「Realtek Audioをアンインストールしたい」
「間違って完全削除してしまった!」
「アンインストールしても勝手に戻ってくる」
Realtek Audioドライバーのアンインストールで困っていませんか?
この記事では、Realtek Audioの正しいアンインストール方法と、間違って完全削除してしまった場合の復旧方法を詳しく解説します。
Realtek Audioをアンインストールすべき場合

アンインストールが必要なケース
以下の場合に、Realtek Audioのアンインストールを検討します。
1. ドライバーの不具合
- 音が出ない
- ノイズが入る
- マイクが認識されない
- Realtek Audio Consoleが起動しない
2. ドライバーの更新・ダウングレード
- 新しいバージョンに更新したい
- 古いバージョンに戻したい(ロールバック)
3. 外付けサウンドカードやDACを使用
- オンボードオーディオを無効化したい
- 外部オーディオデバイスのみを使用したい
4. クリーンインストール
- 完全に再インストールして設定をリセットしたい
アンインストールすべきでない場合
通常は不要
Realtek Audioドライバーは、PCの音声出力に必須のドライバーです。
特に問題がなければ、アンインストールする必要はありません。
アンインストール後のリスク
- 音が出なくなる
- スピーカーやマイクが使えなくなる
- 設定が消える
アンインストールの2つの方法:重要な違い
Realtek Audioのアンインストールには、2種類あります。
この違いを理解することが非常に重要です。
方法1:通常のアンインストール(推奨)
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れない
この方法では、
- ドライバー本体は削除される
- Windows側に「Realtek Audioが必要」という情報は残る
- 再起動すると、Windowsが自動的に再インストールする
使用場面
- ドライバーを一時的にリセットしたい
- 不具合を解消したい
- すぐに再インストールしたい
方法2:完全削除(上級者向け)
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れる
この方法では、
- ドライバー本体が削除される
- ドライバーファイルも完全に削除される
- 再起動しても自動的に再インストールされない
使用場面
- 外付けサウンドカードのみを使用する
- オンボードオーディオを完全に無効化したい
- 異なるバージョンのドライバーをインストールしたい
注意点
この方法を実行すると、手動で再インストールする必要があります。
間違って実行すると、音が出なくなります。
【方法1】デバイスマネージャーから通常アンインストール
最も一般的な方法です。
ステップ1:デバイスマネージャーを開く
Windows 11の場合
- スタートボタンを右クリック
- 「デバイスマネージャー」を選択
Windows 10の場合
- スタートボタンを右クリック
- 「デバイスマネージャー」を選択
または
- Windowsキー + X を押す
- 「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2:Realtekデバイスを探す
- 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開
- Realtekデバイスを確認
表示名は以下のいずれかです。
- Realtek(R) Audio
- Realtek High Definition Audio
- Realtek Audio
ステップ3:アンインストールを実行
- Realtekデバイスを右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択
- 確認画面が表示される
重要:チェックボックスの扱い
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」
- チェックを入れない → 通常のアンインストール(推奨)
- チェックを入れる → 完全削除(上級者向け)
- 「アンインストール」をクリック
ステップ4:パソコンを再起動
- デバイスマネージャーを閉じる
- パソコンを再起動
通常のアンインストールの場合
再起動後、Windowsが自動的にドライバーを再インストールします。
完全削除の場合
再起動しても、ドライバーは再インストールされません。
手動でインストールする必要があります。
【方法2】設定アプリからアンインストール
アプリケーションとして削除する方法です。
Windows 11の場合
- 設定を開く(Windowsキー + I)
- 「アプリ」→「インストールされているアプリ」を選択
- 一覧から以下を探す
- Realtek Audio Console
- Realtek Audio Control
- Realtek HD Audio Manager
- 「︙」をクリック
- 「アンインストール」を選択
- 確認画面で「アンインストール」をクリック
Windows 10の場合
- 設定を開く(Windowsキー + I)
- 「アプリ」→「アプリと機能」を選択
- 一覧から以下を探す
- Realtek Audio Console
- Realtek Audio Control
- Realtek HD Audio Manager
- クリックして「アンインストール」を選択
- 確認画面で「アンインストール」をクリック
注意点
この方法では、アプリケーション(Realtek Audio ConsoleやRealtek HD Audio Manager)のみがアンインストールされます。
