Realtek High Definition Audioが再インストールされない?原因と確実な解決方法

プログラミング・IT

パソコンから突然音が出なくなって、「Realtek High Definition Audio」を再インストールしようとしたのに、うまくいかない。そんな困った状況に陥っていませんか?

実は、このRealtek(リアルテック)のオーディオドライバーの再インストールトラブルは、多くの人が経験する問題なんです。でも安心してください。原因さえ分かれば、ほとんどの場合は解決できます。

この記事では、Realtek High Definition Audioが再インストールできない原因と、状況別の具体的な解決方法を詳しく解説します。

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  1. なぜ再インストールできないの?よくある3つの原因
    1. 原因1:ドライバーを「完全削除」してしまった
    2. 原因2:Windows Updateとの競合
    3. 原因3:デバイスマネージャーから項目が消えている
  2. 【解決方法1】デバイスマネージャーからの正しい再インストール手順
    1. 手順1:デバイスマネージャーを開く
    2. 手順2:オーディオデバイスを見つける
    3. 手順3:ハードウェア変更のスキャン
    4. 手順4:パソコンを再起動
  3. 【解決方法2】完全削除してしまった場合の対処法
    1. システムの復元を試す
    2. メーカーサイトからドライバーをダウンロード
  4. 【解決方法3】レガシーハードウェアとして追加する
    1. 手順1:レガシーハードウェアの追加ウィザードを開く
    2. 手順2:ハードウェアの自動検出
    3. 手順3:デバイスカテゴリの選択
  5. 【解決方法4】インストールエラーが表示される場合
    1. 互換モードでインストール
    2. Windows Updateの確認
  6. 【解決方法5】Realtek Audio Consoleを使う(新しいPC向け)
    1. Microsoft Storeからインストール
  7. 【解決方法6】コマンドプロンプトでインストール(上級者向け)
    1. 手順
  8. トラブルシューティング:それでも解決しない場合
    1. 可能性1:サウンドカードの物理的な故障
    2. 可能性2:BIOS設定の確認
    3. 可能性3:Windowsの再インストール
  9. 予防策:同じ問題を繰り返さないために
    1. システムの復元ポイントを定期的に作成
    2. アンインストール時の注意
    3. ドライバーのバージョンをメモ
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1:Realtek High Definition AudioとRealtek Audioの違いは?
    2. Q2:再起動しても自動でインストールされないのはなぜ?
    3. Q3:イヤホンやスピーカーから音は出るのにドライバーがおかしい?
    4. Q4:ドライバーのバージョンは新しいほうがいい?
  11. まとめ:焦らず一つずつ試してみよう

なぜ再インストールできないの?よくある3つの原因

まず、なぜ再インストールがうまくいかないのか、主な原因を理解しましょう。

原因1:ドライバーを「完全削除」してしまった

デバイスマネージャーからRealtekドライバーをアンインストールするとき、「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」というチェックボックスにチェックを入れてしまうと、ドライバーの存在自体がシステムから消えてしまいます。

この状態では、通常の再起動だけではWindowsが「このドライバーが必要だ」と認識できないため、自動的に再インストールされません。

原因2:Windows Updateとの競合

Windows 10や11のアップデート後に、オーディオドライバーが正常に動作しなくなることがあります。これは、Windowsが自動的にインストールする汎用ドライバーと、Realtekの専用ドライバーが競合してしまうためです。

原因3:デバイスマネージャーから項目が消えている

「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の項目自体がデバイスマネージャーから消えてしまっているケースもあります。この場合、レガシーハードウェアとして追加する必要があります。

【解決方法1】デバイスマネージャーからの正しい再インストール手順

まずは、最も基本的で効果の高い方法から試してみましょう。

手順1:デバイスマネージャーを開く

「Windowsキー」を押しながら「X」キーを押すと、メニューが表示されます。その中から「デバイス マネージャー」を選択してください。

別の方法としては、「Windowsキー」+「R」で「ファイル名を指定して実行」を開き、「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押してもOKです。

手順2:オーディオデバイスを見つける

デバイスマネージャーが開いたら、「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」という項目を探してダブルクリックします。展開すると、「Realtek High Definition Audio」または「Realtek High Definition Audio(SST)」が表示されるはずです。

