パソコンの音が出ない、音質が悪い、そんなときに必要なのがRealtek Audio Driverの再インストールです。でも、どこからダウンロードすればいいのか迷っていませんか?
この記事では、Realtek Audio Driverを安全かつ確実にダウンロードする方法を、初心者にも分かりやすく解説していきます。
Realtek Audio Driverをダウンロードする前に確認すること
自分のパソコンの情報を確認
ドライバーをダウンロードする前に、以下の情報を確認しておきましょう。
必要な情報
- パソコンのメーカーと型番
- Dell、HP、Lenovo、ASUS、富士通、NECなど
- 例:Dell Inspiron 15 3000、HP Pavilion 15-eh0000など
- Windowsのバージョン
- Windows 10、Windows 11など
- 32ビット版か64ビット版か
- マザーボードの型番(自作PCの場合)
- ASUS、MSI、Gigabyte、ASRockなど
- 例:ASUS TUF GAMING B550M-PLUSなど
Windowsのバージョン確認方法
- Windowsキー + Pauseキーを押す
- または「設定」→「システム」→「バージョン情報」を開く
- 「システムの種類」で32ビットか64ビットかを確認
現在のほとんどのパソコンは64ビット版ですが、念のため確認しておくと安心ですね。
ダウンロード方法の選び方
Realtek Audio Driverをダウンロードする方法は、主に4つあります。
推奨度の高い順
- パソコンメーカー公式サイト(最もおすすめ)
- マザーボードメーカー公式サイト(自作PCの場合)
- Windows Update(簡単だが最新版とは限らない)
- Realtek公式サイト(上級者向け)
なぜメーカーサイトが最もおすすめなのか
パソコンメーカーやマザーボードメーカーが提供するドライバーは、そのパソコン専用にカスタマイズされています。Realtek公式サイトのドライバーは汎用版のため、一部の機能が使えない可能性があるんですよ。
方法1:パソコンメーカー公式サイトからダウンロード
最も安全で確実な方法です。各メーカー別に詳しく解説します。
Dell(デル)の場合
手順
- Dell公式サポートページ(https://www.dell.com/support/home/ja-jp)にアクセス
- 検索ボックスに自分のパソコンの型番を入力(例:Inspiron 15 3000)
- 該当するモデルを選択
- 「ドライバおよびダウンロード」をクリック
- 「オーディオ」カテゴリを探す
- 「Realtekオーディオ用ドライバー」を見つける
- お使いのWindowsバージョンを選択
- 「ダウンロード」ボタンをクリック
ダウンロードしたファイルは、通常「ダウンロード」フォルダに保存されます。
HP(ヒューレット・パッカード)の場合
手順
- HP公式サポートページにアクセス
- ノートPC:https://support.hp.com/jp-ja/drivers/laptops
- デスクトップ:https://support.hp.com/jp-ja/drivers/desktops
- シリアル番号、製品番号、または製品名を入力
- または「HPにお使いの製品を特定させる」を選択
- お使いのOSを選択
- 「ドライバー – オーディオ」カテゴリを探す
- Realtekで始まるドライバー名を見つける
- 「ダウンロード」をクリック
- 「手動によるダウンロードとインストール」を選択
HPの場合、「HP Audio Control」というアプリも一緒に提供されていることがあります。
Lenovo(レノボ)の場合
手順
- Lenovoサポートページ(https://support.lenovo.com/jp/ja/)にアクセス
- 「製品を検出」または製品名を手動で入力
- 「ドライバーとソフトウェア」タブをクリック
- 「手動でダウンロード」を選択
- 「オーディオ」カテゴリを展開
- 「Realtek オーディオ ドライバー」を見つける
- お使いのWindowsバージョンに対応したものを選択
- 「ダウンロード」をクリック
ASUS(エイスース)の場合
手順
- ASUSダウンロードセンター(https://www.asus.com/jp/support/download-center/)にアクセス
- 製品名を入力して検索(例:TUF GAMING B550M-PLUS)
- 該当する製品を選択
- 「ドライバーとユーティリティ」タブをクリック
- OSを選択(Windows 10 64-bit、Windows 11 64-bitなど)
- 「オーディオ」カテゴリを展開
- 「Realtek Audio Driver」を見つける
- 「ダウンロード」をクリック
ASUSの場合、複数のバージョンが表示されることがあります。最新の日付のものを選ぶのが基本ですね。
富士通の場合
手順
- 富士通サポートページにアクセス
- 「ドライバ・ソフトウェア検索」を選択
- 製品名または型番を入力
