[R言語]データフレームの合計値を取得する(dataframe get sum)には？

どうも、ちょげ(@chogetarou)です。

データフレーム(DataFrame)の合計値を取得する方法を紹介します。

方法
1. 列
2. 行
まとめ

方法

データフレーム(DataFrame)の合計値を取得する方法は、２つあります。

列

ひとつは、列の合計値を取得する方法です。

まず、colSums()を呼び出します。

そして、colSums()の引数にデータフレを指定します。

#data=対象のデータフレーム,
result <- colSums(data)

上記のcolSums()は、対象のデータフレームの全ての列の合計値を取得します。

もし、特定の列のみの合計値を取得したい場合は、sum()を使います。

まず、sum()を呼び出します。

そして、sum()の引数で、データフレームの列を「$」で選択します。

#特定の列のみの合計値を取得
#data=対象のデータフレーム, column=対象の列
result <- sum(data$column)

上記のsum()は、対象のデータフレーム(DataFrame)の指定した列の合計値を取得します。

使用例

nums <- data.frame(col1=c(1, 2, 3, 4, 5),
                 col2=c(6, 7, 8, 9, 10),
                 col3=c(11, 12, 13, 14, 15),
                 col4=c(16, 17, 18, 19, 20))

result <- colSums(nums)

nums
result

  col1 col2 col3 col4
1    1    6   11   16
2    2    7   12   17
3    3    8   13   18
4    4    9   14   19
5    5   10   15   20

col1 col2 col3 col4 
  15   40   65   90

使用例２

person <- data.frame (
  Name = c("Kenji", "Tsutomu", "Natsume", "Wataru", "Yume"),
  Age = c(22, 15, 19, 30, 23)
)

result <- sum(person$Age)

result

出力：
[1] 109

行

もうひとつは、行の合計値を取得する方法です。

まず、rowSums()を呼び出します。

そして、rowSums()の引数に対象のデータフレームを指定します。

#data=対象のデータフレーム
result <- rowSums(data)

上記のrowSums()は、対象のデータフレーム(DataFrame)の全ての行の合計値を取得します。

使用例

nums <- data.frame(col1=c(1, 2, 3, 4, 5),
                 col2=c(6, 7, 8, 9, 10),
                 col3=c(11, 12, 13, 14, 15),
                 col4=c(16, 17, 18, 19, 20))

result <- rowSums(nums)

nums
result

出力：
  col1 col2 col3 col4
1    1    6   11   16
2    2    7   12   17
3    3    8   13   18
4    4    9   14   19
5    5   10   15   20

[1] 34 38 42 46 50