もしビックリマーク(⚠)や疑問符(?)がついていたら、ドライバーに問題が発生している証拠です。

手順3:ハードウェア変更のスキャン

デバイスマネージャーの上部メニューから「操作」をクリックし、「ハードウェア変更のスキャン」を選択します。

これにより、Windowsが自動的にオーディオデバイスを検出し、ドライバーを再インストールしてくれる場合があります。

手順4:パソコンを再起動

スキャン後、必ずパソコンを再起動してください。再起動することで、新しくインストールされたドライバーが正しく読み込まれます。

【解決方法2】完全削除してしまった場合の対処法

「ドライバー ソフトウェアを削除」にチェックを入れてアンインストールしてしまった場合は、少し手順が複雑になります。

システムの復元を試す

まだドライバーをアンインストールして間もない場合は、システムの復元が最も確実な方法です。

Windows 10の場合:

  1. 「Windowsキー」+「R」で「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. 「rstrui.exe」と入力してEnterキー
  3. システムの復元ウィザードが起動するので、ドライバーを削除する前の復元ポイントを選択
  4. 画面の指示に従って復元を実行

Windows 11の場合:

  1. 「設定」→「システム」→「回復」を開く
  2. 「PC の起動をカスタマイズする」の「今すぐ再起動」をクリック
  3. トラブルシューティング→詳細オプション→システムの復元と進む

注意:システムの復元を使うと、復元ポイント以降にインストールしたアプリや設定が失われる可能性があります。

メーカーサイトからドライバーをダウンロード

システムの復元ができない、または復元ポイントがない場合は、パソコンメーカーの公式サイトからドライバーを手動でダウンロードします。

主要メーカーのドライバーダウンロードページ:

  • 富士通(FMV):FMVサポートページ→お使いの機種を検索→ドライバ・ソフトウェア
  • NEC(LAVIE):NECサポートページ→製品型番で検索→ダウンロード
  • 東芝(dynabook):dynabookサポートページ→お使いのモデルを選択
  • HP:HPサポートページ→製品番号で検索→ソフトウェアとドライバー
  • Dell:Dellサポートページ→サービスタグ入力→ドライバーとダウンロード

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、画面の指示に従ってインストールしてください。

【解決方法3】レガシーハードウェアとして追加する

デバイスマネージャーに「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の項目自体が表示されない場合は、レガシーハードウェアとして手動で追加します。

手順1:レガシーハードウェアの追加ウィザードを開く

  1. デバイスマネージャーを開く
  2. 上部メニューの「操作」をクリック
  3. 「レガシー ハードウェアの追加」を選択

手順2:ハードウェアの自動検出

  1. ウィザードが起動したら「次へ」をクリック
  2. 「ハードウェアを自動的に検索してインストールする(推奨)」を選択
  3. 「次へ」をクリック

手順3:デバイスカテゴリの選択

もし自動検出がうまくいかない場合は:

  1. 「一覧から選択したハードウェアをインストールする(詳細)」を選択
  2. 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を選択
  3. 「Realtek」→「Realtek High Definition Audio」を選択してインストール

【解決方法4】インストールエラーが表示される場合

「エラーコード:0xE0000246」などのエラーメッセージが出る場合は、以下の方法を試してください。

互換モードでインストール

  1. ダウンロードしたドライバーのインストールファイルを右クリック
  2. 「プロパティ」を選択
  3. 「互換性」タブを開く
  4. 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェック
  5. Windows 10やWindows 11を選択
  6. 「管理者としてこのプログラムを実行する」にもチェック
  7. 「OK」をクリックしてからインストールを実行

Windows Updateの確認

  1. 「設定」→「Windows Update」を開く
  2. 「更新プログラムのチェック」をクリック
  3. 保留中の更新があれば、すべてインストール
  4. 再起動後、もう一度ドライバーのインストールを試す

【解決方法5】Realtek Audio Consoleを使う(新しいPC向け)

最近のパソコンでは、従来の「Realtek HD Audio Manager」ではなく、「Realtek Audio Console」という新しいアプリが使われています。

Microsoft Storeからインストール

  1. Microsoft Storeを開く
  2. 検索バーに「Realtek Audio Console」と入力
  3. アプリが見つかったら「入手」をクリック
  4. インストール完了後、スタートメニューから起動

注意:Realtek Audio Consoleをインストールするには、Microsoftアカウントでサインインする必要があります。

【解決方法6】コマンドプロンプトでインストール(上級者向け)

通常の方法でインストールできない場合、コマンドを使った方法も有効です。

手順

  1. ドライバーをダウンロードして解凍する
  2. 「Windowsキー」を押して「ターミナル」と検索
  3. 「管理者として実行」を選択
  4. 解凍したフォルダのパスに移動(例:cd C:\Users\ユーザー名\Downloads\フォルダ名)
  5. 「setup.exe /s」と入力してEnterキー

