Realtek Audio Consoleを起動しようとしたら、突然「RPCサービスに接続できません」というエラーが表示された…
こんな経験はありませんか?
このエラーが出ると、オーディオの設定ができなくなって困りますよね。でも安心してください。
この記事では、「RPCサービスに接続できません」エラーの原因と、確実に解決できる方法を詳しく解説していきます。
「RPCサービスに接続できません」エラーとは?

まず、このエラーがどういうものなのか理解しておきましょう。
「RPCサービスに接続できません」は、Realtek Audio ConsoleがWindowsの必要なサービスと通信できない状態を示すエラーメッセージです。
エラーが出るとどうなる?
このエラーが発生すると、次のような問題が起こります:
- Realtek Audio Consoleが起動できない
- オーディオ設定を変更できない
- スピーカーやマイクの詳細設定ができない
- イコライザーやサウンドエフェクトが使えない
つまり、Realtekの高度なオーディオ機能がまったく使えなくなってしまうんです。
なぜこのエラーが起きるの?
このエラーが発生する主な原因は以下の通りです:
原因1:Realtek HD Audio Universal Serviceが無効
最も多い原因がこれです。Realtek Audio Consoleの動作に必要なサービスが、何らかの理由で無効化されている状態ですね。
原因2:オーディオドライバーの問題
ドライバーが古かったり、破損していたりすると、このエラーが発生することがあります。
原因3:オーディオデバイスが無効
デバイスマネージャーでオーディオデバイス自体が無効になっている場合もあるんです。
原因4:Windows Audioサービスの停止
Windows側のオーディオ関連サービスが停止していると、RPCエラーが出ることがあります。
解決方法1:Realtek HD Audio Universal Serviceを有効化(最重要!)
多くの場合、この方法だけで解決します。
実は、不要なスタートアップアプリを整理しているときに、誤ってこのサービスを無効にしてしまうケースが非常に多いんです。
手順
手順1:タスクマネージャーを開く
キーボードで以下のいずれかの操作をします:
- Ctrl + Shift + Esc を同時に押す
- または、Ctrl + Alt + Delete を押して「タスクマネージャー」を選択
タスクマネージャーが開きます。
手順2:スタートアップタブを開く
タスクマネージャーの上部にある「スタートアップ」タブをクリックします。
Windows 11の場合は、左側のメニューから「スタートアップアプリ」を選択してください。
手順3:Realtekサービスを探す
スタートアップアプリの一覧から、以下のいずれかを探します:
- Realtek HD Audio Universal Service
- RtkAudUService64
これらが見つかったら、「状態」の欄を確認してください。
手順4:サービスを有効化
「状態」が「無効」になっている場合:
- 該当項目を右クリック
- 「有効化」または「有効にする」を選択
Windows 11の場合は、項目を選択してから右上の「有効にする」ボタンをクリックします。
手順5:パソコンを再起動
設定を反映させるため、必ずパソコンを再起動してください。
再起動後、Realtek Audio Consoleを起動して、エラーが解決したか確認しましょう。
もしスタートアップに項目がない場合
「Realtek HD Audio Universal Service」がスタートアップの一覧に表示されない場合があります。
この場合は、次の「解決方法2」以降を試してください。
解決方法2:オーディオデバイスを有効化
オーディオデバイス自体が無効になっていると、RPCエラーが発生することがあります。
手順
手順1:デバイスマネージャーを開く
以下のいずれかの方法で開きます:
方法A:
- Windowsキー + R を押す
- 「devmgmt.msc」と入力してEnterキーを押す
方法B:
- Windowsキー + X を押す
- メニューから「デバイスマネージャー」を選択
手順2:オーディオデバイスを探す
デバイスマネージャーが開いたら、「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の項目を展開します。
以下のようなデバイスを探してください:
- Realtek(R) Audio
- Realtek High Definition Audio
- Realtek Audio
手順3:デバイスの状態を確認
デバイスのアイコンに下向き矢印がついている場合、そのデバイスは無効になっています。
手順4:デバイスを有効化
無効になっているデバイスを右クリックして、「デバイスを有効にする」を選択します。
手順5:再起動して確認
パソコンを再起動してから、Realtek Audio Consoleを起動してみてください。
解決方法3:Windows Audioサービスを再起動
Windows側のオーディオサービスに問題がある場合もあります。
手順
手順1:サービス画面を開く
- Windowsキー + R を押す
- 「services.msc」と入力してEnterキーを押す
サービスの管理画面が表示されます。
手順2:必要なサービスを確認
以下のサービスを探して、状態を確認します:
- Windows Audio(または「Windows オーディオ」)
- Windows Audio Endpoint Builder(または「Windows Audio エンドポイント ビルダー」)
- Remote Procedure Call (RPC)
これらのサービスが「実行中」になっているか確認してください。
手順3:サービスを再起動
各サービスを右クリックして、以下の操作をします:
- 「再起動」が選択できる場合:「再起動」をクリック
- 「再起動」がグレーアウトしている場合:まず「停止」をクリックし、その後もう一度右クリックして「開始」をクリック
手順4:スタートアップの種類を確認
念のため、各サービスのスタートアップの種類も確認しておきましょう。
サービスをダブルクリックして、プロパティを開きます。
「スタートアップの種類」が「自動」になっていることを確認してください。
もし「手動」や「無効」になっていたら、「自動」に変更して「OK」をクリックします。
手順5:サービス画面を閉じて確認
サービス画面を閉じてから、Realtek Audio Consoleを起動してみましょう。
解決方法4:オーディオドライバーを更新
ドライバーが古い場合、RPCエラーが発生することがあります。
デバイスマネージャーから更新
手順1:デバイスマネージャーを開く
Windowsキー + X を押して、「デバイスマネージャー」を選択します。
手順2:オーディオデバイスを探す
「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開して、Realtekデバイスを探します。
手順3:ドライバーを更新
Realtekデバイスを右クリックして、「ドライバーの更新」を選択します。
手順4:更新方法を選択
表示される画面で、「ドライバーを自動的に検索」を選択します。
Windowsが最新のドライバーを自動的に検索してインストールします。
手順5:再起動
ドライバーの更新が完了したら、パソコンを再起動してください。
メーカーサイトから最新ドライバーをダウンロード
より確実な方法として、メーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードする方法もあります。
手順1:マザーボードまたはPCの型番を確認
- Windowsキー + R を押す
- 「msinfo32」と入力してEnter
- 「ベースボード製品」または「システムモデル」の欄を確認
手順2:メーカーサイトにアクセス
パソコンまたはマザーボードのメーカーサイトにアクセスします:
- ASUS
- MSI
- GIGABYTE
- ASRock
- Dell
- HP
- Lenovo
など、お使いの製品に応じたサイトを開いてください。
手順3:サポートページでドライバーを検索
型番を入力して、サポートページを開きます。
「ドライバー」や「ダウンロード」のセクションから、「オーディオドライバー」または「Realtek Audio Driver」を探してダウンロードします。
手順4:ドライバーをインストール
ダウンロードしたファイル(通常は.exeファイル)を実行して、画面の指示に従ってインストールします。
手順5:再起動
インストール完了後、必ずパソコンを再起動してください。
解決方法5:Realtekオーディオドライバーを再インストール

ドライバーが破損している場合は、完全に削除してから再インストールする必要があります。
手順
手順1:デバイスマネージャーを開く
Windowsキー + X を押して、「デバイスマネージャー」を選択します。
手順2:Realtekデバイスをアンインストール
「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開します。
「Realtek High Definition Audio」または「Realtek(R) Audio」を右クリックして、「デバイスのアンインストール」を選択します。
手順3:ドライバーソフトウェアも削除
アンインストールの確認画面が表示されたら、「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れます。
これが重要です!チェックを入れないと、完全に削除できません。
「アンインストール」ボタンをクリックします。
手順4:Realtek Audio Consoleもアンインストール
- Windowsキー + I を押して「設定」を開く
- 「アプリ」→「インストールされているアプリ」をクリック
- 「Realtek Audio Console」を探す
- 右側の「…」メニューをクリックして「アンインストール」を選択
手順5:パソコンを再起動
一度パソコンを再起動します。
再起動すると、Windowsが基本的なオーディオドライバーを自動的にインストールすることがあります。
手順6:最新ドライバーをインストール
メーカーサイトから最新のRealtekオーディオドライバーをダウンロードして、インストールします。
インストール時は、「Setup.exe」などのセットアッププログラムを必ず実行してください。
手順7:再度再起動
ドライバーのインストールが完了したら、もう一度パソコンを再起動します。
手順8:Realtek Audio Consoleを再インストール
Microsoft Storeから、Realtek Audio Consoleを再度ダウンロードしてインストールします。
Webブラウザで以下のURLにアクセス:
https://apps.microsoft.com/detail/9P2B8MCSVPLN
「Microsoft Storeで見る」をクリックして、インストールします。
解決方法6:Realtek Audio Consoleをリセット
アプリ自体に問題がある場合は、リセットすると解決することがあります。
手順
手順1:設定を開く
Windowsキー + I を押して、「設定」を開きます。
手順2:アプリページを開く
「アプリ」→「インストールされているアプリ」をクリックします。
手順3:Realtek Audio Consoleを探す
アプリ一覧から「Realtek Audio Console」を探します。
手順4:詳細オプションを開く
アプリ名の右側にある「…」メニューをクリックして、「詳細オプション」を選択します。
