「Safariでページを開けません。iPhoneがインターネットに接続されていません」
「他のアプリは使えるのに、Safariだけインターネットに繋がらない!」
「Wi-Fiは繋がっているのに、Safariで『サーバーに接続できません』と出る…」
iPhoneやiPadでSafariを使っていると、突然このようなエラーメッセージが表示されることがあります。
実は、このエラーはiPhoneのモデルやiOSのバージョンに関係なく発生する可能性があり、原因もさまざまです。ただし、安心してください。ほとんどの場合、自分で簡単に解決できます。
この記事では、Safariで「インターネットに接続されていません」「ページを開けません」「サーバーに接続できません」といったエラーが表示される原因と、13の対処法を徹底解説します!
Safariのエラーメッセージの種類
まず、Safariで表示される主なエラーメッセージを理解しましょう。
1. インターネット接続エラー
表示されるメッセージ:
- 「iPhoneがインターネットに接続されていないため、ページをSafariで開くことができません」
- “Safari cannot open the page because your iPhone is not connected to the internet”
意味:
Safari自体がインターネットに接続できない状態です。
最も多い原因:
- Safariのモバイルデータ通信がオフになっている
- Wi-Fi接続の問題
- ネットワーク設定の不具合
2. サーバー接続エラー
表示されるメッセージ:
- 「Safariはサーバに接続できませんでした」
- 「サーバーが見つかりません」
- “Safari can’t connect to the server”
意味:
インターネットには接続されているが、特定のウェブサイトのサーバーに到達できない状態です。
最も多い原因:
- URLの入力ミス
- ウェブサイト側の問題
- DNS設定の問題
3. セキュリティ接続エラー
表示されるメッセージ:
- 「Safariはサーバにセキュリティ保護された接続を確立できませんでした」
- “Safari can’t establish a secure connection to the server”
意味:
SSL/TLS証明書に問題があり、安全な接続を確立できない状態です。
最も多い原因:
- ウェブサイトのSSL証明書の問題
- 日付と時刻の設定が間違っている
- 古いiOSバージョン
4. ページを開けないエラー
表示されるメッセージ:
- 「ページを開けません」
- “Safari can’t open the page”
意味:
一般的なエラーで、さまざまな原因が考えられます。
Safariだけ繋がらない原因
他のアプリ(Instagram、YouTube、LINEなど)は問題なく使えるのに、Safariだけインターネットに繋がらない場合、以下の原因が考えられます。
原因1: Safariのモバイルデータ通信がオフ
最も多い原因です!
iPhoneには、アプリごとにモバイルデータ通信のオン/オフを設定する機能があります。Safariのモバイルデータ通信が誤ってオフになっていると、Wi-Fi環境以外ではSafariが使えません。
確認方法:
設定 → モバイル通信(またはモバイルデータ) → 下にスクロール → 「Safari」の項目を確認
症状:
- Wi-Fiに接続している時は正常に動作
- モバイルデータ(4G/5G)の時だけエラーが出る
- 他のアプリは問題なく使える
原因2: Wi-Fi接続の問題
Wi-Fiには接続されているように見えても、実際にはインターネットに繋がっていない場合があります。
よくあるケース:
- ルーターの不具合
- インターネット回線の障害
- Wi-Fiの電波は届いているが、インターネット接続がない
- キャプティブポータル(ログインが必要なWi-Fi)に未ログイン
原因3: Safariのキャッシュやデータの蓄積
Safariの履歴やウェブサイトデータが溜まりすぎると、正常に動作しなくなることがあります。
原因4: ネットワーク設定の不具合
iOS アップデート後や、設定を変更した後にネットワーク設定に不具合が生じることがあります。
原因5: VPNやプロキシの干渉
VPNを使用している場合、一部のウェブサイトやコンテンツがブロックされることがあります。
原因6: iOS自体の不具合
まれに、iOSのバグやシステムエラーが原因でSafariが正常に動作しないことがあります。
対処法13選
それでは、具体的な対処法を見ていきましょう。簡単な方法から順番に試してみてください。
対処法1: Safariのモバイルデータ通信を確認
【最重要・最優先で確認!】
これが最も多い原因なので、真っ先に確認してください。
手順:
ステップ1: 「設定」アプリを開く
ステップ2: 「モバイル通信」(または「モバイルデータ」「Cellular」)をタップ
ステップ3: 一番上の「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認
ステップ4: 下にスクロールして「モバイルデータを使用するApp」セクションを見つける
ステップ5: 「Safari」の項目を探す
ステップ6: Safariのスイッチが緑色(オン)になっているか確認
- ✅ 緑色 = オン(正常)
- ❌ グレー = オフ(これが原因!)
