。

対処法4:iOSを最新バージョンにアップデート

古いバージョンのiOSでは、ストレージの表示が正確でない場合があります。

アップデート手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順にタップ
  3. 利用可能なアップデートがあれば「ダウンロードしてインストール」をタップ

アップデート後は、ストレージの表示が正確になり、削除もスムーズに行えるようになります。

対処法5:iCloud同期を一時的にオフにする

iCloudのSafari同期が有効になっていると、他のデバイスとデータが同期され、削除してもすぐに復元されることがあります。

手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 一番上の自分の名前(Apple ID)をタップ
  3. 「iCloud」をタップ
  4. 「すべてを表示」をタップ
  5. 「Safari」のスイッチをオフにする

オフにしてから削除を実行し、完了したら再度オンに戻しましょう。

対処法6:機能制限(スクリーンタイム)を確認

機能制限が有効になっていると、「履歴とWebサイトデータを消去」ボタンがグレーアウトして押せないことがあります。

確認手順:

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「コンテンツ制限」をタップ
  5. 「Webコンテンツ」をタップ
  6. 「無制限アクセス」を選択

これで制限が解除され、履歴を削除できるようになります。


リーディングリストのキャッシュも削除しよう

Safariには、オフラインで読むために記事を保存できる「リーディングリスト」という機能があります。

この機能を使っていると、記事のキャッシュが大量に溜まっていることがあります。

リーディングリストのキャッシュ削除手順

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「一般」→「iPhoneストレージ」→「Safari」の順にタップ
  3. 「リーディングリスト」の項目を左にスワイプ
  4. 「削除」をタップ

リーディングリストに保存した記事自体は消えませんが、オフライン用のキャッシュデータが削除されます。


削除する前に確認!保存されているパスワードをチェック

履歴とWebサイトデータを削除すると、サイトのログイン情報が消えて再ログインが必要になります。

パスワードを忘れてしまうと困るので、削除前に確認しておきましょう。

パスワード確認方法

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「パスワード」をタップ
  3. Face IDやTouch IDで認証
  4. 保存されているサイトとパスワードの一覧が表示される

よく使うサイトのパスワードは、念のため別の場所にメモしておくと安心です。


削除後の影響まとめ:何が消えて何が残る?

削除を実行すると、どんな影響があるのか整理しておきましょう。

消えるもの

  • 閲覧履歴
  • 検索履歴
  • ウェブサイトのログイン状態(再ログインが必要)
  • Cookie(サイトの設定や買い物カートの中身など)
  • キャッシュ(一時ファイル)
  • Safariでダウンロードしたファイル(一部)

残るもの

  • 開いているタブ
  • ブックマーク
  • ホーム画面に追加したショートカット
  • パスワードマネージャーに保存されているパスワード(設定→パスワードで確認可能)

基本的に、あなたが意図的に保存したものは残り、自動的に溜まっていったデータだけが削除されると考えればOKです。


定期的な削除で快適なiPhoneライフを!

Safariの書類とデータは、放置すればするほど増えていきます。

定期的に削除することで、iPhoneをいつも快適な状態に保つことができますよ。

おすすめの削除頻度

ライトユーザー(あまりウェブを見ない): 3ヶ月に1回

ミドルユーザー(毎日少しウェブを見る): 1ヶ月に1回

ヘビーユーザー(頻繁にウェブを見る): 1週間に1回

特に、大容量のファイルをダウンロードした後は、すぐに削除しておくのがおすすめです。


それでも容量が足りないときは?

Safariの書類とデータを削除してもまだ容量が足りない場合は、他のアプリのキャッシュも確認してみましょう。

Safari以外でチェックすべきアプリ

LINE

トーク履歴のキャッシュ、送受信した画像や動画、スタンプなどが溜まっています。

LINEアプリ内の「設定」→「トーク」→「データの削除」から、キャッシュデータを削除できます。

Instagram・Twitter(X)

タイムラインの画像や動画のキャッシュが大量に溜まりやすいです。

アプリを一度削除して再インストールすることで、キャッシュをリセットできます。

ミュージックアプリ

ダウンロードした曲や聴かなくなったアルバムが容量を圧迫しているかもしれません。

「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」→「ミュージック」から、不要な曲を削除できます。

写真・ビデオ

意外と忘れがちなのが、撮影した写真や動画です。

重複している写真や、失敗した動画などを整理するだけで、大幅に容量を確保できます。


よくある質問(FAQ)

Q1. 書類とデータを削除すると、ブックマークは消えますか?

いいえ、ブックマークは削除されません。安心して削除してください。

ただし、サイトへのログイン状態は解除されるので、次回アクセス時に再ログインが必要です。

Q2. 開いているタブは消えてしまいますか?

基本的に、開いているタブは残ります。

ただし、削除実行時に「タブを閉じる」または「タブを保持」を選択する画面が表示される場合があります。「タブを保持」を選べば、タブはそのまま残ります。

Q3. 削除したらSafariの動作が遅くなることはありますか?

一時的に、よく訪問するサイトの読み込みが少し遅くなることがあります。

これは、キャッシュがなくなったため、サイトのデータを最初から読み込む必要があるからです。ただし、2回目以降のアクセスでは再びキャッシュが作られるので、元のスピードに戻ります。

Q4. 削除しても容量が全く減りません。どうすればいいですか?

まずはiPhoneを再起動してみてください。それでも変わらない場合は、以下を試してみましょう。

  • 別の方法(設定→Safari、または設定→一般→iPhoneストレージ→Safari)から削除
  • iOSを最新版にアップデート
  • iCloud同期を一時的にオフにしてから削除
  • それでもダメな場合は、Apple公式サポートに相談

Q5. ギガファイル便でダウンロードしたファイルはどこに保存されていますか?

Safariでダウンロードしたファイルは、「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダに保存されています。

ただし、Safariの書類とデータにもキャッシュとして残っている可能性があるため、両方チェックすることをおすすめします。

「ファイル」アプリ→「ブラウズ」→「このiPhone内」→「ダウンロード」で確認できます。

Q6. 削除すると、保存したパスワードも消えますか?

iPhoneの「設定」→「パスワード」に保存されているパスワードは消えません。

ただし、サイト側に保存されているログイン状態(Cookie)は削除されるため、次回アクセス時にパスワードを再入力する必要があります。iPhoneに保存されているパスワードは自動入力されるので安心してください。


まとめ:Safariの書類とデータを削除してiPhoneをスッキリさせよう!

Safariの書類とデータは、日々のウェブ閲覧で自然と溜まっていきます。

定期的に削除することで、iPhoneのストレージを快適に保ち、動作もサクサクになりますよ。

今回ご紹介した削除方法のおさらい:

  1. 基本の削除方法:設定→Safari→履歴とWebサイトデータを消去
  2. 個別削除:設定→一般→iPhoneストレージ→Safari→Webサイトデータ
  3. 削除できない場合:再起動、もう一つのSafari設定から削除、バックグラウンドアプリ終了、iOSアップデート、iCloud同期オフ、機能制限の確認

削除前には、重要なサイトのパスワードを確認しておくことも忘れずに!

この記事の方法を試せば、きっとあなたのiPhoneもスッキリ軽快になるはずです。

ストレージ不足に悩んでいる方は、今すぐ試してみてくださいね!

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