ドライバー本体は残ります。
ドライバーも削除したい場合は、デバイスマネージャーから削除してください。
【方法3】セットアップファイルからアンインストール

Realtekのインストーラーには、アンインストール機能が含まれています。
手順
- メーカー公式サイトから最新のRealtekドライバーをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを解凍
- Setup.exeをダブルクリック
- インストールウィザードが起動
- 「既存ドライバーのアンインストール」が自動的に開始される
- 画面の指示に従って進める
- 再起動を求められたら再起動
利点
- アンインストールと新しいドライバーのインストールを連続して実行できる
- クリーンインストールに最適
完全削除してしまった場合の復旧方法
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れてしまい、音が出なくなった場合の対処法です。
方法1:ハードウェア変更のスキャン
最も簡単な方法です。
- デバイスマネージャーを開く
- 上部の「操作」メニューをクリック
- 「ハードウェア変更のスキャン」を選択
- Windowsがハードウェアを検出
- 自動的にドライバーがインストールされる
注意点
この方法で再インストールされるドライバーは、Windowsが持っている汎用ドライバーです。
メーカー専用の機能(Dolby、Waves MaxxAudioなど)は使えません。
方法2:Windows Updateから再インストール
- 設定を開く(Windowsキー + I)
- 「Windows Update」を選択
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 「詳細オプション」をクリック
- 「オプションの更新プログラム」をクリック
- 「ドライバーの更新」セクションを確認
- Realtek関連のドライバーにチェックを入れる
- 「ダウンロードしてインストール」をクリック
- 再起動
方法3:メーカー公式サイトからインストール
最も確実な方法です。
デスクトップPC(自作PC)の場合
- マザーボードのメーカーとモデルを確認
- ASUS
- MSI
- ASRock
- Gigabyte
- メーカーのサポートページにアクセス
- 自分のマザーボードのモデルを検索
- 「Audio」または「Realtek Audio Driver」をダウンロード
- Setup.exeを実行
- 画面の指示に従ってインストール
- 再起動
メーカー製PC(ノートPCなど)の場合
- PCのメーカーとモデルを確認
- Dell
- HP
- Lenovo
- ASUS
- NEC
- 富士通
- メーカーのサポートページにアクセス
- 自分のPCモデルを検索
- 「Audio」または「Realtek Audio Driver」をダウンロード
- Setup.exeを実行
- 画面の指示に従ってインストール
- 再起動
方法4:システムの復元
ドライバーをアンインストールする前の状態に戻します。
- スタートメニューで「復元ポイント」と検索
- 「復元ポイントの作成」を選択
- 「システムの保護」タブを選択
- 「システムの復元」をクリック
- アンインストール前の復元ポイントを選択
- 画面の指示に従って復元
注意点
- 復元ポイントが作成されている必要があります
- 復元後、アンインストール以降にインストールしたソフトウェアや設定が失われる可能性があります
アンインストール後に自動的に再インストールされる問題
「アンインストールしても再起動すると勝手に戻ってくる」という問題の対処法です。
原因
Windows Updateが、自動的にドライバーをインストールしているためです。
解決方法1:デバイスを無効化
- デバイスマネージャーを開く
- Realtekデバイスを右クリック
- 「デバイスを無効にする」を選択
- 確認画面で「はい」をクリック
この方法では、ドライバーは削除されませんが、デバイスが使用されなくなります。
解決方法2:BIOSでオンボードオーディオを無効化
根本的な解決方法です。
- PCを再起動
- BIOS/UEFI設定画面に入る
- Deleteキー、F2キー、F10キーなど(マザーボードによる)
- オーディオ設定を探す
- 「Onboard Audio」
- 「HD Audio Controller」
- 「Realtek Audio」
- 「Disabled」に設定
- 設定を保存して終了
注意点
BIOSで無効化すると、オンボードオーディオは完全に使用不可になります。
外付けサウンドカードやUSB DACがない場合、音が出なくなります。
解決方法3:Windows Updateのドライバー自動インストールを無効化
- Windowsキー + Rを押す
- 「control」と入力してEnterキーを押す
- 「システム」を選択
- 「システムの詳細設定」を選択
- 「ハードウェア」タブを選択
- 「デバイスのインストール設定」をクリック
- 「いいえ(デバイスが正常に機能しない可能性があります)」を選択
- 「変更の保存」をクリック
注意点
この設定を有効にすると、すべてのデバイスのドライバーが自動インストールされなくなります。
他のデバイスのドライバー更新も手動で行う必要があります。
解決方法4:特定のドライバー更新を非表示にする
Windows 10の場合、「Show or Hide Updates」ツールを使用できます。
- Microsoftの公式サイトから「Show or Hide Updates」ツールをダウンロード
- ツールを実行