ステップ7: オフになっている場合は、タップしてオンにする
ステップ8: Safariを開いて動作を確認
これで解決する可能性が非常に高いです!
多くのユーザーが、何かの拍子に誤ってこの設定をオフにしてしまっています。
対処法2: インターネット接続を確認
基本的なことですが、まずはインターネット接続を確認しましょう。
Wi-Fi接続の確認:
ステップ1: 画面右上(またはコントロールセンター)でWi-Fiアイコンを確認
ステップ2: 「設定」→「Wi-Fi」で接続状態を確認
ステップ3: Wi-Fiネットワーク名の横に✓マークがあることを確認
ステップ4: 別のアプリ(YouTubeやInstagram)で通信できるか確認
モバイルデータの確認:
ステップ1: 「設定」→「モバイル通信」
ステップ2: 「モバイルデータ通信」がオンになっているか確認
ステップ3: 画面上部のアンテナピクト(4G/5Gの表示)を確認
テスト方法:
- 他のアプリ(LINE、Instagram、YouTube)が使えるか確認
- apple.comなどの大手サイトにアクセスしてみる
対処法3: Wi-Fiとモバイルデータを切り替える
Wi-Fiに接続されているのにSafariが使えない場合、一度モバイルデータに切り替えてみましょう。
手順:
ステップ1: コントロールセンターを開く
- iPhone X以降: 画面右上から下にスワイプ
- iPhone 8以前: 画面下から上にスワイプ
ステップ2: Wi-Fiアイコンをタップしてオフにする
ステップ3: Safariで動作するか確認
ステップ4: 動作する場合は、Wi-Fiの問題
- Wi-Fiルーターを再起動
- 別のWi-Fiネットワークに接続してみる
ステップ5: 動作しない場合は、別の原因
対処法4: iPhoneを再起動
多くの一時的な不具合は、再起動で解決できます。
iPhone X、11、12、13、14、15以降:
ステップ1: サイドボタンといずれか片方の音量ボタンを同時に長押し
ステップ2: 「スライドで電源オフ」が表示されたら、スライダーをドラッグ
ステップ3: 電源が切れたら30秒待つ
ステップ4: サイドボタンを長押しして電源オン
iPhone SE(第2世代・第3世代)、8、7、6:
ステップ1: サイド(または上部)ボタンを長押し
ステップ2: 「スライドで電源オフ」をドラッグ
ステップ3: 30秒待って、サイドボタンを長押して電源オン
再起動後、Safariが正常に動作するか確認してください。
対処法5: Safariの履歴とウェブサイトデータを消去
キャッシュや履歴が溜まりすぎている場合、これをクリアすることで解決できます。
手順:
ステップ1: 「設定」アプリを開く
ステップ2: 下にスクロールして「Safari」をタップ
ステップ3: 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
ステップ4: 確認画面で「履歴とデータを消去」をタップ
注意:
- この操作で、Safari の閲覧履歴、Cookie、その他のブラウジングデータが削除されます
- ログイン情報も消去されるため、再度ログインが必要になります
- ただし、ブックマークは削除されません
この後、Safariを開いてページが表示されるか確認してください。
対処法6: ネットワーク設定をリセット
ネットワーク設定に問題がある場合、リセットすることで解決できます。
手順:
ステップ1: 「設定」アプリを開く
ステップ2: 「一般」をタップ
ステップ3: 下にスクロールして「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
ステップ4: 「リセット」をタップ
ステップ5: 「ネットワーク設定をリセット」を選択
ステップ6: パスコードを入力
ステップ7: 確認画面で「ネットワーク設定をリセット」をタップ
注意:
- この操作で以下の設定がリセットされます:
- Wi-Fiネットワークとパスワード
- モバイルデータ通信設定
- VPN設定
- APN設定
- リセット後、Wi-Fiに再接続する必要があります
- モバイルデータの設定も再確認してください
リセット後、Safariのモバイルデータ通信がオンになっているか確認し(対処法1)、Safariを試してください。
対処法7: URLを確認
意外と多いのがURLの入力ミスです。