インストールが完了したら、パソコンを再起動してください。

トラブルシューティング:それでも解決しない場合

上記の方法をすべて試してもうまくいかない場合は、以下の可能性を考えてみましょう。

可能性1:サウンドカードの物理的な故障

ソフトウェア的な問題ではなく、サウンドカード(オーディオチップ)自体が故障している可能性があります。この場合、ハードウェアの修理や交換が必要です。

デバイスマネージャーに何も表示されない、またはエラーマークも出ない場合は、ハードウェアの故障を疑いましょう。

可能性2:BIOS設定の確認

稀なケースですが、BIOS(パソコンの基本設定)でオーディオデバイスが無効になっていることがあります。

  1. パソコンの電源を入れ、起動時にF2キーやDeleteキー(機種により異なる)を押してBIOSに入る
  2. 「Advanced」や「Integrated Peripherals」などの項目を探す
  3. 「Onboard Audio」や「HD Audio」が「Enabled」になっているか確認
  4. 無効になっていたら有効に変更して保存

可能性3:Windowsの再インストール

最終手段として、Windowsを再インストール(クリーンインストール)することで、問題が解決する場合があります。ただし、データのバックアップを必ず取ってから実行してください。

予防策:同じ問題を繰り返さないために

今後同じトラブルに遭わないための予防策もお伝えします。

システムの復元ポイントを定期的に作成

重要な作業をする前や、ドライバーを更新する前には、必ず復元ポイントを作成する習慣をつけましょう。

復元ポイントの作成方法:

  1. 「Windowsキー」+「R」→「sysdm.cpl」と入力
  2. 「システムのプロパティ」が開いたら「システムの保護」タブを選択
  3. 「作成」ボタンをクリック
  4. 分かりやすい名前をつけて作成

アンインストール時の注意

デバイスマネージャーからドライバーをアンインストールする際は、「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」のチェックボックスには、基本的にチェックを入れないでください。

このチェックボックスは、ドライバーを完全に削除したい特別な場合にのみ使用します。

ドライバーのバージョンをメモ

現在使用しているドライバーのバージョンをメモしておくと、問題が起きたときにどのバージョンをダウンロードすればいいか分かります。

バージョンの確認方法:

  1. デバイスマネージャーでRealtek High Definition Audioを右クリック
  2. 「プロパティ」を選択
  3. 「ドライバー」タブでバージョン情報を確認

よくある質問(FAQ)

Q1:Realtek High Definition AudioとRealtek Audioの違いは?

A:最近のパソコンでは、従来の「Realtek High Definition Audio」から、新しい「Realtek Audio」に移行しています。新しいタイプでは、Microsoft Storeから「Realtek Audio Console」をインストールする仕組みになっています。

Q2:再起動しても自動でインストールされないのはなぜ?

A:「ドライバー ソフトウェアを削除」にチェックを入れてアンインストールした場合、Windowsはそのデバイスの存在を認識できなくなるため、自動インストールされません。メーカーサイトから手動でインストールする必要があります。

Q3:イヤホンやスピーカーから音は出るのにドライバーがおかしい?

A:Bluetoothスピーカーや外部スピーカーから音が出る場合でも、パソコン本体のスピーカーから音が出ない場合は、Realtekドライバーに問題がある可能性が高いです。

Q4:ドライバーのバージョンは新しいほうがいい?

A:必ずしもそうとは限りません。最新版で不具合が出る場合もあるため、安定して動作していたバージョンを使い続けるのも一つの選択肢です。

まとめ:焦らず一つずつ試してみよう

Realtek High Definition Audioが再インストールできない問題は、原因によって解決方法が異なります。

まずは試してほしい基本的な対処法:

  1. デバイスマネージャーで「ハードウェア変更のスキャン」を実行
  2. パソコンを再起動
  3. メーカーサイトから最新ドライバーをダウンロードしてインストール

それでもダメなら:

  1. システムの復元を試す
  2. レガシーハードウェアとして追加
  3. 互換モードでインストール

どうしても解決しない場合:

  1. パソコンメーカーのサポートに問い合わせ
  2. ハードウェアの故障を疑う

音が出ないと本当に困りますが、ほとんどの場合はソフトウェア的な問題なので、この記事の方法を試せば解決できるはずです。焦らず、一つずつ丁寧に試してみてください。

どうしても解決しない場合は、パソコンメーカーのサポートに相談することをおすすめします。修理が必要な場合もありますが、保証期間内なら無償で対応してもらえることもありますよ。

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