手順5:リセット
下にスクロールして、「リセット」セクションを探します。
「修復」ボタンをクリックして、まず修復を試みます。
それでも解決しない場合は、「リセット」ボタンをクリックします。
手順6:アプリを起動
リセット完了後、Realtek Audio Consoleを起動してみてください。
解決方法7:Windowsトラブルシューティングツールを実行
Windowsの組み込みトラブルシューティングツールも試してみましょう。
手順
手順1:設定を開く
Windowsキー + I を押して、「設定」を開きます。
手順2:トラブルシューティングを開く
Windows 11の場合:
- 「システム」をクリック
- 下にスクロールして「トラブルシューティング」をクリック
- 「その他のトラブルシューティング ツール」をクリック
Windows 10の場合:
- 「更新とセキュリティ」をクリック
- 「トラブルシューティング」をクリック
- 「追加のトラブルシューティング ツール」をクリック
手順3:オーディオのトラブルシューティングを実行
「オーディオの再生」または「サウンドの問題の解決」の横にある「実行」ボタンをクリックします。
手順4:画面の指示に従う
トラブルシューティングツールが自動的に問題を検出して、修正を試みます。
画面の指示に従って進めてください。
手順5:結果を確認
トラブルシューティングが完了したら、Realtek Audio Consoleを起動してみましょう。
解決方法8:BIOSでオンボードオーディオを確認(上級者向け)
まれに、BIOSでオンボードオーディオが無効になっている場合があります。
注意点
この方法は、パソコンの設定に詳しい方向けです。
BIOSの設定を誤ると、パソコンが起動しなくなる可能性があるので、慎重に行ってください。
手順
手順1:BIOSに入る
パソコンを再起動して、起動時に特定のキーを押してBIOSに入ります。
メーカーによって異なりますが、一般的には:
- Delete キー
- F2 キー
- F10 キー
- F12 キー
のいずれかです。
手順2:オーディオ設定を探す
BIOS画面で、以下のような項目を探します:
- Onboard Audio
- HD Audio
- Realtek Audio
- Azalia Audio
通常、「Advanced」や「Integrated Peripherals」などのセクションにあります。
手順3:設定を確認
オーディオが「Enabled」または「有効」になっているか確認します。
もし「Disabled」や「無効」になっていたら、「Enabled」に変更してください。
手順4:設定を保存して終了
F10キーを押すか、「Save & Exit」を選択して、設定を保存してBIOSを終了します。
パソコンが再起動します。
手順5:Windowsで確認
Windows起動後、デバイスマネージャーでRealtekデバイスが認識されているか確認してください。
それでも解決しない場合の対処法
上記のすべての方法を試してもエラーが解消しない場合は、以下の可能性があります。
Windows Updateの問題
Windows Updateによって、互換性のないドライバーが自動インストールされている可能性があります。
対処法:
- Windowsキー + I で「設定」を開く
- 「Windows Update」→「更新の履歴」を確認
- 最近のドライバー更新をアンインストール
- メーカー公式ドライバーを手動でインストール
ハードウェアの故障
オーディオチップ自体が故障している可能性もゼロではありません。
確認方法:
別のオーディオデバイス(USB接続のヘッドセットなど)で音が出るか確認してみてください。
USB接続のデバイスで音が出る場合、オンボードオーディオに問題がある可能性が高いです。
代替ソリューション
どうしてもRealtek Audio Consoleが使えない場合は、以下の代替手段を検討してください:
イコライザーアプリを使う:
- Equalizer APO(無料)
- Boom 3D
- FxSound
これらのアプリでも、音質調整が可能です。
外付けDACやアンプを使う:
USB接続の外付けDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)を使えば、PC内蔵のオーディオチップに依存せず、高音質を実現できます。
価格は数千円から数万円まで幅広くあります。
まとめ:確実に解決するための手順
ここまで、「RPCサービスに接続できません」エラーの様々な解決方法を見てきました。
最も効果的な解決手順をまとめると:
ステップ1:まずこれを試す
タスクマネージャーのスタートアップタブで、「Realtek HD Audio Universal Service」を有効化して再起動
ステップ2:ダメならこれ
デバイスマネージャーでRealtekオーディオデバイスを有効化
ステップ3:それでもダメなら
Windows Audioサービスを再起動
ステップ4:まだ解決しない場合
オーディオドライバーを完全に削除して、メーカーサイトから最新版を再インストール
ステップ5:最終手段
Realtek Audio Consoleを削除して再インストール
ほとんどの場合、ステップ1か4で解決します。
特に、スタートアップでRealtek HD Audio Universal Serviceを有効化する方法は、非常に多くのユーザーに効果があった解決策です。
もし不要なスタートアップアプリを整理したことがあるなら、まずこの方法を試してみてください。
それでも解決しない場合は、ドライバーの完全な再インストールが確実です。
少し手間はかかりますが、この記事の手順通りに進めれば、必ず解決できるはずです。
Realtek Audio Consoleが使えるようになれば、快適なオーディオ環境が手に入ります。
ぜひこの記事を参考に、エラーを解決してくださいね!

コメント