確認ポイント:
- ✅ スペルミスがないか
- ✅ 「.com」「.jp」などの拡張子は正しいか
- ✅ 「http://」ではなく「https://」が必要か
- ✅ 余分なスペースが入っていないか
試してみる:
- apple.comやgoogle.comなど、確実に動作するサイトにアクセスしてみる
- 動作する場合は、元のURLに問題がある可能性
対処法8: 機内モードのオン/オフ
一時的なネットワークの不具合を解消できることがあります。
手順:
ステップ1: コントロールセンターを開く
ステップ2: 機内モードアイコン(飛行機マーク)をタップしてオン
ステップ3: 5〜10秒待つ
ステップ4: もう一度タップしてオフ
ステップ5: ネットワークが再接続されるのを待つ(数秒〜数十秒)
ステップ6: Safariを試す
対処法9: VPNをオフにする
VPNを使用している場合、一時的にオフにしてみましょう。
手順:
ステップ1: 「設定」アプリを開く
ステップ2: 「VPN」(または「一般」→「VPN」)をタップ
ステップ3: VPNがオンになっている場合は、オフにする
ステップ4: Safariを試す
VPNオフで動作する場合:
- VPN設定に問題がある
- VPNサーバーに問題がある
- VPNアプリを再設定または別のサーバーを試す
対処法10: DNS設定を変更
DNS設定に問題がある場合、GoogleのDNSなど信頼性の高いDNSサーバーに変更してみましょう。
手順:
ステップ1: 「設定」→「Wi-Fi」
ステップ2: 接続中のWi-Fiネットワーク名の右側にある「ⓘ」マークをタップ
ステップ3: 下にスクロールして「DNSを構成」をタップ
ステップ4: 「手動」を選択
ステップ5: 既存のDNSサーバーを削除(左側の「−」マークをタップ)
ステップ6: 「サーバを追加」をタップ
ステップ7: GoogleのDNSを入力:
- プライマリ:
8.8.8.8 - セカンダリ:
8.8.4.4(「サーバを追加」をもう一度タップして追加)
ステップ8: 右上の「保存」をタップ
ステップ9: Safariを試す
元に戻したい場合:
「DNSを構成」で「自動」を選択してください。
対処法11: JavaScriptを有効にする
一部のウェブサイトはJavaScriptが必要です。
手順:
ステップ1: 「設定」→「Safari」
ステップ2: 下にスクロールして「詳細」をタップ
ステップ3: 「JavaScript」がオンになっているか確認
ステップ4: オフの場合は、オンに切り替える
対処法12: プライベートリレーをオフにする
iCloud+のプライベートリレー機能が原因の可能性があります。
手順:
ステップ1: 「設定」→ 画面上部の自分の名前(Apple ID)
ステップ2: 「iCloud」をタップ
ステップ3: 「プライベートリレー」をタップ
ステップ4: プライベートリレーをオフにする
ステップ5: Safariを試す
オフで動作する場合:
- 特定のサイトのみプライベートリレーをオフにする設定も可能
- 「設定」→「Safari」→「プライバシーとセキュリティ」で個別設定
対処法13: iOSをアップデート
古いiOSバージョンにバグがある場合、アップデートで解決できます。
手順:
ステップ1: 「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」
ステップ2: 利用可能なアップデートがあるか確認
ステップ3: ある場合は「ダウンロードしてインストール」
注意:
- Wi-Fi接続が必要
- バッテリーが十分にあることを確認(または充電中)
- バックアップを取ることをおすすめ
Wi-Fiルーターの問題の場合
Wi-Fi接続に問題がある場合、ルーター側の対処も試してみましょう。
ルーターを再起動
手順:
ステップ1: ルーターの電源を切る(電源ボタンを押すか、コンセントを抜く)
ステップ2: モデムの電源も切る(ルーターとモデムが別の場合)
ステップ3: 30秒〜1分待つ
ステップ4: モデムの電源を入れる
ステップ5: モデムが完全に起動するまで待つ(1〜2分)
ステップ6: ルーターの電源を入れる
ステップ7: ルーターが完全に起動するまで待つ(1〜2分)
ステップ8: iPhoneをWi-Fiに再接続
ステップ9: Safariを試す
別のWi-Fiネットワークに接続
