PCリアルタイム監視ツール完全ガイド|パソコンの状態を常にチェックする方法

プログラミング・IT

パソコンを使っていると、こんな状況に遭遇することがあります。

「突然動作が遅くなった…」
「ファンの音がうるさくなってきた…」
「何かのプログラムが暴走している気がする…」
「メモリが足りないのか、CPUが忙しいのか分からない…」

そんな時に役立つのが リアルタイム監視ツール です。

この記事では、パソコンの状態を常に監視できる便利なツールについて、Windows・Linux・macOS別に、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

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  1. リアルタイム監視ツールとは何か?
    1. 車のメーターに例えると分かりやすい
    2. 何が監視できるのか?
    3. なぜ必要なのか?
  2. Windows向けリアルタイム監視ツール
    1. タスクマネージャー(標準搭載)
    2. リソースモニター(標準搭載)
    3. Process Explorer(無料・高機能)
    4. Process Hacker 2(無料・オープンソース)
    5. HWiNFO(無料・ハードウェア監視特化)
    6. Open Hardware Monitor(無料・オープンソース)
  3. Linux向けリアルタイム監視ツール
    1. top(標準搭載)
    2. htop(topの改良版)
    3. glances(総合監視ツール)
    4. iotop(ディスクI/O監視特化)
    5. nethogs(ネットワーク監視特化)
    6. nmon(IBM製の総合監視ツール)
    7. btop++(最新の美しい監視ツール)
    8. dstat(統計情報の総合表示)
  4. macOS向けリアルタイム監視ツール
    1. アクティビティモニタ(標準搭載)
    2. iStat Menus(有料・高機能)
    3. Stats(無料・オープンソース)
    4. Terminal(標準搭載のtopコマンド)
    5. htop for macOS
  5. クロスプラットフォームツール
    1. Netdata(Webベース監視)
    2. Grafana + Prometheus(本格的な監視システム)
  6. 実践的な使用例
    1. 例1:パソコンが重い原因を特定する
    2. 例2:メモリリークを発見する
    3. 例3:ネットワーク通信を監視する
    4. 例4:温度を監視する(オーバーヒート対策)
    5. 例5:ディスクが遅い原因を特定
  7. トラブルシューティングでの活用
    1. 問題1:パソコンの起動が遅い
    2. 問題2:突然動作が重くなる
    3. 問題3:ファンがうるさい
    4. 問題4:インターネットが遅い
  8. ベストプラクティス
    1. 1. 常時監視は必要ない
    2. 2. 複数のツールを使い分ける
    3. 3. ベースラインを把握する
    4. 4. ログを記録する
    5. 5. 警告閾値を設定
  9. まとめ:適切な監視でパソコンを快適に

リアルタイム監視ツールとは何か?

リアルタイム監視ツールとは、パソコンの動作状況を常に表示し続けるソフトウェアのことです。

一言で言うと、パソコンの「健康診断」を常に行い、状態をリアルタイムで見せてくれる道具です。

車のメーターに例えると分かりやすい

車の運転席には、様々なメーターがありますよね。

  • スピードメーター:速度
  • タコメーター:エンジンの回転数
  • 燃料計:ガソリン残量
  • 水温計:エンジンの温度

これらは、車の状態を常に教えてくれます。

パソコンのリアルタイム監視ツールも同じです:

  • CPU使用率:プロセッサーの負荷
  • メモリ使用量:RAMの使用状況
  • ディスクI/O:ストレージの読み書き
  • ネットワーク使用量:通信量

何が監視できるのか?

リアルタイム監視ツールで確認できる主な情報:

CPU(プロセッサー):

  • 使用率(何%使われているか)
  • 各コアの使用状況
  • どのプログラムがCPUを使っているか
  • 動作周波数
  • 温度(ツールによる)

メモリ(RAM):

  • 使用量と空き容量
  • 使用率(何%使われているか)
  • どのプログラムがメモリを使っているか
  • スワップの使用状況

ディスク(ストレージ):

  • 読み書き速度
  • 使用中のプログラム
  • I/O待ち状態のプロセス

ネットワーク:

  • 送信速度と受信速度
  • どのプログラムが通信しているか
  • 接続数

プロセス(実行中のプログラム):

  • 実行中のプログラム一覧
  • 各プログラムのリソース使用量
  • プログラムの起動時間
  • プログラムの優先度

なぜ必要なのか?