- お使いのOSを選択
- 「オーディオ」または「サウンド」カテゴリを探す
- 「Realtek High Definition Audio オーディオドライバー」を見つける
- 修正項目とバージョンを確認
- 「ダウンロード」をクリック
富士通のドライバーファイルは「E」から始まる番号で管理されています(例:E1033644.exe)。
NEC(日本電気)の場合
手順
- NECサポートページにアクセス
- 「ダウンロード」→「ドライバ・モジュール」を選択
- 製品型番を入力
- お使いのOSを選択
- 「オーディオドライバー」を探す
- 最新バージョンを確認
- 「ダウンロード」をクリック
Dynabook(ダイナブック・旧東芝)の場合
手順
- dynabookサポートページ(https://dynabook.com/assistpc/index_j.htm)にアクセス
- 「ダウンロード」→「更新モジュール検索」を選択
- 製品型番を入力
- 「Realtek Audio Driver」を探す
- 対応機種を確認
- 現在のバージョンを確認(不要な場合はスキップ)
- 「ダウンロード」をクリック
方法2:自作PC向け – マザーボードメーカーからダウンロード
自作PCの場合は、マザーボードメーカーのサイトからダウンロードします。
MSI(エムエスアイ)の場合
手順
- MSI公式サポートページにアクセス
- 製品カテゴリで「Motherboard」を選択
- マザーボードの型番を入力(例:B550-A PRO)
- 「ドライバー」タブをクリック
- お使いのOSを選択
- 「Audio」カテゴリを探す
- 最新の「Realtek High Definition Audio Driver」をダウンロード
Gigabyte(ギガバイト)の場合
手順
- Gigabyte公式サポートページにアクセス
- マザーボードの型番を入力
- 「サポート&ダウンロード」を選択
- 「ドライバー」タブをクリック
- OSを選択
- 「Audio」セクションを探す
- Realtekドライバーをダウンロード
ASRock(アスロック)の場合
手順
- ASRock公式サポートページにアクセス
- マザーボードの型番で検索
- 「ダウンロード」タブを選択
- OSを選択
- 「Audio」ドライバーを探す
- ダウンロードボタンをクリック
方法3:Windows Updateから取得
最も簡単な方法ですが、必ずしも最新版がインストールされるとは限りません。
Windows 10の場合
手順
- Windowsキー + Iを押して「設定」を開く
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「Windows Update」を選択
- 「更新プログラムのチェック」をクリック
- 「オプションの更新プログラムを表示」をクリック
- 「ドライバーの更新」を展開
- Realtek Audioドライバーがあればチェックを入れる
- 「ダウンロードしてインストール」をクリック
Windows 11の場合
手順
- Windowsキー + Iを押して「設定」を開く
- 「Windows Update」をクリック
- 「詳細オプション」を選択
- 「オプションの更新プログラム」をクリック
- 「ドライバーの更新」を確認
- Realtek関連のドライバーがあれば選択
- 「ダウンロードしてインストール」をクリック
この方法は簡単ですが、メーカーカスタマイズされた機能が使えない場合があるので注意が必要です。
方法4:Realtek公式サイトからダウンロード(上級者向け)
Realtek社の公式サイトから汎用ドライバーをダウンロードする方法です。
手順
- Realtek公式ダウンロードページ(https://www.realtek.com/Download/List?cate_id=593)にアクセス
- 「High Definition Audio Codecs (Software)」セクションを探す
- お使いのOSに対応したドライバーを選択
- Windows 10 64ビット
- Windows 11 64ビット
- など
- 「Global」をクリックしてダウンロード
注意点
Realtek公式サイトには以下のような注意書きがあります:
「お使いのオーディオ製品の全機能やカスタマイズ機能を利用するには、システムまたはマザーボードメーカーのウェブサイトから最新のドライバーをダウンロードしてください」
つまり、可能な限りメーカーサイトからのダウンロードが推奨されているんですね。
いつRealtek公式サイトを使うべきか
以下のような場合に限って使用を検討してください。
- メーカーサイトでドライバーが提供されていない
- 古いパソコンでメーカーサポートが終了している
- 自作PCで特定のマザーボード用ドライバーが見つからない
- 実験的に最新版を試したい(自己責任)
ダウンロードファイルの種類と特徴
ダウンロードするファイルには、いくつかの形式があります。
EXE形式(実行ファイル)
特徴
- 最も一般的な形式
