「音が出ない!」「スピーカーのアイコンが消えた!」
Realtek Audio(Realtek High Definition Audio)を誤ってアンインストールしてしまうと、PCから音が完全に出なくなってしまいます。イヤホンを挿しても音が聞こえず、サウンド設定からスピーカーやイヤホンの項目も消えている…そんな絶望的な状況に陥っていませんか?
でも大丈夫です!この記事では、Realtek Audioドライバーを復元する方法を初心者でもわかるように、ステップバイステップで解説します。
実は、アンインストールの方法によって復元の難易度が変わります。この記事を読めば、あなたの状況に合った最適な解決方法が必ず見つかります。
それでは、一緒に音を取り戻しましょう!
- まず確認!あなたのアンインストール方法はどっち?
- 【方法1】まずは再起動!最も簡単な復元方法
- 【方法2】デバイスマネージャーから「ハードウェア変更のスキャン」
- 【方法3】Windows Updateで自動インストール
- 【方法4】PCメーカーのサポートサイトからドライバーをダウンロード
- 【方法5】マザーボードメーカーのサイトからドライバーをダウンロード(自作PC向け)
- 【方法6】Realtek公式サイトからドライバーをダウンロード(上級者向け)
- 【方法7】システムの復元で以前の状態に戻す(最終手段)
- トラブルシューティング:よくある問題と解決方法
- 予防策:今後このトラブルを避けるために
- まとめ:Realtek Audio復元の完全ガイド
まず確認!あなたのアンインストール方法はどっち?

Realtek Audioのアンインストールには、実は2種類の方法があります。どちらの方法でアンインストールしたかで、復元の難易度が大きく変わります。
パターン1:通常のアンインストール(復元が簡単)
デバイスマネージャーから「デバイスのアンインストール」を選んだ際に、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」のチェックボックスにチェックを入れなかった場合です。
この場合は簡単に復元できます! PCを再起動するだけで、Windowsが自動的に「あれ?Realtekのドライバーがあるはずなのに無いよ?」と判断して、勝手に再インストールしてくれることがほとんどです。
パターン2:完全削除(復元が少し面倒)
デバイスマネージャーから「デバイスのアンインストール」を選んだ際に、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」のチェックボックスにチェックを入れてアンインストールした場合です。
この場合、Realtekドライバーの存在そのものがPCから消え去ってしまうため、単純に再起動しても自動で再インストールされません。
でも安心してください!この記事で紹介する方法を試せば、必ず復元できます。
どちらの方法でアンインストールしたかわからない場合は?
とりあえず一度PCを再起動してみてください。再起動後に音が出れば「パターン1」、出なければ「パターン2」です。
【方法1】まずは再起動!最も簡単な復元方法
まず最初に試すべきは、PCの再起動です。
手順
- 開いているアプリをすべて閉じる
- スタートメニューから「電源」をクリック
- 「再起動」を選択
- PCが再起動するのを待つ
再起動後の確認
再起動が完了したら、音が出るか確認してみましょう:
- YouTubeで適当な動画を再生してみる
- タスクバーの音量アイコンをクリックして、スピーカーが表示されるか確認
- サウンド設定(設定→システム→サウンド)を開いて、出力デバイスが表示されるか確認
音が出れば成功です! これで解決した場合は、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れずにアンインストールしていたということです。
音が出ない場合は、次の方法に進みましょう。
【方法2】デバイスマネージャーから「ハードウェア変更のスキャン」

再起動しても音が出ない場合、デバイスマネージャーから手動でハードウェアをスキャンしてみましょう。
手順(Windows 10/11共通)
ステップ1:デバイスマネージャーを開く
以下のいずれかの方法で開きます:
- 方法A:スタートボタンを右クリック→「デバイスマネージャー」をクリック
- 方法B:タスクバーの検索ボックスに「デバイスマネージャー」と入力して開く
- 方法C:Windows + X キーを同時に押す→「デバイスマネージャー」を選択
ステップ2:サウンドデバイスを確認
デバイスマネージャーが開いたら、「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の左側にある「>」をクリックして展開します。
ここに「Realtek High Definition Audio」や「Realtek(R) Audio」が表示されているか確認してください。
ステップ3:ハードウェア変更のスキャンを実行
デバイスマネージャーの上部メニューから:
- 「操作」をクリック
- 「ハードウェア変更のスキャン」をクリック
すると、Windowsが自動的にハードウェアをスキャンして、Realtekドライバーを見つけて再インストールしてくれる可能性があります。
ステップ4:再起動して確認
スキャンが完了したら、もう一度PCを再起動して、音が出るか確認してみてください。
この方法で音が出れば成功です!