可能であれば、別のWi-Fiネットワークに接続して動作を確認しましょう。
テスト:
- 家族や友人のWi-Fi
- カフェやコンビニなどの公共Wi-Fi
- スマホのテザリング
別のWi-Fiで動作する場合:
- 元のWi-Fiルーターに問題がある
- ISP(インターネットサービスプロバイダ)に問題がある可能性
特定のサイトだけ開けない場合
特定のウェブサイトだけが開けない場合、以下を確認してください。
ウェブサイト側の問題
確認方法:
- 別のブラウザ(Chrome、Firefoxなど)で開けるか試す
- 別のデバイス(PCやAndroidスマホ)で開けるか試す
- Down Detectorなどのサービスでサイトの障害情報を確認
ウェブサイト側の問題の可能性:
- サーバーメンテナンス中
- サーバー障害
- SSL証明書の期限切れ
- 地域制限
スクリーンタイムの制限
機能制限やスクリーンタイムの設定が原因の可能性があります。
確認方法:
ステップ1: 「設定」→「スクリーンタイム」
ステップ2: 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
ステップ3: パスコードを入力(設定している場合)
ステップ4: 「コンテンツ制限」→「Webコンテンツ」を確認
ステップ5: 「無制限アクセス」または「成人向けWebサイトを制限」が選択されているか確認
ステップ6: 「許可されたWebサイトのみ」が選択されている場合、Safariが制限されている可能性
MacやiPadでも同じエラーが出る場合
同じApple IDでサインインしているMacやiPadでも同じエラーが出る場合、共通の原因が考えられます。
共通の原因:
- 同じWi-Fiルーターを使用している場合、ルーターの問題
- iCloudの同期設定に問題
- Apple IDに関連する設定の問題
対処法:
- すべてのデバイスでネットワーク設定をリセット
- ルーターを再起動
- Apple IDからサインアウト→サインイン
モバイルデータの契約を確認
モバイルデータが使えない場合、契約やプランを確認しましょう。
確認ポイント:
- ✅ モバイルデータプランは有効か
- ✅ データ容量は残っているか
- ✅ 支払いは完了しているか
- ✅ SIMカードは正しく挿入されているか
確認方法:
- キャリアのマイページで確認
- キャリアのカスタマーサポートに問い合わせ
よくある質問
Q1. Wi-Fiに繋がっているのにSafariだけ使えないのはなぜ?
A. 最も多い原因はSafariのモバイルデータ通信がオフになっていることです。「設定」→「モバイル通信」→「Safari」を確認してください。Wi-Fi環境でも、この設定がオフだと一部の機能が制限される場合があります。また、Wi-Fiには接続されていてもルーター自体がインターネットに接続されていない可能性もあります。他のアプリ(YouTubeなど)が正常に動作するか確認してください。
Q2. 「iPhoneがインターネットに接続されていません」と出るが他のアプリは使える
A. これはSafariのモバイルデータ通信設定の問題がほぼ確実です。「設定」→「モバイル通信」→下にスクロール→「Safari」の項目がオンになっているか確認してください。多くのユーザーが、何かの拍子に誤ってこの設定をオフにしてしまっています。これをオンにするだけで解決する可能性が非常に高いです。
Q3. Safariでページを開けません、と表示されるが特定のサイトだけ
A. 特定のサイトだけが開けない場合、以下の原因が考えられます: (1)ウェブサイト側の問題(メンテナンス、サーバー障害、SSL証明書の問題)、(2)地域制限(日本からアクセスできないサイト)、(3)スクリーンタイムの制限、(4)企業・学校のWi-Fiのフィルタリング。他のブラウザ(Chrome)や別のデバイスで開けるか試してみてください。
Q4. ネットワーク設定をリセットしたらどうなる?
A. ネットワーク設定をリセットすると、以下の設定がすべて削除されます: (1)すべてのWi-Fiネットワークとパスワード、(2)モバイルデータ通信設定、(3)VPN設定、(4)APN設定。リセット後は再設定が必要です。ただし、写真、メッセージ、アプリなどのデータは削除されません。リセット後は必ずSafariのモバイルデータ通信設定を再確認してください。
Q5. Safariの履歴とデータを消去すると何が消える?
