PowerPointやWord、ExcelにあるCopilotアイコンが邪魔だと感じることはありませんか？この記事では、Copilotアイコンを非表示にする3つの方法をご紹介します。それぞれの手順を詳しく説明するので、あなたの環境に合った方法を選んでください。
方法1：Enable Copilot設定をオフにする（おすすめ）
この方法が最も確実で、副作用も少ないためおすすめです。
Windows版での手順
設定画面を開く
- PowerPointを起動します
- 画面上部の「ファイル」をクリックします
- 「オプション」を選択します（キーボードなら Alt + F を押してから T を押しても同じ操作ができます）
Copilot設定を変更する
- 左側のメニューから「Copilot」を選択します
- 「Enable Copilot」のチェックボックスを外します
- 「OK」ボタンをクリックして設定を保存します
設定を反映させる
- PowerPointを完全に終了します
- もう一度PowerPointを起動します
- リボン上のCopilotアイコンが消えていることを確認します
Mac版での手順
環境設定を開く
- PowerPointを起動します
- メニューバーの「PowerPoint」をクリックします
- 「環境設定」を選択します
Copilot設定を変更する
- 「Authoring & Proofing Tools」をクリックします
- 「Copilot」を選択します
- 「Enable Copilot」のチェックボックスを外します
- 設定画面を閉じます
設定を反映させる
- PowerPointを完全に終了します
- もう一度PowerPointを起動します
他のアプリでも同様に設定可能
WordやExcelでも、同じ手順でCopilotアイコンを非表示にできます。各アプリケーションで個別に設定する必要があります。
方法2：プライバシー設定をオフにする
「Enable Copilot」の項目が見つからない場合は、この方法を試してください。
設定手順
アカウント設定を開く
- PowerPointで「ファイル」をクリックします
- 「アカウント」を選択します
- 「プライバシー設定」をクリックします
- 「設定の管理」を選択します
機能を無効にする
- 「コンテンツを分析する機能を有効にする」のチェックを外します
- 設定を保存します
- PowerPointを再起動します
この方法の注意点
この設定を変更すると、Copilot以外のAI機能も制限される可能性があります。翻訳機能やスマート検索などが使えなくなる場合があるので、必要に応じて設定を戻してください。
方法3：新しいウィンドウで一時的に非表示（裏ワザ）
Copilot機能は残したいけれど、アイコンだけを一時的に消したい場合の方法です。
操作手順
新しいウィンドウを作る
- PowerPointで作業中のファイルを開きます
- 「表示」タブをクリックします
- 「新しいウィンドウ」を選択します
ウィンドウを使い分ける
- 新しく開いたウィンドウで作業を続けます
- 元のウィンドウは最小化しておきます
- 新しいウィンドウでは、スライド上部の浮遊アイコンが表示されません
この方法の制限
この方法は一時的な解決策です。毎回新しいウィンドウを作る必要があり、作業効率が下がる可能性があります。また、アプリを再起動すると設定が元に戻ってしまいます。
各方法の比較表
| 方法 | 簡単さ | 効果の持続性 | 他機能への影響 |
|---|---|---|---|
| Enable Copilotオフ | ★★★ | ★★★ | なし |
| プライバシー設定オフ | ★★☆ | ★★★ | 他のAI機能も制限 |
| 新しいウィンドウ | ★★☆ | ★☆☆ | 作業効率の低下 |
よくある質問と対処法
設定後もアイコンが表示される場合
アプリを完全に終了して再起動してください。タスクバーに残っている場合は、右クリックして「ウィンドウを閉じる」を選択します。
アップデート後に設定が戻ってしまう場合
Microsoft 365の大きなアップデートの後は、設定が初期化されることがあります。その場合は、もう一度設定を行ってください。
MacとWindowsで手順が違う理由
MacとWindowsでは、アプリケーションの設計が異なるため、設定画面の場所や名前が違います。基本的な機能は同じですが、操作方法が少し変わります。
まとめ
Copilotアイコンを非表示にする方法として、3つの選択肢をご紹介しました。
おすすめの順番
- 最初に試す方法：Enable Copilot設定をオフにする
- 上記で解決しない場合：プライバシー設定をオフにする
- 緊急時の対処法：新しいウィンドウを使用する
最も確実な方法
「ファイル」→「オプション」→「Copilot」から「Enable Copilot」のチェックを外して、アプリを再起動する方法が最もシンプルで確実です。
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