【方法3】Windows Updateで自動インストール

Windows Updateを実行すると、Realtekドライバーが自動的にインストールされる場合があります。
手順(Windows 10/11共通)
Windows 10の場合:
- スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開く
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
Windows 11の場合:
- スタートメニューから「設定」を開く
- 左側のメニューから「Windows Update」をクリック
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
更新後の確認
Windows Updateが完了したら、PCを再起動して音が出るか確認してください。
注意点:
- Windows Updateには時間がかかる場合があります(10分~30分程度)
- 複数の更新プログラムがある場合、何度か再起動が必要になることがあります
【方法4】PCメーカーのサポートサイトからドライバーをダウンロード
上記の方法でも解決しない場合は、PCメーカーの公式サイトから専用のRealtekドライバーをダウンロードする必要があります。
これが最も確実な方法です。
事前準備:PCの型番を確認する
まず、お使いのPCの型番を確認しましょう。
型番の確認方法:
- Windows + R キーを同時に押す
- 「msinfo32」と入力してEnterキーを押す
- 「システム情報」ウィンドウが開く
- 「システムの製造元」と「システムモデル」をメモする
または、PC本体の裏面や側面に貼られたシールに型番が記載されています。
主要PCメーカーのサポートサイト
お使いのPCメーカーに応じて、以下のサポートサイトにアクセスしてください:
NEC(LAVIE):
- https://support.nec-lavie.jp/
- 型番を入力して検索→「ダウンロード」→「オーディオドライバー」を探す
富士通(FMV):
- https://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/
- 型番を入力して検索→「ドライバ・ソフトウェア検索ユーティリティ」を利用
東芝(dynabook):
- https://dynabook.com/assistpc/
- 型番を入力→「ダウンロード」→「サウンドドライバー」
HP:
- https://support.hp.com/jp-ja
- 型番を入力→「ソフトウェア、ドライバーおよびアップデート」→「オーディオ」
DELL:
- https://www.dell.com/support/home/ja-jp
- 型番またはサービスタグを入力→「ドライバおよびダウンロード」→「オーディオ」
レノボ(Lenovo):
- https://support.lenovo.com/jp/ja/
- 型番を入力→「ドライバーとソフトウェア」→「オーディオ」
マウスコンピューター:
- https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/
- シリアルナンバーを入力→「ドライバー・マニュアル」
ドスパラ:
- https://www.dospara.co.jp/support/
- 製品名で検索→「ドライバ・BIOS」
ダウンロードとインストールの手順
- 上記のサポートサイトで、お使いのPCの型番を検索
- 「オーディオドライバー」または「Realtek High Definition Audio」を探す
- お使いのOS(Windows 10/11)に対応したドライバーをダウンロード
- ダウンロードしたファイル(通常は.exeファイル)をダブルクリック
- インストールウィザードの指示に従ってインストール
- インストール完了後、PCを再起動
重要:必ず「お使いのPCの型番に対応したドライバー」をダウンロードしてください。 違う型番のドライバーをインストールすると、正常に動作しない場合があります。
【方法5】マザーボードメーカーのサイトからドライバーをダウンロード(自作PC向け)
自作PCの場合、または上記の方法で解決しない場合は、マザーボードメーカーの公式サイトからドライバーをダウンロードします。
マザーボードの型番を確認する
方法1:CPU-Zを使う(最も簡単)
- CPU-Zをダウンロード(https://www.cpuid.com/softwares/cpu-z.html)
- インストールして起動
- 「Mainboard」タブを開く
- 「Manufacturer」(メーカー)と「Model」(型番)をメモ
方法2:システム情報から確認
- Windows + R キーを同時に押す
- 「msinfo32」と入力してEnter
- 「システム情報」→「システム要約」→「ベースボード製品」を確認
主要マザーボードメーカーのサポートサイト
ASUS:
- https://www.asus.com/jp/support/
- マザーボードの型番を入力→「ドライバー&ユーティリティー」→「Audio」
MSI:
- https://jp.msi.com/support
- 型番を入力→「ドライバー」→「Audio」
GIGABYTE:
- https://www.gigabyte.com/jp/Support
- 型番を入力→「ダウンロード」→「Audio」
ASRock:
- https://www.asrock.com/support/
- 型番を入力→「Download」→「Audio」
ダウンロードとインストール
- マザーボードメーカーのサイトで型番を検索
- 「Audio」または「Realtek」と書かれたドライバーをダウンロード
- ダウンロードしたファイルを実行してインストール
- 再起動
【方法6】Realtek公式サイトからドライバーをダウンロード(上級者向け)

この方法は上級者向けです。 間違ったドライバーをインストールすると、かえって問題が悪化する可能性があるため、初心者の方は「方法4」または「方法5」を推奨します。
手順
- Realtekの公式サイトにアクセス:https://www.realtek.com/
- 「Downloads」→「High Definition Audio Codecs」を探す
- お使いのOS(Windows 10/11)に対応したドライバーをダウンロード
- 警告画面が表示されたら「I accept to the above」にチェックを入れて「Next」
- ダウンロードしたファイルを実行してインストール
- 再起動
注意:
- Realtek公式サイトのドライバーは「汎用版」です
- PCメーカーが提供する専用ドライバーの方が、お使いのPCに最適化されているため推奨されます
- この方法で「Realtek(R) Audio」がインストールされ、元々あった「Realtek High Definition Audio」とは異なる場合があります
【方法7】システムの復元で以前の状態に戻す(最終手段)
どの方法を試しても解決しない場合、システムの復元で、Realtekドライバーをアンインストールする前の状態に戻すという方法があります。
ただし、この方法には注意点があります:
注意点:
- 復元ポイントが作成されている必要がある
- 復元ポイント以降にインストールしたアプリやファイルが失われる可能性がある
- 実行前に大切なファイルはバックアップしておく
手順(Windows 10/11共通)
ステップ1:システムの復元を開く
- タスクバーの検索ボックスに「復元」と入力
- 「復元ポイントの作成」をクリック
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開く
- 「システムの保護」タブで「システムの復元」をクリック
ステップ2:復元ポイントを選択
- 「システムの復元」ウィンドウが開く
- 「次へ」をクリック
- 復元ポイントの一覧が表示される
- Realtekをアンインストールする前の日付の復元ポイントを選択
- 「次へ」をクリック
ステップ3:復元を実行
- 復元内容を確認
- 「完了」をクリック
- 確認メッセージが表示されたら「はい」をクリック
- PCが再起動し、復元が実行される
復元が完了すると、Realtekドライバーが元の状態に戻っているはずです。
トラブルシューティング:よくある問題と解決方法
問題1:デバイスマネージャーに「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の項目自体がない
原因:
サウンドデバイスのカテゴリが非表示になっている可能性があります。
解決方法:
- デバイスマネージャーを開く
- 上部メニューから「表示」をクリック
- 「非表示のデバイスの表示」をクリック
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」が表示されるか確認
それでも表示されない場合:
- デバイスマネージャーの上部メニューから「操作」をクリック
- 「レガシハードウェアの追加」をクリック
- 「次へ」をクリック
- 「ハードウェアを一覧から選択してインストールする」を選択→「次へ」
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を選択→「次へ」
- 「Realtek」を選択→「次へ」でインストール
問題2:ドライバーはインストールされているのに音が出ない
原因:
ドライバーは正常でも、サウンド設定が間違っている可能性があります。
解決方法:
ステップ1:既定のデバイスを確認
- タスクバーの音量アイコンを右クリック
- 「サウンドの設定を開く」をクリック
- 「出力」の項目で、正しいスピーカー/ヘッドホンが選択されているか確認
- 音量が「0」や「ミュート」になっていないか確認
ステップ2:デバイスが無効になっていないか確認
- タスクバーの音量アイコンを右クリック
- 「サウンドの設定を開く」をクリック
- 下にスクロールして「サウンドの詳細設定」をクリック
- 「再生」タブで、グレーアウトしているデバイスがないか確認
- グレーアウトしているデバイスを右クリック→「有効」をクリック
ステップ3:デバイスマネージャーで確認
- デバイスマネージャーを開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開
- 「Realtek High Definition Audio」に黄色い三角マークや赤いバツマークが付いていないか確認
- マークが付いている場合は、右クリック→「デバイスを有効にする」または「ドライバーの更新」を実行