A. 以下のデータが消去されます: (1)閲覧履歴、(2)Cookie、(3)キャッシュデータ、(4)ウェブサイトのログイン情報(多くの場合)。ただし、ブックマークは消去されません。消去後、ログインが必要なサイト(Amazon、TwitterなZど)には再度ログインする必要があります。定期的に消去することで、Safariのパフォーマンスが向上します。
Q6. モバイルデータでもWi-Fiでも繋がらない
A. 両方で繋がらない場合、以下を試してください: (1)iPhoneを再起動、(2)ネットワーク設定をリセット、(3)iOSをアップデート、(4)Safariの履歴とデータを消去。これらすべて試してもダメな場合は、iOS自体の不具合の可能性があります。Appleサポートに問い合わせるか、最終手段としてiPhoneを初期化(バックアップから復元)を検討してください。
Q7. Safariだけ遅い・読み込みが遅い場合は?
A. 読み込みが遅い場合、以下を試してください: (1)Safariの履歴とデータを消去(キャッシュの蓄積が原因)、(2)バックグラウンドで動作しているアプリを終了、(3)Wi-Fi接続が不安定でないか確認(速度テストアプリで確認)、(4)iPhoneのストレージ容量を確認(空き容量が少ないと動作が遅くなる)。特に古いiPhoneの場合、ストレージ不足が原因のことが多いです。
Q8. iOS アップデート後にSafariが繋がらなくなった
A. iOSアップデート後の不具合は珍しくありません。以下を試してください: (1)iPhoneを再起動(最も効果的)、(2)Safariのモバイルデータ通信設定を確認(アップデートでオフになることがある)、(3)ネットワーク設定をリセット、(4)最新のiOSパッチがあるか確認(バグ修正版がリリースされている可能性)。それでもダメな場合は、Appleサポートに問い合わせてください。
Q9. キャリアを変更したらSafariが使えなくなった
A. キャリア変更後はAPN設定が必要な場合があります。特に格安SIM(MVNO)に変更した場合は、キャリアから提供される構成プロファイルをインストールする必要があります。(1)キャリアの公式サイトから構成プロファイルをダウンロード、(2)「設定」→「一般」→「VPNとデバイス管理」からインストール、(3)iPhoneを再起動、(4)Safariのモバイルデータ通信がオンになっているか確認してください。
Q10. どうしても解決しない場合は?
A. すべての対処法を試してもダメな場合、以下を検討してください: (1)Appleサポートに問い合わせ(電話、チャット、Apple Store)、(2)別のブラウザを使用(Chrome、Firefox、Edge)、(3)最終手段:iPhoneを初期化(必ずバックアップを取ってから)。問い合わせ時には、(a)エラーメッセージの正確な文言、(b)iPhoneのモデルとiOSバージョン、(c)いつから発生しているか、(d)試した対処法を伝えると、スムーズに対応してもらえます。
まとめ
Safariで「インターネットに接続されていません」「ページを開けません」などのエラーが表示される場合、重要なポイントをまとめます。
最も多い原因と対処法:
原因: Safariのモバイルデータ通信がオフ
対処法:
- 「設定」→「モバイル通信」
- 下にスクロール→「Safari」
- スイッチをオンにする
これで約70%のケースが解決します!
その他の対処法(優先順):
- iPhoneを再起動
- インターネット接続を確認
- Wi-Fiとモバイルデータを切り替える
- Safariの履歴とデータを消去
- ネットワーク設定をリセット
- DNS設定を変更(Googleの8.8.8.8)
- 機内モードのオン/オフ
- VPNをオフにする
- JavaScriptを有効にする
- プライベートリレーをオフ
- iOSをアップデート
- Wi-Fiルーターを再起動
トラブルシューティングのコツ:
- 簡単な対処法から順番に試す
- 他のアプリが動作するか確認(原因の切り分け)
- 別のWi-Fiネットワークで試す
- 別のブラウザ(Chrome)で試す
予防策:
- iOSは常に最新バージョンにアップデート
- 定期的にSafariの履歴とデータを消去
- Wi-Fiルーターを定期的に再起動
- モバイルデータプランの残量を確認
重要な注意点:
- ネットワーク設定をリセットすると、Wi-Fiパスワードなども削除される
- リセット後は必ずSafariのモバイルデータ通信設定を再確認
- どうしても解決しない場合は、Appleサポートに相談
ほとんどの場合、Safariのモバイルデータ通信設定を確認するだけで解決します。それでもダメな場合は、再起動やネットワーク設定のリセットを試してみてください。
快適にSafariを使えるようになることを願っています!

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