- ダブルクリックするだけで簡単にインストール開始
- 初心者におすすめ
例:E1033644.exe、Realtek-Audio-Driver_T55WP.exe
ZIP形式(圧縮ファイル)
特徴
- 解凍が必要
- 解凍後、Setup.exeを実行してインストール
- ファイルサイズが小さい
解凍方法
- ZIPファイルを右クリック
- 「すべて展開」を選択
- 展開先を選択して「展開」をクリック
CAB形式(キャビネットファイル)
特徴
- Microsoftが使用する圧縮形式
- Windows Update経由で配布されることが多い
- 手動インストールには少し技術が必要
インストール方法
- CABファイルを7-ZipやWinRARで解凍
- デバイスマネージャーを開く
- 「ドライバーの更新」→「コンピューターを参照」を選択
- 解凍したフォルダを指定
この形式は上級者向けなので、初心者の方はEXE形式をおすすめします。
ダウンロード後のインストール手順
ファイルをダウンロードしたら、次はインストールです。
基本的なインストール手順(EXE形式)
手順
- ダウンロードフォルダを開く
- ダウンロードしたファイル(例:E1033644.exe)をダブルクリック
- 「WindowsによってPCが保護されました」と表示された場合
- 「詳細情報」をクリック
- 「実行」をクリック
- インストールウィザードが起動
- 「次へ」または「インストール」をクリック
- 画面の指示に従って進める
- インストール完了後、「完了」をクリック
- パソコンを再起動
インストール前の準備(推奨)
より確実にインストールするために、以下の準備をおすすめします。
既存のドライバーをアンインストール
- Windowsキー + Iで「設定」を開く
- 「アプリ」→「アプリと機能」を選択
- 以下のアプリがあれば削除
- Realtek Audio Console
- Realtek HD Audio Manager
- HP Audio Control(HPの場合)
- 削除後、パソコンを再起動
デバイスマネージャーからドライバーを削除
- Windowsキー + Xを押して「デバイスマネージャー」を選択
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開
- 「Realtek High Definition Audio」を右クリック
- 「デバイスのアンインストール」を選択
- 「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」にチェック
- 「アンインストール」をクリック
- パソコンを再起動
この後、ダウンロードした新しいドライバーをインストールすると、より確実に導入できます。
インストール後の確認方法
正しくインストールされたか確認しましょう。
バージョン確認
手順
- Windowsキー + Xを押して「デバイスマネージャー」を選択
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開
- 「Realtek(R) Audio」を右クリック
- 「プロパティ」を選択
- 「ドライバー」タブをクリック
- バージョン番号を確認
ダウンロードサイトに記載されているバージョンと一致していれば、正しくインストールされています。
音が出るか確認
手順
- スピーカーまたはヘッドフォンを接続
- YouTubeなどで動画を再生
- 音が正常に出力されるか確認
- 音量調整が機能するか確認
Realtek Audio Consoleの確認
Windows 10/11の場合
- スタートメニューを開く
- 「Realtek Audio Console」を検索
- アプリが表示されればインストール成功
アプリが見つからない場合は、Microsoft Storeから別途インストールする必要があることもあります。
ダウンロード・インストールのトラブルシューティング
ダウンロードできない場合
考えられる原因と対処法
- インターネット接続の問題
- Wi-Fiまたは有線接続を確認
- ルーターを再起動
- ブラウザのキャッシュの問題
- ブラウザのキャッシュをクリア
- 別のブラウザで試す
- ファイルサイズが大きい
- Realtekドライバーは通常100MB〜500MBと大きい
- ダウンロードに時間がかかる場合がある
- 安定したインターネット環境で再試行
インストールが途中で止まる
対処法
- ウイルス対策ソフトを一時的に無効化
- Windowsを最新の状態に更新
- 管理者権限でインストールファイルを実行
- ファイルを右クリック
- 「管理者として実行」を選択
インストール後も音が出ない
確認事項
- スピーカーやヘッドフォンの接続を確認
- 音量がミュートになっていないか確認
- 既定のデバイスが正しく設定されているか確認
- パソコンを再起動
- BIOSでオーディオが有効になっているか確認
詳しくは、別の記事で解説していますので参照してください。
よくある質問
どのバージョンをダウンロードすべきですか?