問題3:「このデバイスを開始できません(コード10)」と表示される
原因:
ドライバーが正しくインストールされていない、または破損している可能性があります。
解決方法:
ステップ1:ドライバーを完全に削除して再インストール
- デバイスマネージャーを開く
- 「Realtek High Definition Audio」を右クリック→「デバイスのアンインストール」
- 今度は「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れて「アンインストール」
- PCを再起動
- 「方法4」または「方法5」の手順で、メーカーサイトから最新のドライバーをダウンロードしてインストール
ステップ2:Microsoft UAA Bus Driverとの競合を解決
Realtek ドライバーは、Microsoft UAA Bus Driverと競合することがあります。
- デバイスマネージャーを開く
- 「システムデバイス」を展開
- 「Microsoft UAA Bus Driver for High Definition Audio」を探す
- 見つかった場合、右クリック→「デバイスを無効にする」
- PCを再起動
問題4:インストールしても「Realtek(R) Audio」になり、元の「Realtek High Definition Audio」に戻らない
原因:
マザーボードメーカーやPCメーカーの専用ドライバーではなく、汎用ドライバーがインストールされた可能性があります。
解決方法:
「方法4」の手順に従って、必ずPCメーカーまたはマザーボードメーカーの公式サイトから専用ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。Realtek公式サイトの汎用ドライバーではなく、メーカー専用のドライバーを使うことが重要です。
問題5:何度アンインストールしても再起動すると勝手に戻ってくる
原因:
「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れずにアンインストールしているため、Windowsが自動的に再インストールしています。
解決方法:
これは正常な動作です。もし本当に完全に削除したい場合(別のサウンドカードを使う場合など):
- BIOSでオンボードオーディオを無効化する
- または、デバイスマネージャーで「デバイスを無効にする」を選択
ただし、通常はRealtek Audioを削除する必要はありません。
予防策:今後このトラブルを避けるために
1. デバイスのアンインストール時は慎重に
デバイスマネージャーから何かをアンインストールする際は:
- 「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にはチェックを入れない
- 何をアンインストールしようとしているのか、よく確認する
- わからないデバイスは安易にアンインストールしない
2. システムの復元ポイントを定期的に作成
万が一のために、定期的にシステムの復元ポイントを作成しておきましょう:
- タスクバーの検索ボックスに「復元」と入力
- 「復元ポイントの作成」をクリック
- 「作成」をクリック
- 復元ポイントの名前を入力(例:「音が出ていた日」)
- 「作成」をクリック
3. ドライバーのバックアップを取る
重要なドライバーは、事前にバックアップを取っておくと安心です:
専用ソフト(Driver Backup、Double Driverなど)を使用するか、PCメーカーのサポートサイトからダウンロードしたドライバーファイルを保存しておきましょう。
まとめ:Realtek Audio復元の完全ガイド
この記事で紹介した方法のまとめ:
- 【最も簡単】まずはPCを再起動
- 「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れずにアンインストールした場合は、これだけで解決
- 【簡単】デバイスマネージャーから「ハードウェア変更のスキャン」
- Windowsが自動的にドライバーを見つけて再インストール
- 【簡単】Windows Updateを実行
- 自動的に適切なドライバーがインストールされる可能性がある
- 【推奨】PCメーカーのサポートサイトからダウンロード
- 最も確実で安全な方法
- お使いのPCに最適化された専用ドライバーが入手できる
- 【自作PC向け】マザーボードメーカーのサイトからダウンロード
- 自作PCの場合はこの方法
- 【上級者向け】Realtek公式サイトからダウンロード
- 汎用ドライバーなので、できればメーカー専用ドライバーを使う方が良い
- 【最終手段】システムの復元
- どうしても解決しない場合の最後の手段
どの方法を選ぶべき?
- 初心者の方:方法1→方法2→方法3→方法4の順に試してください
- 自作PCユーザー:方法1→方法2→方法5の順に試してください
- 上級者:方法6を試してもOKですが、方法4や5の方が推奨されます
ポイント:
- 焦らず、順番に試していけば必ず解決できます
- PCメーカーやマザーボードメーカーの専用ドライバーが最も確実です
- どうしてもわからない場合は、PCメーカーのサポートに問い合わせましょう
この記事で紹介した方法を試して、無事に音が戻ることを願っています。諦めずに、一つずつ試してみてください!


コメント