理由1:問題の特定
「重い」という感覚を、具体的な数値で確認できます。

理由2:トラブルシューティング
どのプログラムが問題を起こしているか、すぐに分かります。

理由3:パフォーマンスの最適化
どのリソースがボトルネック(障害)になっているか把握できます。

理由4:予防保守
問題が深刻になる前に、兆候を察知できます。

理由5:学習
パソコンの動作原理を理解する助けになります。

Windows向けリアルタイム監視ツール

Windowsで使える監視ツールを紹介します。

タスクマネージャー(標準搭載)

起動方法:

  • Ctrl + Shift + Esc
  • またはCtrl + Alt + Delete → タスクマネージャー
  • タスクバー右クリック → タスクマネージャー

特徴:

  • Windows標準装備
  • 追加インストール不要
  • 基本的な情報を確認可能

見るべきタブ:

プロセスタブ:

  • 実行中のプログラム一覧
  • CPU、メモリ、ディスク、ネットワークの使用量

パフォーマンスタブ:

  • CPUの詳細グラフ
  • メモリの使用状況
  • ディスクとネットワークの統計

詳細タブ:

  • より詳しいプロセス情報
  • プロセスIDやユーザー名

使い方のコツ:

  1. 「CPU」列をクリックして使用率でソート
  2. 使用率が高いプログラムを特定
  3. 不要なら右クリック → タスクの終了

リソースモニター(標準搭載)

起動方法:

  • タスクマネージャー → パフォーマンスタブ → 「リソースモニターを開く」
  • または「perfmon /res」をファイル名を指定して実行

特徴:

  • タスクマネージャーより詳細
  • リアルタイムグラフ
  • ネットワーク接続の詳細

確認できる情報:

  • どのプロセスがどのファイルを開いているか
  • ディスクの読み書きをしているプロセス
  • ネットワーク接続とポート

Process Explorer(無料・高機能)

提供元: Microsoft(元Sysinternals)

ダウンロード:
Microsoft公式サイトから無料でダウンロード可能

特徴:

  • タスクマネージャーの上位版
  • プロセスの親子関係が分かる
  • 各プロセスが使っているDLLやハンドルを表示
  • カラフルで見やすい

おすすめポイント:

  • どのプログラムがファイルをロックしているか分かる
  • CPUやメモリの履歴グラフ
  • プロセスツリー表示が便利

Process Hacker 2(無料・オープンソース)

特徴:

  • Process Explorerに似た高機能ツール
  • オープンソース
  • 軽量で高速

機能:

  • 詳細なプロセス情報
  • ネットワーク接続の監視
  • サービスの管理
  • GPU使用率の表示

HWiNFO(無料・ハードウェア監視特化)

特徴:

  • ハードウェアの温度監視に特化
  • センサー情報が非常に詳細
  • ログ記録機能

監視できる情報:

  • CPU温度
  • GPU温度
  • マザーボード温度
  • ファン回転数
  • 電圧

用途:

  • オーバークロック時の監視
  • 冷却システムのチェック
  • 温度によるトラブルシューティング

Open Hardware Monitor(無料・オープンソース)

特徴:

  • 軽量なハードウェア監視ツール
  • 温度、電圧、ファン速度を表示
  • タスクトレイに常駐可能

メリット:

  • インストール不要で動作
  • シンプルで分かりやすい

Linux向けリアルタイム監視ツール

Linuxで使える強力な監視ツールです。

top(標準搭載)

起動方法:

top

特徴:

  • ほぼすべてのLinuxに標準装備
  • ターミナル上で動作
  • リアルタイム更新

基本的な見方:

top - 10:45:23 up 5 days,  3:21,  2 users,  load average: 0.15, 0.20, 0.18
Tasks: 245 total,   1 running, 244 sleeping,   0 stopped,   0 zombie
%Cpu(s):  5.2 us,  2.1 sy,  0.0 ni, 92.5 id,  0.1 wa,  0.0 hi,  0.1 si,  0.0 st
MiB Mem :  15889.5 total,   8234.6 free,   4123.2 used,   3531.7 buff/cache
MiB Swap:   2048.0 total,   2048.0 free,      0.0 used.  11234.5 avail Mem

  PID USER      PR  NI    VIRT    RES    SHR S  %CPU  %MEM     TIME+ COMMAND
 1234 user      20   0 1234567  123456  12345 S   5.2   0.8   1:23.45 firefox

主要な情報:

  • load average:システム負荷(1分、5分、15分の平均)
  • %CPU:CPU使用率
  • %MEM:メモリ使用率
  • PID:プロセスID
  • COMMAND:プログラム名

便利なキー操作:

  • 1:各CPUコアを個別表示
  • Shift + M:メモリ使用量でソート
  • Shift + P:CPU使用率でソート
  • k:プロセスを終了(kill)
  • q:topを終了

htop(topの改良版)

インストール:

# Ubuntu/Debian
sudo apt install htop

# Fedora/RHEL
sudo dnf install htop

# Arch Linux
sudo pacman -S htop

起動方法:

htop

特徴:

  • topより見やすくカラフル
  • マウス操作が可能
  • CPUやメモリの視覚的なバー表示
  • プロセスツリー表示

操作方法:

  • F1:ヘルプ
  • F2:設定
  • F3:検索
  • F4:フィルター
  • F5:ツリー表示
  • F6:ソート項目変更
  • F9:プロセスを終了
  • F10:終了

glances(総合監視ツール)

インストール:

# Ubuntu/Debian
sudo apt install glances

# Fedora/RHEL
sudo dnf install glances

# pipでインストール
pip install glances

起動方法:

glances

特徴:

  • 1画面にすべての情報を表示
  • カラフルで見やすい
  • 自動的に問題箇所を強調表示
  • Webインターフェースも提供

表示される情報:

  • CPU使用率(コア別)
  • メモリとスワップ
  • ネットワークトラフィック
  • ディスクI/O
  • ファイルシステムの使用率
  • プロセス一覧
  • センサー情報(温度など)
  • Dockerコンテナ(ある場合)

操作キー:

  • 1:CPU詳細表示
  • d:ディスク詳細
  • n:ネットワーク詳細
  • s:センサー情報
  • q:終了

iotop(ディスクI/O監視特化)

インストール:

# Ubuntu/Debian
sudo apt install iotop

# Fedora/RHEL
sudo dnf install iotop

起動方法:

sudo iotop

特徴:

  • ディスクの読み書きに特化
  • どのプロセスがディスクを使っているか一目瞭然
  • 読み書き速度をリアルタイム表示

用途:

  • ディスクが遅い原因を特定
  • バックグラウンドで動くプロセスの発見

nethogs(ネットワーク監視特化)

インストール:

# Ubuntu/Debian
sudo apt install nethogs

# Fedora/RHEL
sudo dnf install nethogs

起動方法:

sudo nethogs

特徴:

  • プロセスごとのネットワーク使用量を表示
  • どのプログラムが通信しているか分かる
  • 送信・受信を分けて表示

用途:

  • 帯域を占有しているプログラムの特定
  • 不正な通信の検出

nmon(IBM製の総合監視ツール)

インストール:

# Ubuntu/Debian
sudo apt install nmon

# Fedora/RHEL
sudo dnf install nmon

起動方法:

nmon

特徴:

  • IBMが開発した監視ツール
  • 対話的なメニュー
  • データをファイルに記録可能

操作方法:

  • c:CPUグラフ表示
  • m:メモリ統計
  • d:ディスク統計
  • n:ネットワーク統計
  • t:上位プロセス
  • q:終了

btop++(最新の美しい監視ツール)

インストール:

# snapを使う場合
sudo snap install btop

# ソースからビルド
git clone https://github.com/aristocratos/btop.git
cd btop
make
sudo make install

特徴:

  • 非常に美しいUI
  • マウス操作対応
  • グラフが見やすい
  • テーマのカスタマイズ可能
  • 最新の技術で作られている

dstat(統計情報の総合表示)

インストール:

# Ubuntu/Debian
sudo apt install dstat

起動方法:

dstat

特徴:

  • vmstat、iostat、netstatの機能を統合
  • カスタマイズ性が高い
  • 複数の統計を1行で表示

macOS向けリアルタイム監視ツール

macOSで使える監視ツールです。

アクティビティモニタ(標準搭載)

起動方法:

  • アプリケーション → ユーティリティ → アクティビティモニタ
  • またはSpotlightで「アクティビティモニタ」と検索

特徴:

  • macOS標準装備
  • 分かりやすいGUI
  • リアルタイムグラフ

5つのタブ:

  1. CPU:プロセッサー使用率
  2. メモリ:RAM使用状況
  3. エネルギー:バッテリー消費
  4. ディスク:ストレージの読み書き
  5. ネットワーク:通信量

iStat Menus(有料・高機能)

特徴:

  • メニューバーに常駐
  • カスタマイズ性が高い
  • 美しいデザイン

監視できる情報:

  • CPU使用率と温度
  • メモリ使用量
  • ネットワーク速度
  • ディスクアクティビティ
  • バッテリー情報
  • 天気予報(おまけ機能)

Stats(無料・オープンソース)

特徴:

  • iStat Menusの無料代替
  • メニューバーに表示
  • 軽量

ダウンロード:
GitHub(github.com/exelban/stats)から無料で入手可能

Terminal(標準搭載のtopコマンド)

起動方法:

top

macOS版のtopは、Linux版と少し異なりますが基本は同じです。

htop for macOS

インストール(Homebrewが必要):

brew install htop

起動:

htop

クロスプラットフォームツール

どのOSでも使えるツールです。

Netdata(Webベース監視)

特徴:

  • ブラウザで確認できる
  • リアルタイムグラフが美しい
  • サーバー監視に最適
  • 警告機能付き

インストール(Linux):

bash <(curl -Ss https://my-netdata.io/kickstart.sh)

アクセス:
ブラウザで http://localhost:19999

Grafana + Prometheus(本格的な監視システム)

特徴:

  • エンタープライズレベルの監視
  • カスタマイズ可能なダッシュボード
  • 長期的なデータ保存
  • 警告通知機能

用途:

  • サーバー監視
  • 複数マシンの統合監視
  • 本格的な運用環境

実践的な使用例

実際の場面での使い方を紹介します。

例1:パソコンが重い原因を特定する

ステップ1:全体像を把握

Windowsの場合:

Ctrl + Shift + Esc でタスクマネージャーを開く
→ パフォーマンスタブを確認

Linuxの場合:

htop

ステップ2:ボトルネックを特定

  • CPUが100%近い → CPU負荷が高い
  • メモリが90%以上 → メモリ不足
  • ディスクが100% → ディスクI/Oの問題

ステップ3:原因プロセスを特定

使用率でソートして、上位のプロセスを確認します。

例2:メモリリークを発見する

メモリリークとは:
プログラムがメモリを解放せず、使用量が増え続ける現象

確認方法:

# Linuxの場合
htop
# Shift + M でメモリ使用量でソート
# 時間経過でメモリ使用量が増え続けるプロセスを探す

対処:
問題のプロセスを再起動する

例3:ネットワーク通信を監視する

目的: どのプログラムがインターネットを使っているか確認

Linuxの場合:

sudo nethogs

Windowsの場合:

  • タスクマネージャー → プロセスタブ → ネットワーク列でソート

例4:温度を監視する(オーバーヒート対策)

目的: CPUやGPUが熱暴走していないか確認

Windowsの場合:

  • HWiNFOを起動してセンサー情報を表示

Linuxの場合:

# sensorsコマンドをインストール
sudo apt install lm-sensors
sudo sensors-detect  # 初回のみ

# 温度を表示
sensors

危険なサイン:

  • CPU温度が80℃以上
  • GPU温度が85℃以上

例5:ディスクが遅い原因を特定

目的: どのプログラムがディスクを酷使しているか

Linuxの場合:

sudo iotop

Windowsの場合:

  • リソースモニターを開く → ディスクタブ

トラブルシューティングでの活用

具体的な問題への対処法です。

問題1:パソコンの起動が遅い

確認方法:

Windowsの場合:

  1. タスクマネージャー → スタートアップタブ
  2. 起動時に自動実行されるプログラムを確認
  3. 不要なものを無効化

Linuxの場合:

systemd-analyze blame

起動時間がかかっているサービスが表示されます。

問題2:突然動作が重くなる

確認手順:

  1. 監視ツールを起動したまま待機
htop
  1. 重くなった瞬間を確認
  • どのプロセスがリソースを使っているか
  • CPU、メモリ、ディスクのどれが問題か
  1. 問題のプロセスに対処
  • 不要なら終了
  • 必要なら設定を見直す

問題3:ファンがうるさい

原因の特定:

  1. 温度を確認
  • 高温が原因でファンが全力回転
  1. CPUやGPU使用率を確認
  • 何かのプログラムが負荷をかけている
  1. バックグラウンドプロセスをチェック
  • Windows Update
  • ウイルススキャン
  • バックアップソフト

問題4:インターネットが遅い

確認方法:

Linuxの場合:

sudo nethogs

Windowsの場合:

  • タスクマネージャー → パフォーマンスタブ → イーサネット/Wi-Fi
  • どのプロセスが帯域を使っているか確認

ベストプラクティス

効果的に監視ツールを使う方法です。

1. 常時監視は必要ない

やるべきこと:

  • 問題が起きた時に起動
  • 定期的に状態をチェック

やらないこと:

  • 監視ツール自体がリソースを使う
  • 24時間起動しっぱなし(サーバー以外)

2. 複数のツールを使い分ける

総合監視: htop、glances
ディスク専門: iotop
ネットワーク専門: nethogs
温度監視: sensors、HWiNFO

3. ベースラインを把握する

平常時の状態を知る:

  • 通常時のCPU使用率
  • 通常時のメモリ使用量
  • アイドル時の温度

異常を判断するための基準になります。

4. ログを記録する

長期的な問題の発見:

# glancesでログ記録
glances --export-csv /tmp/glances.csv

# nmonでログ記録
nmon -f -s 10 -c 360

5. 警告閾値を設定

自動的に通知:

  • CPU使用率が80%を超えたら警告
  • メモリ使用率が90%を超えたら警告
  • 温度が75℃を超えたら警告

NetdataやGrafanaで設定可能です。

まとめ:適切な監視でパソコンを快適に

リアルタイム監視ツールは、パソコンの健康状態を把握するための必須ツールです。

この記事のポイント:

  • 監視ツールでCPU、メモリ、ディスク、ネットワークを確認
  • WindowsならタスクマネージャーとProcess Explorer
  • Linuxならhtop、glances、iotop
  • macOSならアクティビティモニタとStats
  • 問題が起きたらまず監視ツールで原因を特定

OS別おすすめツール:

Windows:

  • 標準:タスクマネージャー
  • 高機能:Process Explorer
  • 温度監視:HWiNFO

Linux:

  • 総合:htop、glances
  • ディスク:iotop
  • ネットワーク:nethogs

macOS:

  • 標準:アクティビティモニタ
  • 常駐型:Stats(無料)

基本的な使い方:

# Linux
htop  # 総合監視
sudo iotop  # ディスク監視
sudo nethogs  # ネットワーク監視

# Windows
タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)

覚えておきたいこと:

  1. 問題が起きたらまず監視ツールを起動
  2. CPU、メモリ、ディスクのどれがボトルネックか確認
  3. 原因のプロセスを特定して対処
  4. 平常時の状態を把握しておく
  5. 必要に応じて複数のツールを使い分ける

リアルタイム監視ツールは、パソコンの「今」を教えてくれる頼もしい相棒です。

「なんか重い」という曖昧な感覚を、具体的な数値とプロセス名に変えてくれます。

ぜひこの記事で紹介したツールを使って、あなたのパソコンを快適に保ってくださいね!

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