基本的には、最新バージョンをダウンロードすることをおすすめします。
ただし、最新版で問題が発生する場合は、1つ前のバージョンを試してみてください。メーカーサイトでは通常、複数のバージョンが公開されています。
32ビット版と64ビット版の違いは?
Windowsのシステムの種類に対応しています。
- 64ビット版:現在のほとんどのパソコン
- 32ビット版:10年以上前の古いパソコン
間違ったバージョンをダウンロードするとインストールできないので、事前に確認が必要ですね。
ダウンロードは無料ですか?
はい、Realtek Audio Driverは完全無料です。
メーカー公式サイト、Realtek公式サイト、Windows Updateのいずれからダウンロードしても無料で利用できます。
有料のサードパーティ製「ドライバー更新ツール」もありますが、公式から無料でダウンロードできるので不要です。
自動更新は有効にすべきですか?
状況によります。
有効にするメリット
- 常に最新の状態を保てる
- セキュリティ更新が自動で適用される
無効にするメリット
- 不安定な更新を避けられる
- 動作している環境を維持できる
音声に問題がない場合は、現状のバージョンをそのまま使い続けるのも選択肢の一つです。
Microsoft Storeからダウンロードできますか?
ドライバー本体はMicrosoft Storeからはダウンロードできません。
ただし、「Realtek Audio Console」という設定アプリはMicrosoft Storeから入手できます。
ドライバー本体は、メーカーサイトまたはWindows Update経由でインストールする必要があるんですよ。
ダウンロードしたファイルを削除していいですか?
インストールが正常に完了し、動作確認ができたら削除して構いません。
ただし、再インストールが必要になる可能性もあるため、念のため保存しておくことをおすすめします。
保存する場合は、分かりやすい場所(デスクトップや専用フォルダ)に移動しておくと良いでしょう。
Realtek以外のドライバーが表示されます
お使いのパソコンがRealtek製のオーディオチップを使用していない可能性があります。
他のオーディオチップの例
- Intel High Definition Audio
- Conexant
- VIA
- IDT
デバイスマネージャーで表示されているデバイス名に応じたドライバーをダウンロードしてください。
まとめ:安全なダウンロードで快適なサウンド環境を
Realtek Audio Driverのダウンロードは、正しい手順を踏めば決して難しくありません。
ダウンロード方法のおすすめ優先順位
- パソコンメーカー公式サイト(最も推奨)
- マザーボードメーカー公式サイト(自作PCの場合)
- Windows Update(簡単だが制限あり)
- Realtek公式サイト(上級者向け)
メーカー公式サイトからダウンロードすれば、お使いのパソコンに最適化されたドライバーが入手でき、すべての機能を利用できるんですね。
ダウンロード前の確認事項
- パソコンのメーカーと型番
- Windowsのバージョン(10または11)
- システムの種類(32ビットまたは64ビット)
インストールの基本手順
- 既存のドライバーをアンインストール(推奨)
- ダウンロードしたファイルを実行
- 画面の指示に従ってインストール
- パソコンを再起動
- 動作確認
トラブルが発生した場合も、焦らず順番に対処していけば必ず解決できます。この記事を参考に、安全かつ確実にRealtek Audio Driverをダウンロード・インストールして、快適なサウンド環境を手に入れてくださいね!


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