- 「Hide updates」を選択
- Realtek Audio関連の更新を選択
- 「Next」をクリック
注意点
このツールは、Windows 10でのみ動作します。
Windows 11では使用できません。
よくあるトラブルと対処法
問題1:アンインストールできない
原因
- 管理者権限がない
- ドライバーが使用中
対処法
- セーフモードで起動
- 管理者権限でログイン
- デバイスマネージャーからアンインストール
問題2:アンインストールがループする
ドライバーのインストーラーを実行すると、アンインストールと再起動を繰り返す問題です。
原因
Windows Updateが、アンインストール直後にドライバーを再インストールしているためです。
対処法
- LANケーブルを抜く(Wi-Fiを無効化)
- Windows Updateを一時的に無効化
- インターネット接続を切った状態でインストーラーを実行
- インストールが完了してから、インターネットに接続
問題3:アンインストール後、音が出ない
対処法
- 出力デバイスを確認
- タスクバーのスピーカーアイコンを右クリック
- 「サウンドの設定を開く」
- 正しい出力デバイスが選択されているか確認
- 音量がミュートになっていないか確認
- スピーカーやヘッドホンが正しく接続されているか確認
問題4:Realtek Audio Consoleがインストールできない
原因
DCHドライバー(UAD)がインストールされていない
対処法
メーカー公式サイトから、DCHドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
詳細は、別記事「Realtek Audio Console 再インストール」を参照してください。
問題5:間違ってネットワークドライバーを削除してしまった
「Realtek」という名前から、誤ってネットワークドライバー(Realtek Ethernet)を削除してしまうケースがあります。
見分け方
- オーディオ:「Realtek(R) Audio」「Realtek High Definition Audio」
- ネットワーク:「Realtek PCIe GBE Family Controller」「Realtek RTL8xxx」
対処法
- 別のPCやスマートフォンでメーカーのサポートページにアクセス
- ネットワークドライバーをダウンロード
- USBメモリなどで問題のPCに転送
- ドライバーをインストール
アンインストール前の準備

1. 復元ポイントを作成
万が一に備えて、復元ポイントを作成しておきます。
- スタートメニューで「復元ポイント」と検索
- 「復元ポイントの作成」を選択
- 「作成」ボタンをクリック
- 復元ポイントの名前を入力(例:Realtekアンインストール前)
- 「作成」をクリック
2. 現在のドライバーバージョンをメモ
- デバイスマネージャーを開く
- Realtekデバイスを右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ドライバー」タブを選択
- ドライバーのバージョンと日付をメモ
3. 再インストール用のドライバーを準備
完全削除する場合は、事前にドライバーをダウンロードしておきます。
- メーカーの公式サイトにアクセス
- 自分のPCまたはマザーボードのモデルを検索
- Realtekオーディオドライバーをダウンロード
- ダウンロードフォルダーに保存
まとめ:正しい方法でアンインストールすれば問題なし
Realtek Audioのアンインストールについて解説しました。
最も重要なポイント
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」のチェックボックス
- チェックなし:通常のアンインストール(推奨)
- チェックあり:完全削除(上級者向け)
推奨されるアンインストール手順
- 復元ポイントを作成
- デバイスマネージャーを開く
- Realtekデバイスを右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択
- チェックボックスにチェックを入れない
- 「アンインストール」をクリック
- 再起動
完全削除してしまった場合の復旧方法
- ハードウェア変更のスキャン
- Windows Updateから再インストール
- メーカー公式サイトからドライバーをダウンロードしてインストール
- システムの復元
自動再インストールを防ぐ方法
- デバイスを無効化
- BIOSでオンボードオーディオを無効化
- Windows Updateのドライバー自動インストールを無効化
よくあるトラブル
- アンインストールできない → セーフモードで実行
- アンインストールがループする → インターネット接続を切断
- 音が出ない → 出力デバイスと音量を確認
- Realtek Audio Consoleがインストールできない → DCHドライバーが必要
Realtek Audioのアンインストールは、正しい手順で行えば問題ありません。
特に、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」のチェックボックスの扱いを理解することが重要です。
通常は、チェックを入れずにアンインストールすることで、再起動後に自動的に再インストールされ、音が出なくなる問題を避けられます。
完全削除が必要な場合(外付けサウンドカードを使用するなど)は、事前にドライバーをダウンロードしておき、手動で再インストールできるように準備しておきましょう。
トラブルが発生した場合でも、この記事の対処法を参考にすれば、ほとんどの問題は解決できます。

コメント